自分をDIOだと思い込んでいる一般人   作:rkz

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小説初心者なので文章におかしなところがあったりするかもしれませんがどうぞよろしくお願い致します。


一話 《目覚め》個性の名は――

目を開けると眩しいと感じる。前がよく見えない。寝起きのせいで頭がボーっとしている。体がだるく、喉も渇わいている。

 

 

 

 

 

 

 

少しの時間が経ち意識がはっきりしてきた。ここはどこだろうか。目の前の景色に見覚えがない。辺りを見回すとここは病院か保健室で、自分はベッドで寝ていたようだ。何故こんなところに居るのかと思い、自分の最後の記憶を思い出してみる……確か家に帰る途中の交差点でトラックに轢かれたのだった! ――ということは、轢かれた後なんとか生きてて病院に担ぎ込まれたのだろうか。そんなことを考えていると看護婦らしき人が部屋に入ってくる。俺が起きている事に気づいたらしく

 

「気がついたんですね、水無(ミズナシ)さん。いま先生を呼んできますね。」

 

と言って部屋から小走りで出て行った。誰かと名前間違えてませんか? この部屋には俺しかいない。 

 

 

 

 

 

 

 

看護婦が中年の医者を連れてきた。

 

「水だ、飲むといい」

 

医者は水の入ったコップを渡してくる。

 

コップを受け取ろうとしたとき俺の体から腕のようなものが出てきてコップをつかんだ。

 

「うわっ‼」

 

俺は驚いて間抜けな声を出してしまう。

 

しかし、看護婦と医者はあまり驚いていない様だ。

 

この状況に訳が分からない、といった顔をしていると

 

「それは君の個性なんじゃないかい?」

 

と医者に問いかけられる。

 

「個性?」

 

俺が聞き返すと驚いた様子で

 

「個性を知らないのかい?」

 

と聞いてくる。

 

個性という単語は知っているが、こんなおかしな現象を俺は知らない。

 

 

 

 

 

それから色々な事を教えてもらいようやく自分がどんな状況に置かれているのかを理解することが出来た。

 

多分俺はあの時トラックに轢かれて死んでしまってらしく、どういう訳か水無時也(ミズナシ トキヤ)という少年の体に転生してしまったようだ。年は14歳らしい。俺は向こうでは18歳だったので体が一回り小さくなって違和感を感じている。親はおらず一人暮らしらしい。因みにこの少年もトラックに轢かれてしまったようで一度心臓が止まっているらしい。少年の魂がどこへ行ってしまったか等は深く考えないでいいのだろう……多分。もしも文句を言われたら謝ろう。あと俺が転生したのは個性という能力をみんなが使える世界で、俺がいた所とはパラレルワールドなのだと思う。だって知ってる地名もあったし。この世の常識どころか自分の名前も分かっていない、と思われている俺は記憶喪失扱いに落ち着いた。転生しましたなんて言えるわけがない。

 

先生には色々教えてもらったし、水無時也についても少し調べってもらったりしてかなりお世話になった。

体は大丈夫そうなのでさっさと退院だ。 

 

 

 

 

 

そして‼‼‼‼‼‼

 

俺の個性、人型で俺の体から出てきてよく見るとうっすら透けていて三角形のマスクを被ったような顔で金色の体。

 

間違いない、俺の個性は俺が最も憧れたあの男(DIO)のスタンド《ザ・ワールド》だ!

 

これはめちゃくちゃ興奮する。死んだと思ったら、超能力の使える世界になっていて、俺の能力がザ・ワールドだなんて!

叶わないはずの夢が叶った気分だ!いや実際そうなのだが。そうとなればやりたい事がある。それは、DIOになりきってみたいということだ。

悪のカリスマをかっこいいと思っている俺としてはこの能力を持っていると知り、居ても立っても居られないのだ。決めたぞ、俺はDIOになる。そして《誰にも負けない男》を目指す。世界征服はまだ出来る気がしない。

 

こちらには《ジョジョの奇妙な冒険》はないらしいので特に文句をつけられる事はないだろうし、何よりDIOを演じているという事は誰も分からないのでそこまで恥ずかしくない。これからこの個性を使うのが楽しみだ。

「ザ・ワールドの力を世界に見せつけてやる。」

 

 

 

 

 

 

 

 

「しかし不思議な少年だったな」

「確かに記憶喪失で常識を忘れるというのは初めて見ましたが」

「それもそうなんだが、私が言っているのは体のほうだ」

「体ですか?」

「頭を打ち脳は大ダメージを受け、心臓も一度止まっている。それほどの事故だったのにも関わらずあそこまで回復するなんて実に不思議だ」

「彼の個性は体の回復に関係しそうな個性でもなかったですよね」」

「うむ」




見ていただいてありがとうございました
ハーメルンの他の作者様の書き方を参考に書きました
文字詰め詰めで見にくかったらごめんなさいです

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