ソードアートオンライン~Immortal Legends~ 作:ワッタン2906
小説を初めて書くので至らぬ点が色々とございますがご了承ください。
タグにオリキャラと書いていますが一話目には出てきません
※この小説はかなりオリキャラを出す予定なので苦手な人はご注意を
それでは一話目をどうぞ‼
2022年11月6日(日) AM2時──東京都某所アーガス本社 地下5階──
ある1人の男が巨大なサーバーシステムの前に立っていた。どうやらシステムの最終調整をしているようだ。
このシステムの名は「Cardinal System(カーディナル システム)」、通称「カーディナル」。
このシステムはとあるゲームを制御、監視しメンテナンスを不要とし二つのコアプログラムが互いを制御しながら世界のバランスを修正、制御し常に最適な状況を作り出すように設計されている。
何故このように設計されたのかと言うとそれは、男の願いを叶えるためだった。
──システムが正常に起動されました。──
──16時間後に命令を実行します。──
どうやらシステムの最終調整が終わったようだ。アナウンスを聞きながら男はこう呟いた。
「もうすぐだ……もうすぐで私の願いが叶う……
さぁ見せてもらおうか諸君プレイヤー達の物語を……!!」
男はこう呟くと、踵を返し地上に上がって行った。
この男の名は、天才ゲームデザイナーでありフルダイブ技術の生みの親、「茅場晶彦」後に史上最悪の大量殺人犯として世間から語り継がられるようになる。
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2022年11月6日(日) PM13時
「リンク・スタート‼」
俺、桐ケ谷和人は再びあの世界にダイブするためにコマンドを叫んだ。叫んだ瞬間、世界ががらりと変わり閉じていた目を開いた。
そこは、三ヶ月前にログインした時と全く同じ光景だった。ただ一つプレイヤーの数を除いて。
あの時とは、比べ物にならないくらいほどプレイヤーの数がそこにいた。
この世界の名は、「ソードアートオンライン」。VRMMOという世界初のジャンルのゲームで、舞台となるのは「浮遊城アインクラッド」石と鉄で構成されており、全百層から構築されプレイヤーたちは一層から、武器一本を頼りに駆け抜け、上層への道を見つけ出し百層到達を目指すのだ。また、プレイヤーたちはここで文字通りに生活することもできる。今日は「ソードアートオンライン」の正式サービス開始の日だった。
「戻ってきたんだ…この世界に!!」
俺はそうつぶやくと、三ヶ月前つまりβテストの期間中にお世話になった武器屋へと迷いなく駆けていく。
俺の迷いのないダッシュぶりから、β経験者だと見当をつけたのだろう。趣味の悪い赤いバンダナを巻いた若武者風の男に声を掛けられた。
「おーい! そこの兄ちゃん!!」
呼び止められて足を止めて振り返る。
「その迷いの無い動き、あんたβテスターだよな!ちょっと
初対面で堂々たる振る舞いに驚いた俺は戸惑いつつも、
「は、はぁ。それじゃあ……武器屋行く?」
などと、NPCみたいな対応をしてしまった。
「おっサンキューな!!俺はクラインだよろしく!!」
「俺はキリトだ」
正直俺は、現実世界と同じでゲームの中でも、人付き合いがあまり得意ではない。βテストの期間中でも、知り合いはたくさんできたが友達は一人しかできなかった。
しかし、このクラインという男はあまり不快感を感じなく長い付き合いになるだろうと思いながら武器屋へと足を進めた。
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2022年11月6日(日) PM15時──第一層はじまりの草原──
「ぬぉわ!!」
変な声を発しながらクラインが、青イノシシに突進され盛大に尻もちをついた。
「くっそー!!なんで当たんねーだよ!!」
言いながらクラインは立ち上がる。その表情は攻撃が当たらずげんなりとしている。
俺は苦笑いをしつつクラインに手を貸しながら、
「動くのは当たり前だよ、でもちゃんとモーションを起こしてソードスキルを当てれば後は、システムが命中させてくれるよ」
「モーション…モーション…」
「どう言えばいいかなぁ…こうタメをいれてズバーン!!と打ち込む感じかな」
「モーション…ズバーン…」
そう呟きながら、クラインは曲刀を中段に構え腰を落とし右肩に担ぎ、剣を持ち上げる。
ゆるく弧を描く刃がぎらりとオレンジ色に輝く。
「おりゃ!!」
掛け声と同時に、滑らかな動きで左足が地面を蹴り片手用曲刀基本技『リーパー』が発動し突進に入りかけていた、青イノシシに命中し、半減していたHPを吹き飛ばしイノシシがポリゴン片となって砕け散った。
「うおっしゃあああ!!」
クラインが派手なガッツポーズを決め、左手を高く掲げた。
ばちんとハイタッチをかわした。
「勝利おめでとう!!…けど今のイノシシ、他のゲームだとスライムレベルだけどな」
それを聞いたクラインは、
「嘘だろ!てっきり俺は、中ボスなのかと」
「なわけあるか」
と俺は苦笑いをしつつ言葉を返した。
「さてと…どうする?まだ狩りを続けるか?」
「ったりめえよ!!まだまだ続けるぜ!!
初のフルダイブ体験だからな、堪能しないと勿体ないぜ!!」
そう言うやいなやクラインは次なるモンスターを求めて走り出した。
「おい!!そんな急ぐなって時間はたっぷりあるんだから」
俺は、クラインを追いかけるために走り出した。
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5分ほど森の中を走ってクラインに追いついた。
クラインは湖を上から一望できる丘の上にいた。
「ったく…どんだけ走ってんだよ…はしゃぎすぎだろ…」
俺は、へろへろになりながら呟いた。
「すまんすまん、それよりこっちに来てみろよこんな場所にもプレイヤーがいるぞ」
俺はクラインの傍に近寄り、湖の方を見た。
そこには一人の女性プレイヤーがただずんでいた。
「へぇもうこんな所まで来てるのか」
「なぁキリト、ちょっと話しかけようぜ」
「そうだな」
俺はそう言葉を返すとクラインと一緒に丘を下り始めた。
その時、ちょうど女性プレイヤーの近くにモンスターが数匹
女性プレイヤーは
「ちょっとやばそうじゃねぇか?」
クラインがそう呟く。
見た感じ女性プレイヤーの周りにはプレイヤーがおらず(どうやらソロのようだ)、周りをモンスターが5匹囲っていて逃げ道がないようだ。
「あぁ…助けに行かないと!!」
俺はそう言うやいなや丘を走って下り始めた。
クラインが俺の後に続く、その時モンスターが一匹女性プレイヤーに襲い掛かった。
女性はソードスキルの構えを取り迎撃しようとする。しかし背後から、もう一匹モンスターが襲い掛かろうとしていた。
「くそ!!間に合わない!!」
そう判断した俺は、剣を抜き走りながら片手剣突進技『レイジスパイク』を発動させようとした。
その時、女性の姿が一瞬消えた。
正確には女性はソードスキルを発動と同時に駆け、ソードスキルを当てモンスターを倒し、剣を振りぬいていた。
(なんだ?いま、何が起こった?!)
俺は走りながら考えた。
女性がソードスキルを放ったのは分かったが、その後何が起こったのかが分からなかった。
だが、モンスターが爆散する音を聞いた俺はようやく何が起こったのかを理解した。
女性は、ソードスキルを最大まで威力ブーストし的確に走りながら、モンスターのクリティカルポイントに的確にソードスキルを当て、モンスターのHPを全て削ったのだ。
俺はそう理解すると、背中がぞくりするのを感じた。
(この人は、周囲を的確に理解しなおかつ、攻撃をクリティカルポイントに的確に当てたのか…だとしたらとてつもない戦闘センスだ!!)
「なんだぁ!!な、何が起こったんだぁ?!」
クラインは目の前で起こったことが分からなかったようだった。
まぁ…後で教えてやるか。
瞬時にここまで考え、俺は目の前に意識を戻した。
女性はソードスキルの技後硬直が解け、モンスターと対峙していた。
モンスターの数は4匹、しかも仲間がやられて怒っているのか、執拗に攻撃を繰り返していた。
女性はその攻撃をかわすだけで精一杯で攻めあぐねているようだ。
俺はそう判断し、女性に「右に避けろ!!」と言い放ち片手剣突進技『レイジスパイク』を発動の構えを取る。
「えっえっ何!?」
女性は戸惑いいつつも右に避けてくれ、俺は避けた場所に『レイジスパイク』を発動させた。
俺の放ったソードスキルは見事にクリティカルポイントに命中し、7割あったHPを削りモンスターをポリゴンの欠片に変えた。
「き…君は?」
女性が俺に尋ねる。
その時ちょうどクラインが追いつき、
「助太刀に来たぜ!!お嬢さん、俺たちも加勢するぜ!!」
女性は驚きつつも笑顔で、
「ありがとう!!お兄さんたち!!」
そう言うと俺たちは迎撃体制をとった。
5分後、最後のモンスターをポリゴン片に変えた俺は、二人とハイタッチをしていた。
女性が口を開く。
「改めてありがとう!!お兄さんたち助かったよ!!」
「気にすんなって、たまたま通りかかっただけだからよ!!俺の名前はクラインんでこっちが」
「キリトだよろしく!!」
俺は女性に手を差し出した。
女性は俺の手を握り返しながら、
「キリトだねよろしく!!僕の名前は、」
この時の俺は、この出会いが俺の運命を変えることになるなんて思っていなかった。
「僕の名前はユウキだよよろしく」
この物語は後に<黒の剣士>と呼ばれる俺と<絶剣>と呼ばれる少女ユウキの物語。
いかがでしたでしょうか。
正直バトルシーンを上手く書ける気がしません。
それでも初心者なり頑張っていきますのでよろしくお願いします!!
それでは、また次の話で
(クラインのキャラがかなり違うような…)