【実況】掲示板でデンドロを進みたい【安価】

第八話 護衛作戦 後

　□■商業都市コルタナ・南通り

　──オアシスまで後一分。

『GIAAA！』

「はぁ！」

　異句半身の掛け声と共に大きく振りかぶられた魔爪と反撃を牽制するように放たれた炎剣がロイナンに迫り──軽く飛び退いて避けられる。

「《魔女の巨釜》──範囲増幅(マグニフィケーション)」

「《ホーント・スクリーム》！」

「海蛇、絡め捕れ。──《オーシャン・ウィップ》」

　戦車内の全員の魔力(MP)をポーションで回復する。

　【死霊術師】の低いレベルながら魔力を全て籠めた【恐怖】付与の魔法を、有り余るMPから繰り出された広域拘束魔法が戦車に飛び掛かろうとしたロイナンを包囲する。しかし、その怪力(五桁のSTR)から振るわれる腕が海属性の運動エネルギー減衰を突破して水の鞭を破壊する。

　【恐怖】に至ってはステータスが足りていないのか、それとも装備によるものかは不明だが抵抗すらせずに影響も見られない。

　しかし魔法を破壊しようと足を止めた隙にも更に戦車は距離を離そうと爆進を続ける。

　AGIの差をエンブリオで、即席の連携でなんとか追いつかれないように、戦車に攻撃を加えられないようにと奮闘する＜マスター＞たちの抵抗は、現状上手く立ち回っていた。

　しかし──

『──まずいな』

『あぁ、この状況は好ましくない』

『なんで？　プライドのおっちゃんの引き付けも上手く行ってるしこのままセーブポイントまで行けそうだけど！』

　通信魔法で語られる事はレベル上位二人(【悪魔騎士】と【賢者】)の苦言。

　詳細こそ聞いていないが倒れても即時復活する上位純竜に匹敵するガーディアン。

　時折放たれる遠隔攻撃にも対応出来る戦車のチャリオッツにその騎手。

　広域に効果を発揮する高性能なポーション遣いに、その恩恵を以て一つとして同じ魔法を撃たない程の手数を誇る【賢者】。

　ルーキー二人はそのレベル故に有用な対応が出来ていないが（掲示板で実況をしてはいるが）、

　その存在により防戦が出来ている状況に何を憂うことがあるのかと言えば。

『【食王】の特性、──ある程度選択してステータスの大幅バフを行える自由が問題だ』

『今はAGIで負けててもなんとかなっているけれど……』

『そう、今は数倍という差で負けているが他の部分で補っている』

　【食王】、もとい【食戦士】系列の特性は勿論その職名の通り「食べる事」である。

　より厳密には「料理バフ」を受ける事に特化した職であり、効果時間、効果量ともに引き上げるスキルや有益なれど身体に害のある食物の毒性に対する耐性スキルなどが存在する。

　そして、それらを戦闘に活かすために一部部族などで使われている噛み付き系統のスキルや──瞬時に食事を終わらせる早食いスキルも存在するのだ。

　つまり、拮抗したこの状況で【食王】に対し警戒すべき事とは、

『バフの切り替え、それに対応できるかどうか、だ』

　◇◆◇

　その懸念に後ろを振り返りロイナンに目を向けたルミナスが見たものは、通信が聞こえた訳ではないだろうが──同じタイミングでロイナンがの喉が何かを嚥下するところであり、今の拮抗を崩す始まりだった。

　直後、ロイナンが跳躍した。

　AGIの変化は、ない。速くもなってもなければその分を他のバフにして遅くなったわけでもない。

　それでも常人には視認できない超音速機動の二倍という素早さで瞬く間に戦車に迫る。

『RUA！』

　ロイナンの突進を、幾度目にもなろうかという程に妨害するために【賦闘不屈　ディアボロス】が立ちはだかる。

　ディアボロスにしてもAGIは8000を超え、AGIにして二倍強程(・)度(・)の差であれば対応する事が出来る歴戦のガーディアンである。

　しかし、同じくほぼ五桁に到達している程のディアボロスの魔爪を前にしても今度のロイナンは対(・)応(・)を(・)し(・)な(・)か(・)っ(・)た(・)。

「《咬牙掌》」

『GYAAAAAAA！』

　妨害のための大振りのディアボロスの攻撃をロイナンはそのままの身で受け、何(・)事(・)も(・)な(・)か(・)っ(・)た(・)か(・)の(・)よ(・)う(・)に(・)五指を悪魔に突き立てた。

　その指はディアボロスの胸部に埋まっており、口からは鮮血が零れる。

　しかし、その攻撃はコアからは外れており、ダメージとしてもディアボロスを全損させる程ではない。

　だが、片手で拘束された＜エンブリオ＞は主とその仲間を守るため爪を振りかぶり抵抗を使用とするが、それすらもまるで赤子の戯れのように影響を及ぼす事が出来ない。

　が、＜マスター＞も無反応だったわけではない。

「ッ！」

　己が＜エンブリオ＞の状態を見て、プライドは悪い想定が──効果時間を短くして効果量を高めた料理によるバフの存在を考慮して、一瞬次の行動に迷った。

　──最初から使わなかった以上効果時間は短い、スキルの効果を入れても一分ほどなのだろうが……ディアボロスで抵抗も出来ない程だと！？

　＜Infinite Dendrogram＞のダメージ計算は複雑だ。

　単純に「STRを含めた攻撃力」－「ENDを含めた防御力」の計算だから簡単だ、等と言う者もいるが「まさに異世界」とも言われているこの世界はそこまで容易くはない。

　肉体は言うに及ばず精神状態、体勢、部位、環境その他諸々のステータスどころか数値として現れない条件が攻撃力に、そして防御力に少なくない影響を及ぼす。

　単にENDが相手のSTRより高ければ相手の肉体による攻撃で影響を受けない──なんて事はありえないのだ。

　実数値にしてそれこそディアボロスのSTRの何倍ものEND(頑強さ)がある事は疑いようもなく、そんな状態の相手に＜エンブリオ＞に僅かにとはいえ劣る程度のステータスを持つ己が抵抗出来るのか。

　──そう驚愕し、迷いながらもプライドの身体(アバター)はその身に染み付いた動きで最適なコースを瞬時に見極め、カイトシールド(凪盾)を相手の攻撃予測地点に構える。

「ぐぉっ！？」

　衝撃。

　狙い違わず、ロイナンの貫手が鈍い音をたててプライドの盾に突き立てられる。

　貫通こそ装備に付与された《破損耐性》のおかげでしなかったが、大きく拉げた盾はその持ち手ごと大きく弾き飛ばされ、民家の壁に激突し、穴を空ける。

　邪魔者を排除したロイナンが狙うのは当然獲物であると定めたルミナスと、戦車の騎手たるZAX。

　サブジョブである【獣拳士(ビースト・ボクサー)】の《牙虎の構え》を行い、一撃でデスペナルティに陥らせる構えのまま戦車へ襲撃を掛ける。

　プライドが受けたHPが全損する程ではないが、即座に戦線復帰をすることは出来ない程の大損害。

　──しかしそれは、致命傷を避けるために他のメンバーに対応する時間を与える事が出来る一手だった。

「緊急回避ぃぃっ！」

「うぇぃっ！？」

　《危険察知》などのセンススキルがないにも関わらず明確な程に自身に突き刺さる殺気、それがAGIも最も低いルミナスを初めに動かした。

　咄嗟に運転操作に集中しているZAXを突き飛ばす。

　手綱やハンドルではなくマニュアルの思念誘導を行っていたZAXは無防備にバランスを崩し──それに追随して＜エンブリオ＞たる【炎天恒車　パエトーン】も片輪が浮き上がり、スピンした車体は伸ばされた凶手を弾き飛ばした。

「──甘い」

　だが、足りない。

　圧倒的なAGIにより引き延ばされた体感時間では態勢を崩した戦車が再加速に入るよりも、魔法が、ポーションが何らかの妨害を行うよりも先に、致命的な攻撃が間に合う、間に合ってしまう。

　騎手に対する攻撃、ではなくもっと根本的な大目的。

「《弱肉供食》！！」

（──取った！）

　戦車を守るためにZAXを突き飛ばしたルミナスに向けて三度、貪食の顎が迫る。

　◇◆

　【食王】のスキルをもって本来長い効果時間を持つはずが効果時間が短い、特殊な料理を食べた──訳ではなく。その驚異的なバフの効果は【暴食魔王】の固有スキル《弱肉供食》の効果の一端だ。

　より効率的にリソースを吸収するそのスキルは生物に使えば直接殺した時よりも多くのリソースを獲得し、料理に使えば即座にその栄養(バフ)を吸収(消費)しきる。

　圧縮された分だけ効果量が増したバフは、汎用スキルでもある【食王】の料理バフ増強スキルにより、AGIは超音速の二倍、STRとENDに至っては古代伝説級のUBMに匹敵する程のステータスを得る事が出来る。

　前衛(【悪魔騎士】)はおらず、術師(【賢者】)は戦車がスピンしながらも詠唱を続けているが遅い。

　騎手(【疾風騎兵】)は体勢を崩しており、錬金術師(【採取師】)も尻餅をついている。

　ルーキー(【死霊術師】)の魔法は届かず、獲物(＜マスター＞)は致命的な隙を晒した。

　──＜マスター＞独自の情報網で呼び集められたそのメンバーも突発的な事象には対応出来ず、その連携は脆いものだ。

　ロイナンは勝利を確信した。ティアンであっても＜マスター＞に劣る訳でもないし、引きずり下ろしその特権を得ることが出来るのだと。

　だが、

「がっ！」

「……ちぃ！」

　ロイナンの眼前で致命部位を抉られて光の塵になったのは【死霊術師】の青年だった。

　防がれたのだ。単純に、スキルも魔法も間に合わないからと、そ(・)の(・)身(・)を(・)挺(・)し(・)て(・)庇(・)っ(・)た(・)行動によって。

（──初対面だろうに）

　通信魔法を繋ぐ前の会話で獲物(ルミナス)を含む全員が初対面なのは確認していた。

　逃走中の様子でも知己を感じさせる素振りは見えなかった。

（これだから、＜マスター＞は）

　不死身だからか？

　三日で戻る命だから他人のために使い捨てる事が出来るのか。

　それとも単にイベント(催し事)のつもりなのか。

　【騎士(ナイト)】などの前衛職として訓練をしている者ならば理解出来る。

　だからこそ＜エンブリオ＞のように蘇生する可能性がある【悪魔騎士】を弾き飛ばしたのだから。

　しかし、実際に行動に移したのは《看破》でレベルを見る限り未だ一職目の【死霊術師】。

（英雄ごっこめが！）

　浅はかな自己犠牲の発露如きに己の、ティアンの悲願を邪魔された事に怒りが生まれる。

　──それはきっと＜マスター＞とティアンの最(・)大(・)の(・)違(・)い(・)なのだろう。

　死を恐れない──のではなく、手(・)段(・)と(・)し(・)て(・)の(・)死(・)すら存在する。

　システムとして＜自害＞が用意されている＜Infinite Dendrogram＞において、世界派であれ遊戯派であれ「己の命」の価値観がティアンと合う＜マスター＞は、殆どいない。

「土竜の顎、噛み捉えよ。《グランド・ホールダー》！」

　ロイナンが驚愕に、怒りに囚われかけていたいたのは数秒に満たない短い時間だった。

　しかし、それは《詠唱》によって強化された【黒土術師(ランドマンサー)】の魔法スキルを完成させるに足る時間だった。

　周囲の砂が隆起し、無数の腕となってロイナンに殺到する。

　即座に砂の腕に雁字搦め　に拘束されるロイナンだったが、それは逆に彼に目的を思い出させた。

（六人パーティから一人脱落した、オアシス(セーブポイント)に到着するまでに他の＜マスター＞も殺せばいいだけだ）

　態勢を整え再び爆炎を轟かせている戦車を見据え、ロイナンは足に力を籠める。

　数万にも及ぶSTRのバフが続いている今であれば、このような拘束に何の意味はないのだ。

（呪文の選択を間違えたな───？）

　心中で術師(【賢者】)を嘲笑い、砂の腕を引き千切りながら踏み出そうとした時、自分の考えからつい、とふとした疑問が頭に浮かんだ。

　それは気付けば、この追跡劇の最初から頭の隅で引っかかっていたような──

　──果たして、獲物(ルミナス)はパーティに入っているのか？

「──《界底穿航(ノーチラス)》」

　掘り進む振動も、駆動音もなく。

　地属性魔法を合図に、目標地点(砂の腕の中心)に向けて浮上を行う巨大な衝角に、ロイナンは完全な不意を打たれる。

　砂も、大地も、岩も、そして防具すらすり抜けて、【穿地潜殻　ノーチラス】の必殺スキル(衝角突撃)が放たれた。

　──オアシスまで後三十秒。

　◆◇◆

【実況】掲示板でデンドロを進みたい【安価】

1 ：名無しのマスター[sage]：2044/03/19(土)

ねんがんの　デンドロを　プレイするぞー！

というわけでチュートリアルの安価をします、詳しくは>>2以降で！

◇

862 ：名無しのマスター[sage]：2044/03/21(月)

吹っ飛ぶロイナン

でもぱっと見た感じダメージないねあれ！

863 ：名無しの高位操縦士[sage]：2044/03/21(月)

必殺スキルぅ……

でもまあ吹っ飛ばせたしおーけーおーけー

今のうちにスタコラサッサだぜぇ！

864 ：名無しの従魔師[sage]：2044/03/21(月)

攻撃性能低めなの？

ラムアタックでノーダメージとか……

864 ：名無しの高位操縦士[sage]：2044/03/21(月)

防具無視装備スキル完全無視の一撃なんだけどなぁ

推定ENDだけで五桁後半だぜあれ

まとも相手するだけ無駄無駄

865 ：名無しの死霊術師[sage]：2044/03/21(月)

化け物過ぎる……

自分では見れなかったけど大丈夫？　俺ミンチになってなかった？

866 ：名無しのマスター[sage]：2044/03/21(月)

普通に致命傷だったからのーぷろぶれむ

ナイス肉盾！

867 ：名無しの役者[sage]：2044/03/21(月)

RP(ロールプレイ)は正義

868 ：名無しの高位呪術師[sage]：2044/03/21(月)

実際一職目のスキルなんて通らないしエンブリオが戦闘向きスキルじゃないならしゃーない

むしろAGI的に庇えただけ儲けものだぞ

869 ：名無しのマスター[sage]：2044/03/21(月)

仕切り直しで追いかけっこ再開ー！

870 ：名無しの武士[sage]：2044/03/21(月)

平気かな

流石に持続時間的に到着予定時間まで持続する程度は持つだろうから……

871 ：名無しの高位操縦士[sage]：2044/03/21(月)

ともあれこちらは急速穿航ーぅ

872 ：名無しの高位鍛冶師[sage]：2044/03/21(月)

実況する面子が主だけなってしまうな

まあセンススキルなり持ち込みなりで《並列思考》系持ってる人の方が珍しいが

873 ：名無しのマスター[sage]：2044/03/21(月)

まあみんな忙しいし多少はね！

そして通信魔法で連絡

相手の攻勢が激しい、というか防御無視してENDで受けて突破を図ってくると思われるので作戦変更だそうです

874 ：名無しの従魔師[sage]：2044/03/21(月)

あー確かにごり押しされたら戦車のAGIが負けてる以上詰みか

875 ：名無しの高位操縦士[sage]：2044/03/21(月)

いえすいえす。通信なので聞き取れてる俺が説明するけど

俺の突撃では吹き飛ばせたから基本的に質量突撃による吹き飛ばしメイン

876 ：名無しの高位操縦士[sage]：2044/03/21(月)

といっても俺も超音速機動の相手に当てられる自信ははないから

併走（地中）しながらタイミングを上の連中に計ってもらって合図が来たら直上突撃なんですけどね！

877 ：名無しの賭博士[sage]：2044/03/21(月)

コンマ何秒ってレベルじゃねーかｗ

878 ：名無しのマスター[sage]：2044/03/21(月)

フレーム単位の見切りなら格ゲーで慣らしたからね！

すごい勢いで迫って来てるーぅ！　体当たりで悪魔が死ぬのやばい

879 ：名無しの役者[sage]：2044/03/21(月)

絵面がギャグに見えて圧倒的ステータスの暴力

880 ：名無しのマスター[sage]：2044/03/21(月)

もはやガーディアンで足止めになれないのを悟って、カバーリング態勢になる【悪魔騎士】の人

時間稼ぎ用の幻術の準備をする【賢者】の人

効果時間がそろそろなバフポーションを撒いてる【採取師】の人を後目に近づいてくるロイナン

881 ：名無しの高位記者[sage]：2044/03/21(月)

ごくり……

882 ：名無しの賭博士[sage]：2044/03/21(月)

ヌッシは何してるの？

応援？

883 ：名無しのマスター[sage]：2044/03/21(月)

>>882

タイミング計ってますー！

って言っている間に一発目！　突撃したところに真下からの突撃に打ち上げられるロイナンって

884 ：名無しの賢者[sage]：2044/03/21(月)

あー

885 ：名無しのマスター[sage]：2044/03/21(月)

【賢者】の人があえなく光の塵に……なにされたかわかる？

全然見えなかったんだけど

886 ：名無しの死霊術師[sage]：2044/03/21(月)

えっ

887 ：名無しのマスター候補[sage]：2044/03/21(月)

えっ

888 ：名無しの賢者[sage]：2044/03/21(月)

さっぱりわからん

吹き飛びながら腕を振ったのは分かったけど、上級職は【大食戦士】と【獣拳士】だから遠隔物理はないという想定だった

【食王】のスキルか、特典武具か？

889 ：名無しの高位記者[sage]：2044/03/21(月)

的確にスペルユーザー兼司令塔を潰してくるのもー

890 ：名無しのマスター[sage]：2044/03/21(月)

通信魔法途絶えたから次の合図は爆破薬

こちらが受け取っておく

891 ：名無しのマスター[sage]：2044/03/21(月)

私「今まで使わなかった以上回数なりなんなり制限があるはず！」

疾風騎兵「なかったら詰みだからね！！」

私「爆破薬も受け取ったから次は採取師の人に盾任せる！！！」

採取師「ちょっと？」

892 ：名無しの高位操縦士[sage]：2044/03/21(月)

りょかい

893 ：名無しの役者[sage]：2044/03/21(月)

下衆ぅい！

894 ：名無しのマスター[sage]：2044/03/21(月)

※実際はAGIの都合で意図的に誰かを盾にすることは出来ないので悪魔騎士の人おねがいしまーす

895 ：名無しの武士[sage]：2044/03/21(月)

まぁ、そうなるな……

896 ：名無しのマスター候補[sage]：2044/03/21(月)

草生える

AGI二桁だと戦いの土俵に上がれないんやなって

897 ：名無しの悪魔騎士[sage]：2044/03/21(月)

遠隔が品切れなら盾には成れる

あったら？　祈れ

898 ：名無しのマスター[sage]：2044/03/21(月)

アッハイ

っと、お？　姉さんから通信魔法だ

現地に到着していたらしい。幻術で位置ずらさせてくれるらしいからしゃがんどこ

899 ：名無しの高位鍛冶師[sage]：2044/03/21(月)

AGI差がある状態での遠隔物理は実際に辛い

むしろ初手で足を潰されなくて良かったと思うべきかもな

900 ：名無しの従魔師[sage]：2044/03/21(月)

ヌッシ姉、実在していたのか……

901 ：名無しの高位呪術師[sage]：2044/03/21(月)

移動に関しては極論悪魔騎士なりガーディアンに抱えさせても良いわけだしな

【賢者】だと手が広いからな。あとエンブリオ見せてないからかな？　初見殺しは誰しも怖かろう

902 ：名無しの賢者[sage]：2044/03/21(月)

キャッスル系列だから使わなかっただけなんだがな……

903 ：名無しの高位鍛冶師[sage]：2044/03/21(月)

分かる

全てのエンブリオが戦闘能力があるわけではないんだよなぁ

904 ：名無しのマスター[sage]：2044/03/21(月)

ともあれ次のタイミング合わせて……ぽーい

どうも先に全滅させる方針にしたみたいなのでガード任せる！

905 ：名無しの高位操縦士[sage]：2044/03/21(月)

はいドーン！（爆薬）ドーン！（千年殺し）

906 ：名無しのマスター[sage]：2044/03/21(月)

疾風騎兵の人を狙った攻撃を割り込んだ悪魔騎士の人が庇う

一撃で腹を貫かれるも、その隙に三度目のラムアタックで吹き飛ばされるロイナン

907 ：名無しの悪魔騎士[sage]：2044/03/21(月)

デスペナ

908 ：名無しの死霊術師[sage]：2044/03/21(月)

おおう。高レベル二人が……

909 ：名無しのマスター[sage]：2044/03/21(月)

ってやば、空中で体勢立て直して突っ込んできた

これだから戦闘強者の手数は！

910 ：名無しの高位操縦士[sage]：2044/03/21(月)

《空中跳躍》の類型か！？

911 ：名無しの死霊術師[sage]：2044/03/21(月)

おいおいおい

912 ：名無しの賢者[sage]：2044/03/21(月)

間に合うか？

913 ：名無しのマスター[sage]：2044/03/21(月)

間に合いませんでした……

薙ぎ払われる腕で光の塵と化す私（の幻影）

車体の隅でガクブルしながら実況してるよ！

914 ：名無しの採取師[sage]：2044/03/21(月)

ちびるかとおもった

915 ：名無しの高位呪術師[sage]：2044/03/21(月)

幻術の保険切るの早かったな

現地のオアシスにいる人そろそろ見える？

916 ：名無しのマスター[sage]：2044/03/21(月)

オアシスに乗り込んでマスターを巻き込んじゃうなぁ（棒読み

こちらのほか二人は無事だったけど操縦士も平気だった？

カバーされると予想してたのかな

917 ：名無しの高位記者[sage]：2044/03/21(月)

結構騒ぎになってはいるけどまだ姿は……あ、出て来た

あれ、追手来てない？

918 ：名無しの高位操縦士[sage]：2044/03/21(月)

即急速穿航したから問題ない

919 ：名無しの役者[sage]：2044/03/21(月)

えっ？

920 ：名無しのマスター[sage]：2044/03/21(月)

>>917

えっ

どゆこと？　念のためまだ車内の隅に隠れてるんだけど

921 ：名無しの採取師[sage]：2044/03/21(月)

げんえいがきえたあとおってきてないかも

たぶん

922 ：名無しの賢者[sage]：2044/03/21(月)

ふむ？

【高位幻術師】でも感触まで精巧な幻術を作れるはずはない……のだけど

程度の違いはあれどあくまであれは光熱操作による蜃気楼が原理なのだからして

923 ：名無しの武士[sage]：2044/03/21(月)

戦闘時の高揚でハイになりすぎちゃってて気付かずヌッシが死んだと思ってるとか

ともあれチャンスだ

924 ：名無しの高位記者[sage]：2044/03/21(月)

はっやーいうるさーい！

点ほどの大きさからすぐに爆音とともに戦車がセーブポイントになだれ込んできた

事情を知らない人大困惑

925 ：名無しの賭博士[sage]：2044/03/21(月)

一般人かわいそう・・・・・・

926 ：名無しのマスター[sage]：2044/03/21(月)

ないすぅ！

はいセーブポイント更新したよ！　今したよ！

927 ：名無しの疾風騎兵[sage]：2044/03/21(月)

疲れた

928 ：名無しの死霊術師[sage]：2044/03/21(月)

乙！

929 ：名無しの従魔師[sage]：2044/03/21(月)

お疲れ様ー

930 ：名無しのマスター候補[sage]：2044/03/21(月)

おつおつ

931 ：名無しの悪魔騎士[sage]：2044/03/21(月)

死んだ甲斐があったな（隠し札で犬死勢

932 ：名無しの賢者[sage]：2044/03/21(月)

いやまったく

933 ：名無しのマスター[sage]：2044/03/21(月)

ジッサイ助かったのだ

いやー感謝感謝

して、ロイナンどうなったかな。特典武具でまた隠れた？

934 ：名無しの採取師[sage]：2044/03/21(月)

逃げたとしたら厄介かも？

スレ主狙いという目標がないなら隠密特典武具持ちとか捕まえられないんじゃ……

935 ：名無しの高位記者[sage]：2044/03/21(月)

ちょっとそっち方面のエンブリオもあるし確認してみます

936 ：名無しの賭博士[sage]：2044/03/21(月)

これは渡りに船

937 ：名無しの高位呪術師[sage]：2044/03/21(月)

死ぬなよー

938 ：名無しの死霊術師[sage]：2044/03/21(月)

そういえば幻術掛けてくれた主姉は？

近くにいるのでは

939 ：名無しのマスター候補[sage]：2044/03/21(月)

そういえば忘れてたな

940 ：名無しの高位鍛冶師[sage]：2044/03/21(月)

掲示板での発言もしてないし出さない方がいいんじゃ？

いやそれならそもそも安価なんてするなっていうか

941 ：名無しのマスター[sage]：2044/03/21(月)

暑いから仕事したらさっさと室内に退避したらしい。えぇ……

事件がひと段落したら歓迎会してくれるそうで

942 ：名無しのマスター候補[sage]：2044/03/21(月)

これはひきこもりの鑑

クールな幻術師の姉の鑑なんてなかったんやなって……

943 ：名無しの高位記者[sage]：2044/03/21(月)

あるぇー！？

ちょっとヌシ達なにしたの？

944 ：名無しのマスター[sage]：2044/03/21(月)

え

なにが？

945 ：名無しの疾風騎兵[sage]：2044/03/21(月)

今日は爆発してないよ

946 ：名無しの役者[sage]：2044/03/21(月)

>>945

今日「は」とは……

947 ：名無しの高位記者[sage]：2044/03/21(月)

君たちが来た大路で男が一人……推定ロイナン血塗れが倒れてるんだよ！

今さっきティアンの人が悲鳴上げて官憲呼びに行った！

948 ：名無しのマスター[sage]：2044/03/21(月)

な、なんだってー！？

949 ：名無しの死霊術師[sage]：2044/03/21(月)

ファッ！？

950 ：名無しの悪魔騎士[sage]：2044/03/21(月)

まだバフ持続時間もあったろうに、どうやるんだよ……

951 ：名無しの採取師[sage]：2044/03/21(月)

私何もしてないですよ！

952 ：名無しの疾風騎兵[sage]：2044/03/21(月)

えっ

擬態とかかな？　死んだふり？

953 ：名無しの高位記者[sage]：2044/03/21(月)

《看破》で見ても既に死んでる……

ともかくヌシ達一行も誰か来てほしいよ！

954 ：名無しの役者[sage]：2044/03/21(月)

なんだか大変なことになってるぞぅ

955 ：名無しのマスター[sage]：2044/03/21(月)

あ、エンブリオが孵った

やったぁ

956 ：名無しの役者[sage]：2044/03/21(月)

えぇーっ！？（AA略

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　【釜具袋天　バーバ・ヤーガ】
　＜マスター＞：ゆず子
　TYPE：アームズ　到達形態：Ⅲ
　能力特性：薬品収納・薬品調合
　スキル：《魔女の巨釜》《収納拡大》
　必殺スキル：未習得
　モチーフ：スラブ民話に登場する魔女バーバ・ヤーガ
　備考：アイテムボックスとしての機能も併せ持つ＜エンブリオ＞
　しかし、間違えて武具などの不適切品と薬品と合成してしまい爆発した事故が片手で数えられなくなってからは薬品専用となっているとか



　【穿地潜殻　ノーチラス】
　＜マスター＞：＆ロイド
　TYPE：ギア　到達形態：Ⅴ
　能力特性：穿孔・潜行
　スキル：《穿潜浮克》《衝撃強化》等
　必殺スキル：《界底穿航(ノーチラス)》
　モチーフ：フランスの作家ジュール・ヴェルヌの小説『海底二万里』『神秘の島』に登場する架空の潜水艦ノーチラス号
　備考：水の中でも岩の中でも自由に進む潜水艇の＜エンブリオ＞
　衝角として浪漫ドリルが付いているが物理的な穿孔ではなくスキルによる環境無視効果であるため硬度は関係なく、それに伴う騒音も発生しない。