魔王との追いかけっこ!
魔王死す!
エンブリオ孵化!
【実況】掲示板でデンドロを進みたい【安価】
1 :名無しのマスター[sage]:2044/03/19(土)
ねんがんの デンドロを プレイするぞー!
というわけでチュートリアルの安価をします、詳しくは>>2以降で!
◇
956 :名無しの役者[sage]:2044/03/21(月)
えぇーっ!?(AA略
957 :名無しの高位呪術師[sage]:2044/03/21(月)
なんというタイミング……
で、内容は?
958 :名無しの疾風騎兵[sage]:2044/03/21(月)
あ、こちらロイナンの死体(仮)の方確認に行ってくる
あとで謝礼追加で貰おう
959 :名無しのマスター候補[sage]:2044/03/21(月)
姑息ぅ!
960 :名無しのマスター[sage]:2044/03/21(月)
唐突だけど
みんなエンブリオが孵化して最初に何した?
961 :名無しの従魔師[sage]:2044/03/21(月)
え
愛でるだろ?
962 :名無しの武士[sage]:2044/03/21(月)
いや
固有スキルの確認だろ常識的に考えて
963 :名無しの高位記者[sage]:2044/03/21(月)
スクショ撮ったかな? いやあの時はカメラ……持ってなかったかな
964 :名無しの賢者[sage]:2044/03/21(月)
まぁ一般的には>>962だろう
メイデンとかガードナーなどの意思があるエンブリオなら話は変わるが
965 :名無しのマスター[sage]:2044/03/21(月)
「モチーフの元ネタを検索した」がいない……だと……?
先生で調べていたというのに
966 :名無しの死霊術師[sage]:2044/03/21(月)
あーなるほど
普通は落ち着いてログアウトした後じゃないか?w
それで結局どんなエンブリオだったんだ
967 :名無しの高位記者[sage]:2044/03/21(月)
そうだそうだー
官憲に説明してる私の暇つぶしをよこせー
968 :名無しの高位操縦士[sage]:2044/03/21(月)
なんという横暴……
まあ面倒だからと逃げたから何も言えないがな!
969 :名無しのマスター[sage]:2044/03/21(月)
しょうがないにゃあ……
というわけで本邦初公開! これがスレ主のエンブリオだ!
【神貪双牙 ゲリ・フレキ】
TYPE:アームズ
到達形態:Ⅰ
装備攻撃力:35
装備防御力:10
ステータス補正
HP補正:F
MP補正:F
SP補正:F
STR補正:F
END補正:F
DEX補正:F
AGI補正:F
LUC補正:F
970 :名無しのマスター[sage]:2044/03/21(月)
二本の黒い短剣……双剣のアームズだね!
971 :名無しの死霊術師[sage]:2044/03/21(月)
なんだこの平たいステータス補正ぃ!
972 :名無しの高位鍛冶師[sage]:2044/03/21(月)
アームズなのか、意外だ
安価するような主ならガードナーかチャリオッツあたりかと
973 :名無しの賢者[sage]:2044/03/21(月)
ゲリ・フレキ……食事の必要がないオーディンに侍り代わりに食べていた二頭の狼か
……思いっきり影響を受けているなこやつ?
974 :名無しの採取師[sage]:2044/03/21(月)
本当だww
捕食されたの根に持つ系ヌッシ
975 :名無しのマスター候補[sage]:2044/03/21(月)
安価主のエンブリオって言ったら操り人形とかそういうイメージが浮かぶ
976 :名無しの武士[sage]:2044/03/21(月)
装備能力もステータス補正も見る限り並
で、スキルは?
977 :名無しのマスター候補[sage]:2044/03/21(月)
低いのか高いのか、これ
第一形態だしそんなもんかと
978 :名無しのマスター[sage]:2044/03/21(月)
まあ待って
もう残り少ないし次スレ立てて来る
979 :名無しの死霊術師[sage]:2044/03/21(月)
焦らすねぇ
980 :名無しのマスター候補[sage]:2044/03/21(月)
wktk
981 :名無しの疾風騎兵[sage]:2044/03/21(月)
死体は特に偽装もなく仮死状態とかでもなかったよー
特典武具は消えてるだろうから確認しようはないけど、所持品は全部鑑定出来たようで
982 :名無しの悪魔騎士[sage]:2044/03/21(月)
スレ主が立て終わるまで減速すべきでは……
しかし本当に死んたのか。謎だ
983 :名無しの役者[sage]:2044/03/21(月)
こちらも見て来た
自分で心臓貫いたように見えた。自殺っぽい?
スレ主の幻影殺して<マスター>になれたと錯覚したんじゃない?
984 :名無しの高位記者[sage]:2044/03/21(月)
そんな感じみたい
これなら早めに解放されそうだ
985 :名無しのマスター[sage]:2044/03/21(月)
確認組お疲れー
次スレたてたよー
エンブリオが孵化したから晴れてエンブリオコテハンすれだー!
http://dendro141624/thread/153084/
986 :名無しの採取師[sage]:2044/03/21(月)
>>985
乙ー!
987 :名無しの武士[sage]:2044/03/21(月)
お疲れー
新鮮なスレだー!
988 :名無しの死霊術師[sage]:2044/03/21(月)
>>985
お疲れ様
989 :名無しの賢者[sage]:2044/03/21(月)
で、固有スキルは?
990 :名無しのマスター候補[sage]:2044/03/21(月)
食い気味ぃ!
991 :名無しのマスター[sage]:2044/03/21(月)
雑談になりそうだから次スレにしたかったんだけど……よかろう!
私の最強エンブリオ(予定)のスキルどーん
《天貪幻食》:パッシブスキル
【ゲリ・フレキ】の固有スキル。
任意の対象の体組織を摂取した時、対象が持っているスキルをランダムに一つ「ストック」する。
同じ対象から複数回「ストック」することは出来ない。
「ストック」されたスキルは別途《神蝕の〇》の効果でのみ使用する事が出来る。
SPを消費する事で、双剣を捕食形態に変化させる事が出来る。
《神蝕の赤》
「ストック」しているスキルから任意の「アクティブスキル」を一つ選択する。
このスキルの効果は選択したスキルの効果と同一となる。
模倣するスキルの変更には<Infinite Dendrogram>内時間8hのクールタイムを要する。
992 :名無しの死霊術師[sage]:2044/03/21(月)
スレで躊躇なく自分のエンブリオの固有スキルを出すとか大丈夫なんだろうかこの子は……
あ、安価スレだし今更か
993 :名無しの賢者[sage]:2044/03/21(月)
うん……
うん?
994 :名無しの疾風騎兵[sage]:2044/03/21(月)
ラーニング系じゃねぇか!
995 :名無しの役者[sage]:2044/03/21(月)
ラーニング系統じゃん!
996 :名無しの悪魔騎士[sage]:2044/03/21(月)
G〇D EATERであったか……
997 :名無しの高位記者[sage]:2044/03/21(月)
より正確には
いやーしかしこれは……どうなんだろう?
998 :名無しのマスター候補[sage]:2044/03/21(月)
ラーニング系とか失望しましたヌッシのファンやめます
999 :名無しのマスター[sage]:2044/03/21(月)
うんまあこうなるね!
次スレでエンブリオについて駄弁りながら戦後処理その他かな?
1000 :名無しの超記者(管理人)[sage]:2044/03/21(月)
残りはレジェンダリア
1001 :名無しの1001[]:20XX/XX/XX(X)
このスレッドは1000を超えました。
新しいスレッドを立ててください。
◇◇◇
□<DIN>商業都市コルタナ支局・
世界を股にかける新聞社であり情報屋としての側面を持つ<
新聞の増刷所に会議室、仮眠室などから各地の支局と連絡を取り情報を集積するための通信室、集められた情報を厳重に管理するための保管室、特に<マスター>が増えてから需要の増した視聴覚室等々。
そして今、情報の売買を行うためにあらゆる防諜機能の施された応接室にて、私は一人の女性と向かい合っている。
──最初はほんの少しの好奇心だった。
情報収集の一環として続けていた掲示板の閲覧で発見した「安価スレ」で起きた「初心者狩り」の事件。
初心者にとっては痛ましくも、遊戯派の<マスター>には突発的に湧いて出た
……そして、世界派の<マスター>や、それ以上にティアンの上層部が胃を痛ませていたことを知るものは少ない。
この
感情云々以前の問題として、ティアンとの協力体制が取れなければ、<マスター>の殆どは烏合の集と化すからだ。
一人で戦闘出来る者はいるかもしれない。
だが、装備調達から衣食住まで全て一人で出来るものなどいないのだ。
あらゆる生産加工を行える者もいるかもしれない。
だが、その素材まで世界を回って手に入れることなどできないのだ。
どのような<マスター>も始めはゲームをしにきているのだ、特に一次産業に類する職業に就く率は極めて低い。
一般的な<マスター>は数多くのティアンたちが回す市場経済にモンスター討伐という形で小さく参入して生きているのが現状なのである。
そして、国を運営する位にいるようなティアンは知っている、この件の対応が遅れることがどれだけ致命的なのかを。
他の国より対応が遅れれば、それは<マスター>独自の情報網で知れ渡り、それだけ新規の<マスター>の参入は遠のく。
「もとより<マスター>はおらず、ティアンだけの世界だった」?
確かにそうかもしれない。
しかし、ここでの問題は「自国に参加するはずだった<マスター>が別の国の所属となる」ことなのだ。
<マスター>の大量増加からこの世界の時間で二年、最早<マスター>の力の異常性を疑う国はいない。
感情云々の問題以前として、<マスター>をより多く有している事が軍事力、生産力共に重要なのは周知の事実なのだ。
それ故の各国即時の初心者狩りグループの指名手配、超法規的措置が取られ掲示板でもその対応に動いたのだ。
──そして先程、カルディナの首謀者も自死という結末を迎えた。
「それで、カルディナの首謀者の自死事件……あなたが関与してますよね?」
『ちょっと私にはなんのことだか分からないですねー』
「いや別に記事にしたりとかはしないんで
目の前にいるのに通信魔法で話しかけてくることにも慣れたけれど、肩に留まる
「アイリス、一応聞いておきますけれど<DIN>で偽の情報は売っていないですよね?」
『何処からそんな発想が出たのか知りたいのですがー!?』
対面している【
当然、《真偽判定》にも反応はない。
違ったのか、良かった……
《真偽判定》に気付いてじと目を向けて来るアイリスを前に、事の次第を説明することになった──
◇◇◇
テーブルの上に置かれた映像水晶がコルタナの情景を映し出す。
掲示板の実況安価スレで語られていた顛末の通り、逃げる戦車と追うティアンという構図。
一人、また一人と<マスター>がデスペナルティを受ける中、【
すると、その爆発を合図に穿地艇が音もなく地中から完全な奇襲を
──しかし、隠し伏せていた《空中跳躍》により戦車へ急接近、想定外の空襲により
……本当、デンドロの戦闘って初見殺しとメタの応酬だからねぇ。
だが、問題はここからだ。
光の塵となるルミナスの幻影を置き去りに二人の<マスター>を乗せた戦車がオアシスに爆走していくけれど、ロイナンはそれに構わず立ち止まっている。
そして、狂気に満ちた哄笑を浮かべ……笑顔のままその爪で自らの心臓を貫いた。
致命部位欠損による傷痍状態で即死するはずだが、死の瞬間まで笑顔が剥がれることはなく。
映像は大路で倒れるティアンの死を見届ける者がいないかと、周囲の状況を映している。
しかし、事件と騒動から人気のないその場所にはティアンも、<マスター>も、モンスターの影もなく、
──近くの民家から飛び立つ一羽の鴉を映し、カメラはオアシスへと向かっていくところで映像は終わった。
「……映像の通りです。売られている【万知双告 フギン・ムニン】の情報ではあくまで情報収集用のスキルしか持っておらず、エンブリオ越しの干渉だとしても貴方のサブジョブは【
『なるほど……相変わらず情報収集チートなエンブリオですね!』
「あなたに言われたくないです……」
私のエンブリオの名は【刻歴投影 ウァサゴ】、ポラロイドカメラのエンブリオです。
過去と未来を明かす悪魔の名を冠むるように、その特性によりカメラを通して『過去視』を行う事が出来る。
第四形態の今は最大でも一週間前までしか遡れないけれど、それでも情報収集には大いに役立つ能力特性です。
ともあれ、【ウァサゴ】のおかげで自殺したことが分かったけれどその理由が不明なのが問題として残りました。
『だから、<DIN>で売られている【フギン・ムニン】の情報に隠蔽があったのでは? という話ですね』
「そういうことです。……メタ的な推測になってしまうのですが、普段ドラグノマドにいるあなたが
『……念のため言っておきますけれど、別に妹のデスペナルティの報復とかじゃないですからね?』
「あ、案外すぐ認めちゃうんですね」
『隠すような事でもないですし、管理人として便宜を図る事はないクリーンな姉妹関係ですし? ……文句は何故か私に依頼をした議長に言ってくださいね』
まぁスレの情報でもろくに隠してなかったし<DIN>職員なら分かるような内容だったけれど……
あ、早く終わらせて歓迎会の準備がしたい? そうですかそうですかシスコンめ。
ともあれ【フギン・ムニン】ではないとしたら、あとの可能性は特典武具か──
『はい、【超記者】の固有スキルですね』
──【
【記者】系統の超級職であり、アイリスはかなり早い段階……年明けの頃に就いていたと掲示板で言っていた。
【記者】系統は初期スキルの《ペンは剣よりも強し》の
それは例えば《看破》や《鑑定眼》等の強化・発展スキルであったり、逆にパーティメンバーを含めた看破妨害スキルであったり。
その職能の一部として通信魔法や幻影魔法も使用でき、メインジョブを【記者】系統にしている<マスター>は間接的にパーティを支援するものが多い。
では、その命名規則より【記者】系統の純正強化の超級職と予想されている【超記者】の固有スキルとは──
「掲示板でアイリスが明かしたスキルは、他人のシステムメッセージが視認する事が出来る《
他の超級職持ちを促すためにアイリスが転職報告の際に明かしたスキルを告げると、彼女はにっこりと笑い、
──突如、私の目の前にウィンドウが展開された。
【<エンブリオ>からのリソース獲得に成功しました】
【同調接続待機中】
【<エンブリオ>TYPE:■■■■【■■■■ ■■■■■】の同調経験値──グリーン】
【■■■同調試行待機中】
目の前に警告のように現れた赤いシステムウィンドウ。
つい驚いてログを確認するも、そこにも同様の文言が記されており、幻影の類ではないことが確認できてしまう。
【現状の肉体を死亡状態にすることで新しく<マスター>の
【警告】
【対象アバターの再生成に伴い、<エンブリオ>のリソースの回収が行われます】
【リソースの回収が完了した場合■■■同調試行が中断されます】
【リソース回収完了まで残り15秒】
ティアンにとっては福音のようでその実、死神のささやきのような無慈悲な文言が捲し立てるように並ぶ。
これは、一体……
『《
「正直えぐすぎてドン引きです」
『えー』
システムを疑う人なんて滅多にいません。
それはこのシステムを「ゲーム」として認識している<マスター>でも、そのシステムの下、この世界で生きて来たティアンでも変わらない。
知らなければ絶対に回避しようのない初見殺し、エンブリオの情報を隠れ蓑になんてものを……
「エンブリオの進化でも超級職の転職クエストの通知でも、知らなければ嵌め放題ですね……してないですよね?」
念のため恐る恐る質問する。
少なくとも<マスター>に使っていれば話題にもなるかもしれないけれど、今回のようにティアンに使った場合は露見する確率はかなり下がる。
とはいえ<Infinite Dendrogram>では死人に口なし、というわけでもないけれど。
『そもそもこのスキルの事を知らない人に使ったのは今回が初めてです!』
幻影に攻撃が当たったタイミングに使用するのに苦労したんですよ、と通信魔法で軽口を叩きながら否定される。
……これも《真偽判定》に反応はなしですか。良かった。
アイリスが半目で睨んでくるけど無視です無視。
『……はぁ。もうばれているから話しましたが、このスキルはお得意様でも両手で数えられる程度の人にしか教えていません。他言しないように』
「それは当然、私も<DIN>の一員ですから情報の重要性については分かっていますとも」
情報の価値は高い。特にそれが<エンブリオ>や超級職、特典武具などに関するものならば猶更だ。
なにせ、<DIN>に所属するようなマスターは記者や情報屋というRPを行う目的のものでなければ、
そして、そういった一般的(?)な<DIN>所属のマスターは自分が得る事が出来る情報がまさにスキルの名の通り剣にも盾にもなりうると知っているのです。
……"答え合わせ"とはいえ無償で情報をもらうのは怖いので後で
ついでに話題を変えておこう、と考えた私の視界の端には先程アイリスが発生させたものとは別のウィンドウ。
それなりの勢いでレスが付いているそれは、
「そういえば妹さん大丈夫なんです? 次スレも結構な勢いですけど、主にラーニングスキルが」
『それは問題ないでしょう』
私が出した懸念に
そんな簡単に言えることですかね……?
ラーニングスキル……エンブリオ等のスキルの類型の一つで他者からスキルを習得するスキルの名称である。
習得条件、発揮条件等に特徴が出るが……ここで問題なのは「ラーニングスキルは他のマスターからいい目で見られない」ということだ。
ただでさえ膨大な量のスキルが使用できることへの嫉妬があるのに、スキルによってはエンブリオ等の「固有」スキルでさえ
自身だけのユニーク、オンリーワンを他人が使うことに嫌悪する人間は多い、
『うーん、これは類型の情報をどれぐらい持ってるかで印象が変わると思うんですけど、あれはラーニング持ちエンブリオの中では真ん中ぐらいですからね』
「えぇぇ……」
ランダムとはいえ確定
『スレに<Wiki編纂部>のメンバーもいるみたいですし解説してくれるでしょうけど……なんなら歓迎会の準備の買い出しの暇つぶしに話しましょうか』
「マジですか!?」
『えぇ、準備のお金で《天啓偽報》とこの情報の件は勘弁してあげましょう』
「」
誤魔化せてなかった……ちくせう!
その後の買い出しでどれだけの食糧を買いこまされたかは……私の精神の安寧のためにも黙っておくことにする。
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ウロボロス系妹と
オルクス系姉
このネタが分かる人は作者と握手。