GAMERA ガメラ   作:AS365

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ベックウィズの最期

ガァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!

ガメラはついにベックウィズ大佐達の前に現れた。

ザパン!!

ザパン!!

「!」

ブン!

ガメラは目の前の沼に脚を入れると、ベックウィズ大佐は持って居た松明を沼に投げ入れた。

ゴォォォォォォォォォォ!!!

松明が沼に浸かると、沼に流した燃料に引火し、沼は文字どおり火の海になった。

ガァァァァァァァァァァァ!!!!

「平気なのかよ!?」

しかし、ガメラは業火の中でも平然としてた。

「これで終わりじゃないぞ、電流を流せ!」

ブルン!

ガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!

レニス二等軍曹が並列に繋げたヘリのバッテリーと発電機動かし、沼に浸けたケーブルを通じて電流に流し、高圧電流を流されたガメラは苦しんだ

「今だ、対戦車ミサイルを撃ち込め!」

ガシャン

ガシャン

コール大尉とミルズ一等准尉はジャベリンを構えた。

「後方よし!」

「発射!」

バシュウゥ!!!バシュウゥ!!!

ドン!!!!ドン!!!!

ガァァァァァァァァァ!

「傷口に集中砲火だ!」

ギャオスに切りつけられた体中の傷口目掛けミサイルが撃ち込まれ続けた。

ガシャン

「…………」

ニック少尉もジャベリンを構えたが、発射スイッチを押せなかった。

「ニック!早く撃て!」

ガァァァァァァァァァァァ!!!!

ガメラはダメージに耐えきれず倒れて来た。

「逃げろ!」

「退避!退避!」

ベックウィズ大佐達はガメラに潰されないよう避難したが。

ガッ!

「うあ!」

「スティーブ!」

スティーブが妻付き転んだ。

ゴォォォォォォォォ

「待て!待て!う、あぁぁぁぁぁぁぁ!!」

ドーーーーン!!!

スティーブはガメラの下敷きになった。

ガァァァァァァ ガァァァァァァ

倒れたガメラは弱々しい声を出していた。

「有りったけの爆薬を仕掛けろ。ガメラに教えやれ、この世界の支配者は……人間だと」

ベックウィズ大佐達はガメラの周りに有りったけのサイズミックとプラスチック爆弾を仕掛けた。

「1番セット」「3番セット」「8番セット」

 

 

ガサガサガサガサ

グラント博士達はガメラのもとに急いでいた。

「ニック………ニック!」

 

 

「!」

爆薬をセットしたニック少尉はメグミに呼ばれた気がし振り向いた。

「ニック離れろ!起爆するぞ!」

「……了解」

ベックウィズ大佐に急かされニック少尉はガメラから距離を取った。

「大佐、本当にやるんですか?」

「無論だ、これで死んだん部下達も報われる」

ベックウィズ大佐は起爆スイッチに手をかけた。

「ベックウィズ!」

カチャ

カチャカチャカチャカチャカチャ

ガメラとベックウィズ大佐達の間にグラント博士とウチキド博士が割って入り、グラント博士は銃を構えコール大尉達も銃を向けた。

「やめるんだ」

シャキン!

カチャ

「もうお願いはしないぞ」

ミルズ一等准尉の後ろからマーロウがシャシュカをミルズ一等准尉の首に、拳銃をスリフコ一等准尉に突き付けた。

「ニック!」

「メグミ………」

「………もうやめて」

「言う事を聞いてくれ」

「奴はヘリを墜とし、部下を殺した」

「ギャオスを止めようとしたんだ、その戦いに私達が首を突っ込んたんだ」

「我々は兵士だ!!身を挺し家族や国家を衛のが務めだ!!国民はこの怪物が存在する事すら知らない!」

「正気じゃない……………起爆スイッチを置くんだ」

「………」

カチ

ベックウィズ大佐は起爆スイッチの電源を入れ、それを見たグラント博士もM4カービンの引き金に指を掛けた。

「やめて……いい加減目を覚まして」

「……………ふざけるな!!お前達!!こいつらを撃ち殺せ!!」

ウチキド博士の説得に逆上したベックウィズ大佐は、ニック少尉達にグラント博士達を射殺するよう命令したが、誰も引き金を引けなかった、彼らも、一番忠誠心の厚いコール大尉ですら、ベックウィズ大佐に着いて行けなくなっていた。

「………」

「わかってるな?これは間違ってる」

マーロウがスリフコ一等准尉を説得するように言った

「………」

「……ニック………」

「……」(親父………親父ならどうする?)

 

 

 

 

13年前

アメリカ合衆国

デラウェア州 ドーバー空軍基地

幼い頃のニックは出兵する父を見送りに来た

「お父さん、悪い奴をやっつけて来て!」

「ニック、悪い奴ってのはな本当は居ないだ」

「?」

「つまり、どっちが敵で、どっちが味方かはその時の状況で変わるんだ、今はわからなくてもそのうちきっと解る。もしどっちが敵かわからないなら、自分の信じる方の味方になれ」

 

 

 

 

「「……………」」

カチャ

「置いてください大佐」

ニック少尉とスリフコ一等准尉は銃をベックウィズ大佐に向けた。

「!」

カチャ

ハードボーラーを抜こうとしたベックウィズ大佐の頭に、チェキータ大尉がベレッタM9を突き付けた。

「……もうやめましょう」

チェキータ大尉に言われコール大尉、ミルズ一等准尉、レニス二等軍曹も銃を下ろした。

「貴様ら、逃げる気か?この戦争を放棄するのか!!」

「これは戦争じゃない!!それは大佐、あなたが1番わかってるはずよ」

「………」

「ベックウィズ、もう終わりだ」

バサバサバサバサ!!!!

ドン!!

ギャォォォォォォォォ!!!!

突然、彼らの前に体長80メートルにまで巨大化したギャオスが飛来した。

「まずい、完全に成長してる」

「退却だ」

ギャオスの出現にグラント博士達はその場から離れた。

「ベックウィズ!」

「大佐!」

しかしベックウィズ大佐だけはその場から動かなかった。

「……っ!」

グラント博士とニック少尉は仕方なく彼を置いて退却した。

「……」

ベックウィズ大佐はガメラを見て、再び起爆スイッチの発破ボタンに手を置いた。

「くたばれ、このクソッタレの亀や」

グシャ!

ベックウィズ大佐はガメラに怨み言を言ってる途中で、起爆スイッチごとギャオスに捕食された。

ガァァァァァァァ!!!!

ギャォォォォォォ!!!!

「!」

パシャッパシャッ

メグミはガメラとギャオスの鳴き声で立ち止まり、カメラでその様子を撮影した。

ガッ!

バサッ!!

ガァァァァ

ガッ!

ガメラとギャオスは取っ組み合いを初めた。

ギャォォォォォォ!!!!

ガッ!ガッ!ガッ!ガッ!ガッ!ガッ!ガッ!ガッ!

ギャオスはガメラを足の爪で引っ掻き初めた。

ガァァァァァァ!!!!

グッ

ギャォォォォォォォ!!!!

ガッ!

ギャォォォォォォォォォォォ!!!!

ガメラは左肘から爪を出すと、肘の爪でギャオスの体を切り裂いた。

ギャォォォォォォォォ!!!!

ビーーーー!!

ビシュッ!!

ガァァァァァァァァァァァ!!!!

切り裂かれたギャオスは、超音波メスでガメラ腕を切った。

ガァァァァァァァァァァァ

ドーーーーン!!!

ガメラは昨日からのギャオスとの連戦、そして先程の攻撃で満身創痍となった体は限界に達し倒れた。

ギャォォォォォォォォォォォ!!!!

ギャオスはメグミの方を見た。

「行くぞ!」

グイ

「わっ!」

ニック少尉がメグミを担ぎ上げ走った。

ギャォォォォォォォォォォォ!!!!

バサッ!!バサバサバサバサ

ギャオスはグラント博士達を追うように飛び立った。

 

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