「大きい亀?」
チェキータ大尉は目の前に現れた巨体な亀を見てそう呟いた。
「3時方向から飛翔体!数はおよそ6!」
ニック少尉はヘリの左側から接近する飛翔体に気付いた。
「鳥?鳥の群れだ!」
「でも、何あの大きさ」
メグミが言った通り6羽の鳥の群れが来たが、その鳥は体長が約10メートル近くはあった。
ギャァァァァァ!!!
鳥は亀の周りをホバリングした。
『全機攻撃用意!』
ベックウィズ大佐はヘリを墜したのがあの鳥と亀だと気付き、全機に攻撃用意をさせ、ヘリの乗員達は搭載した銃を用意した。
『FOX2、攻撃準備完了!』
『FOX7、攻撃準備完了!』
「FOX6、攻撃準備完了!何時でも行けます!」
「全機攻撃準備完了!」
「発砲を許可する!攻撃開始!撃て!」
ダダダダダダダダダダダダダ!!!
ダダダダダダダダダダダダダ!!!
ダダダダダダダダダダダダダ!!!
ウィンザーーーーーーーーー!!!
ザーーーーーーーーー!!!
ヘリが搭載したM240、M134、GAU-19で亀と鳥に攻撃を開始した。
「何なんだあれ!?」
「わかるか!」
ダダダダダダダダダダダダダ!!!
ブロロロロロロロ!!!!
ビーーー
ジャキン!!
ヒューーズドン!!!!
MH-60Lが鳥が吐き出した光線で機体を切断され墜落した。
ブロロロロロロ!!!!
ザーーーーーーーーー!!!
「離れろ!離れるんだ!」
「あんたの指図は受けない!」
「チッ何処が簡単な任務よ!」
グラント博士はヘリ離れるよう言ったがスリフコが一蹴した。
チェキータ大尉は舌打ちしながら悪態を吐いた。
「いいから離れるんだ!」
ガン!!!
ランダが言った直後、隣を飛んでたCH-53Eが亀の腕とぶつかりテールローターが破壊された。
「こちらFOX12!操縦不能墜落する!墜落する!」
チャップマン少佐が操縦するCH-53Eはコントロールを失い墜落して行った。
「FOX5!東にFOX9が墜落した救出しろ!」
ブロロロロロロロ!!!!
シューーー
「こちらFOX5、今隊員を下ろしました」
コール大尉は救出を開始した事を伝えた。
降下した隊員は墜落したヘリのパイロットを外に出した。
グシャ!
バサッ!
だが鳥の一羽が救助隊員とパイロットを捕食した。
「おい嘘だろ!?」
ドン!!!
ニック少尉はヘリからバレットM107で狙撃を続けた。
バサッバサッバサッバサッ
ニック少尉は、パイロットと救助隊員を捕食し飛び立ったばかりの鳥に狙いを定めた。
「翼だ!翼を狙え!」
「了解!」
ニック少尉はグラント博士に言われバレットM107の照準を鳥の翼に合わせた。
ドン!!!
ブシュッ!
ドン!!!
ブシュッ!
ドン!!!
ブシュッ!
ドン!!!
ブシュッ!
キャァァァァァ……
ドシャ!!!!
鳥は翼を撃ち抜かれ飛行不能になり墜落した。
ニック少尉はスコープで鳥の首に狙いを付けた。
ドン!!!
バシュッ!!
ギャッ!!!
50口径弾は鳥の首に命中し大量に出血した。
ドン!!!
バシュッ!!
ドン!!!
バシュッ!!
そして間髪入れず鳥の口内に2発目を撃ち込み止めを射した。
「ナイスショット!」
「こちらFOX6!ニックが飛行型生物の一体を射殺!」
『了解。ニックよくやった!』
ブロロロロロロロ!!!!
「奴らは倒せる。あの化け物を撃ち殺せ!」
「死ね化け物!」
ダダダダダダダダダダダダダ!!!!
レニス二等軍曹はM240を亀に向け連射した。
ブロロロロロロロ!!!!
ダダダダダダダダダダダダダ!!!!
ガキン!バリン!
「ぐぁ!」
「なぁ!」
亀が屈んだ向こうから、飛んで来た別のMH-60Lとお互いに誤射をした。
ブロロロロロロロ!!!!
ガン!!!
MH-60Lは正面衝突をした。
「衝撃に備えろ!!」
ブロロロロロロロ!!!!
ドン!!!!ガン!!!!
ベックウィズ大佐の乗るMH-60Lも墜落した。
「おい!そっちじゃない!」
「はぁはぁはぁ」
グシャ!!!
下でも亀と鳥の戦闘に巻き込まれ、ヘリは二機共に破壊され。
ランドサットのスタッフもニエベスとスティーブを除き、捕食または踏み潰され、残ったのはブルック、サシャ、ニエベス、スティーブ、ブラックタイガー隊員1名だけだった
ザッ
彼らは機材の陰に隠れた。
「逃げろ!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ!
ブルックは亀の尻尾が迫ってるのに気付き、ブルック達は逃げたがブラックタイガーの隊
員は逃げ遅れた。
ガッ!!
「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……!!」
隊員は尻尾で弾き飛ばされた。
「旋回してもう一度攻撃を」
「危ない!!」
「「!?」」
ガン!
「きゃっ!」
先程弾き飛ばされた隊員がグラント博士達の乗るヘリのキャノピーにぶつかり、メグミは悲鳴を上げた。
ズルズル
グシャグシャ!
ぶつかった隊員はヘリの吸気口に吸い込まれた。
ビービービービービービービー!
「エンジンが故障!エンジンが故障!」
「こちらFOX6操縦不能!墜落する!墜落する!」
「衝撃に備えろ!」
ヒューーバキバキバキバキ!!
グラント博士達の乗るヘリも墜落した。
『隊長機がやられた!ベックウィズ大佐!無事ですか!?』
「レニス無事か!?」
「無事です大佐」
ベックウィズ大佐は機体から脱出し、コックピットのパイロットの容態を見たがパイロットの1人は既に死亡してた。
「大佐……」
「ホン!」
ベックウィズ大佐は木の上に引っ掛かってたもう1人のパイロットを見つけた。
彼はヘリが墜落した際に機体から放り出され、木に引っ掛かっていたが、怪我が酷かった。
「大佐………助けて………」
「待ってろ!今助けてやる!」
ベックウィズ大佐はパイロットを救出しようと走り出した。
バキグシャ!!!
「ぐぉ!」
だがパイロットが引っ掛かってた木が亀に踏み潰され、ベックウィズ大佐は衝撃で吹き飛ばされた。
「………………っ!」
ガァァァァァァァ!!!!
バン!!!
ギャァァァァァ!!!!
ドン!!!
亀は飛んで来た鳥の一羽を叩き落とした。
ギャァァァァァ…………
叩き落とされた鳥は胸の部分にヘリの残骸が突き刺さり絶命した。
「おい!これヤバいぞ!」
「危ない!」
ビーー!!!
ランダが言った直後、コール大尉達の乗るヘリのテールが鳥の光線で切断された。
ビービービービー!
「おいミルズ答えろ!」
「何だよコール!」
「ママを愛してるか!」
「愛してるよ!」
「どのくらい!」
「心から!うあぁぁぁぁぁぁ!!」
バキバキバキバキ
コール大尉達のヘリも墜落した。
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!!!!
残ったCH-47Fが亀に向かってM240を撃った。
ビーーーー!!!
ジャキン!
ブン!!ブン!!ブン!!ブン!!ブン!!
鳥が光線でCH-47Fの後部ローターを切断しされ、コントロールを失ったCH-47Fは回転し、残ったMH-60L目掛けて突っ込んで行った。
「ぶつかるぞ!!」
「「「うぁぁぁぁ!!」」」
ドーーーン!!!!!!
CH-47とMH-60は正面から衝突し、CH-47に満載された燃料が引火し両機は爆発大破した。
「全員無事!?」
「あぁ」
「来るわ!」
ウチキド博士は鳥の一羽が接近するのに気付いた。
ギャァァァァァ!!!!
キィィィィィン!!!
「ぐっ!」
「何この音!?」
鳥の口に光が集まると、耳をつんざくような高音がしグラント博士達は耳を防いだ。
パキン!
パキン!
パキン!
高音で、ヘリのキャノピーや腕時計がひび割れた。
ギャァァァァァ!!!!
ビーーーー!!!
ヘリ目掛けて光線を撃った。
ガッヂヂヂヂヂヂ!
ガァァァァァァァ!!!!ガァァァァァァァ!!!!
超音波メスが当たる寸前で、亀が腕を出し光線を防いだ。
亀の腕から緑色の血が流れ出た。
ガァァァァァァァ!!ガァァァァァァァ!!!!
ドン!!!!!
ギャァァァァァ!!!!
ドーーン!!!!!
亀は口から火球を発射し、鳥は火球が直撃し空中で爆発、粉々に吹き飛んだ。
ギャァァァァ!!!!
残った3羽の鳥は撤退した。
ガァァァァァァァガァァァァァァァ!!!!
バァーーーーーーー!!!!
亀が吠えると、脚や腕の付け根から煙が出て煙に包まれた。
ゴーーーーー!!!!
亀は手足頭尻尾を甲羅にしまい、甲羅だけになった亀は空に浮き上がった。
キュゥゥゥゥゥ!!!!
亀は高速で回転し、そのまま鳥が飛んで言った方へ飛んで行った。
それをベックウィズ大佐は憎しみの目で見ていた。