GAMERA ガメラ   作:AS365

8 / 18
襲い掛かる島

ザッ

ベックウィズ大佐達は死亡した隊員達を埋葬してM4カービンを刺し、死亡した隊員のヘルメットと認識票の1枚ずつかけた。

「本国の墓地に埋葬してやりたいが、許してくれ。だがお前達の敵は取る、いや取らねばならない、必ず」

ベックウィズ大佐は死んだ部下達に別れの言葉を言った。

 

 

その頃、グラント博士達も河を目指して行動を開始した。

軍人の3人以外にもグラント博士、ウチキド博士 、サシャもM4カービンを、ブルックはM870ショットガンを護身用に所持してた。

軍人3人は被り物をヘルメットからニック少尉はパトロールキャップ、チェキータ大尉は黒いベレー帽、スリフコ一等准尉はバンダナに替えて居た。

「大学で地球空洞説の論文を書いた、それでランダに雇われた」

「ランダはそこが別世界に通じてると信じてるの」

ブルックとサシャもランダの本当の目的を話た。

彼らは暫く歩くと湿地帯に出た。

「こちらFOX6、誰か応答してくれ」

ザーーーーーーーーー

「こちらFOX6、誰か聞いてるか?」

ザーーーーーーーーー

「スリフコ、あまりバッテリーを使わない方が良いわ」

スリフコ一等准尉は何度か無線交信を試みたが、チェキータ大尉に止められた。

ザパーーン!!!

「「「「「「「「「!!」」」」」」」」」

カチャカチャカチャカチャ

突然、直ぐ横の沼にあった腐木が動き、グラント博士、ニック少尉、チェキータ大尉、スリフコ一等准尉は銃を向けた。

ザーーーーーーーーー

腐木だと思ってたのは巨大な水牛だった 。

「………全員銃を下ろせ。奴に敵意は無い」

グラント博士は水牛に敵意が無いと感じるとニック少尉とチェキータ大尉も感じ取り銃を下ろした。

カチャ

だがスリフコ一等准尉はM203が装着されたM4カービンを構えたままだった。

「スリフコ下ろして」

「やんないと殺られる!」

カチャカチャカチャ

スリフコ一等准尉は先程の恐怖から銃を下げなかった。

そしてよく見ると彼の銃は震えて居た。

「スリフコ………銃を下げるんだ」

カチャ

グラント博士はスリフコ一等准尉のM4カービンに手を添え、ゆっくり下げさせた。

ザーーーーーーーーー

そして水牛はそのまま彼らに何かをする事なく立ち去った。

ドサッ ドサッ

「?」

水牛を見送った直後、サシャは後ろから近付く足音に気付き振り返った。

ガァァァァァ!

「きゃっ!」

「なっ!何だこいつ!」

サシャの悲鳴で全員が振り返ると彼らの後ろからオレンジ色の表皮に口に2本の牙、鼻に2本、頭に短めの角が生えた2メートル程の四足歩行生物が2匹近付いて来た。

ガァァァァァ!

ビシュン!

「伏せろ!」

生物の1匹が鼻の角の先から針のような物を打ち出した。

「撃て!」

ダン!!!ダン!!!ダン!!!ダン!!!

ドン!!!

攻撃されたグラント博士達は生物を敵と認識し、持っていた銃で反撃を開始した。

カン!カン!カン!

撃った弾は生物に命中していたが、生物の頭蓋骨の方が硬いのか、弾は弾かれていた。

ガァァァァァ!!

「くそ!どんだけ硬てぇんだよ!」

ダン!!!ダン!!!ダン!!!

「俺が奴らの気を引く」

「ニック危険だ!」

「……っ!」

ダン!!!ダン!!!ダン!!!

ダッ

ダン!!!ダン!!!ダン!!!

ニック少尉はグラント博士の忠告を無視し、生物の前に出ると横に走り出し、生物達はニック少尉に気をとられた

カチャ

ボン!

ドン!!!

ニック少尉に気がそれた隙にチェキータ大尉がMGL-140を撃ち、HE弾は生物の手間に着弾し爆発した。

グルルガァァァァァ!!

「こいつら本当に生き物なの!?」

しかし、生物は爆発を至近距離で受けたにも関わらずまだ生きており、チェキータ大尉に威嚇までして来た。

ダン!!!ダン!!!ダン!!!ダン!!!

カチン!

ニック少尉の使っていたM4カービンが弾切れをおこした。

「この!」

ブン!

ガン!

ニック少尉は八つ当たりも込めてM4カービンを生物の1匹に投げつけた。

ガァァァァァァァ!!

ドシッ!ドシッ!ドシッ!

M4カービンをぶつけられた生物の1匹は、怒ってニック少尉を追いかけた。

「ニック!」

ブン!

ガチャ

それを見たチェキータ大尉はMGL-140をニック少尉に投げ渡し、ニック少尉はキャッチし近くにあった倒木と倒木の間に飛び込んだ。

ガァァァァァァァ!!

ガッ!

ボン!

生物は倒木の間に顔を突っ込もうとし、ニック少尉はその生物の口に直接銃口を突っ込み、弾を撃ち込んだ。

ガッ!

ブン!

生物は口に突っ込まれたMGL-140を遠くに投げ捨て、その隙にニック少尉は倒木から出た。

ガァァァァァ!

生物は逃げたニック少尉に飛び掛かろうとジャンプした。

バシャッ!!

ジャンプした途端に体内に撃ち込まれたHE弾が爆発し、生物は血や内臓をばらまきながら地面に墜ちた。

ズルッ

「ぬぁ!」

ズシャ!

走って逃げていたニック少尉は地面に墜ちた生物の内臓を踏み、滑倒した。

カチャ

ダン!!!ダン!!!ダン!!!

ニック少尉は滑倒したまま、墜ちた生物の死体を盾にベレッタM9でもう1匹の生物を銃撃し、全員もう1匹の生物に攻撃を集中した。

「なんとしないと………」(そう言えば、あの生き物は何でここに来たの?)

メグミは生物がどうして自分達の所に来たのか疑問を持った。

(あいつらが来る前に何があった………水牛?いや、そのまま追いかけるはず、他には)

メグミはスリフコ一等准尉が持っていた、無線機に気付いた。

(もしかして!)「スリフコ!その無線機点けて!」

「はぁ!?何言ってんだよ!こんな時に!」

「いいから!!」

「わかったよ!」

カチ

メグミに怒鳴られ、スリフコ一等准尉は無線機を点けた。

「出力を全開にして!」

キュインキュイン

ガァァァァァ!!ガァァァァァァァ!!

無線機の出力を上げた途端に生物は苦しみ出した。

「やっぱり」

「え?何がだよ?」

「きっとあの生き物は低周波が弱点なのよ。だから直前まで無線機を使ってた私達を襲いに来たのよ、発生源を潰す為に」

ガァァァァァァァ ァァァァ

無線機の低周波を聞き続けた生物はそのまま絶命した。

「………いったいこの島はどうなってるんだ?」

「…………」

カチャ

ダン!!!

ニック少尉は死んだ生物の死体に、一応止めとして銃弾を撃ち込んだ。

 

 

ガサガサガサガサ

その頃、ベックウィズ大佐達はチャップマン少佐と合流するべく、島の西を目指して竹林を歩いていた。

「大佐、チャップマンからの連絡は?」

「いや、あれっきりだ」

装備はベックウィズ大佐はM14、レニス二等軍曹はM249、コール大尉はAK-47、それ以外隊員とスティーブはM4を装備してた。

「気を付けろ、またあのカイジュウどもが来るかもしれない」

「あぁ……なぁ、そのカイジュウってなんだ?」

ミルズ一等准尉はコール大尉が度々口にしてるカイジュウの単語の意味を聞いた。

「日本語でモンスターって意味だ」

「それ誰から聞いた?」

「ゴジラだ、ガキの頃よく見てた」

カチ

「ふぅ………?」

最後尾を歩いて居た兵士は水筒の水を飲んだ際に頭上の何かに気付いた。

ガッ!

「!!」

ボト

兵士は水筒を地面に落とした。

落とした音でベックウィズ大佐達は後ろを見ると。

「「「「「「「「?」」」」」」」」

最後尾を居た兵士が口から串刺しに成って居た。

ガサガサ

「「「「「「「!!」」」」」」」」」

彼らは頭上を見ると、彼らが居たのは高さ数メートルはある蜘蛛の真下だった。

ガサガサガサ

ガッ!ガッ!ガッ!ガッ!

「危ない!」

蜘蛛は竹に似た脚でベックウィズ大佐達に襲いかかった。

「撃て!!」

ダダダダダダダダダダダダダ!!!!

ダダダダダダダダダダダダダダ!!!!

ダダダダダダダダダダダダダダ!!!!

ダダダダダダダダダダダダダダ!!!!

ベックウィズ大佐の命令で全員が蜘蛛に一斉に射撃を開始した。

シュルルルル

「!?あぁ!!あぁぁぁぁぁ!!」

「ミルズ!」

蜘蛛の口から触手が降りて来て、触手はミルズ一等准尉に絡み付き彼を持ち上げた。

「くそ!」

カチャ

コール大尉はAK-47を構えたが、丁度射線上にミルズ一等准尉が被ってしまった。

「駄目だミルズに当たる!」

「くそ!くそ!」

ザクザク

ミルズ一等准尉は触手をナイフで切り始めた。

ガサガサ

「!脚だ!脚を斬れ!」

ベックウィズ大佐は蜘蛛を支えてる脚に気付き、脚を斬るよう言った。

シャキン

「っ!」

ガッ!

ガッ!

ガッ!

コール大尉達はナイフで蜘蛛の脚を切断し始めた。

「!」

ガチッガチッガチッ

ザクザクザクザク

ミルズ一等准尉は蜘蛛の口に迫ってる事に気付き、急いでナイフで切り始めた。

「!」

ガッ!

「ぬぉ!でぃ!」

ガッ!

レニス二等軍曹は危うく脚で刺されそうになったが、寸前で回避しナイフで脚を切断した。

ギィィィィィィ!!

ザクザクザクザク

ブチ!

「あぁぁぁぁぁ!!」

ドサッ!

蜘蛛は脚を斬られてバランスを崩したのと同時にミルズ一等准尉はナイフで触手を切り、脱した。

「今だ!」

カチャ

ダダダダダダダダダダダダダダ!!!!

ダダダダダダダダダダダダダダ!!!!

ミルズ兵曹長が脱出した事に気付きベックウィズ大佐達は射撃を再開した。

ギィィィィィィ!!

ガサガサガサガサガサガサ

「危ない離れろ!」

ガサガサガサガサガサ

ドサーーー!!

蜘蛛は射撃によるダメージで倒れた。

ギィィィィィィ

しかしまだ生きて居た。

ザッザッザッ

そこに空かさずベックウィズ大佐は歩み寄った。

カチャ

ダン!!!ダン!!!ダン!!!ダン!!!

ギィィィィィィ…………

ベックウィズ大佐はハードボーラーの45ACP弾を蜘蛛の顔面に撃ち込み止めを射した。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。