スマホの中の女の子と合体したらTS変身したのですが、どうしたらいいですか!? 作:Plusdriver
前書きは少なくいきますよ。
空に空いた穴に飛び込めば、沢山のノイズさん達が挨拶してくれる。熱烈な歓迎だ。受け取らなければ。右腕を変形、両サイドのアーマーを分離、傾けてからそのまま拳を軸に回転させる。うん、ドリルですね。
「セイヤー!」
貫き通し、一気に分解する。それでもノイズの数は減らなかった。というより多過ぎる。
『ネフェリムを閉じ込めたところみたい...』
響の言うことは最もだが、ここは宝物庫ではなさそうだ。ノイズはいるものの、財宝は存在しない。それにあの爆発で、ソロモンの杖ごと失われたはずなのだ。
『て、そんなこと言ってる場合じゃない!?』
攻撃を続けながら穴の奥へと進んでいけば、急に光が差し込む。如何やら出口の様だ。
出口から外を見渡せば灰により上手く呼吸出来なかった。歌うことが難しい場所での戦闘は危険なため、気を付けることにしよう。それだけでなく、出口は崖の真ん中にあったらしく、下を見ればうじゃうじゃとノイズがうごめいている。
「なんだこれ...」
『ノイズが...こんなに...』
一体ここはどこなのだろうか。ノイズがこれだけいるのに、一つだけ、分解されずに残っている建物がある。今もなおノイズが攻撃を仕掛けているが、自身が分解され消えていった。
「あの建物事態が、聖遺物ってことか」
『完全聖遺物...』
彼女にとって、完全聖遺物は余りいい思い出ではないのだろう。
「取り敢えず、ここからっ!?」
『す、吸い込まれてるッ!?』
穴が閉じようとしているのか、外へと引っ張られているようだ。足のアーマーを稼働させるよりも早く身体は浮き、穴から外へと放り出されてしまった。なんだったのだろうか、あの空間は...
『考え事をしてるとこ悪いけど、下を見て下を!!!』
「うぉっ!?」
落下中に考え込んでしまっていた為か、すぐ下に街灯が迫っていた。このままだと衝突確定だろう。殴って、軌道を変えることで海へと落下する。
「ぷはっ...あの街灯、アンノウンのせいにできないかなぁ」
『ダメだよ!あれ?でもいつも街壊してるし、そのお金ってどこから出て...』
あれ?アレアレ?と自分の中で混乱を始めた響を放っておいて泳ぎ、海から上がる。この飛行場は人工島に作られており、飛行場とを繋ぐ道は橋一本しか存在しないのだ。お陰で、誰にも見られていないだろう。いざ先程まで開いていた穴の位置を見直すが、そこに穴が開いたという証拠はどこにもない。でも、分かったことがある。
それはソロモンの杖やバビロニアの宝物庫以外にも別に空間が存在し、そこにノイズが居るという事。そして、その聖遺物を使っているものがいるということだ。今迄のノイズの出現位置、それがすべて自分たちのいる場所に対して出現させられているとしたら?
「あの時突然ノイズが現れたのも、まるで...」
『響?』
アニメを再現しようと、しているのか?今回は、出口を空高くに設置することで、飛べるノイズを出現させようとしていたのならば...
『響!!!』
「!、ご、ごめん」
『どうかしたの?』
「...いや、気のせいだと思う。如何やら飛行機も無事に到着しそうだし、合流しようか」
『そうだね!』
話をそらしたが、彼女も自分の様子が変なことに気が付いているだろう。暫くは黙っていよう。この考えがあっている可能性は低い。もし、聖遺物を手に入れたとしても、フォニックゲインが無ければ...
「響、ちょっと聞きたいんだけどさ...」
『何々?どうしたの?』
「ああ、無事でよかったわ!!!貴方に何かあったら私は、私はぁああ!!!」
「あ、アリサねぇちゃん、落ち着いて...」
ありがたいことに、今日の飛行場は混み合っていなかった。先輩の言う通り、この街に来る人が減っていることを感じる事も出来た。それでも、ねぇちゃんは目立つ。既に周りがガヤガヤしているほどだ。
「と、取り敢えず離れて!!!」
マネージャーさんの力を借りることで、自分の自由な一日を譲渡することで事を収める事が出来た。さらば、ボクの夏休み。
「お兄ちゃんッ!!!!」
一息ついたところで背中に衝撃を受ける。如何やら無事に帰国できたようだ。
「お帰り、英玲奈」
「ああ、本物、本物だわ!!!」
まて、そのセリフはもう一度聞いたことがある...何処までも姉妹か!?
「無事でよかった...ホントに心配したんだから!!」
「ごめん、連絡もできなくてさ」
彼女が心配してくれているのは、アンノウンに巻き込まれていたということだろう。先程発生したアンノウンに対して車から降りてまでどこかへ向かった事を、マネージャーさんに聞かされたのだろう。
「やってくれましたね....」
「心配を、掛けてくれた罰です、よ」
マネージャーさんはエレナの持ち物である薄いピンクのトランクをカートで運んできた。
「さて、帰りましょうか」
「あれ、いいんですか?ねぇちゃんを連れて行かなくても...」
「いいんですよ。既に新しい仕事は入れました」
何か、嫌な予感がするのだが、今は気にしないことにしよう。
『マリア姉さん!』
『セレナ!?セレナなのね!?!?』
車の中で、エレナのスマホに入ったセレナに出会いました。
橘 響/立花 響
ノイズが沢山いる空間へと入るが、出されてしまった。結果的に、飛行機襲撃事件(原作4期)を防いだ。
橘 亜里沙
暴走する姉(いつもの)
橘 英玲奈
亜里沙の妹にして響の義妹。姉さんが好きだが、同じ位お兄ちゃんが好き。
マリア/セレナ
車の中で英玲奈と亜里沙がスマホを見せ合った事でお互いを認識、感動の再会を果たした。
聖遺物の起動
聖遺物の起動には、沢山のフォニックゲインが必要である。その為原作ではライブなどのフォニックゲインが高まりやすい場所で起動実験が行われた。しかし、原作では『ライブ+ノイズ=いつものシンフォギア』という方程式が完成しつつある。響は響に対し、フォニックゲインがどのように得られるかを質問した。その結果___
セレナ「マリア姉さん。私、出番が欲しい...」
マリア「大丈夫よセレナ。原作2期冒頭50秒位の貴女は、正にシンフォギアって感じに輝いていたわ!」
セレナ「それ、嬉しくないかも」