スマホの中の女の子と合体したらTS変身したのですが、どうしたらいいですか!?   作:Plusdriver

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サブタイは伝説のあの回。


京アニの放火事件、
沢山の方々のご冥福をお祈り申し上げます。


暴かれしtruth!

『セレナ...』

 

『良かった、また姉さんに会えた...』

 

感動の再会を見ているはずなのだが、かなりシュールな絵である。お互いのスマホの画面を見せ合ってから、響をエレナのスマホに移動させ、今は自分のスマホの中では抱き合っている。身長差があるせいか、親子にまで見えてきた。

 

『良かったよぉ...』

 

「泣かないで、響ちゃん」

 

『英玲奈さ~ん...』

 

感動の再会を目にしたからか、響は泣いているようだ。でも、その泣き声からは、羨ましいという感情が感じられる。彼女もまた、会いたい人がいるからだろう。

 

『ああ~~~!!!!!未来に会いたいよ~~~!!!!でもどこに居るかわからないしぃ...でも未来に会いたいよぉおおお!!!!!』

 

「フフフ。響ちゃんは、本当にその未来って子が大切なんだね」

 

『そうなんです!私の親友で、ひだまりで、同じ奏者で____』

 

響が止まらなくなってる。見ていると、本当に未来の事を大切にしていることがわかる。自分も、彼女からこちらに来てくれるとはいえ、会いたいのだ。未来に。

 

スマホを見れば、今迄の事を話しているマリアさんとセレナさんの姿が伺える。同じアガートラームの奏者だから、画面がかなり白く感じる。

 

「今日も、連絡なしか...」

 

「どうかしたの?」

 

アリサねぇちゃんにそう聞かれ、正直に話す。

 

「未来から連絡が来ない?」

 

「うん。入院した日から連絡が来てないんだ。こっちから送っているメッセージは読まれてるみたいなんだけど...」

 

SNSを起動させれば、既読はついているものの返事は来ていない。あれからこちらからも連絡してないのだ。

 

「...ねぇ、お兄ちゃん。今、入院した(・・・・)って言ったよね?」

 

「「あ」」

 

や、やってしまったぁあああああ!!!!エレナは優しい反面、怒ると怖いのだ。しかも起こる理由が、家族関係なのだ。

 

「説明、してくれるよね?」

 

『あわわわわわわわ』

 

「...頑張ってね、響」

 

「何言ってるの?姉さんもだよ?」

 

「私は、狼狽えないわ!!!」

 

家に帰るまで今迄の事情を聴きだされた上、怒られました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ああ、やっと会えた」

 

エレナが帰国してから一週間が経過した。あれからノイズは現れることはなく、俺達はノイズ出現の理由とアンノウンの発生について調べていた。そんな時、家の近くの駅を訪れた時だった。

 

「み、らい...?」

 

あの日から連絡が取れなくなった幼馴染と再会した。

 

「そうか...前に言ってたこっちに来る日って今日だったんだな」

 

「うん、そうだよ」

 

だが、未来の様子はおかしい。声から感情が感じられないのだ。

 

『この人が、未来...響の幼馴染の...』

 

胸ポケットに入れていたスマホから、少しだけ顔を覗かせる響。

 

「やっぱり、あの子は響だったんだぁ」

 

「あの子?」

 

一体何の事を言ってるんだ?

 

「いつも邪魔するあの子が、響だったんだぁ」

 

「いつも、だって?」

 

いつも、邪魔をする?自分の力は、ノイズと戦えるようになるユニゾンのみ。...まさか。

階段を降りながらこちらに向かってくる未来を止めるために、質問を投げかける。

 

「未来、君は一体何を知ってるんだ?」

 

「何って、ノイズ(・・・)の事?」

 

彼女は、覚えているのか。あのアニメの事を。

 

「初めて響と見たあのアニメ...あの子は自分に似てるって思ってた。だから、彼女もまた、力を貸してくれたんだぁ」

 

そう言って立ち止まり、唯一の荷物であるカバンからスマホを取り出した。

 

『未来!?』

 

スマホには、響が会いたがっていた人がいた。それも、2期のギアを纏った状態で。

 

『未来と私は、響達が戦わなくていい世界をつくるんだよ...邪魔しないで』

 

「ノイズを送り出して、アニメを何回も再現してあげたのに...」

 

今迄のノイズの出現場所は殆ど、原作に似た場所だった。つまり彼女が...

 

「君はノイズを操れるのか」

 

「さぁ。私にもわからない。今日はあなたたちを迎えに来たの」

 

迎えに来た、だって?何の為に...

 

「この街に、間もなく大量のノイズが放たれる。そうすればこの街は消える。貴方を私から奪ったこの街が!!!」

 

『...響、未来の頭を見て』

 

「!?」

 

響に言われ、スマホの未来をよく見れば、頭にナニカが刺さっている。あれには見覚えがあった。

 

「『ウェル博士の...』」

 

それはこの事件の真実を知る大切な手掛かりだった。

 

『響...行ける?』

 

「何言ってるんだ?...今、僕たちの大切な人たちは誰かに操られているんだ。助けなくちゃな」

 

『勿論!!!』

 

スマホを胸ポケットから取り出し、ペンダントとしていたガングニールを取り出し構える。

 

「『待っててね、響。今、その呪いから救ってあげるから』」

 

彼女もまた、スマホと小さな鏡を構えた。あれが、神獣鏡のアームドギアなのだろう。

 

「『ユニゾン!!!』」

 

「『混同』」

 

ユニゾン完了と共に、通信を繋ぐ。

 

「これより、日向未来及び小日向未来との戦闘を開始します!!!」

 

『師匠たちは、この後街に現れるノイズを頼みます!!!』

 

一方的に通信を切り、構え直す。拳により一層の力を込めながら。

 

「『「『絶対に、』」』」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「『助け出してみせる!!!』」

 

「『救い出してみせる!!!』」




(ピロロロロロ…アイガッタビリィー)

???『橘響ィ! 何故君だけが全ての記憶を無くさなかったのか』

???『何故ノイズが出現するようになったのか』(アロワナノー)

???『何故今、目の前に大切な人がいるのかァ! 』

SAKIMORI『それ以上言うな!』

(ワイワイワーイ )

???『その答えはただ一つ… 』

クリス『やめろー!』

???『アハァー...』

???『橘響ィ!君が世界で初めて...ユニゾンした男だからだぁぁぁぁ!!』

(ターニッォン)

???『アーハハハハハハハハハアーハハハハ(ソウトウエキサーイエキサーイ)ハハハハハ!!!』

響『僕が…原因なのか...?』ッヘーイ(煽り)









橘 響/立花 響

ようやく再会した未来と戦うことになる。その拳は、助け出すために握られる。


393

みんな大好きヤベーヤツ。5期にて遂にラスボスフラグを建て切り、回収を始めそう。


日向 未来(みらい)

ようやく登場した幼馴染。大切な人を奪われた街を嫌う。その理由とは...
ユニゾンの事を、『混同』と呼ぶ。


橘 亜里沙/橘 英玲奈

姉妹。しかし、その上下関係は真逆。仕方がないね。姉が暴走するのだから。


セレナ『姉さん、セリフが最初の一言だけなの』

マリア『大丈夫よセレナ!私も今回は一言だけだわ!』

セレナ『これでも前回よりもセリフが長いのよね。お蕎麦啜りに来た、何処かの事務次官さんじゃないんだから』







後書き最初の例のアレに余り深い意味はありません(意味がないとは言ってない)。
さてさて、まだ奏者が全員集まる前にあのお方の登場です。
皆様、このタイミングだとは思わなかったでしょう?
ご安心を。残りの奏者達も必ず登場しますので。
京アニの事件については、リアルタイムで連絡が来たので書かせていただきました。
個人的に、様々な作品でお世話に今もなっています。
改めて、ご冥福をお祈り申し上げます。
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