スマホの中の女の子と合体したらTS変身したのですが、どうしたらいいですか!?   作:Plusdriver

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サブタイトル元ネタな~んだ?

トリニティなコックのレストラン、行ってみたいんですよねぇ...


繋がる真実

「ゲームセンター?」

 

「うん!一度ここに来てみたかったの!」

 

『懐かしいな』

 

『あいつらに連れてこられて以来か』

 

クリスに街を案内しながら風間さんの行きたがっていた場所であるゲームセンターに到着する。自動ドアをくぐり抜ければクーラーからの冷えた風が全身に染みわたる。

 

「涼しい...」

 

「今日、かなり気温が上がるみたいよ。こまめに水分補給しなきゃね」

 

『なんだこの感じ。すっげぇ違和感』

 

『雪音、何故こちらを見ている?』

 

店の中を進めばクレーンゲームが連なるようにあった。その光景がどこか懐かしく感じる。

 

「あ、あった!」

 

「これが欲しかったの?」

 

『人形か』

 

『そういえば風間の部屋に沢山あったな』

 

風鳴さんが一言い終える前にその場から風間さんが消える。周りを見渡せば、彼女が壁に向かって話している様子が伺える。スマホが見えたところから風鳴さんと話しているのだろう。

 

「ちょっと翼!内緒にしてって言ったでしょ!?」

 

『す、済まない。話しても問題ないと___』

 

「そうじゃないと、奏さんにあのこと(・・・・)バラしちゃうよ?」

 

『私は何も言ってない。ああ、防人の言葉には嘘はないぞ!』

 

何か少し騒がしい。何かあったのだろうか?

 

「ねぇクリス、何話してると思う?」

 

『さぁな』

 

クリスはスマホの中でフワフワと浮いている。どうやらスマホの中を満喫しているようだ。彼女がそう言うのならば男である自分にはわからないことなのだろう。

 

「ご、ごめんね。すこし話があったんだ」

 

『待たせたな!』

 

何かを隠しているようだが、考えないのが正解だろう。取り敢えず、目の前のクレーンゲームにコインを入れ起動させる。

 

「早速だけどやってみよう。ボタンの押し方はわかるよね?」

 

「うん。えっと、あれを狙うから...」

 

狙いは決まった。後はアームを信じて待つだけだ。

 

「お願い!」

 

『フム、ここで奇声をあげるものではないのか』

 

『待て待て、なんだそりゃ!?』

 

風鳴さんが真面目な顔をしておかしなことを言っている。確かにあの時()は変な声を上げていたけれど、反応するクリスちゃん(・・・)も可愛いよね。無事にアームに捕まれた剣を持った猫のぬいぐるみは落下することなくゲートを通った。幸先良さそうだ。

 

「や、やった!」

 

「やったね、風間さん!」

 

次の景品を手に入れるためにクレーンを動かしていく。上手く動かすには...

 

「キェエエエエエエエエエエ!!!!」

 

気合いが大切っ!失敗?それがなんだ、だとしても!

 

「諦めないっ!!!!」

 

結局欲しかったぬいぐるみを手に入れるために複数枚のコインが消えたのだった。

 

「へいき、へっちゃら...」

 

財布はへいきじゃなかったよ...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「い、いっぱい取りましたね」

 

「うんっ!可愛いぬいぐるみがいっぱいあったんだ!」

 

どうやら翼さん(・・・)も楽しんでくれたようだ。でも、両手で抱え込んだ沢山のぬいぐるみをどうするか考えなくてはならない。流石にこのままアリスの家に戻ろうとするのは難しい。

 

「あ、あれもイイかも!」

 

そういって翼さんは新たな景品を目指してクレーンゲームへと進んでいく。

 

『ありがとな、響』

 

「どうしたの急に」

 

『いや、先輩のああいう表情は滅多に見れないからよ』

 

逆さまになりながら感謝を述べるクリス。私としては、上手く街を案内出来たか不安だったのだが、どうやら楽しんでくれていたようだ。

 

「良かった〜、クリスちゃんが楽しんでくれて」

 

『たまにはこういうのも...』

 

クリスちゃんが話すのを急に辞めてしまう。どうしたんだろ?

 

「クリスちゃん?」

 

『オマエ、誰だ?』

 

誰?誰って、自分は私だよ?

 

「誰って、どうしちゃったの?」

 

『…いいから答えろ』

 

先程までの雰囲気は消え怖い顔になったクリスちゃん。取り敢えず答えようかな。

 

「橘響だよ?ユニゾンしたままの、タチバナヒビキ」

 

『...そうか。わりい、アタシの思い違いだったみたいだ』

 

「イエイエとんでもなぁい!!!その考えは正解だ!!!!」

 

突然ゲームセンターに大きな声が響く。そして、ゲームセンターが崩壊した。そして、見たくないモノを見た。

 

「あ、アンノウンだッ!!!」

 

「逃げろぉおおおお!!!!!!!」

 

天井が灰なって消え、人が落ちてくる。その人でさえも、ノイズによって分解されてゆく。

 

『何故だ!?何故繋がらない!?』

 

「翼!こっちも駄目みたい!」

 

自分にはここが現実だとは思えなかった。響たちが来た世界(別次元)を見ているようにしか感じられなかったからだ。

 

「おやぁ?驚いてる?驚いてますよねぇ!!!そんなにも私に会えたことに喜んでもらえるとはっ!!!」

 

視界に入ってから決していなくならない。目が離せないのだ。まるで肉食獣に睨まれた非力な草食動物の様に。

 

「さぁて、邪魔者は消えましたよさぁ!」

 

その男はスマホを片手に手を伸ばす。

 

「行きましょう!僕だけの英雄よ!!!!」

 

忘れる訳がない。一度でもその声とキャラクターを知ってしまえば少しの言葉だったとしても、「こいつが犯人だ」と考えてしまうほどには。

 

 

「どくたー、ウェル...」

 

「僕は君が欲しい。その為ならばこんな狂った世界に存在価値などない!!!君を英雄だと言い讃える世界こそが君にも、私にも相応しいっ!」

 

 

()は会いたくは無かった_____

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うわぁあああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」

 

「おやおや、やみくもに撃っては当たるものも当たりませんよ?」

 

『落ち着けっ!!!おい、聞いているのか!?、ひびきぃ!!!!』

 

()は許せなかった。未来を巻き込んだこの男を、関係ない人たちを捲き込んでまで自分がしたいことをしようとしている事を。クリスちゃんとユニゾンしすぐにガトリング砲を形成し、ミサイルを複数形成しばら撒く。ノイズを盾にしているウェルには聞いていないようだ。だが、そんなことはどうでもいい。

 

「うるぁあああああああああ!!!!」

 

「それは殴る道具じゃありませんっ!」

 

撃ち終わると同時にミサイルに飛び乗りライフルを形成し、砲芯を握り振り下げる。盾となっていたノイズを一気に倒せたが、本体に攻撃が当たる前に交わされてしまった。

 

「いけぇ、ノイズたちぃいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!私を守り、英雄を倒しててにいれるのですぅううううううううううううううう!!!!!!!!!!!!!!!」

 

向かってくるノイズを撃ち殺していく。視界には、剣を振るう翼さん(・・・)の姿もあったが、気にせずウェル突っ込む。だが、急に身体が重くなった。

 

「貴方の為のアンチリンカー...効果は勿論、忘れたころにやって来るぅうう!!!!」

 

重い...ギアが悲鳴を上げているのがわかる。

 

『アンチリンカーまで持ってるのかよっ!おい響!このままだとノイズに囲まれちまうぞっ!』

 

クリスちゃんの声が少し遠くに聴こえる。アンチリンカーの能力はリンカーの真逆の効果、リンカーがギアとの適合率を引き上げるのならば、アンチリンカーはその適合率を低下させる。

 

「橘君っ!邪魔しないでっ!!!!!!」

 

『邪魔をするな、防人の道は誰にも止められぬと知れ!!!』

 

こちらへと向かってくる翼さんの声が聞こえるが、そちらへと視線をずらす力を別に使わなくてはならない。

 

「十分に効いているようだから、とっておきの情報を提供してあげましょう!」

 

ウェルはそう言ってスマホを操作し、空中に画像を表示させる。

 

「僕は君が欲しかった。でも決して出来ない。それは君が別世界の人間だから。それでも私は諦められなかった。そんなある日、突然スマホにとあるアプリが現れた。それが僕に希望をくれた、力をくれたんだ!僕はすぐに気が付いたさ!!!今こそ君を手に入れる時だとねぇ!!!!!!!」

 

表示された画像は、私しか映っていない写真だった。その殆どは、アニメで見たことすらないものだった。

 

「君の正体はこの世界の立花響だろう?僕の計画通りにユニゾンして戦ってくれてさ、その上親友を、幼馴染を助けるために、融合してくれるなんて...ああ、ああ、なんて、なんて完璧なんだ僕はっ!!!」

 

ノイズ達は私の周りから消え、翼さんの元へと駆けてゆく。ゲートが新しく開き、大量のノイズがあふれ出てくる。

 

「君の精神は既に融合で、我が英雄へと引っ張られて混ざり始めているんだろう?」

 

何を、言ってるの?...ダメだ、全然分からない...

 

『嘘だろ!?あのバカと響が混ざり合っているってのか!?』

 

「やぁイチイバル。その通りだよ。だからこそ、今日、君が僕の代わりに確かめてくれたお陰で作戦を決行できたんだっ!」

 

それじゃあ、未来を捲き込んだのも、私のせい...?

 

「君たち奏者をこの世界に呼んだのも、ノイズを召喚したのも、全部僕だ!すべて、僕の手のひらの上でのできごとなんだよぉおおおおお!!!!!!!!!!ハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!」

 

『「橘(君)っ!!!!」』

 

()は、もう、戦えない...

 

『おい!しかっりしろっ!おいっ!!!!!』




橘 響

自身がノイズ召喚の原因だと知り、闘えなくなってしまう。響との融合が急速に進んでおり、意識まで混ざり始めている。


雪音 クリス

事件の真実へとたどり着いてしまった少女。響とのユニゾンしていた時、身体が響のままイチイバルをまとった。スマホの中から叫び続けていた。

風間 翼/風鳴 翼

来たかった場所に来たものの、事件に巻き込まれる。一応と言われアリサのスマホを持っていた為ユニゾンして戦っていたが、翼の様に戦いには慣れておらず、ギリギリの戦闘を続けていた。
因みに翼が奏に黙っているものは、自分が一番のファンであるという事実であり、家の隠し部屋にはグッズが沢山隠されている。しかし、片付けられない為、中はグチャグチャである。


ドクター、ウェルぅううううううううううううううう

この僕が全ての元凶さ!全ては我が英雄を手に入れるため!!
え、男?何言っているんだい?我が英雄は性別不明じゃあないか!!!
僕はどっちでもいけるさ!!!

....説明いる?


スマホの機能

中にいる彼女達が快適に過ごす事が出来る空間が広がっているらしい。無重力状態にする事も可能でフワフワと浮く者もいる。






SAKIMORI『トップアーティストである私を差し置いて、最近の緒川さんは目立ちすぎっ!』

SAKIMORI『忍の何たるかを忘れていますっ!』

SAKIMORI『ライブシーンが無いどころか、過去話に奏の幻も現れないこの残酷っ!』

SAKIMORI『雇用待遇の改善を断固要求しますっ!』



なおXVにてライブがあるものの...うん、察してクダサイネ。
感想お待ちしています。それではまた次回!
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