スマホの中の女の子と合体したらTS変身したのですが、どうしたらいいですか!? 作:Plusdriver
フィーネが引き起こした『ルナアタック事件』から3ヶ月が過ぎた。ノイズは未だに現れるものの、その確率は圧倒的に下がっている。
しかし、ソロモンの杖というノイズを創り出す事の出来た聖遺物の輸送任務と翼のライブにて事件が発生したのだ。
「この反応は.....『ゼロワン』!ゼロワンですッ!!」
「ゼロワンだとォッ!?」
かつて櫻井了子によって始めて現代に復活した電子体聖遺物であり、本部から逃走したものである。これまでも日本全国だけでなく海外でも活動しており、度々反応が出ていたのだ。
『rururu....』
彼女は今日も、かつて守れなかったバディが口ずさんでいた歌を歌う。その口元をマフラーで隠しながら。
その後、彼女は今のバディであるマリアを連れてライブ会場を後にした。
『ゼロワンが動いてるんだ...』
「やっぱり、気になるよね...」
ガングニールは彼女が何者なのかを知っていた。双子の姉なのだから仕方がないだろう。
その後響が追い詰められた末にユニゾンを使い、自身が電子体へと急速に近づいていくこととなる。その先で、ソロモンの杖を奪っていった張本人、
「ガングニール...」
響は自身のスマホに残されたガングニールのメッセージから彼女の願いを叶える為、世界を救うために浮上したフロンティアを駆け抜ける。
「シーカー、行くよ!!」
『♪~~~』
彼らはブーストフォンと呼ばれ、電子体聖遺物であるガングニール達をサポートする為に現代の技術(2040前後)によって作られた携帯電話の様なロボット達である。ガングニール達や響達バディの指示を理解し、自立で行動するAI入りである。因みにシーカーだが、ガングニール曰く犬の様な可愛さがあるらしい。
「シーカー、アクティブフォーム!」
響の指示により携帯電話から自立稼働が可能なアクティブフォームへと変形する。その指示は実に簡単、『マリアさんを探して』というものである。自分と共に歩んでくれる友達のような存在である響の願いに答える様にシーカーは辺りを見渡す。すると、マリアとドクターウェルを見つけ出した。
「案内よろしくね!」
『~!』
小さな機体に好奇心が大きいシーカー。主の為に今日も跳ね回る。
「全く、とても厄介なモノを呼んでくれましたね」
「ああ、だからって怖じ気づいちゃいねぇよな?」
『顔を上げろ、マリア』
『ただいま、響』
「いこう、ネフェリムを止めなきゃ」
全員がユニゾンを使い、暴走したネフェリムへと抵抗を続ける間にゼロワンは一人の女性の元を訪れていた。
『いこう、私のバディ』
「シェン、私は戦うよ。最後まで!!」
静かに、ゼロワンは実体化したまま砂浜を進んでいく。既に自身の妹たちの姿が見えない程に離れていた。
「見つけたよ、君を」
『...残念、時間切れだよ。
これは発達し続けるインターネットなどから生まれたノイズや、サイバー犯罪と闘う
歩く携帯『ガングニール』
これが明日のリアル_____
『携帯は投げるものではないよぉ~~~~!!!!!』
リアル?
続いちゃった記念作品。
今度こそ続かないと思われます。
ではまた。
◇◇◇◇◇◇◇◇
ゼロワン
初代電子体聖遺物にしてガングニールの双子の姉。見た目はグレッキーに近く、アーマーは全体が白黒となっている。彼女はよく同じ曲を歌っており、この曲は一番最初のバディの口癖が移ったものである。