スマホの中の女の子と合体したらTS変身したのですが、どうしたらいいですか!? 作:Plusdriver
今回は、戦わなければ生き残れないあの作品からっ!
XV、やばいですねぇ...毎週見逃せませんねぇ...CMも含めて
『響っ!おいバカッ!しっかりしろっ!!!』
闘っちゃ、ダメなんだ...
「ひゃふぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!」
『っく、橘の元に急ぐぞ!』
「わかってるけど、数が多い、よぉ!!!」
『!やべぇ、ギアが保てなくなってきてやがるっ』
「おやおやおやぁ????我が英雄よ!気付きましたかぁ!!」
『何に気が付いたというのだっ』
「気が付いた?」
「簡単な事ですよぉ...アメノハバキリィには決して邪魔させないけどなぁ!!!!!!!」
「またこんなに...」
『雪音!橘を連れて離脱しろっ!』
『それが出来たらやってるよ!おいバカッ、いい加減に動きやがれっ!!!』
ノイズがまた沢山いる...だけど、私はもう_______
「『響ィいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!』」
「み、
温かい...優しく包み込んでいるこの光は、一体何?
「ごめんね」
『また心配かけちゃったね』
「でも私達は響の陽だまり」
『だから、貴方の帰ってくる場所は私達が守らなくちゃいけないんだ』
ああ、そうか...この光は未来の...
『ねぇ、響君』
何?
『ここはとっても居心地がイイね』
流石は僕らの陽だまりだよね
『それでも、もうここには居られない』
うん、僕らが返ってくるべき場所はここじゃない
「『未来の隣が、
『な、何が起きているのっ!?』
『なんだなんだ!?何かに吸われてるのかこれ!?』
『トライトーン』
「我が英雄よぉ!!!!その姿はなんなんだぁあああああ!!??」
僕はあの男はお断りだな
『私にはもう未来がいるから』
まぁ取り敢えず響、拳の変形よろしく
『誰かと繋がる事が出来る、殴ると痛いこの拳でっ』
「『ぶん殴るっ!!!!!!』」
目の前に群がっていたノイズをたった一発の拳で分解して消し飛ばす。変形させた拳はいつもよりも大きくなっており、その大きさが威力が上がっていることを分かり易く教えてくれている。
「あの数を、一瞬で...」
『何だ、あのギアは?』
先程まで自身とユニゾンしていたクリスの入ったスマホを拾い上げる。中では、涙ぐんだ彼女が無理矢理笑顔を作ろうとしていた。
「『立花響、ただいま戻りました!待たせてごめんね、クリスちゃん!!』」
『いつもおせぇんだよ、このばかっ』
「『アハハハ、ごめんごめん』」
響がクリスと話している間に、情報を集める。どうやら自分が纏っているギアに変化があったようだ。生憎全身を確認する事が出来ない。明らかに響の身体よりも大きい胸部が存在しているのもその原因の一つだろう。
「もうっ、ホントに遅いんだから」
「ごめんね、でももう大丈夫だから。未来はクリスと風間さんを連れて下がってて」
「『うん、分かった。待ってるね』」
ノイズを召還していたドクターウェルはスマホを落としたまま固まっているようだ。先程までの話からあのスマホを奪えば、今後の手掛かりになる可能性があるようだ。
『ねぇ、奏』
『なんだ?』
『これは一体どういう事なの?』
『...あたしにもさっぱり。さっきまでいたはずのスマホの中じゃなくて、どうやら響の所にいるみたいだ』
『響のスマホって事は、遂にユニゾンが解除されたというの!?』
忘れちゃいけないこともある。先程から聞こえている声だ。どうやら自分は今、響だけでなく天羽さんとマリアさんともユニゾンしているようだ。どおりで大きい訳だ。
『ハァ...響君も男の子ってことだよね』
既に何回も君の裸体を見てるからね?自分の身体を見ているようにしか感じられなくなっているんだよ
『うわぁあああ、やめてとめてやめてとめてやめてとめてぇ!!!』
叫んでいる響を放置してそのまま右手を元に戻す。既に未来がスマホと風間さんを連れて離脱していくのが見えた。有ったはずのゲームセンターや町の一部は灰となって消えてしまっている。
「響、奏さん、マリアさん」
『『『!』』』
「聞こえてるんでしょう?これからあの男からスマホを奪い取りたいんです。あのスマホがなければどうやら何もできないようなので、力を貸して下さい」
『私はそれに賛成だよ!話を聞いてもらう前に聞いてもらえる状態にしなきゃだもんね!』
『...狼狽えないわよ、マリア。この状況を打開するには、響の案に乗るのが得策のようね。分かった、私も君に力を貸そう』
『ま、仕方がないからな。後でこの状況をしっかりと説明してくれよ?』
「ありがとう、皆!」
両手を正面で合わせてアーマーを発射する。それに気が付き正気に戻ったウェルがスマホを拾い上げノイズを壁として召還し交わした。自分はそのアーマーを追いかけており、ノイズに衝突後変形を始めたアーマーの柄を掴み羽織っていた黒いマントを取り外しそのままアーマー、槍に巻き付けそのまま回転させる。黒いガングニールの槍をそのままウェルへと向けて投げる。本来ならば生身の人間には行ってはならないが、あの男が人間であるかどうかは怪しい。本編でもサラッと体の一部に人間を辞めさせていたのを憶えている。
「私の手で、我が英雄が英雄たる姿に進化したとでもいうのか....ハハハハハハハハハハ!!!!!!!!素晴らしい!!こんな素晴らしい事は無い!!ならば、もっと貴方の英雄たる姿を見せてくれぇええええええ!!!!!!!!!!」
ウェルは先程とは桁違いのノイズを召喚しそれを壁とし、そのまま複数のノイズを召喚していく。見覚えのあるモノがほとんどだが、よく見ると召喚されたノイズ達はアルカ・ノイズの様だ。つまり、あのスマホで召喚できるノイズには限りがあるはずなのだ。だからこその、この槍なのだから。
「貫けぇえええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
回転したまま槍は壁として召喚されたノイズへと突き刺さり、その体を内側から分解していく。そしてそのまま槍を一段階分離する。そうすることでマントも同じ様に槍から外れる。だが、その回転は死んではいない。マントもギアなのだ。その形状を変化させる事が出来る為、回転を殺さないようにマントを巨大化させていく。ノイズを内側からバラバラに切り裂いた。
「『激槍・ガングニール』ってところかな」
勢い余って突き刺さった槍を引き抜き、マントの大きさを元に戻し羽織り直す。振り向きノイズ達を見れば、その先にいるウェルが笑っているのが見えた。
橘 響/立花 響
融合が進み響が響に飲まれるという状況に陥り掛けていた上、未来が巻き込まれた理由が自分にあるということで一度は闘えなくなってしまう。しかし、駆け付けた(脱走)未来により助けられ、神獣鏡の光にもう一度飲まれることでユニゾンが解除された。その上、もう一段階ユニゾンが進化した模様。
日向 未来/小日向 未来
響の危機に駆け付けた正妻(間違い無し)。目が覚めて早々にユニゾンし強引に屋敷を脱走した模様。奏やマリアは彼女達を探していた。え、何故響のいる場所が分かったかって?簡単な話さ。『愛』って何でもできるんだって。
なおXVでは____
風間 翼/風鳴 翼
戦えない響の分まで剣を振るったが、数に押されてしまいブドウのノイズに襲われるところだった。まぁ、結果として切ったのだが。
なおXVでは____
天羽 奏/たデマ
ただのデートするマリア(XV各話OP有りのみ:ニコニコ動画より)
突如脱走した未来達を探すためにそれぞれの相方と共に走り回っていたが、突然響のスマホの中へと転送された。
トライトーン
ユニゾンには複数人で行うことができるという仮設が存在している。それは相性がいい聖遺物の装者で行うことができると仮定されていた。しかし、未だザババの刃の二人と合流出来ていない為、確認出来ていなかった。ユニゾンを行う人物、装者二人でのユニゾンを『デュエット』とし、特例でのみ可能な組み合わせ(装者3人以上)を『クワイア/コーラス』としている。『トライトーン』とは、その中に当てはまらないものであり、同じ聖遺物を元にしたギアを纏う事が出来る装者が3人揃っていた為に誕生した例外である。
その見た目はそれぞれのギアアーマーを混ぜ合わせた見た目をしており、身体は響のものだが、そこにも変化が見られている。
魔王・救世主・家臣が合体する例のアレがモデルだったりする。(てんこ盛りとか)
お待たせしました。XV見たら凄かった。イヤほんと、一体どうなってるんだろうこの毎週毎週の情報量。あの神はこの小説には登場しませんからね。
???・?『オッス、我___』
ビッキー『うわぁああああああ!?!?!?!?!?!?』