スマホの中の女の子と合体したらTS変身したのですが、どうしたらいいですか!?   作:Plusdriver

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サブタイトル元ネタな~んだ?

今回は響の名を持つ独特なライダー!
さぁ、太鼓を叩くのだ!




...スタンド使いとスタンド使いはひk(etc.


引き合う奏者

スマホを改札にかざしてホームへと駆け抜ける。幸い人が少なくそのまま電車に飛び乗る事が出来た。

 

「ハァ...」

 

閉じた扉に背を任せスマホを見る。もうこんな事(駆け込み乗車)をしないと考えながらメッセージに目を通せば背筋が震えた。

 

『ハヤクコイ』

 

その一言だけが送られてきていた。既読を付けるとそのまま大量の同じメッセージが送られてくる。

 

「....」

 

自分はそれを見なかった事にする為にアリサねぇちゃんの通知をOFFにした。取り敢えず、現状まだ約束の時間は迎えていないのだ。うん、問題ないはず...

 

ホーム画面へと戻れば、画面端で重なりながらぐったりしている3人の姿が。どうやらそのまま二人も連れてきてしまったらしい。

 

『で、デ~ス...』

 

『自分自身が、ヨーヨーに....うぷッ』

 

『アレッ、ここはどこなのマムッ』

 

上から調、切歌、マリアの順で重なっている。スマホをスリープモードにすることなく走ってきたために画面の自動回転が永続的に行われたのだろう。響やクリス達とは異なりスマホの全てを使っているわけではないマリアにまだこちらに来てから日が浅い二人なのだから、こちらが悪いのである。

 

「ごめん、3人とも!急いでいたから気が付かなくて...」

 

『....あ、ありがちなハナシデスよ』

 

『...ッ、そうそう。切ちゃんなんて良く、携帯の電源切り忘れてッ、朝目覚まし上手く使えてないからッ』

 

『無茶しないで調ッ!確かこっちにゴミ箱があったはずよッ!!!だからそれまで____』

 

『ありがとうマリア。でも心配しないで...もう、大丈夫だからッ』

 

『『し、しらべぇえぇええええぇええええええ!!!!!!!!』』

 

突如画面から調の姿が消える。どうやら他のスマホへと移動したようだ。次に会うときにしっかりと謝ることにしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん。お帰り、もう一人の私」

 

『ご、ごみ箱は何処ッ』

 

「今開くから。キリ、見ないでね?」

 

「目の前が突然暗くなったのですッ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「フへァッ!!!」

 

『いやぁあぁあああああ!!!!!!』

 

『逃げ遅れたの、デスぅ!?』

 

こんな時に限って人身事故が起きていたようで、アリサねぇちゃんの仕事場であるスタジオには時間ギリギリの到着となってしまった。

 

『オソイ』「遅い」

 

スタジオに到着すると同時にメッセージの追加と当の本人の声を頂く。どうやら、間に合わなかったようだ...

 

「約束だったわよね?迎えに来てくれるって?」

 

「う、うん。そうなんだけど...」

 

理由を正直に話すべきか迷ってしまう。言い訳をするのは良くないとわかって知るからこそ、どうすればいいのかわからなくなってしまう。

 

「...まぁいいわ。貴方が遅れてきた理由も未来から聞いてるし」

 

「え、未来から?」

 

どうやら未来が遅れていくのを見込んで連絡してくれていたらしい。本当に有り難い!

 

「でも、一つ私のゆうことに従ってもらうわよ?」

 

「そ、そんなぁ...」

 

間に合わなかった為に何も言い返せず、その場で息を整える。流石に駆け抜けてきた為に息が上がってしまった。

 

「あ、いたのです!」

 

「キリ、待って~」

 

そこへ先程先輩の家で別れたはずの二人と再会することとなった。

 

「えっ、まさか着いてきてたのかい!?」

 

「おにぃにお金を届けるって言って追いかけてきたんだ」

 

「およ?およ!?およよよッ!?」

 

切乃の様子がおかしい。まるで滅多に見れないものを見たかのような反応だ。

 

「あ、アリサですッ!本物、モノホンのアリサですよシラッ!?」

 

「あら、なるほどね........これは、もう少し重くしてもよさそうね」

 

アリサねぇちゃんを見ていてその反応をしていたようだ。忘れがちだが、自分の姉が日本の誇る芸能人である事を改めて認識させられる。と、いうかねぇちゃんは何に納得しているのだろう?殆ど切乃の声で聞こえなかった。

 

「先輩、これ」

 

「ああ、ありがとう。でもごめんね。こんなところまでこさせちゃって」

 

「構わない、むしろ感謝させて。私達、この街には住んでいないから」

 

確かに、先輩の家がマンションの一室だった事を思い出す。実家に帰れそうにない先輩の元へと向かうことにしたのか。

 

「偉いね、調ちゃんは」

 

「褒めても何も出ない」

 

頭を撫でてやれば、そっぽを向くも手をどかすような事をしないところを見ると嬉しいようだ。

 

「ああ~!!!ズルいです、シラッ!さぁセンパイ!私の頭も撫でて欲しいのですッ!!」

 

「わ、私にも...」

 

この後、放置されたアリサねぇちゃんがスタジオの戻り帰りの支度を済ませるまで扉の前で二人の頭をなで続けていた。無事に調ちゃんのスマホの中のもう一人の調ちゃんに改めで謝ることもできた。

 

その代わりに後日、退院した未来と未来によって強制的にユニゾンさせられ着せ替え人形にされたのはまた別の話である。




本当のサブタイトル『引き合う奏者(平行世界)』

橘 響

家に帰った後、姉に膝枕を所望された。仕方がないのでやると、髪形も相まってか姉が猫にしか見えなかったらしい。
電車への駆け込み乗車は止めよう。ホントに危ないし、遅延も起こりかねないから。


小日向 未来

未来のスマホの中で溶けた響で癒される中、亜里沙へと連絡していた平行世界の嫁。


神無月  調/月読 調

おにぃが好きで、妹も好き。面倒見のいいおねぇさん(正し中学3年生)
響のスマホの中で身体をもてあそばれた上、逆流することとなった。ごみ箱には彼女が以前口にした食べ物の画像が無数に入っていた。

神無月 切乃/暁 切歌

です/デス、独特の語尾を持つ似た者同士な二人。アリサのファン。
響のスマホから逃げるのに失敗し、調に助けてもらうまでスマホから出られないでいた模様。現在は無事に切乃のスマホへと戻っている。


橘 亜里沙/マリア・カデンツァヴナ・イヴ

重たい姉(何がとは言わない)とたやマ。
ええ、誰にでもミスはあるもの。ええ、あるモノ...(世界中での全裸放送)


感想お待ちしています!
ではまた次回!






目の前で電車の扉に人が挟まれたのは本当に怖かった(トラウマ)
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