スマホの中の女の子と合体したらTS変身したのですが、どうしたらいいですか!?   作:Plusdriver

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サブタイトル元ネタな~んだ?

今回はあの方がいつもと違うポーズをした話から。




サープラーイ!!
ディスティネーションターイム!!

(ドゥーン)

僕の心に弱さは住み着いてたー...












ファングトリガーはイイゾ、ジョージィ...(大分時空がゆがみ始めているッ)


2043:オペレーション・ガングニール

「渡さないッ!返さないッ!未来は、私の(・・)未来なんだッ!!!」

 

「『返してもらうまで、この拳を振るい続けるッ!』」

 

向かってくる拳を往なし、空いた場所へと拳を撃つ。だが、同じように往なされる。それを繰り返していく。彼女の言葉には、それなりの重さがあった。

 

「アンタには分からないッ」

 

「『なんでッ?』」

 

「アンタは失ってないじゃないかッ!何もかもを私よりも持っているッ!」

 

「『なら、一体何を失ったッ!』」

 

一度、攻撃が止まる。彼女は顔を俯かせ、拳から血が出るほど握り締め震えている。

 

「あの日、ツバイウィングのライブの日、私は何もかもを失ったんだッ!親友を、家族を、友達も何もかもッ!」

 

叩き付けられた拳によって地面は崩壊し、一度ビルの屋上へと避難する。ビルは複数巻き込まれて大きな音を立てて崩壊していく。その中にはノイズの姿もあった。天羽さんと風鳴さんは無事に脱出出来ており別のビルからその様子を伺っている。

 

「なんて威力だ...」

 

『師匠レベルだよ、これ...』

 

響の言葉通り、OTONAが本気を出せば起こせそうな災害(状態)が目の前に広がっていた。もし喰らっていれば、身体が壊れてしまっていただろう。

 

『...響君、この世界の響君について説明させてもらう』

 

未だ崩壊を続ける街の音をBGMに弦十郎さんから彼女が失ったモノ、その理由を説明された。言葉を挟む事は出来ず、自分には彼女を救えないと言っているようにも聞こえた。

 

『...本来ならば俺達大人がサポートしなくてはならないんだが、間に合わなかった...いや、これはただの言い訳に過ぎんよ。忘れてくれ』

 

彼女が家族を失ったのは、ノイズによる対消滅によってであった。ソロモンの杖が不完全に起動した為にゲートが様々な場所、時間で開くようになってしまっている状態が、既に十数年続いているという。ならば完全に起動させて、『戦姫絶唱シンフォギアG(原作)』の様にゲートを閉じながら中に閉まってしまえばいいのではないかと考えるだろう。だがこの世界の完全聖遺物には自我を持っているモノがある。いい例がネフシュタンとギャラルホルン(ラル)である。最も、ラルはどちらの世界から来たのかは不明である。本人?に聞けばわかるだろうが、ユニゾンしている状態では、スマホの奥深くへと入り込んでいるのか表には出てこない。

 

ビルの建ち並んでいた街はその一部を瓦礫へと姿を変えられた。幸いノイズの出現により人々はシェルターへと非難している為、問題はないはずだ。

 

『ッ、避けて!』

 

「うぉっ!?」

 

煙が晴れる前にビルを下から突き破って響が飛び出してくる。彼女が纏っているギアは先ほどと異なり、一部が水晶体へと変化している。その変化が著しいのは右腕だ。

 

「フンッ」

 

肘を曲げる際にバキッと水晶体が砕ける音が響く。拳を完全に真っ直ぐにする事で軸を乱すことなく貫いてきたのだろう。空中へと付き上がった彼女は腰のブースターを使い瞬時にこちらへと方向を変えた。ジャッキを使い空を蹴飛ばして加速してくる。バランスを崩している為、交わしきれそうにはないッ

 

『わッ!?』

 

「うわぁああぁああああああああ!!!!!!」

 

ユニゾンを解除する事で強引に彼女の狙いから外れる。そのままビルへと突っ込んで行った為ビルはその原型を留めることは出来ず、崩壊を始める。その際にガングニールのペンダントの鎖が断ち切られてしまった。

 

「響ッ!」

 

「橘君ッ!」

 

落下する中で浮いていたスマホへと手を伸ばす。改めて自身が彼女を相手に出来ない事を理解する。だからこそ、一つの賭けに出ることにした。助けるためにこちらへと声を掛け今にもビルから飛び降りようとしている二人に目を向ける。二人は自分を見て何かを理解したようだ。有り難い。

 

「響、アレやるよッ!」

 

『ええッ!?アレはまだどういう理由で出来ているのかわかってないから師匠が使うなって...』

 

「緊急事態だッ!彼女を、彼女と手を取り合うにはやるしかないッ!」

 

自分の実力が響の足を引きずっているのは分かっている。だからこそ、別の方法で今は補うしかない。スマホを掴み、空に浮いているガングニールへと手を伸ばす。届かないッ

 

『響ッ!』

 

手で届かないのならとスマホを持っている左腕を伸ばす。そのままガングニールはスマホへと吸い込まれた。

 

 

 

 

「『トライトーンッ!』」

 

 

 

 

 

 

 

 

「弟、私の弟、ひびきぃ、何処に居るのぉ...」

 

『.....ハヤクデテキテ、ヒビキ』

 

 

 

 

 

 

 

「ごめん。何も出来なかった」

『問題ないさ。ユニゾン出来るのは響とアリサと未来のスマホだけなんだ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ああッ!救いの光よッ!ようやくアリサから離れられるッ!!!』

 

『ッ!...悪い奏。呼ばれてるみたいだ。行ってくる』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地面へと先に降りた響は全身から生えている水晶体を砕いていく。先ほどとは異なり、マフラーを一度緩めており、息を吸い込み直している。彼女は攻撃の間呼吸をしていなかったのだ。時間で見ればかなりの間呼吸をしていなかったが、彼女はガングニールとの融合症例である。もう彼女の身体は殆ど聖遺物へと変わり始めていた。

 

「倒せなかったけど、問題はない。もうこれでアイツは____」

 

上を見れば、瓦礫と共にフワフワと降りてくるアイツの姿があった。でもそれは先ほどとは異なっている。

 

『やっぱり響は最高よッ!もうこのまま私をスマホに置いて欲しいわッ!』

 

『響がもう一人...なるほどなぁ。まぁ、後で説明してもらうからな?』

 

『上手くいったよッ!』

 

先程よりも騒がしい。一体何をしたのだろう?

 

「泣いている子には手を差し伸べなくちゃね」

 

『勿論ッ!』

 

泣いている?私が、泣いているだって...?

 

「未来...私の親友・小日向未来...ずっと仲良し...幼馴染。時々喧嘩しても同じ数だけ仲直り。多分そんな二人のままこの先もいられるのだと思っていた...だけど...陽だまりは踏みにじられて...君と繋ぐはずのこの手にはどこまでも残酷な結末を約束されてしまう...あの日、私の大切なものはすべて奪われてしまった...もう失わない為にッ!」

 

「『()は拳を握るッ!!!』」

 

「ワタシは拳を握るッ!!!」




今回は後書きなしですッ!
理由は勿論お分かりですね?

感想お待ちしていますッ!

ではまた次回ッ!!!
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