スマホの中の女の子と合体したらTS変身したのですが、どうしたらいいですか!?   作:Plusdriver

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久々のサブタイ元ネタな~んだ?

今回は今年も登場するあの先輩!
じーっとしてても、どうにもならない!
??「決めるぜ!覚悟!」

追記:
シンフォギアライブの延期が決定しましたが、私たちには歌がある!
さぁ、一刻も早く新しい情報をお待ちしておりますデス!


世界の終わりが始まる日

目の前に広がるこの光景はなんなんだろうか

 

無いもない。建物も、人も、何もかも

 

ただ広がっているのは、変色した灰のみ

 

風にまかれて空に舞い、視界から消えていく

 

それ(・・)はなんだったのだろうか

 

ヒト?建造物?それとも____

 

ただ、拳を握る事しか出来なかった。目の前の光景に、何もできなかったのだ。

 

後ろを振り返れば、残された建物が見える。でも、人の気配が全然しない。まるで、自分だけ世界に取り残されたように。

 

画面にヒビが入り、所々砕けているスマホには、何も映らなかった__

 

何も、残ってなんかいない。未来も、響も、ガングニールも、もうないんだ。この光景を作り上げた原因さえ、今の自分には分からない。ただ一人、街へと足を進める。血が流れる手で、割れてしまった鏡を大切にしまい込んで。

 

 

 

 

 

その日は随分と平凡だったと言える。目の前に広がる日常は、未来との繋がりでできた非日常へと変わっていた。彼女達が過去へと来た理由も、その原因を探るのも今日はお休み。ただの一人のヒビキとして生き抜く日。

 

『ほら!行こう響!』

 

「うん、わかってるよ」

 

目の前で行われるドタバタ騒ぎ。基本的に後輩が騒ぎ、それに乗る上級生達。

 

『そろそろ防人語をマスターしてやるデース!』

 

『日本語って難しい...』

 

『ああ、分かるぜ。特に先輩の言ってることは時々わからない時があるんだよなぁ』

 

『あ、クリスちゃんもあるんだ!私も私も!』

 

『なッ!?』

 

『え、今更気が付いたのかよ...』

 

『最近わかるようになってきたって自負していたんだけど、流石にユウジには負けるわね』

 

『アタシと話す時はそんなことなくて普通に話しているからなぁ』

 

どうやら今日の話のタネは翼さんの使う言葉についてらしい。スマホのスピーカーから言葉が次々に飛び出してくる。それを放置しながら、自分達は宿題へと進んでいく。

 

「...残るは、読書感想文のみ」

 

「は、早いです...取り掛かりは同じだったのに一体どこで差が...」

 

「そりゃあ、取り組むスピードが違ってたからなぁ」

 

「そんなぁ~シラ~」

 

「キリ、ガンバ」

 

先輩や調ちゃんに泣きつくも、華麗に交わされてしまい仕方なく机へと戻る切乃ちゃん。こうしていると見覚えが...ああ、あれだ。『しないシンフォギア』だ。二人の家に学校の成績が悪くないクリスが大体居るっていうあの話。そんなこと言ったら、あっちでは朝日さんが目を回した風間さんを膝枕してるし、自分の目の前には未来が___

 

「えい」

 

「うぉッ!?め、目、眼ぇええええ!!!!!」

 

め、目潰しッ。威力はそこまでなかったけれども痛いものには変わりない。目を閉じ、椅子から飛び降りて距離を取る。

 

「な、なにするの!?」

 

「響が目の前のことに集中してなかったから」

 

「いや、でも、他に方法あったよね!?」

 

眼を開くのはしばらくしないことにしよう、うん。きっと他にもしてくる可能性があるッ

 

「ほらほら、もう何もしないから。サッサと宿題の続きをしよう?」

 

恐る恐る椅子へと戻り、机の上の宿題を視界に入れる。うん、何も変わってない。変わるわけがない。

 

「はぁ...」

 

「結局やるんだからさ、しようよ。今日まで調べたりバイトしたりであんまり進んでいなかったんだから」

 

そう、今日という日が与えられたのは風間先生に宿題が進んでいないことがバレたからだ。既に3年生である自分達は本来ならば進学の為に受験勉強をするものだが、アンノウンにより事態は一変。殆どの高校から成績次第で必ず大学へと進める様になったのだ。お陰で高校側は遠慮なく宿題を出してくる始末。進学校じゃなくてもこの量ならばきっと...いや、想像するのはやめておこう。そんな事を考えていられたその時間は、きっと平和そのものだったのだろう。

 

先輩が突然消えてしまわなければ

 

「...あれ、おにぃは?」

 

「およ?いないですネ、どこ行ったのです?」

 

次々に建物が消えているだなんて、窓の外が消えてしまうまで気が付くことはなかった。ユニゾンして外へと出れば、大量のノイズ達が目の前で住宅を分解していた。アルカノイズだけでない、ノイズも次々に世界へと降り注いでくる。

 

「なんなのあれ...」

 

誰かが言った、空を指差して。その先にあるモノを認めようとはせず、その場に固まってしまう様に。

 

「空が...」

 

「割れてる...」

 

『畜生!オッサンにつながらねぇ!』

 

『こっちもダメだ!』

 

『本部と通信できない...その原因はきっとあの...』

 

『取り敢えず、今はノイズを!』

 

バラバラに分かれてノイズを倒していく。目標はあの、割れた空。3期の様にヒビが入り割れているのではない。正確に言うならば裂けている。目の様に開いた空間からは、数え切れないノイズが降ってくる。倒しても、倒しても、倒しても。出てくるノイズの量は増えていく。そして、突然その目が閉じた。

 

「今のうちにッ!」

 

『これが私達の守るための拳!』

 

アーマーを変形、二つの拳を形成し操作する。両腕の動きに合わせて動くそれは、次々にシンフォギアで調律できない場所に居るノイズたちを殴り飛ばしていく。それと同時に向かってくるノイズ達にも拳をお見舞いする。

 

そして、突如としてあの目は開かれた______

 

 

 

 

自分を除いたすべての人を消し去った最大級のアンノウンはこうして発生し、人類をこの世界から排除した。自然以外を分解したノイズ達は、ただひたすらに何かを守るように動き出した。種を植え、水をまき、世界を緑に染めていく。

 

何故か、自分はノイズに攻撃されなかった。逆に歓迎されていたようにも思える。食料を与えられ、只ひたすら生きていく。この世界に自分と同じように生き延びたモノが居ることを願って。

 

割れたスマホにはぼんやりと杖が写り込んでいた。まるで笑っているかのように____




ソロモンの杖

とある人物が持っていた完全聖遺物。起動に必要なフォニックゲインは所有者自らがライブへと持ち込むことで成功している。バラルの呪詛誕生後、人類が対人類用に創り上げた古代兵器であるノイズを操る力を加えられた。




ご唱和ください!我の名を!

「ドクターッ、ウェルゥウゥウウウウウウ!!!!!!!!」

違いますでございます。改めて叫んじゃってください。

「僕こそがぁッ!」

その時点でダメ。最初からやり直せです。

選ぶならどの聖遺物?

  • ガングニール(幼少期響の声)
  • ラル(ギャラルホルン)
  • ソロモンの杖(ヤンデレ)
  • 神獣鏡(恋する乙女のミカタ)
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