スマホの中の女の子と合体したらTS変身したのですが、どうしたらいいですか!? 作:Plusdriver
理解できない
『え、ええええええええええええええええ!!!!!!!!??????????』
それは如何やら彼女も同じようだ。突然合体なんてしたらそうなるに決まっている。
「む、胸がある...」
『身体が、自由に動かせないッ!』
如何やら合体した為か彼女の身体になってしまったようだ。もう滅茶苦茶だ。
「これならあいつらと戦える?」
『ッ!!勿論!!!!』
それさえ分かればいい。大切な彼女達の夢をぶち壊したあいつらを、ここで倒す。
身体が、勝手に歌を歌い出す。それと同時にどんどん身体が軽くなってゆく。如何やらこれが、シンフォギア装者というものらしい。
ノイズ達は目標を自分に変更したようだ。次々と向かってくる。だがこれなら簡単に倒せる。如何やら彼女と合体した為に彼女の戦い方を身体が知ったようだ。上手く戦えている。
「次!!」
今合体している彼女、立花響はガングニールの適合者だ。彼女にはアームドギアが存在せず、その拳そのものが彼女のアームドギアである。簡単に言うなれば、
「取り敢えず、ぶん殴る!」
というわけだ。シンフォギアがノイズに触れることで分解能力を調和、無効化し、逆に分解する。それが彼女がノイズと戦える理由だ。
「お、終わった....の?」
『もうノイズはいないみたい...って、これどうやって元に戻るの!?』
そうだよ!流石にこのまま彼女の姿でいるわけにはいかない。何より、この格好で外にいたくない。
ギアの解除方法は知らないが、取り敢えずギアペンダントの代わりに付いているスマホの画面を見る。するとそこにはギアペンダントが映し出されていた。
「もしかして...」
アプリのガチャを思い出す。もしもこのペンダントを左右に揺らせば、元に戻れるのではないか、と。
自分は無言で画面のペンダントをタップした。
「良かった!無事だったのね!」
「心配したんだぞ!お前に何かあったら私は...」
彼女達の前には元の姿で戻ってこれた。流石にあの姿のまま会っても自分だとは理解されないだろう。
『翼さんに、奏さん!?...いやでも...似ているけど別人?』
スマホから声が聞こえるが気にしない。
「すいません、逃げる人達の波に飲まれて中々出れなかったんです」
それは嘘ではない。合体が解除され元に戻ったと同時に自分の元にはガングニールとスマホが戻ってきた。
その姿は誰にも見られていなかったものの、流石にバレる訳にはいかない。もしバレれば何をされるかわからない。
「生き延びたか、橘」
「風間先生、アレはなんなんですか?」
「...分からん。ただ分っているのは、人間の敵だという事だけだ」
...以前から思っていたけれど、自分の周りの人達は何処か彼女達に似ている。自分の名前も橘響だからだろうか。
『お~い!話は終わった~?』
ノイズによる襲撃によりライブは中止となった。警察や政府により取り調べが行われたが殆どの事がわかることはなかった。分かったことといえば、うまく聞き取れない雑音を出す化け物と、それと戦っていた少女のことだけだった。
「君は、一体何者なんだ?」
スマホを取り出し、画面を見ればあの時と変わらず彼女が居る。
『それについても説明するからさ!先ずは自己紹介だよ!』
一方的に知っていますよ。まぁ、大事ですからね。
『私の名前は立花響!17歳で好きなものはご飯&ご飯!』
うん、滅茶苦茶である。この自己紹介は彼女だからこそであろう。
『君の名前は?』
「僕の名前は橘響。君と同じ名前で、同い年だよ」
こうしてライブの帰り道、僕と彼女
『あっ、どう未来に話せばいいんだろう!?』
前途多難である。
立花 響
好きなものがご飯&ご飯という少女。
幾度もなく世界を救ってきた我らが主人公。
橘 響
主人公にして、性別は男。
ガングニールとスマホによって響と合体し、TS戦姫ヒビキとなる。
ユニゾン
響が合体する事をさす。
特定のアイテムとスマホを使う事で、スマホの中の人物と合体し、その人物の身体を操る事が出来る。それと同時に戦い方などを知ることもできる。ギアペンダントの代わりにスマホが装着されており、その画面にはギアペンダントが映し出されている。
さぁ、皆集まって!戦姫絶唱シンフォギアXVが今日から始まるよ~!!!!!!