丸山彩と交際する話 作:Joseph
「私は…あなたの事が好きです…付き合ってください」
「俺も彩の事が好きだ。これからよろしく。」
これが私と陽太くんとの交際生活の始まりだった。
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私は丸山彩。
大人気アイドルバンドのPastel✽Palettesのボーカルをしている。
私は高校の時に生まれて初めて「好きな人」が出来た。
彼の名前は橋本陽太君。
学校ではそんなに目立つキャラでは無かったけど話してみたら面白いし、ふとした時にとても優しくなる所に私は惚れた。
私は彼に振り向いて欲しくて何度もアタックをして、高校卒業と同時に告白し見事陽太君の彼女になる事に成功した。
俺の名前は橋本陽太。
陽太と書いて「ひなた」と呼ぶ。
よく「ようた」と間違われるが俺の名前は「ひなた」だ。
彩も俺の名前を間違えた一人だった。
彩との出会いは高校2年生の時。
俺がテスト勉強の為に学校の図書室で勉強していると、彼女も図書室に入ってきて俺の隣で勉強を始めた。
俺は人見知りなので無視して勉強していたのだが、しばらくすると彼女から勉強を教えて欲しいと頼まれた。
断ったら変な空気になるよなと思い教える事にしたのだがどうやら俺の事を気に入ったみたいでその日からよく一緒に遊ぶようになり、高校卒業と同時に彩から告白された。
これはそんな新米カップルのお話
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高校を卒業し俺は家から少し離れた大学へ進学した。
一人暮らしをする予定だったが彩と付き合った事により彩と2人暮らしをする事になった。
彩は大学へは行かずに芸能人として生きていく事にしたようだ。
「よいしょ…これで荷物は全部かな?これからよろしくね陽太君!」
「あぁ、よろしくな」
新居で荷解きを終え、俺と彩はソファに座って休憩をする。
「陽太くん、肩…借りるね…」
そういって彩は俺の肩に頭を乗せてきた。
あまりにも突然の事だったので驚いたが彼女は目を閉じてリラックスした様子で俺に体を預ける。
「今日はやけに距離近いな…」
「ご、ごめんね?陽太君とこれから一緒に過ごせるって考えると気持ちが抑えられなくなっちゃって…」
本当に可愛い事を言ってくる。かなりあざといセリフだが俺も彩にメロメロなのでとても心に染みる。
こういう時間が一番好きなんだよな。
「あ、そろそろ夕飯の時間だ!陽太君何食べたい?」
そうだ。彩と暮らすということは彩の手料理が食べられるという事に今気づいた。
俺は彩の初めて食べる手料理のメニューはしっかり考えなければと思い、しばらく考えた結果オムライスに決めた。
地味と思うかも知れないが彩と俺はオムライスが大好物だった。
そう言うと彩はオムライスの材料を買いにスーパーに出かけた。
家に取り残された俺は彩が帰ってくるまで家の掃除をする事にした。
自分で家事をするというのは大変で親のありがたみを感じる。
本当親って偉大だよなぁ…
しばらくすると彩が帰ってきてキッチンで料理を始めた。
俺も手伝おうと思って声をかけたが
「今日は私だけで作らせて!」
と拒否された為、仕方なくリビングでスマホをいじる事にした。
彩の背中を見ながら何となく彩とのLINEを見返す。
大抵のメッセージは彩から送ってきてその大半が日常の事や仕事の話だった
これからは文字で話す必要が無くなるんだよなぁと段々と彩との同棲生活の実感が湧いてきた。
「出来たよ〜!」
料理が出来たみたいだ
俺は彩と向かい合わせになって座りオムライスを頬張る。
「うん、美味しいよ」
「ほんと?ありがとう!」
「これから彩のご飯が食べれるって考えると幸せだなぁ…」
「ふふふ!楽しみにしててね!」
他愛もない話をしながら食事をした後、俺は風呂に入って寝る事にした。
「じゃあそろそろ寝るわ。おやすみ」
「え?どこ行くの?」
「どこって俺の部屋だけど?」
「一緒に寝ないの?陽太君の分のお布団も敷いたよ?」
俺は彩と一緒に寝るという事が想像出来ていなかった。
正直めちゃくちゃ恥ずかしい。
初めて出来た彼女なのでどういう距離感でいけばいいのか全く分からなかった。
一人で寝たいと伝えたが彩はどうしても一緒に寝たいみたいだったので仕方なく添い寝をする事にした。
「ふぅ…今日は楽しかったな〜」
「そうだな」
「陽太君もっとこっちきてよ」
「恥ずかしいんだけど…」
「もう!しょうがないなぁ!」
ギュッ
「え?」
「ふふふ!おやすみ!」
なんと彩は俺を抱きしめながら寝てしまった。
彩の気持ち良さそうな寝顔を見てるとこっちも眠くなってきたので俺も眠りにつく事にした。
こうして同棲生活1日目が終了した。
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読んで頂きありがとうございます!
初回から砂糖多めで行きました笑
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