盾の勇者と蒼炎の勇者   作:アルティメットフリーダム

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3話の時点でお気に入りがメインの錬転を越しそうな勢いで増えていて、一瞬自分の目を疑ったアルティメットフリーダムです!
はい!まさかの錬転を更新したその日に更新です!
正直自分も驚いてます
でもいつもはアニメを見ながら書いてるんですが今回は見ずに書いてるのでいつもよりも違和感とかあるかもしれません
少し短いですが本編をどうぞ!


もう誰も失わないために

 

 

 

俺達は今、リユート村の坑道に来ていた。

 

理由としては尚文がリユート村の商人に一気に金を稼げる方法はないかと尋ねたところ坑道の鉱石を売れば多少の金にはなると言われたからだ。

 

「最初の波以降、危険な魔物が住み着いてるらしいな」

 

「ああ、アイクはともかくラフタリアは気をつけてくれ」

 

「は、はい!」

 

ピッケルを片手に俺達は坑道を進んでいくと少しずつだが鉱石が出てきた。

 

「これが商人が言ってた鉱石か」

 

「よし!アイク、ラフタリア!掘るぞ!」

 

尚文の掛け声で俺達は鉱石を掘り始めた。

 

 

--------------------------

 

 

しばらくして…

 

「かなり集まったな」

 

「そうだな。そろそろ帰るk」

 

「アイク?どうかしたのか?」

 

この気配…魔物が近い!

 

「イヤァァァァァァァァァァァァァァ‼︎」

 

急にラフタリアが悲鳴を上げた。

 

ラフタリアが怯えて見ている先を見るとそこには2つの頭を持った魔物がいた。

 

あれは確か…オルトロスだったか!

 

「チッ!尚文!アイツは今まで戦ってきた魔物とは違うぞ!」

 

「だとしても倒さないと帰れない!やるぞラフタリア!」

 

「い、いやぁ…」

 

ラフタリアは怯えて戦力にならない…か。

 

あのオルトロスを倒すのは簡単だ…だがそれではラフタリアのためにはならない。

 

「尚文!ラフタリア!あの魔物はお前達で倒せ!」

 

「アイク⁉︎正気か⁉︎」

 

「お前達の成長のためだ!危ないと感じた時は手を貸す!来るぞ!」

 

オルトロスが噛み付いてくるのを尚文が盾で防ぐが左の頭で右肩を噛まれる。

 

「ぐはぁ!」

 

「ご主人様!」

 

俺は我慢して手を出さない。

 

「くっ!やるしかない…ラフタリア!今だ!斬れ!」

 

「い、いやぁ…くっ!ぅぅぅぅ!」

 

尚文の命令を無視したことにより、奴隷紋が反応する。

 

ラフタリア…お前がここまで嫌がるということはお前の両親はオルトロスに似た魔物…おそらくケルベロスだろうが…に殺されたのだろう。

 

だがいつまでも過去に囚われてはいけない…ラフタリア、過去を乗り越えて強くなれ!

 

「ラフタリア!ヤツを倒さなければ尚文は死ぬぞ!」

 

「えっ?…いやぁ…死んじゃいやぁ…」

 

「なら戦え!戦わなければなにも守れない!」

 

「そうだ!お前の両親はもう戻ってこない!だけどな!俺達が戦うことでお前みたいな境遇の人を減らすことはできる!ぐわぁぁ!」

 

オルトロスがさらに強く噛み付く。

 

これ以上は危険だな…そう思いラグネルに手を伸ばしたその時

 

「死んじゃいやぁぁぁぁぁぁ‼︎」

 

ラフタリアが勇気を振り絞り、尚文の右肩に噛み付いていたオルトロスの頭に剣を突き刺した。

 

「ハァーッ!」

 

俺は痛みに怯んだ隙を突き、ラグネルを背中から抜いて居合斬りでオルトロスにトドメを刺す。

 

オルトロスは倒れ、息絶えた。

 

「ナオフミ様ぁ!」

 

ラフタリアは泣きながら尚文へと走り、尚文は優しく受け止めてやる。

 

「おっと!あのなぁ…盾の力があっても痛いものは痛いんだ」

 

「ナオフミ様…アイク様…死なないで…私を1人にしないで…」

 

「大丈夫だ。アイクとラフタリアが戦って俺が守れば、俺達は死にはしない」

 

ラフタリアは既に両親を失っている…だからもう誰も失いたくないと…自分を大切にしてくれた人達を失いたくないと勇気を振り絞ったのか。

 

「さて…あの魔物を盾に吸わせたら帰るぞ」

 

「…うん」

 

返事はしたがラフタリアが尚文から離れようとしない。

 

「お、おい…」

 

「もうちょっと…」

 

「尚文諦めろ。ラフタリアが満足するまでそうしておいてやれ」

 

それからこの坑道を出たのはオルトロスを倒してから15分程後のことだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回『災厄の波』
そろそろ本格的な戦闘回か…錬転で多少は慣れたけど難しいことに変わりはないんだよなぁー
でも自分なりに全力を尽くして書きますので!
それではまた次回!
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