まぁアイク無双ですがww
この世界でアイクに勝てる者などいるのだろうか…
ではどうぞ!
リユート村に着くと波から現れた魔物達が村を破壊しながら人々を襲っていた。
俺はラグネルを背中から引き抜いて構える。
「ラフタリア!あんたは住人の避難を誘導してくれ!尚文は魔物から住人を守ってくれ!」
「「アイク(様)は?」」
「俺は魔物を倒す。これぐらいの魔物なら俺1人でも十分だ」
ラグネルを左から右へ振り抜き、衝撃波で前方の魔物を一掃する。
「すげぇ…」
「あの数の魔物を一瞬で…」
「驚いてる暇があるなら早く避難誘導と取り残された住人を守れ!」
「「あ、ああ(は、はい)‼︎」」
俺は振り返らずにラグネルを振り回し、衝撃波で魔物を一掃していく。
そしてなぜか魔物達が集まっている場所があった。
よく見ると住人が農具を持って魔物と対峙している。
あんな物では魔物は倒せない。
「とりゃァァァァッ‼︎」
俺は居合い斬りで一気に距離を詰め、住人の近くにいた魔物を数体倒す。
「あなたは…蒼炎の勇者様!」
「コイツらは俺に任せてあんた達は早く逃げろ」
「で、ですが…」
「俺達はこの村を守るためにここに来た。死者はあまり出したくない。亜人の娘が避難誘導をしている。それに従って逃げろ」
そう言われると何も言えないらしく、住人達は避難した。
衝撃波で魔物を一掃しながら俺は考えていた。
いくらなんでも魔物が弱すぎる…どこかに親玉がいるはずだが、周りには見当たらないか。
三勇者がここにいないということはあいつらは魔物に襲われてる村を無視して親玉を倒しに行ったのか。
全く…手柄を取ることしか頭にないのか。
まぁいい…あいつらがいても邪魔なだけだ。
「アイク!」
「尚文!住人は全員避難したのか?」
「ああ!もうこの村に人はいn」
「勇者様!」
こちらに1人の住人が走ってきた。
「何故戻ってきた!」
「皆、勇者様の勇敢な姿を見て思い直したんです!この村は、私達の村です。逃げるわけにはいきません。私達も戦います」
「アイク…どうする?」
できることなら戦わせたくはない。だが彼達は覚悟を決めた。その覚悟を無駄にはしなくない。
「わかった。俺が倒し損ねた魔物を倒してくれ」
住人が頷いたその時ゴーレムのような魔物が斧を俺達に向かって振り上げていた。
俺は咄嗟にラグネルに蒼炎を纏わせゴーレム擬きの目の前に突き刺す。
「フンッ!」
するとゴーレム擬きの下から蒼炎の火柱が上がり、ゴーレム擬きは耐えきれずその場に倒れた。
「すごい…」
「この魔物はお前達では倒せない。死にたくないなら手を出すな」
「ですが!」
「お前達にも家族がいるんだろ!こんなところで無駄死にするな!」
「尚文様!アイク様!」
「ラフタリア!避難誘導は終わったのか?」
「はい!あなた達もここは私達に任せて避難を!」
「はい。どうかご無事で!」
ここで戦っていた住人も避難した…あとは魔物を倒すだけだが…
親玉を倒さない限り、魔物は増え続ける。
あいつらは村を無視しておきながらまだ倒せないのか!
そう考えていると村の外から魔法のようなものが撃ち込まれた。
その魔法は村の上空でぶつかり、火の雨となって村に降り注ぐ。
「ラフタリア!」
尚文は咄嗟にラフタリアを抱きしめ、盾で守る。
「アイクも俺の近くに!」
「俺は大丈夫だ!」
俺はラグネル頭上に掲げてスキル名を口にする。
「ファイアーインクロウズ!」
このスキルは簡単に言えば相手の炎をラグネルに纏わせるスキルだ。
アイクの周りに落ちてきた火の雨は全てラグネルに纏う炎となった。
「ハッハッハッ!一気に焼き殺せたな。ん?盾の勇者と蒼炎の勇者か、頑丈な奴らだな」
「王直属の騎士…お前ら…俺達諸共焼き尽くすつもりだったのか」
するとラフタリアが騎士団長らしき人物に斬りかかった。
「尚文様とアイク様がいると知ってて、返答次第では許しませんよ!」
「…抜剣!」
「盾の勇者と蒼炎の勇者の仲間か」
「私は尚文様の剣!無礼は許しません!」
「亜人風情が王国騎士団に逆らうつもりか?」
「そこまでだ」
見かねた俺は止めに入る。
「アイク様!」
「こいつらにはなにを言っても無駄だ。自分が正しいと思い込んでる奴らにはな」
「な、なにを!」
「1つ忠告しておこう。今の攻撃で魔物が全滅したと思わないことだな」
「なっ!」
騎士団長らしき人物が振り向くとそこにはまだまだ魔物がいた。
しかも真後ろにゴーレム擬き魔物が斧を振り上げている。
「あ、慌てるな!体制を」
斧が振り下ろされたがその斧は尚文が防いだ。
「ここで名誉の戦死を遂げるか?ラフタリア!」
「はい!」
ゴーレム擬きはラフタリアに斬り裂かれ倒れた。
「いいか。俺達が時間を稼ぐ!その間に陣形を整えろ!ラフタリア、アイク、行くぞ!」
「ああ(はい)!」
炎が纏ったラグネルにさらに蒼炎を纏わせ地面に突き刺す。
「どりゃぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」
ラグネルを突き刺したところから前方に3本の火柱が上がり、その場所にいた魔物が燃え尽きる。
だが魔物はまだまだいる。
俺はラグネルを頭上高く廻し上げ、俺も跳躍してラグネルを掴み近くにいたゴーレム擬きに向かって振り下ろす。
「天‼︎空‼︎」
ゴーレム擬きは真っ二つになって倒れた。
「盾の勇者と蒼炎の勇者を援護する!密集陣形!」
やっと騎士団が動いたか、ここからが正念場だな。
それから騎士団と共に戦っていると急に波が消え、空が晴れた。
やっと倒したのか。
「尚文様、アイク様、空が」
「ああ、終わったんだ」
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夕方になるまで俺達は村に残った魔物退治と怪我をした住人の手当てをしていた。
「尚文様…アイク様」
手当てもひと段落した時、ラフタリアが不安そうな声で話しかけてきた。
「村にいた魔物は全て倒しました…私達は勝ったのでしょうか?」
「それは」
「勇者様!ありがとうございました」
俺がラフタリアの質問に答えようとした時にお礼を言ってきたのはこの村、リユート村の村長だった。村長の後ろには何人か住人もいる。
「盾の勇者様と蒼炎の勇者様がいなければ、皆助かっていなかったと思います」
「なるようになっただけだ」
「勇者として当たり前のことをしただけだ」
「貴方達がいたから私達はこうして生き延びることができたんです。勇者として当たり前のことでも私達は助けられた」
「このご恩は一生忘れません」
「…勝手にしろ」
全く…尚文はかなり捻くれてしまったな。あんなことがあれば仕方ないのかもしれんが。
「あんた達を助けられて良かった。復興に手伝いが必要なら遠慮なく言ってくれ」
「わかりました。勇者様の力が必要な時は頼らせていただきます」
そういうと村長達は復興作業へと戻っていった。
「感謝されましたね」
「そうだな」
「私みたいな人、少しは減らせましたよね?」
「ああ、きっとな」
「お前はよくやったよ」
尚文がラフタリアの頭に手を置くと同時に俺は右肩に手を置く。
「泣きたい時は泣けばいい。泣くことは恥ずかしいことじゃない」
「はい…アイク様…」
しばらくの間、ラフタリアは泣いていた。
騎士団に報酬があるから城に来いと言われるまで…
次回『オルトクレイの罠 アイクの怒り』
では今回使用したスキルの説明を
天空
剣を頭上高く廻し上げ、自らも跳躍して剣を掴み、敵に向かいながら回転して斬り下ろし、着地後すかさずバック転のように斬り上げる二連撃技だが着地後、バック転のように斬り上げないこともできる(スマブラの上B)
噴火
蒼炎を纏わせたラグネルを地面に突き刺すことで火柱を発生させる技
溜めた時間によって火柱の量が変わり、最大で3本まで出すことができるが限界まで溜めると身体に負担がかかり、体力が少し減ってしまう
ファイアーインクロウズによって威力が上げられていれば溜めていなくても3本の火柱を出すことができる
ファイアーインクロウズ
相手の炎をラグネルに纏わせる
自身の蒼炎と合わせて噴火などの炎技の威力を上げることもできれば、衝撃波とともに火の粉として飛ばして攻撃することもできる
相手の炎が強ければ強いほど炎技の威力も上がり、火の粉の量も多くなる
天空と噴火は原作とスマブラからですがファイアーインクロウズはこの世界の蒼炎の勇者としてのスキルとして作ったオリジナルスキルです
他にもオリジナルスキルは考えているのでお楽しみに!
もし蒼炎の勇者のオリジナルスキルで案がある人はメッセージにスキル名とスキルの内容を送ってくれると嬉しいです
今のところ3つしかオリジナルスキルを考えられてなくて…
こういうの苦手なんです…はい…
とりあえず…みんなでアイクをどんどんチート勇者にしていこう!的な感じですかね?
送られてきた案は出来るだけ採用するつもりです!
あっと!後書き長いか!
次回は短くなると思います!
それではまた次回!