盾の勇者と蒼炎の勇者   作:アルティメットフリーダム

7 / 9
おまたせしました!
それに遅くなりましたが『盾の勇者の成り上がり』二期&三期決定おめでとう‼︎
これで続編も書けるぞ!
今回かなり短いですし、急いで書いたのでクオリティも低いですがどうぞ!


オルトクレイの罠 アイクの怒り

 

 

 

俺達はメルロマルクの城に来ていた。

 

もちろん好きで来てるわけじゃない…報酬の話がなければこんなところに来る価値などない。

 

今、大広間で宴会が行われているが俺と尚文は端で窓から外を眺めている。

 

「尚文様、アイク様、すごい料理ですよ!一緒にどうですか?」

 

「俺はいい…アイクはどうだ?」

 

「俺もいらん。ラフタリア1人で食べてきたらどうだ?」

 

「いえ、お二人も一緒に…」

 

「「いらん」」

 

「む〜」

 

ラフタリアには悪いがこんなところで飯など食いたくはない。

 

後でいつもの飯屋にでも行くか。

 

そう思っているとラフタリアが俺の顔の前に料理を刺したフォークを差し出してきた

 

「アイク様もどうぞ!美味しいですよ」

 

ここまでしてくれたのに食べないわけにはいかないな。

 

俺は素直に料理を口にする。

 

…確かに美味い。

 

「あぁ、美味いな」

 

ラフタリアは嬉しそうに微笑んだその時、誰かが手袋を尚文の前に投げた。

 

「尚文…俺と決闘だ。俺が勝ったらラフタリアちゃんを解放しろ」

 

「はぁ?」

 

「聞いたぞ。ラフタリアちゃんは奴隷らしいな」

 

「…だからどうした?」

 

「勇者が奴隷を使うなんて恥ずかしいと思わないのか!」

 

俺達も好きで奴隷を使ったわけじゃないんだが…話して無駄だろうな。

 

「わ、私は!」

 

「あんたには関係ない。俺達は帰るぞ」

 

もう報酬なんていらん…ここにいるだけで気分が悪くなる。

 

そう思い、城から出ようとすると騎士に止められる。

 

「話は聞かせてもらったぞ!」

 

オルトクレイ王か…

 

「勇者ともあろう者が奴隷を使役するなど許されんことだ!この決闘!儂が認めよう!」

 

「⁉︎だから私は!」

 

なにかを言おうとしたラフタリアを後ろにいた騎士が彼女の口を塞ぐ。

 

「「ラフタリア‼︎」」

 

「おぉ〜可哀想に。盾の味方をするよう呪いをかけられておるのだな。すぐに解いてやるからな」

 

「ん〜!」

 

「貴様ァァァァァァ‼︎」

 

尚文がオルトクレイに殴りかかろうとするが騎士達に止められる。

 

流石に俺も限界だ…オルトクレイ…あんたは少し痛い目をみないとわからないみたいだな。

 

「オルトクレイ!あんたのことだ。どんな手を使ってでも尚文を負けさせるつもりだろう!」

 

「な、なにを!」

 

「だから条件をつけさしてもらう!もしあんた達が卑怯な真似をせずに尚文に勝ったなら俺はなにも言わない!だが卑怯な真似をしたら、俺が乱入して元康を倒す!この条件を呑んでくれるなら決闘を受けよう」

 

「ふん!儂は認めn」

 

「言ったはずだ!俺はあんたの命令には従わないとな!どうする?卑怯な真似をせずに勝つだけで俺になにも言われないんだぞ?良い条件だと思うけどな」

 

「ぐぬぬ…」

 

流石になにも言えないか…だが承諾するしかないだろう。

 

もしこれで断ったら卑怯な真似をすると言っているようなものだからな。

 

「仕方ない…その条件を呑もう」

 

「賢明な判断だな」

 

だが…俺にバレないように卑怯な真似をするかもしれん。

 

決闘中は油断できんな。

 

俺としては尚文が負けても構わないが卑怯な真似をされて負けるよりはちゃんと戦って負ける方がマシだろうしな。

 

尚文は俺とともに仕方なく決闘の地へと赴いた。

 

 

 

 

 

 

 




次回『尚文VS元康』
マインが邪魔するまでは原作通りなので飛ばすか書くか迷ってます
それではまた次回!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。