ポケモンがいて、トレーナーがいる。
つまりこの作品はポケットモンスターの二次創作という証!
ドラゴンボールみたいに空をぴゅんぴゅん飛んでるやつなんていません!
そんなヤツがポケモンにいるわけないじゃないですか!
四天王と呼ばれる謎の集団が不穏な動きをしている。
ロケット団の諜報部から得た情報を聞いて、私は静かな怒りを抱いた。
我が宿敵レッドによってロケット団は確かに壊滅した。
だがここカントーはいずれ私が、ロケット団が支配する場所。それを横から入って奪おうとはまこと度し難い。
私はレッドに敗北したあと、ひっそりと修行の旅に出ていた。組織は壊滅したが、私の私兵は常に至るところにいる。彼らに情報を探らせ、来るべき四天王との戦いに向けて鍛えていたのだが、諜報部からある情報が入った。
──レッドが四天王に敗れました。
その連絡は私をイラつかせるのには十分すぎるモノだった。
レッドに怒りを向ける。お前ほどの男が四天王なんぞに何故負けているのか。お前を倒すのはこの私なんだと。
そして四天王。よくもレッドに敗北という泥を塗ってくれたな。あいつは常に勝者でなければならない。勝って勝って勝ち続けてもらわなければ困る。そうでなければ、最強の男であるレッドを倒す意味がない。私がレッドに敗北という二文字を突きつけるのだと。
急遽修行の旅からカントーに戻る。
私はまずかつての部下、ナツメの下へ赴いた。監視というわけではないがレッドの動向を監視するために数人配置していたのだ。それにナツメはエスパー。あいつと繋がっていても不思議ではない。
さらに言えば、こうして私が赴くのも予知で視ているはずだった。
夜のヤマブキジムの前に立ち、堂々とジムの中へと入る。テレポート装置を使ってナツメの下へ行くと、瞑想しているナツメと一匹の……最近発見されたイーブイの進化であるエーフィがいた。どうやら共に瞑想しているらしい。
「久しいな。ナツメよ」
「サカキ、様……」
「未来予知でわかっているだろうが、一応聞こう。レッドは生きているな?」
「……はい。最初は彼との繋がりが切れましたが、微かにまだ繋がっています」
「ならいい。念のための確認だ。それとそのイーブイを連れていくぞ」
「何故です?」
「レッドが持つポケモンで戦えるのはそいつだけだからだ」
「彼がまた戦いに赴くと?」
「その質問はナンセンスだ。レッドは、あの男はやられてただで起き上がる男ではない。必ず戦場へ向かうだろう。その時のために戦力は必要だからだ」
エーフィは私の言葉を理解しているのか、ナツメに判断を仰いでいた。ナツメは優しくエーフィを優しく撫でるとボールに戻し、テレポートで私の手の中に渡してきた。
「この子を託します」
「別に一緒に来ても構わないが?」
「私には私のやるべき事があります。その日に備えて戦いの準備をしている」
「そうかい」
その場を去ろうとした私をナツメは急に呼び止めて再度彼女を向いた。
「なぜ……あなたはそこまでレッドに拘るのですか?」
「簡単だ。あいつが私のライバルであり、あいつを倒すのがこの私だからだ」
それだけを言い残し私はヤマブキシティを後にした。
次に向かったのはハナダの岬にあるマサキという男が住んでいる家だった。以前から諜報部からの報告で、レッドがマサキを通じて何かを作ろうとしているのは聞いていた。
敵に塩を送るというわけではないが、あいつには強くあってもらわなければならない。そのために以前シルフカンパニーで仕入れていた素材を、架空の業者を通してマサキに渡した。さらに進化の石とその加工も私の伝手で揃えた。あとは例の物を手に入れるだけだった。
そのガントレットの入手は容易で、ただマサキの家に侵入するだけであった。私はそのままレッドが四天王と戦ったとされているオツキミ山へと向かう。
だがここは異常に明るかった。深夜だというのに街の街灯があるわけではないはず。だがそのおかげで、目の前の不思議な光景を見ることができた。
「なんだこれは」
崖の上からそれを見下ろした。辺りは戦いの跡があったので、ここが戦場だというのはわかった。問題はこの谷を埋め突くほどの野生のポケモン達の存在だ。中央に穴があり、そこを中心として囲むようにポケモン達がいる。よく見ればカントーだけではない。ジョウト地方にいるポケモンまでいた。
「これが大移動の正体なのか?」
最近ニュースにもなっていた野生ポケモンの大移動。どういう訳かその足取りは掴めないという不可解な現象。まさかその目的地がここだとは。
となると彼らの目的は自分と同じだ。
「くくっ」
思わず声が漏れる。
そう、こいつらもレッドが目的なのだ。彼が旅の道中で出会ったポケモン達なのだろう。野生ポケモンが人間に懐くことは滅多にない。
だがこれはどうだ。
数は数百にも及ぶ。それだけの数のポケモンが一人の人間のためにここに訪れている。
「それでこそ我が宿敵」
サイドンを出してポケモンの川を渡ろうとした時、穴から巨大な火柱が昇った。その光景に思わず、綺麗だと口にだしてしまう程美しい光景だった。
『?』
カントー地方某所。そこでカントー三鳥の一羽であるサンダーは何かを感じ取った。最初は巨大なエネルギーの爆発。それも自分の力と似た波長である。
となると答えは一つ。
『レッド?』
自分の力の一部を渡した彼にしかあり得ない現象である。今までも極微量なエネルギーなら感知していた。それに関しては、ああまた修行でもしてんだろうなという感じだった。
だが今回は違う。
以前共に戦った時と同じかそれ以上のエネルギー。そしてこの膨大なエネルギーの爆発は、持てるすべてのエネルギーを使ったモノ。
恐らくあのレッドでも死にはしないだろう。問題は、それを使う羽目になるまで追い込まれたということである。
現にレッドの繋がりが弱くなっているのを感じた。
『てぇへんだぁ!』
サンダーはすぐに飛び立ち、友……ではないが兄弟みたいな残りの二羽に会うために空を駆ける。
寝ているファイヤーを叩き起こし、どこかの洞窟に引きこもっていたフリーザーを連れだしてレッドがいる場所へと向かう。
道中二羽に問われる。
『いきなり何をする?』
『そうですそうです。いきなりレッドがピンチ! と言い出して』
『レッドがピンチっつたらピンチなんだよ!』
『なんで分かるのです?』
『オレの力あげたから』
『ファwww。アレあげたのかよ!』
『いくらあなたが彼を信頼していると言ってもですね。アレは人間はおろかポケモンが持つには危険……』
『うるさいんじゃい! 何かあったら助けるって言ったのお前らだろォん!?』
そう言われるとそうなのだがみたいな顔をしながら三羽は目的地であるカントーのオツキミ山上空へと着いた。
そこは見事な戦いの跡。さらには野生のポケモン達がいた。誰もがまるで泣いているような顔をしている。その一部の集団にサンダーは見覚えがあった。
以前レッドがちょくちょく訪れていたハナダの洞窟のポケモン達だった。その中の一匹である何故か無駄に強そうなラッキーが言う。具体的に言うと、一撃で倒せなさそうな感じである。
『あ、サンダーさん! 大変です。主が、レッドさんが!』
『それは分かってる。なんでお前らはここに?』
『上手く言えないのですが、こうレッドさんがすげーやべぇってのが本能で分かって、フーディンや他のエスパーポケモン達のテレポートでここまで来たんです。それにわたし達だけではありません。恐らくレッドさんが旅の中で出会ったポケモン達全員がここにいます!』
『あいつ、そんなに人望あったのか?』
何故か疑うようにファイヤーが言う。
『あら。彼は人間にはあまり好かれないだけですよ? 逆に私達ポケモンにはとても好かれる体質のようです』
とフリーザーが辛辣な言い方をする。
『あとリザードンさん達も他の仲間が見つけて治療中です! 何故かピカさんがいませんが……』
『それでレッドは?』
『あの穴の下です……ぐすっ、なんとおいたわしいお姿に』
三羽は穴に向かって降下し、ラッキーの言葉の意味を初めて理解した。
そこにはこの穴なから這い出ようとするかのように氷漬けにされているレッドの姿があった。
『おいおい。レッド、お前ってやつは……』
『生命反応が低いな。このままだと死ぬぞレッドのやつ』
『この氷は並みのポケモンではありませんね』
『で、お前の炎なら溶かせるんだろ? あくしろよ』
『そうしたいが……今のレッドだと抵抗できずにそのまま死んじゃうかも』
『ええ。氷と一緒に消し炭でしょうね。あまりにも死に近すぎる』
サンダーは悩んだ。どうすればレッドを助けらえるのかと。生命反応が低いということは、極限までに自分の力を酷使したのが原因だ。その結果、凍らせられたことによりさらに生命エネルギーが弱まったことで刻一刻と死へと誘われているということ。
ならば、答えは一つ。
巨大なエネルギーをレッドに与えればいい。そんな自分と同じ力を持ったエネルギーなんてあるわけない?
あるではないか。すぐ隣に、しかも二つも。
『おい! お前らの力をレッドに与えろ!』
『うっそだろお前! そんなことしたら膨大なエネルギーに耐えられなくて爆発するぞ⁉』
『そうですよ。ただでさえあなたの力を得ているのに、さらに残りの私達二つの力を与えたりしたら……』
『いいからつべこべ言わずやるんだよ!』
『死ぬかもしれないって言っているでしょ⁉』
『レッドは死んでからが本番なんだよ!』
『『えぇ……』』
ドン引きしている二人を足で蹴り飛ばす。
『さっさとしろや! かみなり落とすぞ⁉』
『わかった、わかったよ』
『どうなっても知りませんよ……』
ファイヤーとフリーザーの体が光る。そしてサンダーの時と同じく2つの玉が現れ、レッドの体内へと入っていく。
『帰ってこい。レッド!』
それに気づいた時、レッドは自分がすでに不思議な場所にいることを何故か理解できた。
感じない。そう何も感じない。
空腹、睡眠、性欲とか俗に言う三大欲求なんてものを感じない。試しに顔をつねってみるが痛みも感じない。つまりこれはあれだ。
(そっか。これが死ぬってことか)
呆気ない最後だと我ながら思った。
四天王を止められず、仲間達との別れもできず、愛するナツメに何も言えずに結局最後に行きついた先がここである。
死んだとはいっても心配ごとしか考えられない。
ピカチュウは無事に逃げられたかとか。ハナダにいるお姉さんを泣かしてないかとか。あと実家のお宝本がナツメにバレてないだろうかとか。
悩み事はあれど、立ち止まっていても仕方がないので歩くことにした。
ここは何て言うか、殺風景だった。
天国なのか地獄なのかすら分からない。イメージとしてはドラゴンボールをイメージしていたが、あんな綺麗な所ではなかった。そう思うとちょっぴり残念。
でもこれで死ぬのは三回目だと思うと、自分って結構すごいのではと自画自賛したくなった。
一回目は死因は不明だけどそのまま転生。二回目はマチスのポケモン達によるかみなりによる感電死……? 三回目はサンダーの力だけではなく生命エネルギーも使った自爆技バスターコレダーを使用し、そこにカンナによって氷漬けにされてご臨終。
享年13歳。あれ、14歳になるんだっけ? 若くして彼女を残して死ぬとか、なかなかできることじゃないよ。
そんなことを考えていると、目の前に神殿みたいな建造物があった。イメージはギリシャにありそうなやつだろうか。
中に入っていくと外から見た外見と思えないほど広かった。そしてなりよりも目を惹かれた存在がいた。多分ポケモンをやっている人間なら誰もが知っているだろう存在。
この世界の作ったであろう創造神がいた。
「えーと。アルセウス……さん?」
「いいえ。私は閻魔大王です。頭のこれが見えないのかい?」
「めっちゃフレンドリーに話しかけてくるじゃん……」
確かに彼……彼? の頭には閻魔大王と烙印された帽子があった。だとしても、どう見てもアルセウスなのであるがこれ以上は言うまい。彼の顔の少し前辺りに分厚い書物がペラペラとめくられていき、それを読み上げる。
「えーとなになに。え、君満14歳で死んじゃったの? 若いのに大変だったねー」
「は、はい」
「死因は……自爆からの氷漬けにされての凍死かぁ。なかなかないよ? この死に方」
「あはは」
「ふむふむ11歳にしてポケモンリーグチャンピオン。お、いいねぇ。これポイント高いよぉ!」
「ぽ、ポイント……?」
「そうそう。ポイントが高いと、仮に地獄行でもそこそこ楽になるから。あ、だからって君は地獄行じゃないから安心してね」
それを聞いて思わず胸をなでおろす。
「けど君、ちょっと女性関係があれだねぇ~」
「いや、自分一途なんですけど」
「え~本当でござるかぁ~? 少なくとも数人の女性から好意を抱かれてるよ?」
「まぁ心当たりはありますけど……ナツメ一筋だし」
「ちなみに。仮にまだ生きてたらさらに数人の女性と関係を持つよ?」
「ウソでしょ?」
「本当だよ。でも肉体的な関係じゃないと思うからそこは安心してね?」
「死んでるのに安心とは一体……」
「いやぁ君の経歴すごいね。久しぶりに強い人間に会ったよ。でもさあ、ちょっと君のおかしいんだよねぇ」
「おかしいとは?」
「自分でも気づいてない? なんか変でしょ?」
そう言われて体に意識を集中してみる。何故だろう。ここに来たときは何も感じないのに、今は微かにだけど肉体が在った時と同じ感覚に近い。
「多分ね、君を繋ぎとめているモノがまだあるんだろうね。だからまだ完全に魂がこちら側に来てないんだよ」
「……つまり俺とナツメの愛の力というわけか」
「それもあるけど、なんか別のすっごい力が干渉してる」
「へ?」
「これ人間が出せる力じゃないんだけどなぁ……。あと君を慕ってるポケモン達の祈りかな」
一瞬アルセウスが遠い目をしたように見えたのだが気のせいだろうか。それに自分を慕っているというポケモン達の祈りとは一体。
そう思っていると、彼が見てみるかいと言って現世の映像を見せた。
そこにはハナダの洞窟のポケモン達やカントーとジョウトを旅している時に出会ったポケモン達がいた。それにサンダーにファイヤー、フリーザーもいた。
感動して涙が出そうになったが、人間がいないことの方が悲しくてそっちの方の涙が出た。
「もしかして、俺って戻れるの?」
「Of course!」
「めっちゃ発音いいじゃん……」
「今ならこう……気合でいける」
「うおぉおおおおおおお……だめじゃん!」
「そんなんじゃダメダメ。もっと命を燃やす感じで」
「命……燃やすぜ!」
すると一瞬だけだがあちら側に行けた気がした。なるほど、こういう感じか。
アルセウスもそうそうとうなずいている。
「もっと爆発するイメージ!」
「爆発か……すぅ……魂ィイイイイイイ!!!」
するとどうだ。体いや、魂となった自分が何かに引っ張られるのが分かる。これが現世に帰るということなのだろうか。
アルセウスもとい閻魔大王にお礼を言おうと思い目を動かすがその前に意識が跳んだ。そして最後に見たのは、前足で器用に布を持って「ばいばい~」と脚を振っていた光景であった。
現世。
氷の標本となったレッドの前にいる三鳥は突然の異変に驚きを隠せなかった。ファイヤーとフリーザーの力の一部がレッドの体内入った数秒後に大きな揺れが起きた直後、彼を中心に巨大な火柱が上に向かって放たれた。
その時間は15秒ほどだろうか。火柱が消えると大きく息を吐きながら膝をついているレッドがいた。
『ギャーオ!』
「ハァハァ……サンダー? ということは、俺……戻ってきたのか、ぐぅううう!!」
突然体に走る激痛に思わず両手を見る。右手は燃え、左手は氷を纏っている。レッドが自身に起こる状況に困惑しているところにサンダーが教えた。
『ギャーオ!』
「は……? ファイヤーとフリーザーの力を俺に? ぐぅ、だからこんなに体が変、なのか……!」
苦しみながらも意識を集中する。サンダーの言うように以前は彼からもらい受けた『雷の玉』だけだったのが、もう二つの力を感じる。例えるならば『炎の玉』と『氷の玉』だろうか。
生き返らせてくれたのはありがたいが、先の戦いで体は限界でまともにこれを制御できる自信がまだない。
『『ギャーオ!!』』
傍にファイヤーとフリーザーが寄ってくると、少しだけ体にかかる負担が軽くなった。自分の代わりに力を制御してくれているのだろう。
すると目の前に何かが落ちてきた。体を動かすことはまだ困難で、顔だけをなんとか動かす。そこにはサイドンに乗った宿敵サカキが手にアタッシュケースを持って現れた。
「さ、サカキ……なんで、ここに……?」
「ふん。お前を倒すのはこの私だからな。勝手に死んでもらっては困る。まあそれは杞憂に終わったようだがな。目的はこれをお前に届けに来た」
そう言ってボールを投げるとイーブイが泣きながらこちらに寄ってきた。
「ブイ! ブイブイ!」
「よぉ……ブイ、泣くなよ……ていうか俺が泣きたい……」
「それとこれはついでだ」
「……おい。これは俺がマサキに頼んだやつ。何でお前が?」
「遠慮するな。私からのプレゼントだ。おまけに進化の石もつけておいた。炎、水、雷、草の石以外は使い捨てだが、この4つはクチバの伝説として伝えられている何度も使っても消えない石だ。どうだ、嬉しいだろう?」
「どうしてそこまでのことをする? 俺は、お前の敵だぞ」
「言ったはずだ。お前を倒すのはこの私だと。だからこそ私以外の人間に負けることは許さん」
「……礼は、言わないぜ」
「ふん。私はロケット団のボス、サカキだぞ? そんな言葉などいらん」
「だろうな」
「それとその体では当分はまともに動くことも無理だろう。いずれ四天王が決戦を挑む。お前ならその場所がおおよその見当がつくだろうさ。では、また会おうレッドよ」
背を向けサイドンに乗ったサカキはどこかへ消えた。あえて言わなかったが借りが一つができたと思っている。だが死んでも礼だけは言わない。
その後。穴から地上へ出てスピアー達と再会し、駆けつけてくれたポケモン達に礼を言ったあと、サンダー達にシロガネ山まで運んでもらった。
残念だがサカキの言う通り体を満足に動かすこともできない。四天王に生きていることを知られないためにはカントーを出るしかなかったのだ。
シロガネ山に移ってからは三鳥の補佐のもと、自然治癒という名の治療に専念しながら力の制御に集中することにした。極寒の環境であり、野生のポケモン達も強い場所であるここに訪れる人間はほぼいない。身を隠すには最適な場所で、修行にはもってこいの場所だった。
そして来るべき日まで身を隠し続け──その日が来た。
「──行くか」
カントーとはかなり離れているが巨大な力を感じる。多分だがジムバッジエネルギー増幅器に似たような力だろう。
「それじゃあ頼む」
『『『ギャーオ!!!』』』
それなりに時間をかけて治療に専念したとはいえ、カンナの攻撃の後遺症なのか力を維持していてもまともに歩けなくなってしまった。
体の負担を抑えるためにFR号を出して跨る。
そして三鳥の力によって牽引されながら、決戦の地へと向かった
ね? ちゃんとレッドを殺したでしょ?
ナツメ以上にレッドを繋ぎとめている人間って一体誰なんだろうね!
あとアルセウスに関して補足しておくと。
一応この世界のアルセウスという訳ではないです。
ていうか閻魔大王です! 閻魔大王、なんです!