魔法科高校の劣等生 災厄を継ぐ者   作:アルバロス

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第十話 ※

討論会当日、蒼司は討論会に参加しないわ雫とほのかの二人と別れて一人、人目につかない植木の上で身を隠していた

 

「(……ここがブランシュが襲撃を開始するポイントの一つだって聞いたけど、父さんはどうやって知ったんだよ。っと、早速おでましか)」

 

少しその場で息を潜めていると、襲撃犯が数名突入準備を始めたので、その場にいた襲撃犯を全員気絶させ拘束する

 

「アサルトライフルにハンドガン……襲うにしても随分な装備だな。まぁ、貰ってくか。殺害は流石にできないからハンドガンメインだな」

 

襲撃犯の所持していた銃火器やマガジンを所持できる分だけ全て装備し始めると、学園内から爆発音が響き渡る

 

「……さて…と。ならいきますか」

 

 

 

 

 

 

蒼司が襲撃犯から装備を奪っているのとほぼ同時刻、ほのかと雫は部活に参加していて、ちょうど練習が始まるところであった。ほのかは討論会の様子が気になっていたが、雫は深雪や蒼司の影響かとくに興味を示していなかった。

 

「はいはーい。今日は演習林が使える貴重な日だからガッツリ練習するわよー!」

「「「はーい」」」

 

部長の五十嵐が全員に発破をかけ、練習を始めようとしたそのとき、突如爆発音が響く

 

「なんの音!?」

「何あれ!実技棟から煙が上がってる!?」

「みんな落ち着く!今、端末で情報を調べるから待機」

「「はいっ!」」

 

バイアスロン部の部員たちは突然の爆発音にパニックになる。が部長は冷静に、部員を待機させ、情報を確認する。そして、高校が襲われている事実を知り、逆に自分が動揺してしまう

 

「お、おおお落ち着いて聞いてね。当校は今、武装テロリストに襲われているわ!」

「……マジですか部長!?」

「こんなときに冗談を言うわけないでしょう!護身用のために、一時的に部活用CADの使用が許可されています。あくまで身を守るためだからね!」

 

このとき、突如全員の背後から襲撃犯の一人がナイフを持って襲いかかる。皆が悲鳴を上げるなか、テロリストはほのかに狙いを定めて走る……と、一歩踏み出したとたん、銃声が響きナイフを落とした男は銃声が鳴った方を向くが、続けて銃声がなり、肩と足を撃たれ倒れこむ

 

「えっ!一体何が……」

「ああもう。敵が多いっての!アサルト持つんじゃなかった!」

「蒼司くん!?」

 

男が倒れたあと、草むらから出てきたのはハンドガンをリロードさせながら歩く蒼司だった。その姿に驚く全員を横目に蒼司は男からハンドガンのマガジンを探しだすとそのまま奪い取り、意識を奪う。いつもと違う雰囲気の蒼司に何も言えなくなる雫とほのか。その二人の反応は当然だと蒼司は五十嵐に周囲の敵は一応先程の男で最後だろうから警戒しながら安全な場所まで移動するようにと伝え、その場を離れようとする。その蒼司の背中から雫は声をかけた

 

「蒼司。その、怪我しないでね」

「あいよ」

 

雫の言葉に軽く手を上げ返事を返すとそのまま去っていく

 

 

 

 

「北山、三井。ふたりは襲われなかったか?」

「あ、森崎くん。…ナイフを持った敵に襲われかけたけど、蒼司くんが倒して被害はないよ」

 

二人が移動した先で待機していると、避難しそこなった人を見つけて誘導するために移動しかけた森崎に話しかけられた。そのとき、講堂での一騒動を解決した、服部副会長と渡辺通風紀委員長のことを少し興奮しながら話したので、少し引き気味のほのかと、ジト目の雫に気づいた森崎はそのまは、任務遂行のため走っていった

 

「森崎くんにもまともな部分があるんだね。ちょっと意外。……いつもああだったら良いのにね」

「同感だけど多分無理」

 

二人して森崎に対して辛辣である

 

 

 

 

 

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