魔法科高校の劣等生 災厄を継ぐ者   作:アルバロス

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時間軸は少し飛びます


第二十一話 ※

九校戦の中でも一番人気(特に男性に)のミラージ・バット新人戦に出場したほのかたちが勝利したのを見届けたあと、一眠りしていた達也は、会場に戻るうち、雰囲気が違うことに気付き、自校のテントに急いだ

 

「お兄様!」

「達也さんっ!」

「深雪?それに雫も……モノリス・コードで何があったんだ?」

 

テントに入ると、達也に気づいた深雪とそれに続いて雫も達也の元へと駆け寄ってきた。雫はエリカたちとモノリス・コードを観戦しているはずであり、その雫がテントにいることで、モノリス・コードで何かがあったことを察した達也は深雪に質問する。雫の表情が浮かないのもそのことに繋がっていると思ったからである

 

「はい。実は……」

 

 

事の顛末はこう。四校選手が試合開始前に一校代表の森崎たちが居るビルに破綻槌の魔法をかけたため森崎たちのいたビルが崩落。逃げれなかった森崎たちは崩落に巻き込まれ重症を負い、モノリスコードの続行が難しい状態に陥ったのだ

 

 

「その時のモニターは外観を写していましたので、正確な中の様子は不明なのですが……」

「あれは故意の過剰攻撃、明確なルール違反だよ」

「雫、今の段階では四高の故意によるものという確証は無いからそう言うものじゃないわ」

「そうですよ、北山さん。決めつけはダメ。疑心暗鬼を口にすると、それが一人歩きして、いつの間にかそれが事実になってしまうんですから」

 

遅れて、深雪と雫の後ろから割り込んできた真由美が雫に正論でたしなめる。その姿に半ば感心していた達也だったが、真由美にそう思っていたのではとの鋭い洞察に内心同様しながら、三人の怪我の程度を聞いた

 

「森崎たちの怪我はどの程度なのですか」

「……重症よ。廃ビル内で破城槌を受けた三人とも瓦礫の下敷きで、魔法治療でも全治二週間、三日間はベッドの上で絶対安静よ」

「この後のモノリスはどうするんですか?」

「本来なら棄権なのでしょうけど。今、十文字君が運営と代理を立てて続行できるよう折衝中よ」

「そうですか」

 

代理が認められるのか?と思う達也だったが、ふと蒼司がいないことに気付き、深雪に蒼司の居場所を伝えるが、深雪たちも蒼司の姿が無いのを達也に言われてから気づいたためどこにいったかわからないと返される。

 

 

 

 

 

 

その蒼司は一校本部テントから少し離れた場所に一人で立っていた。

 

「………さて、別に男子連中にいい思いはしてないが、ここまでやられると不愉快極まりないな。」

「枳殻、ここにいたか」

「十文字先輩?」

 

先ほどの事故について、どう調べるか思案していた蒼司に声を掛けたのは運営委員へ代理をたてても良いよう折衝しにいっていた十文字だった

 

「交渉が終わってな。代理をたてて続行されることが認められた。そこで、枳殻。お前にモノリスに出てもらいたい」

「既に二種目出場している僕がですか?」

 

蒼司は自分に出場しろという十文字に疑問を呈する。既に蒼司はクラウドボールとバトルボード、上限の二種目に出場しているため、本来三種目に参加するのは不可能である。が、十文字もそれがわかっているので強引な解釈を蒼司に提示する。その解釈に納得した蒼司は快く引き受け、モノリスに参加することとなる

 

 

 




あら………主人公じゃなくて原作主人公がメインになっちゃってる

この後の展開も決めてるのですぐ…に投稿できると思いますのでお待ちをー
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