けものフレンズR ~Re:Life Again~ 作:韓非子
遠く、セイリュウとぶつかり合うポセイドンを睨んでいる。あんな巨大な敵、勝てるわけがない。けど、アムールトラさんはそうは思っていなかったようだ。
遠くじっと睨んでいる。その目には決して負けないという硬い意志が見えた。
「…ゴマ」
「な、なんだよ…」
「お前もあの地下施設に行ったはずだ。…あの地下にはまだ未使用分のセルリウムがあるはず…。それをとって来てほしい」
「っ…!な、何をする気だよ…!?私、ぜってーヤだかんな…!」
「黙って行けッ!!!それしかアイツに勝つ見込みはないんだ!!!あたしがビーストに戻ってアイツを討ち滅ぼす…!そしてこのゴコクエリアを救ってみせる…!」
「…正気かよお前…。そんなの狂ってる…」
ゴマちゃんが失望したかのようにゆっくりと後ずさりをしている。その目には涙が浮かんでいるように見えた。
「…あたしが行く…。アムちゃん、それでポセイドンに勝てるんだよね?」
「…正直、分からない…。けど、アイツに勝つためにはその手段が一番だと思う。セイリュウが気をそらしている隙に、あたしがアイツを引きずりだして打ちのめす…。ビーストだったら傷もすぐに治るし、あたしの持つ最大限の力を引き出せる…。そしてあいつとの実力を少しでも縮めてみせる…」
「…アムちゃんの考えはわかった。けど、今のままじゃ行けない…」
「ッ…!どうして…!」
「絶対に勝つって約束して。そうしたら行ってあげる…」
ともえちゃんがアムちゃんの目をまっすぐ見つめてそう告げた。ともえちゃんは彼女を信じているんだ。アムールトラさんは絶対にポセイドンに勝つ。ビーストになっても絶対に戻って来てくれると信じているんだ。絶対の信頼を彼女に寄せている。ともえちゃんの真っ直ぐの瞳にはそう映っていた。
「…絶対に勝つ。約束する。そしてゴコクエリアを、ともえちゃんを守ってみせる。絶対に…!」
「…わかった。行ってくるよ!」
「…かばん、案内してあげて。お前もあそこに行ったはずだ」
「…わかった。行こう、ともえちゃん」
「……なんだよなんだよ…!みんな私の気も知らないで…!」
崩れるように座り込むと、声を押し殺すように地面に伏してしまった。感情を吐き出すかのように泣いている。心が痛むようだけど構ってあげる余裕はない。わたしはセルリウムと取り行くためにかばんさんとともえちゃんの後について行った。
…………
「ここがアムールトラさんの言っていた地下施設の入り口だ。フレンズさんを意図的にビースト化して、その実験データを取っていた場所…。できれば二度と来たくない場所だったけど…」
「………」
ともえちゃんは沈黙している。フレンズを意図的にビースト化させるという聞き捨てならない言葉が聞こえたけど今は触れないでおこう。今はセルリウムを持ち帰ることが先決だ。
「アムールトラさん…。本当にビーストになってポセイドンと戦う気なのかな…。もしかして自分も死ぬつもりなんじゃ…」
「そんなことない…!アムちゃんはきっとポセイドンを倒して戻ってくるよ…!あたしが絶対連れ戻して見せるんだから…!」
「…そうだよね…。弱気になってごめん…。アムールトラさんは戻ってくる…。戻ってくるよ…!」
自分たちに言い聞かせているのか、それとも現実から逃避しているのか、ともえちゃんとかばんさんは自分たちを鼓舞するように互いに言い聞かせている。
奥へ奥へと進んでいく。隔離部屋のようなところには、それぞれポツンと動物たちが息絶えている。これがかばんさんの言っていた実験なのだろうか。フレンズを人為的にビースト化させて実験データを取る…。そんな惨い実験をしていたなんて…。
やがて地下施設の奥にある実験室のようなところへとたどり着いた。そこには試験管に入っている黒い液体…。セルリウムがいくつか保管されていた。
「…これを…アムールトラさんのところに…」
「…アムちゃん…」
あれほど強気でいたともえちゃんが消沈している。やっぱり心の奥底では一抹の不安を感じていたのだろう。本当にアムールトラさんが戻ってくるかともえちゃんも不安に感じていたんだ。ともえちゃんは自分をごまかしていただけに過ぎない。自分で自分を騙して彼女の気持ちに応えようとしていただけなんだ。
「待っててアムちゃん…。今、持っていくから…!」
ともえちゃんは試験管の一つを取ると部屋から出て行った。後に続くようにかばんさんも部屋を後にする。
「これを使えばビーストに…。通常のフレンズでは出せない絶大な力を引き出せるという…」
初めてアムールトラさん…ビーストに出会ったときのことを思い出す。アムールトラさんは恐怖から周りのフレンズさんやセルリアンを襲っていたと言っていた。恐怖の対象を絞ればうまいこと力の制御もできるのではないかとわたしは考えている。
何よりもわたしには守りたいヒトがいる。ヒト…ともえちゃんもそうだけど、わたしはみんなを守りたいと思っている。パークを、アムールトラさんにゴマちゃん…。そしてパークのみんなを…。そのためには自分を犠牲にしたって構わない…。少し身勝手なわがままかもしれないけど、私にはその覚悟がある。
わたしは試験管を一つ内ポケットに忍ばせるとともえちゃんの元へ戻っていった。
…………
「アムちゃん!」
「ともえ…」
「これ…!これでいいんだよね…!?」
「うん…ありがとう…」
ともえちゃんがアムールトラさんにセルリウムの入った試験管を渡す。アムールトラさんはそれを握りつぶすと、手のひらにセルリウムを滲ませた。
「うっ…ぐっ…!あぁぁ…!」
セルリウムがアムールトラさんの体に吸収されていく。みるみるうちにアムールトラさんの放つ雰囲気が豹変していくのが分かる。
「ぐぉぉおぉおぉおぉぉぉ…!ああああ゛あ゛あ゛……!゛」
辺りに肌を刺すような鋭い殺気が込み始める。黒いオーラを纏うその姿はあの日に見たビーストそのものだ。恐怖で体が震える。
「キッ…!」
鋭い視線でポセイドンのある一点を狙うと、目にもとまらぬスピードで彼女の胸元へと跳んでいった。
「ほう!噂に聞くキョウシュウエリアのビーストか!面白い!この私が直々に相手をしてやろう!簡単に死んでくれるなよ!」
ポセイドンの周りを縦横無尽に飛び回りながらその爪でポセイドンを刻み込んでいる。効いているかは分からないけど、アムールトラさんが爪で裂く度に水しぶきのようなものが噴き出ている。
「ちょこざいな…。虫けらがちょこまかと…!」
ヤタガラスに吹き飛ばされた腕が再生する。ポセイドンは両腕に稲妻を宿すと、自身に向けて勢いよく放った。ダメージは少ないのかもしれないけど羽虫に集られるような鬱陶しさよりかは良いのかもしれない。
「ウ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ゛ッ゛!゛!゛!゛」
「………」
絶叫するアムールトラさんを前に少しだけ躊躇してしまう。わたしもセルリウムを摂取したらあのビーストのように凶暴化してしまうのだろうか。だけど、覚悟はしていたはずだ。わたしはわたしというものを犠牲にポセイドンと戦うと決めていた。いざ本番を前に少し怯えてしまっているんだ。
「イエイヌちゃん…?」
「………」
ともえちゃんが声をかけてきた。その声には不安の色が混じっている。
「ともえちゃん…。一つだけお尋ねしたいことがあります」
「あたしに…?」
唇を噛んでわたしの中の覚悟を決める。わたしはビーストになってポセイドンと戦うのだと…
フレンズ化したことで、わたしにはヒトと同じ理性を得ることができた。この理性を以ってすれば、ビースト化の制御も少しはできるだろうと踏んだのだ。それを踏まえた上でわたしはともえちゃんに問いかけた。
「もし、わたしがビーストになって…ポセイドンと戦うと言ったら…あなたはどうしますか…?」
「イエイヌちゃん…まさか…」
「…わたしはビーストになって、ポセイドンを倒す…。今、わたしはその覚悟を以ってこの場に立っているんです。わたしはあなたの許可さえ頂ければ、このセルリウムを摂って、ポセイドンと戦うつもりです。…わたしには、わたしにできることをしたい。わたしは、わたしの愛するパークを、そしてともえちゃん、フレンズのみんなを傷つける神を許せません。…どうかわたしに、ポセイドンと戦う許可をください。命に代えても、あの神を倒して見せます」
じっとともえちゃんの目を見つめてわたしの想いを伝える。ともえちゃんが許してくれるかは分からない。恐らく許してはくれないだろう。ともえちゃんはそういう子ということは、わたしも十分にわかっている。血も、種も違うわたしでも、家族として彼女と過ごしてきた時間は長い。自分のため、友達のために死にに行ってきますと言って、はいと答えるのもおかしな話だろうけど。
ともえちゃんは俯いたまま答えない。やがて、覚悟を決めたような顔で死闘が繰り広げられている上空を見上げるとわたしに答えた。
「…わかったよ。…どうせ言っても無駄だっていうのも分かってる。けど…約束して。必ず帰ってくるって…」
必死に泣くのを堪えている。今から往く戦いは半ば死にに行くようなものだ。私もそれは十分にわかっている。勝てっこないっていうことも。ともえちゃんだってわたしたちだけでは勝てないっていうのも理解できているはずだ。理解できているからこその顔であり、その答えなんだろう。
手にしている試験管の蓋を開けると、わたしはその内容物を飲み干した。
体の中がドクンと跳ねる。わたしの内側が急速に広がっていくのが分かる。異常なまでの興奮感が体の内側から湧き上がってくるかのようだ。高揚感と破壊衝動がわたしを支配していく。アムールトラさんもこれを何度も経験してきたのだろうか。
「ハッ…!ハッ…!グゥ…ッ!ァ゛ァ゛ァ゛ア゛ア゛ッ゛・・・!゛」
「イエイヌちゃん!!」
「グッ゛・・・!」
ともえちゃんの呼びかけで寸でのところで踏みとどまる。今のままでは周りのフレンズさんを衝動のまま斬りかかってしまいそうだ。
「よしよし、いい子だよ…。イエイヌちゃん、あたしが分かる…?」
視界に黒い霧がかかっているかのようだ。その深い霧の中にともえちゃんの姿が見える。指先一つ一つに力と熱がこもって凶器と勘違いしてしまうようだ。これをともえちゃんに突き刺したら…
…って何を考えているんだわたしは…。今はそんなこと考えている場合ではない。わたしは何の為にともえちゃんの想いを踏み躙ってまでビーストになったというんだ…!今はともえちゃんの呼びかけに応じなければ…
「と゛も゛え゛・・・ち゛ゃ゛ん゛・・・」
「そうだよ。あたしはともえ…。ちゃんとわかっているみたいだね。えらいえらい。…イエイヌちゃん、必ず帰ってくるってあたしと約束してくれたよね?けど、もう一つだけ約束してほしいことがあるんだ」
もう一つだけ…?わたしの理性と思考はもうパンク寸前だ。これ以上の約束をされたら頭が弾けてしまうかもしれない。けど、聞かないわけにもいかない。
ともえちゃんは私の返答を待たずして口を開いた。
「…必ずポセイドンに勝ってきて。…勝たないと許さないんだから…!」
お願いは至極シンプルなものだった。ポセイドンに勝つ。そして生きて帰ってくる…。たったそれだけのことをわたしは任されたのだ。
体の内側から闘志のようなものが燃え上がってくる。わたしは必ず勝たなければならない。そして帰ってこなくてはならない。決して反故にしてはいけない絶対の約束をわたしは胸の内に刻み付けた。
「勝゛つ゛・・・!゛必゛す゛・・・!゛」
「よし…。やっちゃえ、イエイヌちゃん!」
「タ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ゛ッ゛!゛!゛」
わたしは雄叫びを上げるとポセイドンに向かって思い切り跳ね上がった。この胸に湧きあがる物はただの破壊衝動なんかではない。必ず勝って帰るという熱い闘志なんだ。決して負けるわけにはいかない。絶対勝って、生きて帰るんだ…!
「カ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ゛ッ゛!゛!゛」
「ビーストがもう一匹…!?」
ポセイドンの顔に向かって思いっきり斬りかかる。アムールトラさんとの戦闘で油断していたのか、狙い通りの場所へ八本の傷を入れることができた。悔しさからかポセイドンの顔が歪む。
「おのれ犬畜生が…!この私に傷をつけるか…!」
そういうポセイドンの上空に淡い光のようなものが目に入った。よく見るとセイリュウが大口を開けて何かを撃とうとしている。
…まずい。アレに巻き込まれては間違いなく一瞬で消し飛ばされてしまう。わたしはアムちゃんの元へ跳ぶと、アムールトラさんを抱き上げてその場からできるだけ離れた。
光線とも思える熱線がポセイドンを焼く。海上だからよかったけど、アレが地上に向けて放たれていたら間違いなくともえちゃんやフレンズさんは無事では済まなかっただろう。
「ウァァアアアアアアッッ!!この私が雑魚共に押されるなど…ッ!こんなことがああああ…っっ!!!」
巨人の形が崩れている。少しずつだけど確実にわたしたちは勝ってるんだ…!いける…!勝てる…!
再びアムールトラさんと一緒にポセイドンに飛びかかる。そしてその体に確実に傷をつけていく。
「おのれおのれ…!」
トライデントから放たれる電撃がアムールトラさんを襲う。壁に叩きつけられたアムールトラさんが苦しそうに身をよじっている。
戦いには有利な距離というものがある。それを見誤ってはダメだ。ポセイドンとの距離は零距離でなくてはならない。中~遠距離になっては相手の思うつぼだ。一度離れてしまっては電撃や水の弾丸やレーザーの餌食になってしまう。
「まずは貴様からだ…ッ!」
ウォータージェットがアムールトラさんへ襲い掛かる。着弾の瞬間、赤い霧のようなものが見えた。
「アムちゃん!!」
ともえちゃんの悲痛な叫びが響く。赤い霧と水しぶきの間から見たそれは、右腕を失くしたアムールトラさんの姿だった。
「ク゛ッ゛・・・ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛・・・ッ゛!゛」
無いはずの右腕を抑えるような仕草をして苦痛に顔を歪ませている。少しだけのぞく白い骨が何とも痛々しい。
ゆっくりとポセイドンがともえちゃんへと顔を向ける。その歪んだ笑みは良からんことを考えるように見える。
「お前がこいつらのリーダーのようだな…。貴様を葬ってしまえば、この忌々しい小蝿共も烏合の衆になるという訳だ!まずは貴様を潰して、それから一匹ずつ始末してくれよう!」
トライデントがともえちゃんに向かって振り下ろされる。なんとかともえちゃんを助けようと跳び向かってみるけど、わたしの足では間に合わない。もうダメだと思ったときだった。
「…!?アムちゃん…!」
「あたしのトモダチに…手を出すなあッ!!!」
アムールトラさんが200mはあろうかというトライデントを片腕で受け止めた。しかし、やはり無事では済まないようで、衝撃から裂けた腕が血を流している。
「なにっ…!?なぜ…このようなことが…!」
「フーッ…フーッ…!」
右肩から肉塊のような物が隆起して、アムールトラさんの右腕を再構築している。サンドスターのような虹色の輝きが右腕を包み込んで形を作ると、アムールトラさんの右腕がみるみると再生されていく。
「タ゛ァ゛ッ゛!゛」
アムールトラさんが再びポセイドンに向かって跳んでいく。ポセイドンも接近を許すまいと無数の水の弾幕を張っている。アムールトラさんは器用にそれをかわすと、蛇のような下半身へとしがみ付いた。
…ポセイドンはアムールトラさんに気を取られてわたしに気付いていない。セイリュウはじっとはるか上空で攻撃する機会を伺っているようだ。
ポセイドンはセイリュウの熱線を浴びて容姿が崩れてしまったせいかうまく動けないでいるようだ。ポセイドンの体を登っていく。わたしは頭から生えているカニの脚のような触手を掴むと思い切り後ろへ引っ張った。
「ぐっ…!?貴様っ…!」
待っていたかのようにセイリュウが急降下してくる。セイリュウは熱線を吐いてポセイドンを焼くと勢いよく体当たりを敢行して怯ませた。
その時、アムールトラさんがセイリュウへ飛び移るのが見えた。激しく飛び回るセイリュウの体を器用に移動すると、セイリュウの頭で何やら構えるような姿勢をとった。
やがてセイリュウは熱線を吐くとともに、ポセイドンに向かって勢いよく突進した。熱線の中をアムールトラさんが潜り抜けていく。コアと思われる胸の中央にある岩石を打ち砕くと、その中にいたであろうポセイドンを引きずり出した。
アトランティスの中央にあるポセイドンの神殿に彼女を投げ飛ばす。ドンと勢いよく着地するとわたしもそれに続こうと向かっていく。
水の巨人が崩れていく。わたしたちを苦しめた水の巨人も、主を失えばただの水の塊でしかないのだ。
「ハァッ!!」
青い稲妻と共にポセイドンが起き上がる。その顔は怒りに満ちている。あれだけ見下していたフレンズさんに追い詰められているんだ。当然のことだ。
「このわたしが…このような獣畜生に追い詰められるとは…。許さんぞ貴様らッ!!私をコケにしてくれたその罪の重さ、決して量れるものではないッ!!貴様らを倒し、タルタロスの深い淀みの中に未来永劫閉じ込めてくれるわァッ!!」
両腕に纏われた青い稲妻がアムールトラさんを襲う。その時、フレンズさんの姿に戻ったセイリュウが水の壁を作り、それを阻んだ。
「グッ…!次から次へと…!」
「もはや、貴方に勝ち目などないわ。大人しく降伏なさい」
「この私を侮辱する気か…!オリンポスの神の名に懸けて決して降伏などするものか!私は決して負けぬ!!!オリンポスの名を汚すようなことはあってはならぬのだ!!!」
ポセイドンは右腕に水を纏わせると、チェーンソーのように勢いよく回転させた。20mはあろうかという大きな水の柱がわたしたちへ襲い掛かる。しかし、当たらなければ意味はない。ビースト化したわたしたちには止まって見えるというものだ。それにポセイドンは弱っている。あと一押しさえすればわたしたちの勝利だ。勝算は既に見えている。ポセイドンに打ち勝ち、わたしたちはゴコクエリアの平定を成し遂げるんだ。