新・世界樹じゃない迷宮 作:激遅新世界樹1ストーリークリア兄貴
作者心の一句
注意書き
ロキファミリアファンの方々、申し訳ございません。口調の真似がうまくできませんでした。団長やロキはこんなこと言わない!ってなるかもしれないので気をつけてください。
「どうやら彼の遭遇した敵は、アイズたちが出会ったモンスターとは別の存在だったようだね。ホッとすべきか、無駄骨だったと思うべきか、いやそんなことより…ロキ、どうしたんだい?彼と話している時も黙っていたが、何か引っかかることでもあったのかい?」
「ん、ああ、すまへんな。そうなんよ、ティオネが連れてきたハイランダーとかいうやつ…
「ロキ、それはいったい…」
2人だけの空間にお互いの声は響きあう。ロキ・ファミリア団長、ファン・ディムナ、そして主神であるロキ。ティオナが他の脱走モンスターやイレギュラーがいないか、パトロール中に見つけたのが先ほど帰った槍使いの冒険者ハイランダー。彼からの情報を統合して、彼が自分たちの
そして、彼のことを気にしているロキ。その口から出た言葉は彼が人間なのかという懐疑だった。
「彼は人間のはずだ。触診や失礼だが勝手に見せてもらった背中の
「ああ、
「まさか、ロキ…彼が嘘をついているかわからなかったのかい?」
「あぁ、そのまさかやで。まるでわからんかった。嘘もホントもぜーんぶわからへんのや」
「まさか、神を欺くことができる…スキルか何か知らないがそれは面倒なことになった。彼が言っていたことが本当だったかどうか、全部怪しくなるね。一応、僕から見て嘘をついているところは無かった。もしかしたら隠していることはあるかもしれない、それが何かはわからないけど。それが僕らの害になるならその時はどうにかするしかない」
「せやな、アイツが何もせなウチらも何もせんでええんやけど…せや、フィン。自分アイツが持っとった石のこと覚えとるか?」
「ああ、彼がお守りだと言っていたモノだね。確かに不思議な力を感じたけどあれに何かあるのかい?まさかあれでロキが嘘をついてるかわからなくなったって言うのかい?」
「いんや、それとはまた別の話。アイツが持っとった石、不思議な力が宿ってるて自分言うたな。当たりや。あの石、どえらいもん秘めてるでぇ。それが何かはわからんやけどな」
「彼は少々わからないことが多い、警戒するに越したことはない…か」
フィンはロキの言葉に驚いていた。まさか神が人間の言葉の嘘と真実を分けることができないとは思っていなかったのだ。しかも、目星をつけていたあの石、あれにも秘密がある。彼は少々、神たちの興味を引きすぎてしまうようだ。これから面倒ごとが多くなりそうな気配を感じながら、フィンは談話室から出ていくのだった。
「にしても、あのマークどっか見覚えがあったんやけどなぁ。こう、懐かしいというか憎たらしいというか…まっ、ええか!
そんなことより、ソーマからぶんどっといたやつ、そろそろ飲んでみっかー。失敗作言うてたけど美味いことには変わらへんやろ!」
神は独り言ちると、気を紛らわすために酒へと手を伸ばして言った。