平成の転生者(仮)   作:初任者

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第4章はどの作品にしようか考え中です。
いっそのことリリカル編に突入させるべきか………


第3章第2話

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第3章

ーBlack Lagoonー

第2話

ーロアナプラ・マジックー

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さて、突然ですが質問でーす♪

散歩してたら、近くのバーで銃撃戦が始まったら………どうすれば良いでしょうか?

 

 

ーーー笑えば良いと思うよ(マジキチスマイル)

 

 

*********

○ロアナプラ○

○とあるバー前の道○

 

 

ーーーダダダダダダダ‼︎

 

 

銃の連射音が響き、それと同時に店の中の窓ガラスと血と肉が飛び散る。

 

 

「………あれってどうするべき?」

『マスター、この街では一般的なことなのでは?』

「あ、白人が引きずられてきた」

 

 

なお、引きずり出しているのは、子供である。あの感じだと双子だろう。

 

 

「白人だと、あのバラライカさんところのかもしれないな」

『いかがなさいますか?マスター?』

「………面倒だが、バラライカさんに黙って見送ってたのがバレるよりはマシそうだしな」

 

 

俺は歩き始める。

 

 

『[あら?こんなところにいたら危ないわよ?]』

 

 

何やらデカイ銃を持った少女が、俺にそう言いながら、こちらに銃を向ける。

 

 

「いや、英語分かんないんだけれどもさ。流石にこれ以上はやらせられんのよ」

 

 

俺は拳を構えて、戦闘の意向を教えてやる。

 

 

『[あら、スデゴロやる気?]』

『[姉様、こいつ僕がやるよ]』

『[分かったわ、お兄様]』

 

 

斧を持った少年が突っ込んでくる。

 

 

「が、遅い」

『[かっ⁉︎]』

 

 

俺のストレートが顔に決まった少年は、店の方まで飛んでいく。

 

 

「おお、綺麗に決まった」

『[お、お兄様⁉︎]』

 

 

少女がこちらに銃を向け、乱射を始める。

 

 

ーーーダダダダダダダ‼︎

「反射にしなくてよかった。流石に殺すのは忍びない」

 

 

銃弾は俺を貫かずに、俺の体にぶつかってから、地面に転がっていく。

 

 

『[………あら?]』

「自然効果スキル≪物理無効≫。俺に銃や格闘戦は効かない」

 

 

ある種無敵能力である。なのに何度も意識を失う羽目になった、デビルサバイバーの世界が異常なのだ。

 

まあ、≪物理無効≫をセットしてなくて、全属性に耐性を与える≪真・全門耐性≫をセットしてたから、≪物理無効≫が効力を発揮しなかっただけでもあるのだが。

 

 

『[くっ、うっ]』

「手加減はした。帰る分には問題ないはずだ」

 

 

しっしっと追い払う仕草をする。

 

 

『[覚えておくわよ、お兄さん♪]』

『[くっ]』

 

 

少女と少年は逃げていく。

 

 

「さて、と」

 

 

俺はけが人の白人の前に屈み込む。

 

 

『[すまない………助かった]』

「いや、英語分からないって」

 

 

俺はケータイを取り出す。なお、悪魔召喚アプリの入ってない、今回研修のためだけに渡されたケータイである。

 

 

「電話して助け呼べ。俺は中の様子を見てくる」

 

 

ロシア人に簡単な手当て(スキルは使わなかった)をして、店内を見る。

 

 

「うへぇ、こりゃあ酷い」

 

 

そこは死体の山であった。というか、もう死体と瓦礫の判断もつかないレベルだ。

 

 

「生き残りは………気絶してるこのウェイトレスだけか」

『そのようです、マスター』

 

 

俺はため息を吐き出した。

 

 

「悪いがスキルは使えない。少し待っててくれよ」

 

 

軽い手当てをしていると、外がざわついてくる。

 

 

「来たか?」

 

 

外に出ると、先ほどあったバラライカさんがいた。

 

 

『[あら、貴方はさっきの………]』

『[彼が私を助けてくれました]』

 

 

怪我をした白人が、バラライカに何かを言っている。

 

 

『[助かったわ坊や。坊やがいなかったら部下が死んでいたわ]』

「………?(通訳してくれハーメルン)」

『お礼を言っています』

 

 

肩をポンポンとバラライカに叩かれる。

 

 

『[あら、服がボロボロね。送ってあげるから、その時に買うといいわ………って、やっぱり通訳がいないとダメね。言葉が通じてないわ]』

『[ジェフリーを呼びますか?]』

『[ここまで来たら【ロック】を呼んだ方が早い。 同志軍曹頼めるか?]』

『[はっ‼︎]』

 

 

大男が、車でどこかに行く。

 

 

『[少し待っててね坊や。すぐに戻るわ]』

 

 

バラライカが店内に消え、俺の両サイドを白人の男達が固める。

 

 

『待っててくれとのことです』

「今のはなんとなく分かったよ。あーあ、こりゃあ、ご同行コースかな?」

 

 

俺はポケットからゲーム機を取り出して、ゲームをや………。

 

 

「ゲーム機に穴が………」

 

 

あ、ケータイ(悪魔召喚プログラム入り)は、特殊なホルスターに入れていて、かすり傷一つ無かった。

 

不貞腐れていると、大男が日本人サラリーマンを連れて戻ってくる。

 

 

『[大尉は?]』

『[中に]』

『[そうか………ロック、すまないが通訳を頼みたい]』

『[なんでこんなところに日本人の子供が]』

 

 

スーツ姿の日本人が俺の前に来る。

 

 

「俺の名前はロック。君、名前は?」

「………ソウ」

 

 

俺は少し警戒しながら答える。

 

 

「ソウ?じゃあ、ソウ君はどうしてこんなところに?」

「人に会いに来ました。そしたらこの銃撃戦ですよ。一先ず銃撃犯追っ払って、助けに入りましたけど………」

『[ロック、襲撃犯の特徴を聞いてくれ]』

「えっと、その銃撃犯の特徴とか分かるかな?」

 

 

俺は少し思い浮かべる。

 

 

「犯人は双子みたいなそっくりの男女で、年齢は俺か少し下くらい。男は斧、女はデカイ銃を振り回して乱射してました」

「人種とかは?」

「無茶言わないでください。中国人と韓国人の顔を見分けられないのに、さらに外国なんてわからないですよ。まあ、白人だとは思いましたけど」

『[白人で若い2人組。双子みたいにそっくりで、男が斧を、女が大きな銃を使うようです。人種までは分からないそうで………]』

『[そうか、分かった]』

 

 

話が終わると同時に、バーからバラライカが出てくる。

 

 

『[ロック、来てくれて助かったわ]』

『[いえ。それよりもこれは………]』

『[何も言わないでいてくれると助かるわロック]』

 

 

ふっと、バラライカの視線が俺に向く。

 

 

『[同志軍曹]』

『[はっ、犯人は白人の男女2人組。 年齢はこの少年と同じか少し下くらい。男は斧、女は重火器で武装しているようです]』

『[人種は?]』

『[そこまでは分からないと………]』

『[生き残りに確認するしかないわね。ウェイトレスが生き残っててよかったわ]』

 

 

バラライカが、俺の頭の上に右手を乗せる。

 

 

『[ウェイトレスの手当てもしてくれたのね? お手柄よ坊や]』

『[大尉、この少年………ソウはどうしますか?]』

『[下手に帰すと襲われる可能性もあるか………一先ずホテル・モスクワで保護する]』

『[ーーーそれは困るな。ミス・バラライカ]』

 

 

バラライカと大男が視線を向ける。

 

 

『[張、何故ここに?]』

『[なに、俺への客を迎えにな]』

「(ん?あれって、もしかしなくてもチャンさんじゃね?)」

 

 

俺はその人物に気付く。チャンは黒塗りの車から降りて、俺の前に立つ。

 

 

『[ロック、すまないが彼に日本語で"日本での借りを返しに来た。約束通りディナーを用意した"と伝えてくれ]』

『[張、悪いが坊やは我々で引き取らせてもらう]』

 

 

バラライカが俺の前に出る。

 

 

『[あー、ミス・バラライカ………勘違いしているようだが、彼と私の関係は、君と【ダッチ】のそれと同じだ。明日の朝には死体になんてことはあり得ないさ。無論、彼がこの街にいる間は香港三合会が彼の護衛をしよう]』

『[色々聞きたいこともある。この少年には我々と同行してもらう]』

 

 

チャンさんがため息を吐き出す。

 

 

『[ミス・バラライカ。部下を襲撃された君の気持ちもわかるが、彼は私の客人なんだ。後日連れていくから今日は引いてくれないか?]』

『[………こちらの部下を1人同行させてもらうぞ]』

『[どうぞお好きに。ロック、早く彼に伝えてくれ]』

 

 

何を話しているのかなと思っていると、ロックが通訳してチャンさんの言葉を伝える。

 

 

「(記憶があるのか⁉︎ 凄いな。俺達以外に記憶が残ってるなんて………)」

 

 

俺はロックに同行の意思を伝える。

 

 

『[オーライ、それじゃ行こう]』

「あ、ケータイ返してください」

 

 

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エンド

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