平成の転生者(仮)   作:初任者

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久しぶりの更新です。


第3章第3話

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第3章

ーBlack Lagoonー

第3話

ーチャンー

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*********

○ロアナプラ○

○とある高級中華料理屋○

 

 

『[いやー、あの時は助かったよ八神。 あ、今はソウって名乗ってるんだったか?]』

 

 

目の前で、チャンが機嫌良さそうに炒飯を食べながら、俺に語りかける。

 

 

「いやー、あの時は助かったよ八神。あ、今はソウって名乗ってるんだったか?」

 

 

横に立つスーツ姿の中国人が通訳する。日本にいた時よりも堪能な日本語だ。

 

 

「ああ、流石にこんな場所で本名を名乗るのはな」

『[ハハ‼︎ 違いない‼︎]』

 

 

俺は餃子を食べながら答え、その答えにチャンが笑う。

 

 

『[しかし、ソウもどうしてロアナプラに?言っちゃあれだが、ここは悪徳の街だぜ?子供には縁のないところだろう?]』

「しかし、ソウもどうしてロアナプラに?言っちゃあれだが、ここは悪徳の街だぜ?子供には縁のないところだろう?」

 

 

通訳の声を聞きながら、俺は口をナプキンで拭く。

 

 

「ロアナプラで1ヶ月間生き残るように、上司命令でね。まあ、初っ端からあんな場所に遭遇するとは思わなかったがな」

『[………は、あはははは‼︎ その上司は面白いな‼︎ 確かにロアナプラで1ヶ月間五体満足に生き残れば、それは一人前だぜ‼︎ 悪人としてだがな‼︎]』

 

 

チャンが大爆笑している。

 

 

『[さて、そんな研修中のソウには悪いが、実は最近この街もきな臭くてな。悪いがあんな場所にいたお前にも、監視と護衛をつけなきゃマズイ]』

「さて、そんな研修中のソウには悪いが、実は最近この街もきな臭くてな。悪いがあんな場所にいたお前にも、監視と護衛をつけなきゃマズイ」

 

 

俺はこくりと頷く。

 

 

「俺はホテルの一室に住んでるが、移動したほうがいいか?」

『[そうだな………ミス・バラライカとの兼ね合いもあるから………うん、【ラグーン商会】だな]』

「ラグーン商会に預けると」

「ラグーン商会?」

「先程のロックが所属している商会です」

 

 

ああ、あの日本人サラリーマンか。

 

 

『[あそこはホテル・モスクワとの関係も深い。金も払えば受けてくれるさ]』

 

 

ーーーという訳で、俺はラグーン商会に向かう事となった。

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆

○ロックside○

☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

*********

○ラグーン商会○

○事務所○

 

 

「ーーーって訳だ、ダッチ。しばらくこの少年ソウを預かってほしい。ああ、報酬は三合会とホテル・モスクワの双方から出るぞ」

 

 

ミスター・張が、両手を広げながらダッチに語りかける。

 

 

「張さん、俺達は運送屋であって、ベビーシッターじゃないんだぜ? そんなガキの面倒はゴメンだぜ?」

「そう言うなよダッチ。基本的な事は本人がやるし、外出の時はうちのもんが同行するから、ほぼ手間はかからないぞ」

 

 

ダッチは嫌がるが、ミスター・張にも何かあるのか、引き下がろうとしない。

 

 

「それに、ラグーン商会に頼むのもホテル・モスクワとの兼ね合いだ。

………ダッチ、嫌な話だが、ホテル・モスクワ。いや、ミス・バラライカは今回の一件でブチ切れてる。ホテル・モスクワは臨戦態勢に入り、ミス・バラライカは【ヴィソトニキ】を動かそうとしてる」

「バラライカの直属の部下がやられた話は本当だったのか? だったら尚更今のバラライカに関わりたくねぇ」

 

 

そう、街ではバラライカさんの直属の部下、軍人時代からの部下が殺されたと話題になっている。

 

 

「そう言うなよダッチ。それにこの少年はその現場に居合わせて、部下の1人を救った勇者だぜ? なんならロックに聞いてみろよ。通訳で連れてこられてたから」

「聞いたよ。まあ、ヴィソトニキから死者が出たとは知らなかったが………」

「バラライカはソウに借りがある。それでなくても今のミス・バラライカの機嫌を損ねれば………」

「………ああ、クソ、分かったよチャンさん」

 

 

ダッチが右手で頭をかきむしる。

 

 

「まあ、ソウは基本的に戦闘能力が高い。大人数相手でなければ対処できるだろう。 てか、下手すると戦った場所が更地になりかねん」

「物騒なガキだ」

 

 

ダッチがため息を吐き出す。

 

 

「ただ、日本語しかできないから、ロックとワンセットにしたほうがいいだろうな」

「え?俺ですか?」

 

 

思わず聞き直す。

 

 

「ぷっはっはっは‼︎ こりゃあいい‼︎ ロックお似合いの相棒ができたぜ‼︎」

 

 

【レヴィ】が大爆笑する。

 

 

「まあ、下手な組み合わせよりはいいか。ロック、そのガキの面倒は任せた」

「え、えぇ〜⁉︎」

「ロック」

 

 

肩にポンとミスター・張の手が乗せられる。

 

 

「くれぐれも頼むぜ。別途報酬は払うからさ」

「え、ぇえ」

 

 

こうして、俺は子供ソウの面倒を見る事となった。

 

 

『[よろしくお願いします。ロックさん]』

『[あ、ああ、よろしくソウ君]』

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆

○ロックsideEND○

☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

なんか、ホテルからラグーン商会とかいう商会の事務所に住むことになった。

 

なんか色々と面倒になってきたが、郷に入っては郷に従えというし、ここは外部の人間の俺が気を使うべきなのだろう。

 

で、俺が現在何をしているかといえば………。

 

 

*********

○自室○

 

 

「さて、と」

 

 

俺はベットにゴロリと転がりながら、英単語帳をめくる。

 

 

「しっかし、どうしたもんかな?」

 

 

助けるだけでここまで自由に動けなくなるとは思わんかった………。

 

 

「一先ずバーを襲撃してマフィアに喧嘩売ったあの双子を捕まえないと、この街で過ごしにくいか………」

 

 

それにしてもあの双子………泣く子も黙るようなマフィア相手に、随分と大立ち回りができるものだ。

 

 

「欲しいな………」

 

 

最悪どちらか1人でも部下として欲しい。

 

 

「JP's隊員は召還術使えるけど、本体クソ雑魚だしな。生身でそれなりに戦えるのは欲しいところだ」

 

 

俺達の敵は悪魔だけではない。というよりも人間の方が多いのだ。ならば、人を殺すスペシャリストがいた方がいい。

 

実際現在のJP'sには、かつて人を殺すことを生業としていた人間も少なからず在籍している。

 

 

「まあ、危険を冒すほどで無いからチャンスがあったらの話だな」

 

 

そう、この街で生活しにくくなってまで冒す価値のない冒険であった。

 

 

「さて、どうなることやら」

 

 

俺はなんとなくこの後の生活を楽しみにしていた。

 

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エンド

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新章に悩んでいます。よければ参考までに意見をお聞かせください。

  • 知識がなくとも、とらは
  • 異世界へ、GATE
  • 魔法足りてないよ、りりなの
  • もっと魔境へ、??ルート
  • いやいやもっと別の、その他
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