ドラゴンクエストⅩ マイキャラ達のちょっとした日常   作:ひかみんとかカズトとか色んな名前

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さくさくとまずはうちの子と、家とマイコンシェルジュのご紹介。

短くなりすぎた感あるけどきっと大丈夫。


日常

「よーう!帰ったぞー!」

 

夕日が沈みかけているアズラン住宅地2278丁目、二番地の前に響くオーガの女性の大きな声。

木をモデルとしたSサイズの家に、銀色のハンマーを背負い、左手に太陽を模した盾をつけた一人のオーガの女性が帰宅していた。

 

「あら、お帰りなさいませパルス様。」

「ギギ、オカエリナサイマセ、ゴシュジンサマ。」

 

水色の髪をしたメイド服を着るウェディの女性キマーナと、庭の手入れに特化したような改造が施されたキラーマシンがパルスと呼ばれたオーガの女性を出迎えた。

 

「おう、ただいまだ。いやー今日も疲れた疲れた!ロビンとキマーナもお疲れさん!」

 

なにやら良いことがあったのか、あっはっはと笑いながら家へ戻っていくパルス。

 

「ロビン、今日はここまでにしましょう。休止モードにするわね。」

「ビビ、リョウカイ…」

 

そんな彼女が家へ入っていくのを見送ったキマーナは、ロビンと呼ばれたキラーマシンを休ませるために専用の小屋に連れて行く。

他のキラーマシンと比べてデリケートなこのロビンは何もしないときはこうして休まねばならず、簡素なモンスター用の小屋で休止していた。

それを確認したキマーナは、パルスの後を追うように家へと入っていった。

 

 

 

 

「よぉチドリ、ただいまだ。」

「あ!お帰りなさいませパルス様!」

 

パルスが家の中に入ると、チドリと呼ばれた元気そうなエルフの少女が嬉しそうにパルスを出迎えた。

 

「お怪我はありませんか?体調の方は…」

「心配すんなって、アタシはヘーキだよ。…それよか腹減ったぜ。」

 

背負っていた武器(ハンマー)と腕につけていた盾を外して壁に立てかけると、パルスは部屋の中心にある机を囲うように置かれた座布団にどっかりと腰掛けた。

 

「ふふ、かしこまりました。さ、チドリ。」

「はいっ!私とキマーナさんにお任せください!」

 

パルスに頼まれた二人はそう意気込むとキッチンへと向かった。

この家に用意されたキッチンはエルフ用に調節された物のため、ウェディであるキマーナからすれば全体的に少し低いがそんなものもう慣れたといった感じにテキパキと料理を進めた。

チドリもまた少々堅さはあるものの手早く仕込んでいき、キマーナをフォローしていた。

 

そんな中パルスはどっかり座ったまま寝ていた。

 

 

 

 

 

「…ふごっ?」

「ふふっ…パルス様、変な声が出てますよ。」

「んぉー…わりぃわりぃ。すっかり寝てたわ。」

 

しばらくしてから。

部屋に漂う美味そうな匂いにパルスは変な声をあげながら目覚める。そんな彼女にキマーナが苦笑いを浮かべながら料理を並べていく。

 

「おほー…また料理の腕あげたか?」

「勿論です!私とキマーナさんは手が空いた時に修行してますから!」

「ふふふ、そういうことです。」

「なるほどなぁ…とりあえずいただくぜ。」

 

並べられた料理は和風。チドリがエルフなのもあるが、習っている場所がアズランの町というのもあるかもしれない。

とはいえパルスは明らかに悪意がなければどれも美味しく食べるつもりでいる。

その証拠に今用意された料理にがっついている。

 

「パルス様はこの後はどうなさいますか?」

「んー?…ゴレムスが思ったより疲れちまったみてぇだから牧場に預けてきたし、今日はこのまま家で過ごすかな。」

「やったー!パルス様と一緒ー!」

「こらチドリ…」

「あっはっは、チドリはそういうとこはまだまだ子供だな。」

 

晩飯を食べながら楽しく会話する三人。

元気に喜ぶチドリに、大人らしく注意するキマーナ。パルスはそんな様子を見てほほえみながらひたすらに料理を食べつつ、出会った時の事を思い返していた。

 

 

 

アズラン地域の森の中で追いつめられていた二人を囲うモンスターを、ゴレムスと共に蹴散らした事。

その二人の様子からして孤児と、見捨てれば死ぬと判断したパルスがゴレムスに乗せて町に連れ帰り、風呂やら服やらを新調させた事。

その後パルスが町長タケトラに相談し、最低限生活出来るようにした事。

そして、パルスが土地と家を購入したと聞くや否や、コンシェルジュとして生きようとしていた二人が強引に押し掛けた事…。

 

「…人助けもしてみるもんだなァ…」

 

初めはほんの些細な気まぐれだったのに、今となっては美味い飯がちゃんと出され、庭の手入れに家の管理もしてくれている。コンシェルジュとしての働きも申し分ない。

小石を守ったつもりが宝石の原石を守っていたレベルの拾い物である。

 

「ふふ…」

「ん、どうかした?キマーナ。」

「いや、今更でしょうけど…家族みたいだなと…」

「え、家族でしょ?ロビンもゴレムスも、みーんな家族!」

「…へへ、そうだな。」

「…そう、ですね。」

 

チドリの無邪気な発言に、二人とも頷く。

家族のような三人と二匹が過ごすアズラン住宅町2278丁目の一角。

今日も微笑ましい騒がしさが家から聞こえている。

 

 




ゴレムスはまた別の機会に出す予定(許せ

これを機に、様々な人の子達と絡めたらいいなーって感じに!

他の小説…?知りませんね(震え声
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