ドラゴンクエストⅩ マイキャラ達のちょっとした日常   作:ひかみんとかカズトとか色んな名前

5 / 7
パルス×サラ続編…なんだけどほとんどパルスが主役みたいになった。
どうして…彼女の過去に触れてるからなのかな…あと前半サラが乙女すぎる気がする。

それと今更ですがこの短編内はゲームと違う点として
・ルーラストーンは貴重品な上クールタイムが存在するため乱用出来ない。
・零の洗礼等の専用技やひっさつも他職で使えるが、自身にかかる負荷が大きくなる。
・ドルボードは小型カプセルのようなものに収容されており、持ち運び出来る。
などが挙げられます。

それを踏まえてお読みください。


彼女との旅路、明かされる過去との決着

「………」

 

 

ある日、平凡な朝を迎えたパルスが自宅の郵便受けを開けると、他とは違う感じの手紙が一通来ていた。

手に取ってみると、まず封がハートマーク。この時点でどこから来たのかをパルスは察していた。

なおキマーナとチドリはコンシェルジュの仕事を終え、アズランに出かけていた。

 

封を開けたパルスは、手紙を読んでみる。

 

パルスへ

 

おはこんにちばんわ~!!あなたのサラだよ☆

最近私の店に顔を出してくれなくて寂しいな~~。

 

それはそうとして、明日暇になったし今からでもどこかデートに行こうよ~!

デートじゃなくても冒険でもいいよぉ~!

パルスとならどこでもいいし~!!

 

返事、待ってるねぇ~☆

      ぱふぱふパラダイスから愛を込めて

                  サラ・ディーナより

 

「…はぁ。」

 

パルスは読み終えて、呆れたため息をついていた。

サラとの距離が急速に縮まったあの日以降パルスは依頼の消化などで忙しいのもあり、最近彼女の店を訪れることが出来ていなかった。

それに耐えかねたサラがわざわざ文通で誘いを出した、と言ったところだろう。

とはいえパルスが呆れているのはそこではなく…この家に直接送ってきた事に、であった。もしキマーナやチドリに見つかっていたらどうするつもりだったのか…ということである。

とりあえずパルスは手紙を自分個人の場所に仕舞っておき、返事をしに彼女の店へ行くことにした。

 

 

そうしてパルスが店を訪れたのは昼頃。

この時間帯ではぱふぱふパラダイスは営業しておらず、準備中であるが…

 

「…サラーッ!」

 

大声で叫んでみるパルス。

 

 

 

 

 

 

 

パルスが訪れる少し前──

 

「……」

「…店長~?」

「わっ、な、何かな~?」

 

厨房で仕込みをしていたサラは落ち着かず、と思えばぼーっと惚け、何かを考えたのか真っ赤になり…と繰り返していた。

その時近くにいた店員、ノーマも彼女の様子がおかしいのに気付いており、声をかけていた。サラは慌てて取り繕うがもはや手遅れである。

 

「動きでバレバレ~。集中出来ないなら話をちゃんと付けてきな~。」

「う…そうだけどさぁ~…」

 

ノーマにそう言われたサラは周りを見ると、ハシュラを含めた店員達にそうだぞと頷かれていた。

彼女が集中出来ない理由…それは勿論パルスの事であった。最近忙しくなってしまったのかめっきり来なくなってしまい、変なことをしてしまったのか、それとも…を不安になり、普段のお調子者な感じの内容で手紙を送ったのであった。

それで返事が来るのかな…と内心全く落ち着かない状態になっていたのである。

 

「誰にだって事情はあるもんさ。そもそも嫌いになったならあんなに面倒見ないだろう?」

「そうだけどぉ~~…うううー…」

 

ハシュラにそういわれ、サラはより悶々とした表情で縮こまってしまう。店員達はそんなサラを見てどうするか…と目を見合わせた瞬間。

 

 

 

 

「サラーッ!」

 

 

店の外から響く叫び声。

ハシュラ達は何事かと驚くが、サラは一発で感づき厨房から飛び出していった。

 

 

 

 

 

 

 

 

大声で叫んでから少しして。

店から飛び出してきた人影はパルスへと覆いかぶさってきた。

 

「パルス~~~!♪」

 

店の前で待っていたパルスは飛び出してきたサラをしっかりと抱き止め、撫でる。サラはそれだけで嬉しそうにさらに抱き着いてきていた。

 

「…悪かったな、アタシも久々に忙しくなってね。寂しかったんだろ?」

「寂しかったよぉ~。今日も泊まってくぅ…?」

「それだけ言えんなら平気だな。」

「ふぇぇんパルスのいけずぅ~」

 

パルスは相変わらずサラのお調子者な態度をひょいひょいかわすように、冷静に流していた。とはいえ無表情でもなく、パルスもまたサラと会えてうれしそうに笑みを浮かべていた。

 

「それで、デートか冒険って話はどうするんだ?」

「…えーと…ねぇ~…」

「…急に思いついただけで書いたのか?…ったくしょうがねぇ奴だな…」

 

思いついてはいたが、内容を特に考えずに書いたサラは誤魔化すように苦笑いを浮かべていた。パルスはそんな彼女を見て呆れるが、音沙汰なしだった自分にも問題があると自覚はしてるためにそこまで責めはしなかった。

 

 

「とりあえず気晴らしにドライブでも行くか?アタシもバイクがあるしな。」

「いいの!?」

「そのぐらいなら付き合ってやるよ。冒険者としても出来る方なんだろ?」

「もっちろーん♪」

 

サラはパルスと向き合いつつ嬉しそうにニッコニコしながらウインクする。パルスも大丈夫とわかると微笑む。

 

「店は平気なのか?」

「うん、大丈夫!みんなががんばってくれるから!」

「…アタシが言ってんのは店休のことなんだがな…」

「私はよく仕入れに出たりもするから、店長不在っていうのは珍しくないよぉ~。」

 

パルスはサラの店を心配するが、彼女の説明になるほどなと納得した。

冒険者でありつつ仕入れに出回るなら確かにそれなりに効率は良い。手に入れた物を送るにも郵便があるからそちらも問題ない。

 

「うーんでもどこを走るの~?」

「サラが決めてないなら、アタシが行きたいところはある。」

「パルスが~?どこどこ?」

 

ドライブデートでどこに行くかを決めようとした時、パルスが提案しようとする。サラは彼女の提案はどこなのか、興味津々にパルスに詰め寄る。

 

「ラギ雪原の周辺辺りだな。あの辺りに少し用事があるから行っておきたいのさ。」

「ふーん、また変なとこだね~。でもいいよっ、私はパルスと過ごせればいいし~♪」

「今日は大分グイグイ来るな、この間とか去り際でキ──」

「あっ、あれはパルスがいきなりするからでしょお~!?」

 

パルスの希望にサラはふーんと言いつつデートが楽しみなようでニコニコとパルスに擦りついていた。大分押してくるのが前と違うとパルスは口に出しかけたが、サラは被せるように貴女が悪いとポカポカ叩きながら顔を赤くしている。

 

「はいはい、で。今から行くのか?行くなら駅からグレンまで行かねぇとだけど。」

「もっちろん♪支度するから待っててねー!」

 

そう言って店に戻っていくサラ。恐らく冒険用の装備や恰好もこちらに置いてあるんだろうなと予想したパルスは準備を済ませてあったために店の前で待っていた。

 

 

 

「おっまたせ~☆」

 

そう言って出てきたサラ。店で見慣れた白いブラウスと青いスカートではなく、黒いバンダナに黒いベスト、黒いロングブーツに下半身はオーガ特有の下着だけというこれまた大胆な恰好であった。

背中には棍らしきものが背負われている。

 

「…アンタ、普段からその恰好で冒険してんのか?」

「ん?そうだよ~、動きやすい方が私の好みだし♪」

「そう…まぁアンタがいいなら別にいいか。」

「むーー…パルスはほんとに冷たいなぁ~…」

 

パルスの問いに、見せつけるようにポーズを取りながらどや顔でそう語るサラ。聞いておきながら興味なさそうにも見える態度で冷静に流すパルスに、サラも後ろから抱き着きながら拗ねた表情で擦りついていた。

 

「止めろ止めろ、猫じゃないんだから。他の人には言って来たのか?」

「もっちろーん☆ちゃんとOKもらってきたよ~♪」

 

サラを無理やり剥がしながらのパルスの質問に、彼女はウインクしながら親指を立てて返事する。よく見ると店の窓から店員達が見守ってるのが見えたパルスは苦笑いを浮かべる。

 

「じゃ、行くぞ。」

「お~っ♪」

 

パルスは右手で自分の荷物を肩に背負い、サラは彼女の左腕に巻き付くように抱き着いて歩いて行った。

ジュレットの町まで送ってくれるカヌーの人はそんな二人をいい笑顔で見守っていたそうな。

 

 

そしてジュレットの町から鉄道を使ってグレン城下町へ。

パルスはいつも通りに窓からの景色をじっと見ていたりもしたが、サラが執拗に甘えてきたりもして呆れていた。

 

 

 

 

「んん…やっぱ鉄道は体が凝るな…」

「ずっと座ってるだけだもんね~」

 

体をストレッチしながら駅から出てくるパルスと、軽い身のこなしで彼女の後をついていくサラ。

時刻は夕方に傾きつつあった。

 

「…獅子門までは行けそうだな…そこで宿取るか。」

「え?ここで一夜明かしてからでもよくな~い?」

 

パルスの大胆な発言に、サラは驚きながら提案する。パルスは手堅く歩みを進めるタイプと思っていたようである。

 

「まぁそうでもいいが…アンタ的にドライブデートは早い方がいいだろ?」

「…!~~ッパルス~!大好き~!!!♪」

「はいはいわかってるよ。」

 

待ちきれないサラの事を考えて提案してくれたとわかると、彼女は嬉しそうにパルスへの愛を叫びながら抱き着いていた。パルスは呆れながらもサラを受け止めた。

 

 

 

そうしてグレン領東へと出た二人は自分達のドルボードを出す。サラは黒いドルレーサー、パルスは青いドルブレイドである。

 

「おぉ~、パルスのもイカすじゃん♪」

「そうか?…アンタのも似合ってるぞ。」

「えへへ~…」

 

お互いのを褒めた後、二人はそれぞれのドルボードに跨り目を保護するゴーグルを着用する。

 

 

 

「パルス!飛ばしても平気?!」

「構わねぇけど事故おこすんじゃねーぞ!」

「だいじょーぶだって!行こー!!」

 

短いやりとりの後、サラの言葉で二人は発進した。サラの言う通り、初めから飛ばす勢いで二人はグイグイと荒野を北へ進んでいく。チラリとサラが視線を横にやると、パルスはしっかりと横に並んで走っていた。サラの視線に気づくと、一瞬微笑みを浮かべてすぐに視線を前へ戻していた。

ドルボードの音や速さに驚いたのか、もしくは恐れたのかはわからないが、魔物達は二人を見るや一目散に逃げていく。そのおかげもあってか二人の前には魔物という障害はほぼなく、難なく目的の獅子門へと辿り着いたのであった。

 

 

 

 

そうして獅子門に着き、二人はドルボードを仕舞うとちょうど時刻は夜に差し掛かるところだった。パルスは宿を確保するためにすぐに宿屋へ向かい、サラもそれを追うようについていく。

 

 

「…今日は空いてないのか?」

「ええ、本日は満杯で…申し訳ありません…。」

「いや、構わない。…サラ、聞いたと思うけど…」

「ん、大丈夫だよ~。」

 

しかしどうやらタイミング悪く宿は一杯だったようで確保は出来なかった。仕方なく二人は宿を出て、皆の邪魔にならないところで野宿すべく用意を始めた。

二人とも冒険で手慣れているのか、テント等の野宿の準備が非常にスムーズかつ早く済んでいた。

 

「…冒険者も兼ねてる、てのは嘘じゃないみてぇだな。」

「でしょ~?惚れ直したぁ?」

「そんなこと言わなくてもわかるだろ。」

 

たき火を囲みつつパルスがサラへの評価を口にし、それに対し彼女はふふーんと胸を張りながら問う。パルスは普段通り冷静にしれっと返していたが。

 

「…なんていうかさぁ~、パルスって…慣れてるよね。」

「…どういうこと?」

「私みたいな人の扱いにさぁ、なんか慣れてるって感じがずっとするんだよね~。」

 

唐突なサラのその言葉に、ピクッと反応するパルス。勿論サラもその瞬間を見逃すわけもなく。

 

「ふふーん、図星~?」

「…サラ。」

 

ようやくパルスに反撃を…と思ったサラだったが、雰囲気が変わった彼女に言葉が詰まってしまった。その表情は、自分の事に意気揚々と踏み込もうとした彼女を静かに叱りつけるような怒りの表情だった。

 

「いくらアンタでも、アタシはまだそこまで踏み込まれたくない。…わかってくれんな?」

「あ…いや~…ごめんって~…。」

 

パルスのその圧力に、サラも押され気味で応答してしまう。彼女も伝わったとわかるとすぐに怒りを解除し、普段通りの冷静な顔つきに戻っていた。

 

「まぁ…そのことに関しちゃ明日言うかもしれねぇ。それまで待ってな。」

「…わかった!」

 

パルスの言葉に、サラは嬉しそうにうなずいた。

 

 

 

 

 

その夜中、静かに寝静まった獅子門の集落。

そんな中一人起きて、中央で輝く光の川へ歩みを進める女性…パルスがいた。

 

何も言わず彼女は光の川の近くに立つと、自分の懐から一枚の敗れた写真を取り出した。そこには数年前のパルスと、彼女と共に移る青髪のオーガの少女の姿が映っていた。

 

「……スバル、明日…会いに行くよ…。」

 

写真を見た後、そのまま星が瞬く空を見上げ、一人呟いていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌朝。

しっかりと起床した二人はてきぱきと慣れた手つきで野宿用の道具を片づけて、更に北へと向かうために獅子門の来たときとは真逆の方へ。

獅子門の集落から出て、二人はドルボードを取り出す。

 

「うー。冷えるねぇ~…」

「こんなもん慣れだ慣れ。」

 

わざとらしく身を擦りながらパルスに寄り添ってくるサラだったが、彼女はそれが演技で体をまさぐるのが狙いとすでに見破っていたために半ばスルーしていた。

 

「そういやばさぁ、ラギ雪原前に何かあったっけ?…確か廃墟ぐらいしか…」

「アタシが用あるのはまさにその周辺なのさ。」

「…何かあるのぉ~?」

 

ドルボードに跨りつつ、サラからの質問を普段通り冷静に返すパルス。サラはまさか…と思いつつ真面目な表情でパルスに問うと、彼女も察したことに気づいたのか、答えを発した。

 

 

 

「その周辺に、アタシの妹がいる。」

 

 

 

 

 

 

パルスが答えた後、特に話すこともなく黙々と道なりに進んでいく二人。

ラギ雪原方面で面倒な魔物がちょろちょろしていたがこれを二人は綺麗にスルーし、目的の場所へ向かった。

そしてパルスが唐突にスピードを緩めてドルボードをしまい、廃墟の方へ歩いていく。サラもまたドルボードをしまって彼女の後を追う。

 

彼女が歩く先、廃墟の入口の横には…盛り上がった地面の上に一つの両手剣と一つの斧が墓標として突き刺さっていた。

その前までパルスは歩き、目の前で歩みを止める。サラもパルスより半歩後ろでその墓を見る。

 

「……久しいね、スバル…。」

「スバル…パルスの妹の…?」

「そう。アタシの大事な家族で…」

 

 

「アタシが殺した妹だ。」

 

 

「…………えっ…」

「妹だけじゃない。いくら性格や行いが非道だった奴らだとしても…両親も殺した。アタシの手は…家族殺しの血で汚れているのさ。」

 

パルスが自分の両手のひらを見ながら呟く。彼女の妹の墓の前で明かされる衝撃の事実に、サラは言葉はおろか思考すら止まっていた。そんな彼女を見て、パルスは苦笑いを浮かべつつ声をかける。

 

「驚くのも無理ねぇな。これだけことやって、まともに振る舞ってるアタシって…おかしいだろ?」

「そんなことは…!」

「…両親はさ、アタシとスバルがちいせぇころから自分たちの思うがままにアタシら姉妹を痛みつける畜生共だった。表の顔で村…ランガーオ村を欺いてたけど…それが隠し切れないとわかったらアタシらを捨てて即逃走。アタシらは村王のクリフゲーンの元でマイユと共に育ったんだ。」

 

パルスの自虐的な言葉に対し何か言及しようとするサラ。だがそれを言う前にふつふつと自分の過去を語り出すパルスに、サラはそれを黙って聞いていた。

 

「…あの間は幸せだったよ。妹もいて、マイユもいる。親の愛はクリフゲーンからもらえてさ。これが“本来の家族”なんだなって実感したよ。」

「だけど…それは突然終わらされた。アタシが確か17の時だから…もう5年前か。アタシは村のみんながいるからとスバルを任せて数日間修行の旅に出たんだ。だがそこを狙ったかのように…あの両親は戻ってきた、戻ってきたという噂を聞いてしまったスバルが、制止を振り切って飛び出したんだ。」

「今思えば何が“すぐ戻る”だ…。その後に私が戻ればスバルが帰ってこないわなんだで慌ててる村の連中だ。アタシはすぐに捜索に乗り出たよ。その時まだ捜索出来てなかった方の一つ…この周辺に私は即座に赴いた。あの両親の事だ、そういう身の隠し方は慣れてるってわかったからね。」

「アタシはそうしてこっちにきて、廃墟の扉をこじ開けた。アタシの考えはあってたよ。そこにいたのさ、両親と捕まったスバルがね。」

 

「……無事だったんだよねぇ…?」

 

長い回想を話すパルスが一息つくと、サラは恐る恐る尋ねる。だが、首を横に振るパルスから発せられたのは非情な現実を現した言葉であった。

 

 

「…酷い、なんてものじゃなかった。まるで十数年ぐらい何も出来なかった自分達の全てを晴らすように、あのクズ共はスバルを痛め尽くしてた…人としても、女性としても。アタシはもう何も考えなかった、迷わなかった。あのクズ二人はアタシを見て、どこで得たのか知らない魔物の力を解放してたけど、てんで話になりゃしない。アタシからの今までのうっぷんを晴らすように…虐殺してやった。」

「すぐにスバルを下ろして声をかけたけど…今でも、思い出せる。…感情が死んだ目、凍り付いたような体、狂ったからくりみてぇに漏れる、助けを求めるかすれた声…。もう手遅れとわかったアタシは…スバルも殺した。」

 

パルスは思い出すように空を見上げ、手を悔しさを滲み出すように握りしめていた。

 

「…クズ二人はどんな理由があれ価値もなかったから放置したけど、スバルはアタシの大事な妹だ。でも…その時はもう村も信用出来なかった。だから村じゃなく、ここに埋めたんだ。…今となっちゃ、思考放棄のただの意地だけどさ。その時にアタシは憎しみのままに血を吸ったこの斧を捨てて、スバルが好きだった両手剣を持ったんだ。」

「…アタシは一応事情は村に説明したけど、スバルを守れなかった村にいる気もなかったしそのまま村を出た。…そしてアタシはもう何も失わないために、守る力をつけるために修行と称して冒険者になったんだ。」

 

そう語り尽くすと、パルスは疲れた笑みを浮かべてサラの方を見る。

 

「アンタさ、スバルに似てたんだ。性格なんてほぼそうだし、危なっかしいとこも…ね。だから私は気にかけた、見守ってたんだ。…言っとくけど、妹に似てたって理由だけとか、妹として見てたわけじゃねぇぞ。」

「パルス…」

 

パルスの言葉に、何かを伝えようとするサラ。しかしサラは言葉を飲み込み、パルスに近寄り…

 

「んっ…」

「…!?」

 

唐突に顔を振り向かせてキスしたのである。あまりにも突然すぎるサラの行為にパルスは一瞬固まる。

が、どこから取り出したのかわからないハリセンで思い切りサラにツッコんだ。

 

「ばっ、ばっか野郎!こんな時にいきなりするやつがあるか!?」

「ふふっ、でもツッコミするぐらいには元気出ちゃった~?」

「うるせぇ…って服の中をまさぐるな!!…ったくアンタはほんとに…」

 

キスにツッコミを入れられても茶化してくるサラを見たパルスが、彼女なりの励まし方なのだと理解し苦笑いを浮かべる。

 

 

しかし唐突に何かを感知したパルスが廃墟の方を睨みつけ、背負っている武器─神域の大剣─に手をかける。

 

 

 

「ギェアアアアア!!!」

 

廃墟の扉を破壊し、出てきたのは魔物。

四つの腕にそれぞれ武器を持ち、紫のおどろおどろしい装備を来たゾンビ系……

 

「ヘルクラッシャー…?」

「違うな、こいつは……」

 

サラがパルスの背後で警戒しつつ、現れた魔物が自分の見覚えがあり似ている魔物の名前を呟く。しかしパルスがそれを即否定する。

 

「オオォォォォ……パルスゥゥゥ…」

「…やっぱりか、どこまでも執念だけは一丁前だな……クソ親共。」

 

パルスは自分が殺した両親が、ゾンビ系の魔物と化してまで執念深く待っていたとわかると呆れていた。

 

「…これがパルスの親…のなれの果て?」

「…らしいな。大方魔瘴で魔物の力を得たつもりが、自分らの執念を魔瘴に利用された…もしくは利用したってとこだろ。」

 

パルスの両親らしき魔物は四つ腕に頭が二つという人間の原型を捨ててでも彼女に復讐する。そんな強い執念が感じ取れた。それに彼らが取り込んでいた魔瘴が答えるように…という感じだろう。

 

「サラ、こいつはアタシがやる。」

「えぇ~でも~…!」

「…頼む。」

 

自分の棍を持ってパルスと共闘しようとしたサラだったが、パルスに頼まれ渋々と下がることに。

 

「パルスゥ…!」

「黙ってろ、アンタらにその名前を呼ばれる筋合いはねぇんだよ。」

 

魔物は怨念じみた声を出すが、聞く気もないパルスは躊躇う事なく大剣を抜刀すると、そのまま剣に撫でるように手を添え、雷を纏わせる。

 

「プラズマブレード。」

 

そのまま剣を地面に突き刺し、魔物へ雷を発生させる。

 

「……へぇ、これに耐えるか。」

 

しかし雷が止むと、魔物は大したダメージではないようで何事もなかったように立っていた。

よく見ると、なにかしらのバリアが張られていた。

 

「…完全ガードか…?」

「ムダダ…」

 

自身の戦闘経験の中にあった魔物の能力、打撃、もしくは呪文完全ガード。その類とパルスは予想した。

しかしそのバリアは他のと違い透き通っておらず、まるで怨念自体がバリアとなっているようにも見えた。

 

「……随分と手間のかかる執念してんなぁ。だが…!」

 

パルスは両親の執念深さに呆れるが、武器を仕舞い何かの特技を放つように構える。

 

「バトルマスターで打つのは気が引けるが…やるしかねぇな……零の洗礼!」

 

パルスが右手を相手に向けると、そこから白い波動が放たれる。

零の洗礼…本来ならば賢者の技ではあるが、多少なり負荷が大きくなっても放てるようにはなっていた。

 

零の洗礼により、魔物を覆う怨念のバリアは吹き飛ばされた。だが次の瞬間、驚くことが起こる。

腕四つのうち二つが分離し、まるで意思を持ったかのようにパルスに襲い掛かってきたのである。

 

「なんだとっ!?」

 

分離して襲ってきたのは斧とこん棒を持つ腕。パルスは驚きつつもすぐに大剣を抜刀し弾き返す。

しかし吹き飛ばす勢いで弾き返したにも関わらず、動力は怨念と言わんばかりに分離した腕はパルスの周囲を飛び交う。そしてその腕はパルスの上から抑え込むように武器を振るい、彼女もまたそれを受け止めるように大剣で防いでいた。

そこに残った二つの腕による剣を掲げ駆け込んでくる魔物。自分の分離した腕に気を取られてる今ならと思ったのだろう、馬鹿正直に正面から突っ込んできていた。

 

「パルスッ!」

 

サラが叫ぶ。だがパルスは先ほど驚きはしたが冷静だった。

 

「こんなことしてくるならと思ったが…馬鹿なのは変わってねぇようだな?」

 

パルスは魔物をみてそう呟き、ぶん回しの容量で分離した腕を吹き飛ばす。その腕戻ってくるまでの短い間に、ぶん回しの勢いそのままに突っ込んでくる魔物に対して大剣を突き刺すように思いっきり投擲したのである。

当然そんなことをするとは思いもしない…というより執念の思うがままに突っ込んできていた魔物が対処出来るわけもなく、真正面から心臓の位置に突き刺さりそのまま岩壁へと縫い付けられていた。

だがまだ生きていると証明するかの如く、吹き飛ばされた腕が再び襲い掛かる。パルスはこれを腰に装備していた片手剣二刀流で受け流し、腕と地面を縫い付けるように片手剣で突き刺した。

 

「…こんだけやってもまだ生きてんのか、しぶてぇクズ親だな。」

「ワレハ、シナヌ…「オマエヲォ、オマエモォ…」」

「チッ…どっちの意識もあんのかよ気色わりぃ…。」

 

壁に縫い付けられても未だにパルスを殺さんとする執念に、彼女は目障りだと言わんばかりに呆れた態度で殴り殺そうと歩み寄る。

 

「!」

「後ろっ!!」

 

パルスが気づくと同時にサラも叫ぶ。パルスが瞬時に姿勢を低くし転がるように下がると、パルスの背中があった位置にこん棒が、顔の近くを斧を持った腕が武器を振るっていた。僅かに遅れた分斧が左の頬を掠めたが大したことはなかった。

固定が緩かったか?とパルスは剣の元まで下がるが、腕はどうやら無理やり抜けたようで突き刺した部位から切れていた。剣も地面にしっかり突き刺さっており、返り血も浴びていた。

 

「…埒が空かねぇな。」

「パルス!私も…!」

 

このままだと消耗戦になる。そう感じたパルスに、サラが共闘すると呼びかける。確かにサラの手を借りれば、腕を任せてパルスは魔物─両親─に集中できる。

 

「…ダメだ。これはアタシがやらなきゃいけねぇことだ。」

 

ただの意地と言われればそうかもしれない。だがそれでもパルスは首を横に振り、片手剣二刀流を構える。そして魔物が大剣を抜きとり捨てつつ、再び分離した腕が襲い掛かってきた時。

 

《ダメじゃないでしょ~…?》

「…!?」

「えっ…何々~!?」

 

分離した腕が何かに縛られるように空中で止まる。もがいてはいるが動くことはないだろう。

そして唐突に周囲に響く静かで緩い声。サラは普通に驚くが、パルスと魔物は別の意味で驚いていた。

 

《…パル姐ったら、昔からそうだもん。意地っ張り~。》

「…スバル…?アンタどうして…!?」

 

そう、パルスの横に寄り添うように現れた霊体…彼女の妹、スバルであった。しかし霊体にしては感触があるのはおかしいと動揺するパルスに、スバルはケラケラ笑いながら続ける。

 

《パル姐が驚くのも無理はないよ~…私だってただ痛めつけられてやられ尽くしただけじゃないよ…なーんてね☆》

「……相変わらずなのね、アンタは。」

《へへーん…ま、積もる話は置いといて…》

 

変わらない妹に安堵の苦笑いを浮かべるパルス。スバルの言葉に姉妹は一旦話を切り、魔物へと向き直る。魔物はスバルをみて生き返ったと勘違いしているのか、先ほどよりも聞き取れない狂乱した声を発して狂っていた。

 

《…パル姐、この因縁も最後にしよっか。》

「おう…!」

 

そして分離した腕が使えないと見るや、魔物はまた馬鹿正直に突っ込んできていた。スバルは浮いて移動し、まるで風のように魔物の周囲をぐるりと回りに回る。すると魔物は何かに拘束されたように動けなくなっていた。

 

「…一応確認するけど、アレでいいんだな?」

《もっちろーん♪パル姐に負荷かかっちゃうけど…》

「バカ言え、アタシはその程度で死なないよ。」

《ふふっ♪さすがだなぁ…》

 

パルスは魔物の正面に、スバルは背面に立ちつつそう言葉を交わし合う。そして、お互いに腰を落とし腕を振り上げ、右手に力を込めるようにエネルギーが集中していく。

 

 

《「 会  心  必  中 !」》

 

 

前後から放たれた戦士のひっさつ、会心必中。その思い切った威力を前後からまともに受けた魔物が耐えきれるわけもなく、骨も鎧もすべて砕け散り、魔障となって消えていく。

完全に消滅するまで未練がましく叫び続けた両親に対し、パルスは左親指で頬の血を拭いながら告げる。

 

Svanire(ズヴァニーレ)〈消え失せろ〉。」

 

 

 

 

 

 

 

 

「……くっ。」

「パルス!!」

 

先ほどの戦闘や零の洗礼に加え、戦士のひっさつである会心必中まで使用したパルスの体にはかなりの負荷がかかったのか彼女はふら付いてしまい、サラがすぐに駆け寄って支えていた。

 

「わりぃサラ。スバル…」

 

サラに支えられつつ、パルスはスバルと向き合う。スバルは投げ捨てられていた大剣をパルスに渡しつつ、彼女の眼差しを正面から受け止めていた。とふと視線を逸らし、スバルはサラに興味が出たのかひょいっと移動し彼女をまじまじとみる。

 

《…やっぱサラさん私に似てるなぁ~。パル姐もしかして…その人は、私の代わりの人?》

「ちげぇよ、アタシの女だ。」

「…!パルス~好きぃ~!♪」

《ヒュー♪流石パル姐、やるぅ♪》

 

スバルの質問にサラは胸が痛くなったが、パルスの即座の否定と紹介の言葉に嬉しくなり擦りついていた。スバルは茶化すように煽っていたが、体を撫でまわそうとしたサラをさっさと引っぺがしたパルスの眼差しにはいはいと苦笑いしつつ答え始める。

 

《…あの時、私の精神は壊れるまで痛めつけられたってのは見ればわかったよね。…その後パル姐に殺してもらってから私はずーっと暗い闇の中にいたの。》

《しばらくいたら精神が落ち着いてさ、これが死ぬってことなのかなーって、ふわふわと感じてた。すごーいながーい間ふわふわしてたら、突然どこからかパル姐の声が聞こえてさ。》

《パル姐があのばか親と決着つけようとしてるってわかったら、いてもたってもいられなくてさ~。》

「その意思だけで、これだけのありえない霊体になって出てきたのか…!?」

《…多分そうかな~。…それだけのためだから…時間もないみたい…》

 

スバルが淡々と軽い口調で、されど内容は重いことを語る。しかし話すスバルの腕はゆっくりではあるものの、徐々に消えていっていた。

 

《で、でもさ、少しでもパル姐と一緒に戦えてよかったよ~。私ったらずっと後ろにばっかりいたしさっ!…それにさぁ~…》

「…もういい、言葉はいらねぇだろ。」

 

場を和ませようと明るく振る舞うスバルに、遮るようにパルスは無理やり抱き寄せた。

 

「アンタはこの時のためまでずっと起きてたんだ。もう眠ってもいいだろ。」

《……ふふっ、パル姐ったらやっぱ強引だなぁ…サラさんにやったらダメだよぉ?》

「ざんねーん、もうされちゃった~♪」

《あ~、サラさんかわいそぉ~♪》

「…アンタらそこにならえ、引っぱたいてやる。」

 

キャーと黄色いわざとらしい声をあげてる二人に、パルスは呆れる。だがスバルの腕がもう半分消えてるとわかると、すぐに気を取り直す。

 

「…アンタと声を交わせてよかった。」

《───…私も。…最後にパル姐、約束して。》

「なんだ?」

 

スバルがパルスと向き合い、サラの方を見ながら言う。

 

《私の事はもう大丈夫だし、心はずっとパル姐の傍にいる。…だからさ…冒険者として色んな人と…サラさんと…生きて。それ…が…約束…》

 

言葉が紡げないほど薄れてくスバルの意識と体。そんな彼女へ、パルスは迷いのない笑みを浮かべながらオーガ特有のあいさつのしぐさをしつつ告げる。

 

「アタシはあんたの姉だぜ?任せておきな。」

《 あり…が と …》

 

そうしてスバルは空へと消えていった。サラがふとパルスを見ると、彼女の頬を流れる涙が見えた。

 

「パルス~…?」

「…悪い、少し…時間をくれ。」

「うん…。」

 

無理に茶化す気にもなれなかったのか、それとも見つけられなかったのか。サラもパルスの頼みに頷き、せめてもの慰めにとパルスを後ろから抱きしめていた。

パルスもまた拒否することなく、ただただ妹が消えていった空を見上げていた。

 

 

 

 

 

「…悪かったな、割と時間食っちまった。」

「大丈夫だよっと。私としてはパルスの意外な一面も見れたし~♪」

「止めろまさぐるな鬱陶しい。」

「あぁん酷いよぉ~…」

 

頬を流れていた物を拭った後、妹の墓をそれなりに手入れし終えたパルスがサラの元へ戻ってきた。それと同時にサラが密着してきてセクハラ紛いの行為を行ったのですぐにハリセンでツッコまれていたが。

 

「やれやれ、ただの墓参りのつもりだったけど…とんでもないドライブデートになっちまったな。」

「そうだねぇ~…でも、パルスの意外なとこを見れたしオーライかな~?」

「…あんま言いふらすんじゃねぇぞ?」

「さて…どうかn」

 

パルスが今さっきまでの出来事にやれやれと呆れていると、サラが相変わらず茶化してくる。念のために釘を刺そうとするパルスだが、サラは態度を変えなかったために手首を捕まえ顎に指を添えて不意打ちのキスをかました。

 

「…アンタのその顔も撮っておいてやろうか?」

「えぇ~?わ、私は構わないけどぉ~…」

「…冗談だよ。」

 

パルスの挑発的な笑みに赤くなってる顔を誤魔化すことなくもじもじとしてるサラ。それを苦笑いを浮かべつつ流してドルボードを取り出すパルス。

サラもすぐにドルボードを取り出し、二人同時に獅子門の集落へと走り出した。パルスの顔も重い付き物が消えたようにすっきりとしており、なんだかんだあった旅も終わりを迎えようとしていた。

 

そしてジュレット方面まで帰る最中、パルスの頭部を見たサラは一つ思いついた。

 

 

 

 

 

 

 

 

波乱のドライブデートの後日。

サラから呼び出されたパルスはまたぱふぱふパラダイスの前まで来ていた。

 

「……今度はなんだ、全く…」

 

ぼやく用にパルスは店の前まで訪れ、再びサラを呼ばんと息を軽く吸おうとした時。背後からがしっと胸を掴まれた。

 

「つっかま~え…パルスやっぱ大きくな~い…?」

「今日言い残すことはそれだけか?」

「ち、違う違うって!もう、冗談が通じないなぁ~…」

 

突然背後から胸を揉んだのは外で待ち構えていたであろうサラであった。パルスの大きさにサラは驚くように呟くが、彼女が握りこぶしを作りながらいい笑顔で自分に視線を送ってるのが見えて慌てて手を離した。パルスのお堅さに少々呆れもしていたが。

 

「呼び出されたと思ったらいきなり胸を揉まれる方の身にもなれよ…で、用件ってなんだ?」

 

パルスも苦笑いを浮かべながら、サラに今回呼び出した用件の内容を聞いた。

 

「んーとね…これを渡したくてね~。」

「…?なんだこりゃ…感じ的に布物か?」

 

サラが渡したのは一つの小さな小包み。パルスは渡された時の感触で何かしら身に着けるものかと推測し、サラに開けていいか視線で問う。それに気づいたサラはすぐに頷いた。

小包みから現れたのは……

 

「…青い…バンダナか?」

 

パルスが小包みから取り出したものは、青いバンダナであった。それも見覚えのある物でもあった。

 

「これって、サラのバンダナと同じ奴か?」

「せいか~い♪私とパルスでお揃いっていうのとぉ~…色はほら、スバルちゃんの髪の色だよ~。」

 

なるほど、と理解したパルスは納得と同時に嬉しくもあった。

パルスは表面にはあまり出さないが、勿論サラとお揃いのバンダナをつけることはとても嬉しかった。その上パルスのバンダナは妹のスバルの髪と同じ色。

 

「あの時に別れたしさ、どうかなって思ったけど…やっぱ姉妹って大事そうだったし~…」

「…ありがとうサラ、アタシ今すげー嬉しいよ。」

 

確かに過去と決着をつけた。妹とも最後の別れを告げることが出来た。冒険者として生きるとも約束した。勿論パルスはサラと生きていくことも忘れていないし、その彼女から妹と常に共にあると象徴するように青いバンダナをプレゼントして貰えたのだ。嬉しくないはずがない。

 

それを現すようにパルスはサラを愛おしく抱きしめていた。

 

「わわっ…パルスが嬉しいならよかったよ~♪」

「おう。…っと、ならこれをつけてやらねぇとな。」

 

抱きしめるのを止め、パルスは一度髪を解く。そして邪魔にならないように改めて一つにまとめ、バンダナをしっかりと固定する。

 

「うん、似合ってるよ~!」

「ふふ、ありがとな。…またこれからもいい旅が出来そうだ。」

 

サラの称賛に、パルスは笑顔を浮かべて答える。過去と決着をつけ、未来に進みだした明るい笑みだった。

 

 

 

 




パルスの過去との決着!…こういうのきっと長編とかでしっかりやるべきなんだろうなとか思ったりするけど、私は話の構図を捻る頭がないから無理です。

サラから渡されたバンダナは疾風のバンダナで、ゲーム内でもしっかりと装備しております、いい装備品です。
あとパルスの決め台詞はどう考えても最近最終回を迎えたあのアニメの影響を強く受けています。arrivederci。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。