久しぶりに書いたー!
今回でひとりかくれんぼ編は終了です!
〜明久side〜
僕達はパソコンのあった部屋を出て、一直線に台所へと逃げ込んだ
台所にはコタツとテレビ、それに調味料類が置いてある
部屋の隅には空き瓶もあるみたいだ
明久「美琴ちゃん、奥に隠れて!」
美琴「う、うん」
僕は美琴ちゃんを奥に隠し、空き瓶を持つ
そして、入ってきたクマを空き瓶で思いっきり叩いた
明久「美琴ちゃん!」
美琴「うん!」
僕達は台所から飛び出し、茶の間へ入った
ー神代家:茶の間ー
明久「確か、メモによるとこの時計の裏だよね?」
美琴「うん………あ、あったよ!」
先程のメモを元に時計の裏を探ると、「物置部屋」と書かれたキーホルダー付きの鍵が出てきた
明久「物置部屋か…どこにあるのかな?」
美琴「多分地下じゃないかな…?」
というわけで、僕達は地下に降りて左側の扉に鍵を差し込んだ
鍵が合っていたらしく、ガチャッと鍵の開く音が聞こえたので部屋の中に入る
明久「…ちょっと埃っぽいね」
美琴「…うん」
あまり埃を吸わないようにしながら、部屋の中の探索を始めた
〜キ◯グクリムゾン!〜
あの後、引き出しの中から「孫の手」と「電源ケーブル」を見つけ出した
美琴「孫の手は由佳の部屋で使えそうだね…」
明久「じゃあ、最初は由佳ちゃんの部屋に行こう」
ー神代家:由佳の部屋ー
明久「このベッドの下だね…よっ、と」
孫の手を使って探ると何か硬いものに当たったので、手前に引くと鍵が出てきた
美琴「二階西部屋…由佳のお兄さんの部屋かな?」
明久「…何でこんな所に?」
美琴「…さあ?」
僕達は不思議に思いながら、由佳ちゃんの部屋を退出した
ー神代家:二階西部屋ー
明久「…失礼しまーす」
鍵を開け中に入るが、やはり誰も居なかった
とりあえず辺りを探索するが、これといって役に立ちそうな物も無かったのでパソコンのある部屋に戻ることにした
美琴「…うー、変なの見ちゃった///」
美琴ちゃんが顔を赤くして俯いているけど、風邪引いちゃったのかな?
ー神代家:一階西部屋ー
パソコンを調べてみると電源ケーブルが切れており、起動出来ない状態だった
明久「困ったな…これじゃあ、さっきのサイトが見れないや」
美琴「あ、さっきの電源ケーブル!これ、使えるかも!」
そう言って美琴ちゃんは先程の電源ケーブルを僕に差し出す
明久「美琴ちゃん、ありがとう!」
僕はお礼を言うと、ケーブルを接続する作業に取りかかった
〜数分後〜
明久「これで良し!早速起動しよう」
電源ボタンを押すと、画面が明るくなりパソコンが起動した
僕は履歴で「ひとりかくれんぼ」のサイトを開き、終わらせ方までスクロールする
終わらせ方の要点を纏めると…
①コップに塩水を用意して、半分を口に含みぬいぐるみを探す
②ぬいぐるみを見つけたら口の中の塩水と、コップの残りの塩水を吹きかける
③ぬいぐるみに向かって勝利宣言を三回言う
④ぬいぐるみを焼却
明久「…とりあえず、塩水と燃やす物を探そう。この二つが、助かる鍵だ」
美琴「…うん!」
確かおじさんが横たわっていた部屋に暖炉があった筈だ
…暖炉でぬいぐるみを燃やす物と人形を捕まえる道具を探さないと!
僕達は家中を探し回った
ー数時間後ー
僕達は必要な物を揃えて暖炉に火を起こし、一階の茶の間に由佳ちゃんのお兄さんの部屋にあった「粘着テープ」で罠を作った
ハルちゃんの部屋に「書庫の鍵」があった時はちょっと驚いたけどね…
美琴「…もうすぐ、終わるのね」
明久「…うん、これで終わる」
後は、あのぬいぐるみを捕まえるだけだ!
〜キ◯グクリムゾン!〜
美琴ちゃんを残して、ぬいぐるみを探し回ったんだけどどこにも居なかった
あと探してないのは、台所のみ…
意を決して扉を開けると…
…居た
ぬいぐるみは、コタツの上でテレビの砂嵐を眺めて居た
ウフフフ、みぃ〜つけたぁ〜
明久「…さあ来い!遊びはもう終わりだ!」
僕は叫び駆け出した
後ろをチラリと見ると、案の定追いかけてきている
開けるのももどかしかったので、扉を蹴破って罠を仕掛けた部屋に入った
美琴「明久君!」
美琴ちゃんの声が聞こえたので、最後の力を振り絞って罠を飛び越える
ズルッ…バタッ!
後ろの方から音が聞こえたので振り向くと、罠にかかったぬいぐるみが倒れていた
美琴「あ、明久君…ちょっと、どいてくれるかな///?」
明久「…え?」
美琴ちゃんに言われて今の体勢を見る
…丁度美琴ちゃんを押し倒すような形で倒れていた
明久「う、うわああああ///!ご、ごめん///!」
美琴「……うん///」
慌てて美琴ちゃんの上から退く
異性の人とあんなに近づいたのは初めてだ…
あ、姉さんはカウントしませんから(キリッ)
美琴「…後は塩水を吹きかけて」
明久「燃やすだけだね…」
僕達は塩水をぬいぐるみにかけると、燃やすために暖炉のある部屋へと向かった
ー神代家:二階ー
二階に上がった瞬間、全身に鉛を着けたように重くなった
恐らくぬいぐるみに取り憑いた霊の悪足掻きだろう
美琴「…うぅ、あともう少し」
重い身体を引きずりながら暖炉の前に立つ
明久「これで…終わりだーーー!!」
そう叫び、暖炉の火にぬいぐるみを投げ入れる
ああアあアア阿阿アアアアァァ!!?
霊の叫び声が響き渡り、次第に小さくなる
美琴「…終わった、のね…」
明久「…そう、だね」
そう言葉を交わし、僕達は気を失った
〜明久side out〜
次回から新章突入します!
明久達を待ち受ける次の怪異とは!?