バーサーカーになったら会話が出来なくなったんだがw   作:きらきら

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 取り敢えずデストロイヤーまでは書く予定(未定)
 
 時系列は適当なんで取り敢えず始めらへんってことでよろしくお願いします

 ※3話の最後が一部増加されました7/7


 邂逅

 

 「カズマ!今日こそはあの憎っくきカエル共をぎったんぎったんにするわよ!」  

  

 「いやお前前回ヌルヌルにされてんのにどっからそんな自信湧いてんの?馬鹿なの?さすが駄女神、学習しない。」

 

 「むっきー!女神に対して何よその言い草は!ゴットブロー食らわせるわよ!」

 

 「カズマ!カズマ!早く行きましょう!私の爆裂魔法を撃ちたいという欲求が抑えられません!もうここで撃っていいですか!?」

 

 「だぁー!お前は耳元で騒ぐなうるさい!倒れるならせめてカエルの何匹か吹っ飛ばしてから倒れろよ!今ここで撃っても絶対背負わねえからな!」

 

 「おいカズマ、先程言った通りにもし私がカエル共に嬲られていようとも助けなくていいからな?アクアとめぐみんのフォローに徹していればいいからな?私は皆を守るクルセイダーだから身を挺してかばってそして…あぁんっ!」

 

 「黙れドMクルセイダー。」

 

 「はぁんっ!」

 

 (チッ、何でクエストに行く前からこんなに疲れなきゃいけないんだよ…。)

 

 今回のターゲットであるジャイアントトードがいる平原を目指して森の中を進んで行く一行。

 

 「あれ?」

 

 「どうしためぐみん?急に立ち止まって?トイレか?ならさっさとそこの茂みででもして来いよ。」

 

 「紅魔族はトイレ何てしませんって前言ったでしょうが!?てかうら若き乙女に向かって茂みでトイレしろってあなた鬼ですか!?」

 

 先頭を歩いていためぐみんが止まった為に全員が足を止める。

 

 「はいはい。紅魔族はトイレ何てしませんでしたね。トイレじゃないんだったらどうしたんだよ?」

 

 「その…先の方で何か獣が吠えているような声が聞こえませんか?それに今地面揺れませんでした?」

 

 「あぁ?」

 

 耳をそばだてる一行。

 

 「…確かに聞こえるな。でもこんな吠え声のモンスターなんて近くにいる覚えは無いのだが…?もしや新種のモンスターか!…………。よしカズマ行こうっ!」

 

 「いやお前何目輝かしながら言ってんだよ!どうせ絶対碌でもねえ事考えてんだろ!」

 

 「なっ!新種のモンスターによる未知の攻撃なんてき、期待してないぞ!ぶ、侮辱するのもいい加減にしろ!」

 

 「思いっきり期待してんじゃねえか!?この真正マゾが!」

 

 「ふっ、どのようなモンスターが来ようとも私の爆裂魔法で跡形もなく吹っ飛ばしてやりましょう!」

 

 「一発で仕留められなかったらどうすんだよ!?数が多かったら!?お前おぶって戦闘なんてゴメンだぞ!?こういうのは適当にギルドに報告すればいいんだって!」

 

 「取り敢えずさっさと行くわよ!カズマ!」

 

 「引っ張るなってアクア!?ちょっ、力強っ!?お前ら、人の話聞けーーーっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 ■■■■■■■■■■■■■ーーー!

 

 あのとき引き返していればこんな事にならなかったのかもしれない。

 

 目の前で自分の顔を睨みつける赤と金の双眸を見つめながら俺はそう思った。

 

 そして、豪腕が振るわれた。

 

  

           〜〜〜

    

 

 ユーザー登録とかしたし次はいよいよヘラクレスの身体能力試してみるでww  

 

 まずは垂直跳びからしてみっかww 

 屈んでからのせっーの!

 

 足の筋肉が屈むと同時に急速に縮まり、地面が圧力によりひび割れる。そして一気にその暴力は開放された。

 

 は?たっけなーおい。(ガチトーン)

 え?マジで?25mくらいは軽く跳んでね?てかまだ加速すんの?

 

 その日、〇〇は思い出した。   

 

 高所の恐怖を。高低差0の地面に足を着けていた安らぎを。

 

 そして頂点まで達して一瞬ふわっとなった後、重力加速度の方程式に基づいて自由落下を始めた。

 

 ■■■■■■■■■■■■■■■■■ーーー!

 

 ギャアアアアアアアアッ!!怖っわ!マジ怖っわ!死ぬ死ぬっ!

  

 落下しながら手足をバタバタする。

 

 ちょっ、マジ無理!死ぬ!あ、ゲロ出そう。

 

 ■■■■■■■■■■■■■ーーー!

   

 おぼろろろろろろらろろっ!

 

 空中でゲロをまき散らしながら落ちていき、

 

 ドッシーーーーーッン!!

 

 盛大に地面を揺らした。

 

 

 

 中心に人型の縦穴が空いたクレーターから、鉛色をしたたくましい腕が飛び出た。

 

 あっぶねえw マジ死ぬかと思ったw 落ちんのガチで怖かったおww でも傷一つ付いてねえマイボディやっべえww さすがヘラだわw

 

 「ゲコッ!」「ゲコッ!」「ゲコゲコッ!」

 

 地面から突然カエルがぼこぼこ湧いてきた。

 

 えっ?デカくね?さすが異世界、3mのカエルとか初めて見たわw

 取り敢えずサンドバッグにしてやろうw 汚物は消毒だぜ!ヒャッハー!←なお本人は落下中にゲロ塗れになった模様。

 

 ■■■■■■■■■■■■■■ーーー!

 

 吠えて一直線に飛び込む。そして右腕で斧剣を振りかぶって頭に振り下ろした。

 

 「グゥべ!」

 

 ヒャッハーw ミンチにしてやったぜw うわ! ピンクのグジュグジュしてんのキメえw

 

 頭が爆散して地面に大きなシミを作り、脳漿やら血やらがべっとりと付いた斧剣を引き抜く。

 

 さすがバーサーカーw 幸運B以外は全てA以上というステータスは伊達じゃないぜw つか俺ちゃんこんなG18(グロ)なのオッケーだったけ?もしかして精神(俺ちゃん)肉体(ヘラクレス)に引きづられて近づいてんの? 

 

 まあどうでもいいかw レッツ、パーリータイム!

 

 

 

 

 

 「カズマ、カズマ!あっちの方にジャイアントトードがたくさん固まっていますよ!ここからだとギリギリ届きますし撃っていいですか!?」

 

 「まあ落ち着けって、取り敢えず千里眼で様子を見てだな…。」 

 

 「えーとどれどれ…。は?」

 

 口を半開きで間抜けな顔を晒すカズマ。

 

 「プークスクスッ!カズマさん、何よその顔!まるで鳩が豆鉄砲食らったみたいな顔してるわ!」

 

 鉛色をした巨人が、打撃に強いはずのジャイアントトードを()()で一瞬で血煙に変えていた。

 

 「るっせえよ!んな事より何かヤベー奴がいるんだが!え、あれ人間?モンスター?まあ刺激しないようにとっととこっから離れ…」

 

 「エクスプロージョン!」

 

 巨人が爆発に巻き込まれて見えなくなった。

 

 「あんの馬鹿ぁあああああっ!」

 

 

 「フフフ…。どうでしたかカズマ?今回の私の爆裂魔法の出来は…?カエル共も一網打尽だったでしょう…?」

 

 うつ伏せになりながら問うめぐみん。

 

 「最っ悪だよ!あそこに人(一応)らしきものがいたんだぞ!どうすんだよ!」

 

 「……………。ハハハ、とっても面白いジョークでしたね!……マジですか?」

 

 ダラダラと滝のように冷や汗が流れるめぐみんに対して追い打ちをかけるように、

 

 「ああ!千里眼で見ていたところ、ギリギリ巻き込まれる位置にいたぞ!」

 

 「……………。カズマ、あなたは何も見ていませんし私は何もしていません。もし何か見たとしてもそれは人型モンスターだったんです。いいですね?」

 

 「いやよくねえだろおおおおお!確かにモンスターっぽい感じもしてたけどぉおお!」

 

 「ならいいじゃないですかああ!どっちにしろどうせ被害者はもういないんですし!」

 

 「おま…」

 

 ■■■■■■■■■■■■■■■■■ーーー!

 

 咆哮が響き渡る。

 

 「ヒッ!何ですかこの声は!」

 

 「ッ!?まさか!?」

 

 慌てて先程爆発に巻き込まれた鉛色をした巨人のいた場所を見ると、五体満足で立って空に向かって吠えていた。そして…目が合った。

 

 ヤバイ!これはヤバイ!

 

 頭の中で警鐘が鳴る。生存本能が叫んでいる。アレには絶対に勝てない、と。

 

 「急いでここを離れっぞ!」

  

 そう言って乱暴にめぐみんを背負うカズマ。

 

 「ギャアアアア!ちょっと人が動けないのをいい事にどこまさぐってるんですか!?」

 

 「し、知るか!お前のち、ちっぱい何か触っても別にこ、興奮なんてしないしっ!」  

 

 「ちっぱい!?後で覚えておいてくださいよ!?」

 

 

 「おいアクア!こっから離れっぞ!ってダクネスは!?」

 

 「んー?ダクネスならさっき「少々お花を摘んでくる。」って言ってそこの茂みに入っていったわよ?お花を摘む趣味なんて意外とかわいいとこあるじゃない。」

 

 「ちっくしょぉおおおお!どいつもこいつもふざけやがって!」

 

 「んもー、そんなに慌ててどうしたのよ?カルシウムが足りてないんじゃないのカズマさん?」

 

 「あぁー!だからもうじきここにヤベー奴が来るん…」

 

 ズッシャアアアア!

 

 地面を深くえぐり、土砂をまき散らしながら目の前を鉛色の巨人が滑りながら通り過ぎていく。そして止まった後こちらをぐるんと見た。

 

 「「「ヒッ!」」」

 

 ■■■■■■■■■■■■■■■■ーーー!

 

 「ちょっとカズマしゃん!?こんなのいるなんて聞いて無いんですけど!?」

 

 「俺だって知らねえよ!おいめぐみん!お前のせいでこんな…って気絶してやがるぅううう!」

 

 あまりの恐怖に意識を思わずポイ捨てしためぐみん。

カズマは驚きで思わずめぐみんに回していた手を離してしまった。

 

 「ぐえっ!」

 

 地面とキスをするめぐみん。

 

 (マズいマズいマズいっ!相手はどう考えても格上!まともにやり合っても無理!無理ゲーすぎる!交渉って…話通じんのかっ!?でも取り敢えずは…)

 

 「スイマセンでしたー!」

 

 日本人が誇る最終究極奥義、DO☆GE☆ZA☆である。

 

 「うちのパーティーメンバーがあなた様に大っ変な粗相を働き、申し訳ありませんでした!そこの頭のおかしい爆発娘は煮るなり焼くなり好きにしていいので、どうか命だけは、命だけはお助けをー!おいアクア!お前もさっさと頭下げろ!」

 

 「えぇ!私女神よ!?女神が土下座なんてするわけ…」

 

 「いいからとっとと頭下げろ!」

 

 「痛たたたたっ!ちょっ、髪引っ張んないで!わかったわよ!土下座するからぁああ!」

 

 躊躇なく仲間を売るカズマ。巨人は一切動こうとしない。もしや許してくれたのではと、そんな淡い希望が生まれた時、

 

 「カズマ!大丈夫かっ!?今助けるからな!」

 

 茂みの方からダクネスが剣を振り上げながらやってきた。()()()()()()()()()

 

 「食らえっ!」

 

 (仲間のピンチに颯爽と駆けつける私!私は今、人生で一番輝いている!)

 

 「やめろぉおおお!」

  

 カズマの制止の声も聞かずに、普段は目標に全く当てれないダクネスの剣は奇跡的に(悪い意味で)当ててしまった。そう、当ててしまったのだが、

 

 カーンッ!

 

 肩に当たった剣は、金属が金属を叩いたような音と共にはね返された。

 

 「は?」

 

 ■■■■■■■■■■■■■■■ーーー!

 

 呆然としているダクネスに、巨人は咆哮と共に中指を曲げて()()()()した。

 

 「はぅぅんんんんんん!」

 

 嬌声を上げながらゴロゴロと勢いよく転がっていくダクネス(馬鹿)。そしてだらしない顔をしたまま動かなくなった。

 

 

 「…何やってんだよぉおおおおおお!」

 

 

 

 

 

 「重ね重ね申し訳ありませんでした!あの馬鹿(ダクネス)には何してもいいので、命だけは!お助けをー!」

 

 佐藤和真、16歳。魂の叫びである。

 

 頭を必死に下げて土下座していると、不意に襟を掴まれて無理やり立たされた。赤と金の双眸と目が合う。そして巨人は右腕を振りかぶる。脳裏に一撃で真っ赤な煙となったジャイアントトードがフラッシュバックされる。 

 (あぁ。俺、ここで死ぬのか。)

 

 「カズマさん!?」

 

 不意に股間が温かくなる。

  

 (ゴメンな。前世でも今世でも実際に使ってあげれなくて…。)

 

 相棒にそう語りかけた後、あのとき引き返していればこんな事にならなかったのにと後悔した。そして、

 

 ■■■■■■■■■■■■■■ーーー!

 

 右腕が振るわれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 死を覚悟して目をつむっても一向に何も起きない。

 

 (え?俺、痛みもなく死んじゃったの?はあー、次はまともな世界に転生してぇな。…でもあいつ等とは少しだけだったけど楽しかったな…。)

 

 そんな事を暗い世界で考えていると、

 

 「カズマ!カズマ!」

 

 と誰かが呼ぶ声が聞こえる。そして、

 

 「いい加減目開けなさいよ!」

 

 「ぶふぉっ!」

 

 グーパン(ゴットブロー)を食らった。

 

 「痛ってえ!って俺、生きてる!?」   

 

 「何馬鹿な事言ってんのよ?」

 

 そして視線を巨人に向けた先には、

 

 『近くの街まで案内してください。』

 

 と書かれたカンペがあった。   

 

 

 

 「………………は?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 次回はギルド行きます
 
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