フィルムに写るは綺麗な夕焼け 作:ENDLICHERI
こちらでは、美竹蘭との恋愛小説となっております。
※作者の脳みその都合上、たまにメタ発言が入ります。ご了承下さい。
それではEpisode1、どうぞ!
Episode1
俺『
その日は、真夏のの中の雨だった。
昴「うわ~、最悪!傘忘れちまったよ~!降水確率50%じゃあしょうがないか・・・。」
ただコンビニにお菓子を買いに行くだけだったのに、あいにくのドシャ降り。『最悪』以外の何物でもない。
とりあえず、コンビニに着いた俺は目的の物を買って店を出ると、
昴「・・・・・・マジか。」
なんということでしょう!雨がさらに強くなっているではありませんか!・・・・・・ヤベー、帰れない。
?「はぁ・・・。」
昂「ん?」
横を見ると、1人の女性が同じくコンビニの屋根の下で雨宿りをしていた。その女性が美竹蘭だった。ただ、夏だからか薄着で、しかも雨が強いタイミングだったのだろう。服から水が滴っていた。
俺は別に雨に濡れても問題ないが(そもそも傘すら持ってないが)、女性が雨に濡れて風邪を引かれるのは嫌だから、腰に巻いていたカーディガンを触って、あまり濡れていないことを確認すると、蘭のところへ行く。
蘭「・・・・・・何ですか?」
昂「これ。風邪引くからあげるよ。」
蘭「いりません。」キッパリ
アッハッハ!コイツ・・・!人が親切にしたのに、冷たい返事しやがって!目が怖いよ、お嬢さん!俺はナンパじゃねぇから!!
でも、落ち着け!ここは冷静に大人の対応で、
蘭「あたし、友達を待っているのでどこか行ってください。」キッパリ
んだとゴラァ!?
と、まぁそんな言い方されたからカチンとなってしまったんだよな~。
昂「・・・・・・あっそ。じゃ、気をつけて帰れ。」
蘭「・・・・・・え!?ちょっと!?」
それでも、カーディガンを渡して俺はドシャ降りの中帰っていった。
昂「ただいまー。」
?「お帰り、ってどうした!?そんなに濡れて!?」
昂「マスター・・・。さっき見事にドシャ降りの雨の中にいたのよ。」
俺がマスターと呼ぶこの男は『
惣「とりあえず、タオル持ってくるからちょっと待ってろ!後、風呂の準備もしてくるから!」
昂「ありがとう、マスター。」
ドタバタしながら色々準備をしているなぁ・・・。マスターとの関係は、また次回話すよ。
惣「お待たせ!」
昂「そんなに慌てなくても・・・。」
惣「風邪引かれたら困るんだぞ!お前の看病!どんな感じになるか見てみたいけど。」
聞こえてるぞー。・・・・・・ま、聞こえてないフリしとくか。
惣「とにかく!先に風呂行ってこい!晩飯はその後だ!」
昂「はーい。」
俺はマスターに言われる通りに風呂に入る。
昂「は~、いい湯だ~。・・・・・・あの生意気な女、大丈夫かな?」
風邪引いてなければいいけど・・・・・・。
いかがでしたか?
最初はツンツンさせなきゃって思って書きましたが、ツンツンさが出てない気が・・・・・・。ま、初対面だしね!
ちょっとどうでもいいお話。この小説、前日の21時にようやく書き終えた作品です。間に合うか不安だったよ~!・・・・・・以上です。
では、また次回!感想待ってま~す!