フィルムに写るは綺麗な夕焼け   作:ENDLICHERI

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どうも、お久しぶりです。・・・・・・他の作品は投稿してるんだけどね。

今回は、最近作者の癒しが登場します。・・・・・・『今回は』って言うより、『今回からは』かな?


それでは、今回のイベントの薫を当てたことを自慢する気は無いけど、本編どうぞ!・・・・・・あ、アンケート取らせてください。


小さな・・・

今日は何故かカフェが休みだった。・・・・・・理由はすぐに分かったけど。

 

 

 

惣「しばらく出かけるわ~。」

 

昂「唐突だな。」

 

 

 

ここのマスターがしばらく留守にするそうだ。

 

 

 

昂「で、いつまでいないんだ?」

 

惣「・・・・・・心細いのか?」

 

昂「殴られたいか?」

 

惣「滅相もございません!でも、電話には出れるぞ♪」

 

昂「・・・・・・。」ゴツン!!

 

惣「ちょっと!なんでチョップするのよ!?」

 

昂「ごめん、画面が乱れてたから。」

 

惣「俺は昔のテレビか!?」

 

 

 

40代後半で独身のアンタなら昔のテレビ同然だろ?・・・・・・独身?あぁ、なるほど。

 

 

 

昂「婚活か?」

 

惣「何を察してその答えに達したのかは知らんがハズレだ。」

 

 

 

違ったか・・・。でも、そろそろ家庭を築いた方が良いぞ。アンタも、作者も、読・・・・・・後が怖いでこれ以上は止めておこう。

 

 

 

惣「9月末までいないから、それまで留守番頼むな。」

 

昂「はいよ。・・・・・・今から行くんだな。」

 

惣「おう。ちゃんと店の前に『9月末まで休み』って看板に紙を貼ってあるから。」

 

昂「あぁそうかい。じゃ、行ってらっしゃい。」

 

惣「行ってきます。我が家と思って過ごせよ!Ciao!」

 

 

 

・・・・・・そのボケの発想部分だけ()()()()()()()に飲み込まれないかな~。

 

 

 

昂「さて、・・・・・・何しようかな?」

 

 

 

最近Afterglowの練習に付き合っているけど、今日は無いし、だからといって蘭と出かける予定も無いから、本当に予定が無い・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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夕焼けが綺麗・・・・・・でも無く、珍しく雨が降ってきた。お父さんに折り畳み傘を持たされたけど、役に立つなんて・・・。

でも、ただ歩いていても、昂汰にだけは会わなかったなぁ・・・。メンバーや、他のバンドの人なら会ったのに。

 

 

「にゃ~ん。」「キャンキャン!」

 

蘭「・・・・・・?」

 

 

 

どこからか鳴き声が聞こえた方を見たら、『拾ってください』と書かれたダンボールの中に子猫と子犬がいた。

 

 

 

蘭「捨てられたの?」

 

 

 

なんて聞いても、答えてくれないよね。・・・・・・無視出来ないけど、家だと多分無理だし・・・・・・あ、そうだ。

 

 

 

蘭「一緒に行こ。良い場所に連れてってあげる。」

 

「にゃ~?」「クゥン?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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今日は・・・・・・本当にのんびり過ごしたなぁ。カフェも無ければ出かける予定も無い。雨が降る前に洗濯物もしまったから慌てる必要も無かったし。

 

 

 

\ピンポーン/

 

昂「・・・・・・?誰だ、こんな時間に?」

 

 

 

夕方にインターホン押す奴が来る予定も無いと思うけど・・・。

 

 

 

昂「はい。・・・・・・ん?」

 

蘭「どうも。」

 

 

 

蘭か・・・。雨降ってるから雨宿りで来たのか?・・・・・・と思った。だが、速攻でその考えが消えた。何故なら、

 

 

 

「にゃ~。」「キャン!」

 

 

 

なんでコイツ猫と犬を抱えてるワケ?

 

 

 

蘭「とりあえず入れて。」

 

昂「・・・・・・どうぞ。」

 

 

 

とりあえず2匹分と蘭分のタオルを渡した。

 

 

 

昂「・・・・・・蘭。」

 

蘭「何?」

 

昂「この後の展開を予想した。口にしていいか?」

 

蘭「ど、どうぞ・・・。」

 

昂「まず、『この子猫と子犬捨てられたの。でも、可愛いでしょ?』ってアピールして、『家じゃ飼えないから代わりに昂汰飼って。』って言って家にその子猫と子犬を家で飼うことになる。この予想は正解か?」

 

蘭「・・・・・・9割正解です。」

 

昂「じゃあ、残り1割は?」

 

蘭「・・・・・・セリフ?」

 

昂「知るか。」

 

 

 

だろうと思ったよ。仕方ない。

 

 

 

蘭「?・・・・・・誰に連絡するの?」

 

昂「マスター。今外出中なんだよ。」

 

蘭「へぇ~。」

 

 

 

もしかしたら電話に出れないタイミングかと思ったけど、

 

 

 

惣『もしもし。昂汰、もう寂しくなったの?』

 

昂「・・・・・・質問なんだけど、」

 

惣『あれ?無視ですか?』

 

昂「家って動物飼ってOKだっけ?」

 

惣『うーん、どんな子かは見てから判断したいけど、カフェスペースに入れなければいいぞ。』

 

昂「そっか。ありがとう。」

 

惣『蘭ちゃんと仲良くな♪』

 

昂「帰ったら覚えとけ。・・・・・・切れた。」

 

蘭「なんて言ってた?」

 

昂「とりあえず『カフェスペースにだけ入れるな』と。」

 

蘭「そうなんだ。じゃあ!」

 

昂「・・・・・・目をキラキラさせんな。分かったよ、家で飼うよ。」

 

蘭「・・・!良かったね。」

 

昂「その代わり!お前も飼うのに手伝えよ。」

 

 

 

こうして、マスターの家に住居人が1人から1人+2匹になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昂「それで、飼うのは良いけど・・・・・・名前どうする?」

蘭「・・・・・・そういえば。」




いかがでしたか?

最近、前島さんがフォローしてる『動物の癒し動画』を見て癒されています。・・・・・・改めて考えると、アタシ大丈夫かしら~?

アンケート内容、察するんじゃない?


それでは、また次回!

子猫の名前は何がいい?

  • ソラ
  • リン
  • ハナ

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