フィルムに写るは綺麗な夕焼け 作:ENDLICHERI
さぁさぁ、アンケートの通り、この辺でくっつけます。
そんじゃどうぞ!
今日は土曜日。あたしは今『星雲荘』に来ていた。理由は昂汰に会うため。
惣「あれ?この前の・・・。」
蘭「あ、おはようございます。あの、葛葉昂汰さんはいますか?」
惣「昂汰?いるけど・・・。」
そりゃそうだよね。アイツの家なんだし。
惣「アイツまだ寝てるから、良かったら上がって待ってて。」
蘭「え?あ、はい・・・。」
この人に言われて上がるけど、こんな簡単に男子の家に上がっていいのだろうか・・・?
惣「何か飲むかい?」
蘭「え?・・・・・・じゃあ、コーヒーを。」
惣「はいね。・・・・・・おじさんのコーヒーだけど我慢してね?」
蘭「なっ!?べ、別に・・・。」
この人、こんな風にからかうんだ・・・・・・。
惣「昂汰に用があるんだろ?昂汰は2階の部屋で寝てるから、起こしに行ってもいいよ。」ニヤニヤ
この人は何を言っているんだ・・・・・・。
ただ、ここでいつ起きるか分からないアイツを待つのも嫌だから、起こしに行こう。まだ8時だけど。
そして、部屋の前。
蘭「・・・・・・。」
なんか・・・・・・緊張する。
蘭「(ノック音)・・・・・・こ、昂汰・・・?」
・・・・・・反応はない。鍵は・・・・・・そもそも無いか。
蘭「し、失礼します・・・。」
入って大丈夫だったのかな・・・?でも、こっちは『起こしに来た』って理由があるから大丈夫だよね?・・・・・・1人で何考えているんだろう?
昂「すぅ・・・、すぅ・・・、」
のんきに寝てるし・・・。部屋は・・・・・・意外と綺麗。それに、色んな写真が飾ってある。どの写真も・・・・・・素敵。あのカメラで撮ったのかな?・・・・・・机の上の大きい一眼レフで撮ったのかな?二眼レフもあるけど。
蘭「コイツ、こんなに素敵な写真を撮れるんだ。」
・・・・・・あ、声に出てた!聞かれて・・・・・・ないね。まだ寝てるし。
蘭「・・・・・・昂汰。」
昂「すぅ・・・、すぅ・・・、」
蘭「昂汰、そろそろ起きてよ。」
昂「ん・・・?今何時・・・?」
なんか、可愛い声出してるけど・・・。
蘭「もう8時半だよ。」
昂「ん・・・、もうちょっと・・・・・・。」
蘭「はぁ・・・、部活の課題はいいの?」
昂「ん~、・・・・・・ん?ん~?」
あ、ようやく目を開けた。
蘭「おはよう。」
昂「・・・・・・え?え!?なんで蘭がいんの!?」
蘭「朝早く来てみたら『寝てる』って言われて、家に上がらせてもらった。」
昂「マスター・・・!!」
蘭「でも、あんた綺麗な写真撮るんだね。」
昂「え?・・・・・・って他人の部屋をジロジロ見るなよ!」
蘭「あたしもちゃんと撮ってもらおうかな?」
昂「え?」
蘭「え?」
え?何か言った?・・・・・・待って?今、言った気が・・・!?
昂「と、とにかく!着替えるから部屋の外に出ろ!」
蘭「え!?わ、分かった!」
フォロー、してくれた・・・・・・んだよね?
朝からなんで蘭を見ることになるんだよ!?でも、
(蘭「あんた綺麗な写真撮るんだね。」)
(蘭「あたしもちゃんと撮ってもらおうかな?」)
いやいや、何考えてんだよ!?でも、
昂「・・・・・・綺麗だったな。」
・・・・・・口に出てないよな?
どうでした?・・・・・・女の子って男の部屋行くとドキドキみたいなこと、あるの?・・・・・・読者に女子はいませんか。(独断と偏見)
どうでもいいお話コーナー!
8月3日と4日、休み取れた!後は、チケットをゲットするだけ!
では、また次回!