フィルムに写るは綺麗な夕焼け   作:ENDLICHERI

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タイトル見ただけだと学校を思い出しません?・・・・・・しませんか。そりゃそうだわな。

さぁさぁ、アンケートの通り、この辺でくっつけます。


そんじゃどうぞ!


Episode7

 

 

 

 

今日は土曜日。あたしは今『星雲荘』に来ていた。理由は昂汰に会うため。

 

 

惣「あれ?この前の・・・。」

蘭「あ、おはようございます。あの、葛葉昂汰さんはいますか?」

惣「昂汰?いるけど・・・。」

 

 

そりゃそうだよね。アイツの家なんだし。

 

 

惣「アイツまだ寝てるから、良かったら上がって待ってて。」

蘭「え?あ、はい・・・。」

 

 

この人に言われて上がるけど、こんな簡単に男子の家に上がっていいのだろうか・・・?

 

 

惣「何か飲むかい?」

蘭「え?・・・・・・じゃあ、コーヒーを。」

惣「はいね。・・・・・・おじさんのコーヒーだけど我慢してね?」

蘭「なっ!?べ、別に・・・。」

 

 

この人、こんな風にからかうんだ・・・・・・。

 

 

惣「昂汰に用があるんだろ?昂汰は2階の部屋で寝てるから、起こしに行ってもいいよ。」ニヤニヤ

 

 

この人は何を言っているんだ・・・・・・。

 

ただ、ここでいつ起きるか分からないアイツを待つのも嫌だから、起こしに行こう。まだ8時だけど。

そして、部屋の前。

 

 

蘭「・・・・・・。」

 

 

なんか・・・・・・緊張する。

 

 

蘭「(ノック音)・・・・・・こ、昂汰・・・?」

 

 

 

・・・・・・反応はない。鍵は・・・・・・そもそも無いか。

 

 

蘭「し、失礼します・・・。」

 

 

入って大丈夫だったのかな・・・?でも、こっちは『起こしに来た』って理由があるから大丈夫だよね?・・・・・・1人で何考えているんだろう?

 

 

昂「すぅ・・・、すぅ・・・、

 

 

のんきに寝てるし・・・。部屋は・・・・・・意外と綺麗。それに、色んな写真が飾ってある。どの写真も・・・・・・素敵。あのカメラで撮ったのかな?・・・・・・机の上の大きい一眼レフで撮ったのかな?二眼レフもあるけど。

 

 

蘭「コイツ、こんなに素敵な写真を撮れるんだ。」

 

 

・・・・・・あ、声に出てた!聞かれて・・・・・・ないね。まだ寝てるし。

 

 

蘭「・・・・・・昂汰。」

昂「すぅ・・・、すぅ・・・、

蘭「昂汰、そろそろ起きてよ。」

昂「ん・・・?今何時・・・?」

 

 

なんか、可愛い声出してるけど・・・。

 

 

蘭「もう8時半だよ。」

昂「ん・・・、もうちょっと・・・・・・。」

蘭「はぁ・・・、部活の課題はいいの?」

昂「ん~、・・・・・・ん?ん~?」

 

 

あ、ようやく目を開けた。

 

 

蘭「おはよう。」

昂「・・・・・・え?え!?なんで蘭がいんの!?」

蘭「朝早く来てみたら『寝てる』って言われて、家に上がらせてもらった。」

昂「マスター・・・!!」

蘭「でも、あんた綺麗な写真撮るんだね。」

昂「え?・・・・・・って他人の部屋をジロジロ見るなよ!」

蘭「あたしもちゃんと撮ってもらおうかな?」

昂「え?」

蘭「え?」

 

 

え?何か言った?・・・・・・待って?今、言った気が・・・!?

 

 

昂「と、とにかく!着替えるから部屋の外に出ろ!」

蘭「え!?わ、分かった!」

 

 

フォロー、してくれた・・・・・・んだよね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

朝からなんで蘭を見ることになるんだよ!?でも、

 

 

(蘭「あんた綺麗な写真撮るんだね。」)

(蘭「あたしもちゃんと撮ってもらおうかな?」)

 

 

いやいや、何考えてんだよ!?でも、

 

 

昂「・・・・・・綺麗だったな。」

 

 

・・・・・・口に出てないよな?

 

 

 

 

 




どうでした?・・・・・・女の子って男の部屋行くとドキドキみたいなこと、あるの?・・・・・・読者に女子はいませんか。(独断と偏見)

どうでもいいお話コーナー!
8月3日と4日、休み取れた!後は、チケットをゲットするだけ!


では、また次回!

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