フィルムに写るは綺麗な夕焼け 作:ENDLICHERI
最近は『1週年記念作品』の方の準備もあって、仕事の合間にしか書けません!(知りません!)
・・・・・・最近前書きで書くネタが無くなってきたから、本編どうぞ。
さてと、前回の続きからだから・・・・・・着替えて部屋を出ると、まだ蘭がいた。
昂「なんだ、まだいたのかよ?」
蘭「・・・・・・ねぇ。」
昂「うん?」
蘭「あんたが撮った写真、見せて。」
コイツ、いきなりなんだよホント・・・?
昂「・・・・・・まぁいいけど。」
とりあえず、撮った写真を入れてあるファイルを渡して、2人で下に降りる。
昂「マスターは・・・・・・いないか。ってもう開店中か。」
蘭「ご飯はどうするの?」
昂「自分で作って食べるんだけど。」
蘭「え?作れるの?」
昂「俺をなんだと思ってる・・・。しばらくリビングでくつろいでろ。」
いつも通り朝食を作って食べるが、その間ずっと蘭は写真を見ていた。横顔が見える位置だったから分かるけど、途中から目がキラキラしてた。
昂「なんか良い写真でもあったか?」
蘭「え?」
昂「凄く楽しそうに見てるから。」
蘭「な!?べ、別にそんな・・・!」
洗い物を持ち、台所へ行く前にちょっと蘭の方に行き、声をかけたが、コイツ定番の『ツンデレ』ってやつ・・・・・・では無いな。『デレ』が無いし。
俺は写真をずっと見ている蘭を置いて、洗面所に行き顔を洗い、出かける支度をする。・・・・・・食器ならもう洗い終わったぞ。
昂「おい、出かけるけど。」
蘭「・・・・・・。」ジー
昂「おい!」
蘭「っ!?・・・・・・何?」
ちょっと不機嫌になるなよ・・・。
昂「・・・・・・出かけるけど。」
蘭「え?・・・・・・あ、分かった。」
そして2人で外に出た。・・・・・・やっぱり、この小説的には8月だからめっちゃ暑い。
蘭「それで、どこに行くの?」
昂「うーん・・・、とりあえず散歩かな?」
蘭「え?」
昂「ふらっと歩きながら良いなと思った景色を撮るだけ。」
蘭「へぇ~。」
たまに止まっては写真を撮りつつ、散歩をする俺。その後ろをついてくるだけの蘭・・・・・・そういや、
昂「蘭。」
蘭「何?」
昂「ちょっとその辺をふらふらっと歩いてみて。」
蘭「?・・・・・・こう?」
言われるがままに歩く蘭。俺はそれを、
昂「・・・・・・。」カシャ
蘭「?・・・・・・ちょ!?」
写真に収めた。
蘭「勝手に撮らないでよ!」
昂「でもさっき言ってただろ?『写真を撮ってもらいたい』とか。」
蘭「そ、それは・・・。」///
昂「ちゃんと撮ってやるから。」
蘭「・・・・・・分かった。でも、変なの撮ったら許さないから。」
ってなワケで『日常』をテーマに蘭をモデルとして何枚か撮っていく。・・・・・・写真慣れしてないのか、「どうすればいい?」と聞いてくる。ちゃんと指示はするけどね。
昂「うーん・・・。」
蘭「?・・・・・・何?」
昂「ちょっとアクセントが欲しいな・・・。」
蘭「・・・・・・?」
俺は蘭に近づき、
昂「もっと良い写真撮ってやるから、来い!」
昂「もっと良い写真撮ってやるから、来い!」
昂汰が写真を撮ってくれてる時、ちょっとドキドキしてたけど、これは無いと思う。近づいてきたと思ったら、
蘭「え?・・・・・・ちょ、ちょっと!?」
『待って』と言おうとしても、その目は凄く真剣で、その目を見たあたしの胸がドキドキしてた。
蘭(もしかして、あたし・・・・・・。)
ひまりからたまに借りる漫画で見たことがあったけど、なんとなく今の自分の
こんな青春いかが?・・・・・・ケンカ売ってるワケでは無いよ。
それから、前回のタイトル変更しました。・・・・・・何考えてあんなタイトル付けちゃったんだろう?
前に書きましたけど、Roseliaのライブビューイングの当日券、昨日から開始ですが、アタシが行く会場では「2日前から販売です。」と昨日言われました・・・。あ、どうでもいいお話です。
では、また次回。そろそろたくさんの感想が欲しいな~!