フィルムに写るは綺麗な夕焼け   作:ENDLICHERI

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さて、今日はお休みなので、沢山書けました!・・・・・・この小説以外もって意味ね。おかげで一歩も家から出ていないの!


さあ!そんな引きこもりエピソードは置いといて、本編どーぞ!


Episode9

 

 

 

 

 

あたしが連れてこられたのは、綺麗な花畑。・・・・・・『日常』にこんな光景あるかな・・・?

 

 

蘭「あ、あの・・・。」

昂「蘭。この辺で・・・・・・そうだなぁ、とりあえずゆっくり歩いてみて。」

蘭「う、うん・・・。」

 

 

なんとなく、花畑をゆっくり歩いてみる。モデルとかでよくある感じみたいに。

昂汰はそんなあたしをずっと撮っていた、真剣な眼差しで。・・・・・・目的変わってない?

 

そして5分くらいそうした後、

 

 

昂「蘭、今度はこの辺でポーズを取ってみて。」

蘭「う、うん・・・。」

 

 

やっててモデルっぽく思ってしまうけど、世間一般的に知られるモデルのように・・・・・・恥ずかしいけどポーズを取って写真を撮られる。

 

 

昂「・・・・・・うん。蘭、もういいよ。お疲れ様。」

蘭「うん・・・・・・。」

 

 

何よ・・・、優しい眼をして・・・・・・。

 

 

昂「・・・・・・あ、ごめん。こんなとこにまで連れてきちゃって。」

蘭「大丈夫。・・・・・・あ!」

 

 

横を見渡していたらベンチがあった。

 

 

蘭「ねぇ、ちょっと座らない?」

昂「?・・・・・・いいけど。」

 

 

そこに2人並んで座る。

 

 

蘭「・・・・・・ねぇ。」

昂「なんだよ?」

蘭「なんで、あんなに真剣に撮ってくれたの?」

昂「うーん・・・、朝のお前の言葉もあるけど、」

蘭「っ!?」

昂「綺麗なお前を撮りたいって思ったから。」

蘭「っ!?」///

 

 

き、綺麗って・・・!?こいつ、あたしのことを綺麗って思ってたの!?

 

 

蘭「・・・・・・あんたは、」

昂「うん?」

蘭「あ、あんたは・・・・・・あたしのことをどう思う?」

昂「どうって・・・。素直に言っていいか?」

 

 

その問いにあたしは無言で頷く。

 

 

昂「蘭は、ちょっと見た目が怖くて、赤の他人に対して態度が悪くて、」

 

 

なんだろ?胸に2本くらい矢が刺さった気分・・・。

 

 

昂「でも、本当は凄く綺麗で、凄く仲間思いで優しい娘だなって思うよ。」

蘭「・・・・・・。」///

昂「そんなお前と付き合える男は、凄く幸せだろうな~。」

 

 

こんなあたしと付き合える男、ね・・・・・・。

 

 

蘭「あんたは、あたしと付き合いたい?」

昂「・・・・・・え?」

蘭「・・・・・・。」///

 

 

今あたし、なんて言ったーーー!?

いや、確かにそんなことを思っていたのは否定しないけど!言った?言ってないよね!?言ってないって事を信じたいけど、今昂汰が「え?」って言ったってことは言ったんだよね!?

 

 

昂「えっと・・・、お嬢さん?」

蘭「ななな何!?」

昂「動揺しすぎ。・・・・・・今さっきの言葉の真意を聞いてもよろしいかい?」

 

 

・・・・・・逃げれない、よね・・・。

 

 

蘭「・・・・・・んたが・・・。」

昂「え?」

蘭「だから!・・・・・・あたしは、あんたが・・・・・・昂汰が好き。好きになったの!」///

昂「・・・・・・。」

 

 

・・・・・・何も返事が無い・・・。え?何かまた変なこと言っちゃった?

 

 

蘭「・・・・・・なんか言ってよ・・・。」

昂「うーん、嬉しいけど・・・・・・俺なんかじゃ釣り合わないと思うよ?」

蘭「なんで、そんなこと言うの?」

昂「俺は・・・・・・カメラしかない。他の趣味とかはない。こんな俺がモテる要素は、」

蘭「分かった。今日の終わりまで返事は待つ。だから、その時答えて。どんな返事でも、ちゃんと受け止めるからさ。」

昂「・・・・・・分かった。」

 

 

そして、あたしたちはまず、星雲荘に戻ることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星雲荘が見えてきた。あたしたちはあれからほとんど話してなかった。

 

 

昂「・・・・・・蘭。」

蘭「何?」

 

 

あたしは昂汰より少し前を歩いていた。だから、止まって振り替えると目の前に昂汰の顔があって、()()をされていた。

 

 

蘭「・・・・・・っ!」

昂「・・・・・・。」

 

 

一瞬で終わるものだと思ったけど、10秒ほどキスをされていた。逃げようと思っても、抱きしめられて逃げられなかった。

 

 

蘭「・・・・・・ぷはっ!ちょっ!?いきなり何!?」

昂「散々考えた。お前の気持ちに対する答えを。そして、その答え方を。それが、・・・・・・今のだ。」

蘭「・・・・・・これって、()()()()()って意味だよね?」

昂「・・・・・・あぁ。」

 

 

あたしは照れ隠しも込めて、昂汰に抱きつく。

 

 

蘭「だったら、覚悟してあたしの新しい『いつも通り』、創ってね?」

昂「仰せのままに。」

 

 

しばらくの間、あたしたちは周りの目を気にせず、抱きしめあった。

 

 

 

 

 




お待たせしました!ようやくくっつけました!

ただですね・・・、この後のストーリーは1人で1から考えるのにものすっっっごく時間がかかるので、なんかリクエスト下さい。活動報告のとこにこの小説の『リクエストボックス』あるので。・・・・・・無ければ多分書かないかだいぶ間が空きます。


読者頼りで申し訳ありませんがお願いします!ってことで、また次回。

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