こっちあっち…いや逆だ?!×名探偵コナン~新マリオネット行進曲~   作:Dr.クロ

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事件の調査を開始する伊御とコナン達。他の面々と合流して別れて調べ始める。


DETECTIVE.Ⅱ~Iの調査~

まず最初に森山社長の遺体を調べる。

 

服部「ん……これは…?」

 

伊御「懐中時計だな…」

 

探っているとポケットから懐中時計が出て来る。

 

バディア「壊れているようだな」

 

コナン「時間は6時10分で止まってる…」

 

服部「これが死亡時刻なんか?」

 

柳下「死亡推定時刻が6時って事は朝にしろ夜にしろあり得ないね…。遺体の状態から見て死亡推定時刻は昨日の昼2時前後だ…。ずれたとしてもその前後1時間だな…」

 

それを見て言う3人の後に柳下がそう推測する。

 

服部「なるほどな…」

 

コナンは早速、懐中時計のを暗号カードにして記録しておく。

 

次に腰部分は膝の所が破れている以外何もない。

 

続いて足の方を見る。

 

服部「水槽の表から見た時はわからんかったが…ダイビング用の重りをウェイトベルトで止めているみたいやな……」

 

バディア「これで浮けなくしていたか…もしも気絶の場合を考えてだろうか」

 

伊御「そうなのかな……」

 

足に付けられたウェイとベルトのを見て呟く服部の後にそう言うバディアに伊御はうーむと唸る。

 

続けて上半身で背広などを調べる。

 

服部「見てみいボウズ、ズボンと同じような擦り傷が腕にもついとるで…!」

 

コナン「本当だ…。森山社長は一体何をしてこんな傷を負ったんだろう?」

 

呟きながらコナンは指紋が付かない様に上着を調べる。

 

コナン「……ん?上着の懐にかたいものが…これは何だ…?」

 

すると懐部分に何かを見つけ、ハンカチで手を包んでそれを取り出す。

 

伊御「これってUSBメモリ?」

 

服部「しかも防水加工がされているみたいやな」

 

佐藤「それを調べるのは警察の仕事ね…コナンくん、それを貸してくれる」

 

出て来たUSBメモリに何が入ってるのかと誰もが思っていると佐藤がそう言って手を伸ばす。

 

コナン「はぁい…」

 

それにコナンは素直に佐藤にUSBメモリを渡した後にUSBメモリについての真実カードを作っておく。

 

その後にコナンは森山の頭や顔を見ながら伊御とバディアが引き揚げている時のを思い出す。

 

コナン「(伊御とバディアさんは遺体を引き揚げるのに随分と時間がかかった様子だった…社長はガッチリ骨太で背も高い…水面から引き揚げるのは難しかったんだろう)」

 

伊御「頭のてっぺんに大きな傷があるね…。何かで殴られた痕みたいだけど……」

 

高木「うーん、そうだね…社長と同じか、それ以上の身長がないとここを殴るのは難しいかな…」

 

考えるコナンの隣で伊御は森山の傷の場所を見て言い、高木がそう言う。

 

バディア「と言う事は犯人は社長以上の身長の人って事になるのか?」

 

佐藤「見た限り、社長の身長は180センチ後半よね…それ以上の人間となると限られてくる筈…犯人はぐぐっと絞れそうね…」

 

伊御「そうですね。そう言えば原田さんもそれぐらいの身長ですよね?」

 

そう言う佐藤のに続ける伊御のに原田は驚く。

 

原田「わ、私がやったとでも言うんですか!?」

 

高木「い、いやいや、あくまでですよ;」

 

怒鳴る原田に高木は慌てて弁解しながら宥める。

 

コナン「あ、伊御さん。よく見るとあっちの岩の塗装が剥げているよ?ここで森山社長と犯人が喧嘩したのかなあ?」

 

するとコナンが向こう側の岩の表面を指して呟くとそこをもう調べたのか柳下が口を開く。

 

柳下「確かに剥げてるからそうかもしれないな…先ほどそこに、小さいな血痕が残っているのを発見したからな…」

 

伊御「血痕が!?」

 

原田「そうなんですか?…私の目からは、特に異常は見当たりませんが…」

 

服部「水ならいくらでもある…岩場の奥にホースと水道栓があった事も確認済みや…犯人が血しぶきを水で洗い流した可能性も否定できへん…」

 

驚く伊御の後に首を傾げる原田へ服部が言う。

 

佐藤「そうね…高木君!ルミノール検査の手配をお願いね!」

 

高木「わかりました!入り口にいる目暮警部にも伝えてきます!」

 

指示する佐藤に高木は敬礼して入口へと走る。

 

コナン「(小さな血痕が残っていると柳下さんは言っていた……岩の塗装が剥げたのは森山社長と犯人が争ったからなのか……?)」

 

伊御「どうかしたの?コナン君」

 

考えるコナンへと伊御は聞く。

 

コナン「あ、うん。何でもないよ伊御さん」

 

服部「よっしゃ!ここからは聞き込みと行こうで!」

 

それに慌てて取り繕うコナンの後に服部がそう言う。

 

バディア「まずは誰から話を聞く?」

 

そうやな…と服部はこの場にいる自分達以外の佐藤や原田と警備員の望月の3人でまず最初に服部は原田に話しかける。

 

服部「原田さん。ちょいと聞きたい事あるんやけど」

 

原田「ふむ、高校生探偵…いったい、何を聞きたいんですか?」

 

バディア「まずはアリバイの方を聞きたいのだが良いか?」

 

声をかける服部に聞き返す原田へとバディアは問う。

 

原田「?私は服部平次君に聞いたんだがね?」

 

服部「ああ、こいつ等凄腕の探偵の助手をしとるからつい言ったんや」

 

そんなバディアに訝しげになる原田へ服部がフォローする。

 

原田「ほぉ、このお嬢さんたちが?」

 

服部「せや、ちなみにこの坊主も毛利探偵の助手なんや」

 

コナン「それでバディアさんのもそうだけど、この入る事が出来る人の名前も教えてくれませんか?」

 

関心する原田に服部は頷いてからコナンをそう紹介し、コナンもそう質問する。

 

確かにそれも大事だなと伊御とバディアが納得する中で原田はコナンのに答える。

 

原田「まあ、いいでしょう……この水槽に入れる鍵を持っているのは5人…担当飼育係の倉本君、それに副館長の私…社長ご自身と秘書の小沢さん、本社の技術部長である、矢口さんです…」

 

服部「ほぉ、なるほどな…って、本社技術部長の矢口さんがどうして鍵を持ってるんや?」

 

答えられた事に服部は納得した後に水族館に関係のない矢口がなぜ鍵を持ってるかに質問する。

 

原田「矢口さんは今、森山コーポレーションが関わる様々な施設をネットワーク化しているんです。ネットワーク化が完了した暁にはクローバーヒルズの様々なインフラやビル内部の管理・保安システムなどを一括で制御できるようになるんですよ」

 

服部「スケールのデカい話やな。何時ネットワーク化は完了するんや?」

 

説明する原田に服部は呟いてから続けて質問する。

 

原田「うちのネットワーク化が終われば、一通りおしまいですな…まぁ、そう言う訳で…彼には先週からアクアリウムのシステムを構築して貰っていいますから彼は今、アクアリウムにどこにでも入れるカードキーを持っているはずです」

 

伊御「なるほど…」

 

バディア「(ネットワーク化か……もしそれがテロに使われたら厄介だな)」

 

納得伊御の隣でバディアは顔を顰めてそう考える。

 

実際、そう言うのでドアのを閉じられて隔離されてしまえばした者の思うがままである。

 

バディア「(杞憂だといいが……心配だな)」

 

心配になるバディアを知らず、コナン達は次に望月に聞き込みをする。

 

望月「一体どういう事なんだ?訳がわかんないぜ…」

 

伊御「何が訳が分かんないんですか?」

 

ぼやく望月に伊御は質問すると望月は帽子を一旦脱いでから頭を掻いて再び被る。

 

望月「昨日の夜八時に見回った時も今朝の七時の巡回でも水槽には何の異常もなかったんだ。七時に巡回した後に誰かが社長を殺して水槽の中に入れたのかな?」

 

柳下「それはあり得ないな…」

 

答えて不思議そうに呟く望月の最後のを柳下が否定してなぜなのかを説明する。

 

柳下「遺体の皮膚を見るに今朝の七時以降に水に入れられたって事はない…」

 

望月「そ、そうなのか…!?だったらどういう事なんだ?さっぱりわかんねーよ!」

 

頭を抱える望月のに確かに現状じゃあさっぱりやなと服部は思う。

 

続いて佐藤に聞こうと思ったが呟いている言葉から進展が進みそうなのは聞けなさそうだなと思い、柳下に代わりに聞き込みをする。

 

柳下「俺にも話を聞きたいって…?」

 

伊御「はい、そうなんです」

 

頷く伊御にふうむと柳下は頬をポリポリ掻く。

 

柳下「今、俺にわかる事はさっき言った死亡推定時刻くらいだぞ?」

 

コナン「そっか…死亡推定時刻は確か午後二時くらいって言ってたよね?」

 

そう返す柳下にコナンは確認する様に聞くと原田が反応する。

 

原田「え、本当ですか?それは妙な話ですね…」

 

服部「何がや?オッサン?」

 

どうしてそう言うかを質問する服部や佐藤達に原田は理由を述べる。

 

原田「私は午後一時から三時までの間、何度もこの『珊瑚の夢』の前を通っていましたがその間、水槽には何も変わった様子はありませんでしたよ?」

 

それを聞いて誰もが顔を見合わせた後にバディアが問う。

 

バディア「それは本当なのか?見落としとかは?」

 

原田「ないと思うよ…なぜなら昨日と今日は水族館を閉める予定だったからね…『珊瑚の夢』を担当してる飼育員の倉元君が水槽の水を抜いてガラスや岩場を掃除していたんだよ」

 

服部「なんやて…!?」

 

質問に答えた原田のに服部は驚く。

 

伊御「それじゃあその時に死体が発見されているはず……」

 

服部「それにこの岩場の下で掃除しててもこの岩場の上で社長さんが殺されたんなら…」

 

コナン「音に気付いた倉元さんが目撃してないとおかしいって事になるね」

 

服部のにコナンも続く。

 

柳下「死後硬直の具合を見て我々は死亡推定時刻を割り出すんだがこの遺体はいったん硬くなってから柔らかくなっているようだからな。殺害後20時間は経っているはずだ」

 

伊御「20時間……」

 

柳下「とはいえ幾つか死亡推定時刻が狂うファクターがあるが…」

 

そんなメンバーへと柳下はそう言い、伊御が呟いた後にそう付け加える。

 

原田「ああ、その件なら安心してください。水温は常に25度になるよう、コンピューターでモニタリングされています」

 

柳下「なるほど…。だったら誤差ももっと小さくなるかもしれないな」

 

そう呟く柳下や原田のをコナンは残しといた方が良いなと暗号カードにしておく。

 

柳下「にしても…随分詳しいじゃないか、アンタ」

 

先ほどまでのを纏めていた柳下が原田へとそう言う。

 

バディア「そう言えばそうだな」

 

原田「フフ、私はミステリー小説やサスペンスドラマが大好きでしてね。水温や気温が死亡推定時刻の割り出しに重要なファクターだと知っているんです」

 

コナン「(なんだ、原田さん…やけに嬉しそうに笑うんだな。社長に恨みでも抱いていたのか…?)」

 

楽しそうにそう言う原田の様子にコナンは疑問を抱く。

 

すると高木が毛利さんが来ましたと言うので付いて行く事にした。

 

 

 

 

10:07にて、水族館に向かおうとしていたつみき達は丁度来ていた少年探偵団と合流していた。

 

歩美「あ、お姉さん達久しぶり!」

 

つみき「久しぶりね。貴女たちも来てたの?」

 

蘭「こんなところで会うなんて意外だね」

 

ワイワイ話し合うのを見て小五郎は不満そうにぼやく。

 

小五郎「フン…どうせボウズから水族館の事件でも聞いたんだろ…?帰った帰った!お前たちが突っ込める様な話じゃねーぞ!」

 

京谷「あ、毛利さん……」

 

真宵「まだ話を聞いてないのにそんなことを言ったら……」

 

帰らせようとして滑らした言葉に京谷と真宵が止めようとするがそれよりも速く少年探偵団は反応する。

 

光彦「水族館…?事件……?それは聞き捨てなりませんね…」

 

歩美「ねえねえおじさん、どういう事なの?」

 

元太「コナンの奴、水族館にいるのかよ!?」

 

興味津々になる3人につみき達はあちゃあとなり、小五郎も知ってなかったかと自分の失言に顔を抑える。

 

可奈子「毛利さん、この子達は…?」

 

小五郎「なんでもありません、あのボウズのクラスメイトですよ…。おい、お前達!なんでこんなところにいるんだよ!!」

 

そう怒鳴る小五郎に少年探偵団はむっとなるのにまぁ、この子らは好奇心たっぷりだからなと京谷は思っていると…

 

元太「なんだよ!オレ達はただのクラスメイトじゃねーぞ!!」

 

光彦「そうです!!子供ながらにいくつもの難事件を解決してきた…」

 

少年探偵団「少年探偵団だもん!!」

 

小五郎「お、お前ら…」

 

針妙丸「少年探偵団?」

 

あ、怒ったのはただの奴らと言われた事なのねとつみき達が思った中で首を傾げる針妙丸にそうだよ!と歩美は頷く。

 

針妙丸「ってなに?」

 

歩美「それはね…」

 

小五郎「なぁにが少年探偵団だ。いいからガキは早く帰りやがれ!」

 

続けて質問する針妙丸に歩美は答える前に小五郎が怒鳴って帰そうとする。

 

そんな小五郎に声をかける者がいた。

 

???「あの…この子達はただ、お友達に会いたいんでしょう?だったら、連れて行ってあげた方が話が早いと思うんですけど…」

 

誰でもなかったので小五郎はした方へと顔を向けると服の胸に魚のワッペンを付けた女性が立っていた。

 

小五郎「は、はれ…?えーと、あなたは……?」

 

???「私は倉元玲香…四つ葉アクアリウムの飼育係です。森山社長を殺害した容疑をかけられている内の一人…そう言えば、話は早いでしょうか?」

 

いきなり話しかけられたので戸惑う小五郎に女性はそう名乗ってから付け加える・

 

小五郎「………!」

 

言われた事に小五郎やつみき達は事件関係者に身を引き締める。

 

玲香「毛利探偵、ですよね?」

 

小五郎「そ、そうですが…」

 

確認する玲香に小五郎は頷く。

 

玲香「警察の方から、貴方とアクアリウムに来るように言われています…早く行きましょう…」

 

そんな小五郎へと玲香はそう言う。

 

榊「なんでそんなに急ぐんだ?」

 

玲香「私、一刻も早く森山社長を殺した人を見つけ出したいんです…」

 

小五郎「はぁ…でも、犯人探しは危険なことですよ?疑いを晴らしたい気持ちはわかりますが、ここは私や警察に任せてください!」

 

そう言う玲香に小五郎はそう返す。

 

確かに榊たちが知るサスペンスドラマでもそう言う事を1人でやると危険だというのがあるので小五郎も言う事も一理あるのだ。

 

玲香「…疑いを晴らしたいというより、私は…」

 

正邪「ん?」

 

小五郎「………?」

 

言葉を切る玲香に正邪達や小五郎は疑問を持つが聞く前に玲香が急かす。

 

玲香「………なんでもありません。急ぎましょう毛利さん…!探偵団のみんなもいらっしゃい…空いた時間で良ければ私が魚や海獣の事を教えてあげる」

 

最後のは探偵団や針妙丸へと向けて笑って言う。

 

針妙丸「怪獣?」

 

元太「怪獣!?ねーちゃん、怪獣に詳しいのかっ!?」

 

光彦「いや、元太君に針妙丸さんの言ってるのとは違うと思いますよ;」

 

そんな彼女の言った事に食いついた2人のに光彦がツッコミを入れる。

 

玲香「そっちの『かいじゅう』じゃないけど、同じくらい面白いことは保証するわよ?」

 

光彦「うわあ、楽しみです…!!」

 

佳奈「だねぇ~」

 

笑って言う玲香に少年探偵団や佳奈と針妙丸ははしゃぐ。

 

歩美「お姉ちゃん、怖い人かと思ったけど…良いお姉ちゃんなんだね!!」

 

玲香「ウフフ…」

 

玲香へと自身が印象を見た言う歩美のに子供だからこその感想だなと榊は苦笑する。

 

元太「よーし!少年探偵団、出動!!」

 

そう言って駆け出す少年探偵団に佳奈と針妙丸も続き、それを見て笑っていた玲香は顔を曇らせる。

 

玲香「………でも、よりにもよって社長が、私の『珊瑚の夢』の中で死ぬなんて………まるで、あの娘が連れて行ったみたい……」

 

姫「あの娘?」

 

蘭「今、なんて?それにあの娘って…?」

 

呟きに姫と蘭は聞く。

 

玲香「………!私、何か言っていたかしら?さあ、行きましょう!」

 

声を掛けられてハッとなった玲香は笑ってそそくさと向かう。

 

正邪「なんか気になる事言っていたな…」

 

京谷「ああ、あの娘が連れて行ったとか…」

 

そんな玲香を正邪と京谷は訝しげに見た後に水族館へと続く。

 

 

 

 

10:10に水槽の前に戻った伊御達は小五郎達が来ている事に気づく。

 

服部「おうおう…いつもの面々が揃っとるようやな…」

 

伊御「そうみたいだな」

 

並ぶメンバーを見てそう言った服部は早速小五郎へと話しかける。

 

服部「よう、おっちゃん!遅かったやないか!!」

 

小五郎「うるせー!こっちは子供と違って色々やらなきゃならねー事があるんだよ!」

 

可南子「すいません。ご迷惑をおかけしてます…」

 

声をかけた服部へと返した小五郎に可南子は申し訳なさそうに頭を下げる。

 

小五郎「いや、あの、可南子さんの事を言ったわけじゃなくてですね…」

 

玲香「じゃあ私かな…容疑者として、連れてきてもらったんだもの…」

 

慌てて弁解しようとする小五郎だった玲香のに言葉が上手く出ずに呻く。

 

小五郎「うぐぐぐ…」

 

玲香「冗談よ、探偵さん」

 

からかう感じにそう言う玲香のに京谷は咲の様な感じだなと思った。

 

咲「なに見てるのよ京谷」

 

京谷「な、なんでもねぇよ」

 

そんな京谷の視線に気づいて聞く咲に京谷は誤魔化す。

 

そこにふくよかな男性、伊御達も知る目暮十三が来る。

 

目暮「おお、毛利君…倉元さんを連れてきてくれたのか…」

 

ええまぁ、と小五郎が頷いた後に佐藤がその場にいる全員へと言う。

 

佐藤「他の方々と一緒に話を聞く訳にはいきませんから…。私や目暮警部が順番にお話を伺わせていただきますね」

 

目暮「毛利君、くれぐれも邪魔するんじゃないぞ!」

 

注意する目暮に分かってますよ警部殿と小五郎はそう返す。

 

一方でコナンが蘭に怒られていた。

 

蘭「コナン君!もう…音無くんやバディアさんが一緒とはいえ、先行っちゃうから心配したんだよ?」

 

コナン「ごめんなさい…でも、平次兄ちゃんも居たから大丈夫だよ!」

 

榊「(切り替え早いな;)」

 

正邪「(まあそうしないとバレるからな;)」

 

そう言って誤魔化すコナンに正体を教えられていた面々は本当に大変だなと思った。

 

服部「おう!ボウズはバッチリ、オレが見といたで!」

 

和葉「そういう問題ちゃうと思うんやけど…」

 

コナンの頭に手を置いて言う服部に彼と一緒に来ていて待っても来ないので来た和葉がジト目で睨む。

 

そんな彼らに可南子はくすりと笑う。

 

可南子「ふふ、皆さん仲が良いんですね」

 

小五郎「そうですな…皆、私の舎弟のようなもんです。一部は別の人のですがな」

 

コナン「(誰が舎弟だよおっちゃん…)」

 

真宵「(一部って私達のことなんじゃろうか…)」

 

胸を張って言う小五郎に服部やコナンに少年探偵団はジト目で見て、伊御達は苦笑する。

 

可南子「でしたら皆さんにも『真実カードシステム』をインストールしていただいた方が良いのではないでしょうか?」

 

コナン「確かにそうかもしれないね。真実カードシステムがあれば、上手に手分けして調査できそうだもん!」

 

服部「インストールはかまへんが…でもソレ、一体何なんや?真実カードシステムってえろう大袈裟な名前やけど」

 

そう言うコナンのに服部や初めて聞く少年探偵団は首を傾げる。

 

可南子「話すと少し長くなりますが…」

 

説明中

 

服部「ほぉ……ボウズや伊御達がさっき、望月さんや原田さん達の話を聞きながらなんやごそごそやっとったのはこれやったんか。はーん、確かに便利そうやな……」

 

説明を聞いて納得する服部の後に歩美もうんうんと頷く。

 

歩美「しかもコナン君からのカードだって分かるんだよ!!」

 

光彦「僕達も少年探偵団として、真実カードを集めてみたいですね!」

 

小五郎「あのなあ、お前達…俺達の調査は遊びじゃないんだぞ!!こんなものは没収…」

 

正邪「まあまあ落ち着けよおっちゃん」

 

興味津々な少年探偵団に小五郎は説教して没収しようとして正邪が止める。

 

正邪「持たせた方がもしもの時に何処に居るのか連絡できるだろ?」

 

そう言われて確かに…と小五郎は考える。

 

彼らの事だからきっと事件を解決しようと動き回るだろう。

 

それを知る的な意味でも持たせたままの方が良いか…と小五郎は考えて仕方ねぇ…と渋々了承する。

 

小五郎「だが危ないことはするなよお前ら!」

 

少年探偵団「はーい!」

 

コナン「(ナイス説得だぜ正邪)」

 

注意する小五郎に少年探偵団は嬉しそうに返事する中でコナンは正邪を称賛する。

 

コナン自身、彼らにあんまり危険な目に遭わせたくないので真実カードで危機に陥ってないかを知るには丁度良かったので正邪の行動に賛成であった。

 

針妙丸「ねえ、私も一緒に調査してもいい?」

 

歩美「うん!良いよ!」

 

灰原「宜しくね少名さん(性格的に円谷くん達に近いけど年上だからここぞという時に止め役になってくれそうだから一緒にいて貰った方が良いわね)」

 

一緒に行く事をお願いする針妙丸に歩美は了承し、灰原も内心そう考えながら挨拶する。

 

佳奈「私達はどうする?」

 

姫「そうですね…」

 

佳奈のに姫は少し考えて私達もあの子たちと行きましょうかと提案してだね~と佳奈も頷いて追いかける。

 

小五郎「俺は現場の方を調査してくるか」

 

和葉「私達はどうする蘭ちゃん」

 

そんな少年探偵団を見送ってから小五郎は現場の方へと向かい、そう聞く和葉に蘭もどうしようかと考える隣で服部がチョイ待てと待ったをかける。

 

服部「何言うとんのや和葉…」

 

和葉「へ?なんや平次いきなり…」

 

きょとんとする和葉に服部は言う。

 

服部「犯人がどう言う奴か分からんのにお前や姉ちゃんだけで動き回るのは危ないやろ」

 

和葉「そ、そりゃそうやけど……」

 

伊御「(まあ確かにね)」

 

声に出さず、伊御は服部のに同意する。

 

犯人探すのには同意だが相手がもしもヤバい奴だったら危険度が高い。

 

さらに伊御達はテロリストの事もあってあんまり彼女達だけにするのは心配である。

 

つみき「……なら私達も一緒に行動するわ」

 

咲「それなら良いでしょ?服部くん」

 

服部「そうやな、アンタら2人いてくれるなら大丈夫やろうな」

 

そう申し出るつみきと咲に服部は受け入れると和葉はジト目で服部を睨む。

 

服部「和葉、あまり二人に迷惑かけるんやないんやで!」

 

和葉「………!!もう!平次のわからずや!!」

 

そう怒鳴ってずんずんと歩いて行く和葉になんで怒っとるんや?と服部は首を傾げる。

 

その様子に蘭やつみき達はあちゃあとなる。

 

つみき「……はぁ、駄目ね服部」

 

咲「女心が全然解ってないわ」

 

そう言い残して慌てて和葉を追いかける蘭の後につみきと咲も続く。

 

伊御「さっきのはちょっとアウトじゃなかったか?」

 

服部「な、何がや」

 

続けてそう言う伊御に服部とはタジタジになる。

 

榊「さっきの同い年なのに遠山と御庭たちの扱いが明らかに違う感じだったぜ」

 

服部「うぐ…」

 

コナン「(あー確かに;)」

 

続けざまの榊のに服部は呻き、コナンも同意する。

 

服部「しゃ、しゃあないやろ。前お前等と一緒に解決した事件で犯人が変なのつこうて化けもんになった事あるからな…」

 

京谷「まーそうだけどさ」

 

榊「それを知らない人から見たらなぁ…」

 

正邪「つか本音は危ない目にあってほしくないからじっとしてくれだろ」

 

弁解する服部に京谷もそこらへん聞いてるのと遊園地でも出現した事もあって同意はするが榊と同じで正邪が指摘する。

 

服部「そう言ってもあいつは聞かんからな…」

 

伊御「(後でつみき達にフォローを頼んだ方が良いかな?)」

 

正邪「(そうだな)」

 

顔を顰めてそう言う服部のに聞いた伊御へ正邪も同意してから少し離れてつみき達に連絡を行う

 

コナン「服部、大丈夫か…?さっきの現場、だいぶ事情が込み入っていたけど、ちゃんとその辺、忘れてねーだろうな?」

 

服部「あ、当たり前や!オレを誰だと思っとる…!!」

 

榊「んじゃあおさらいしてくれないか?」

 

確認するコナンに服部はそう返して榊のに分かったでと言ってから真剣な顔になる。

 

服部「まず被害者の名前は森山弘道、森山コーポレーション社長。殺害された場所は遺体が発見された水槽、『珊瑚の夢』上部だと思われる…」

 

コナン「ああ、その通りだ」

 

そう言う服部のにコナンは頷いた後にバディアが口を開く。

 

バディア「だが不自然な所が一つあるな」

 

伊御「うん。死亡推定時刻と合わせると不自然な状況があったね」

 

そやなとバディアと伊御のに服部は頷く。

 

服部「死亡推定時刻と見られる午後2時付近は、飼育係が『珊瑚の夢』を掃除していたんや。おまけにその様子を副館長のおっさんが目撃しとる」

 

榊「おかしいよなそれって。人がうろうろしている最中に殺害するなんて」

 

なぜ不自然かの理由を言う服部のに榊も腕を組んで唸る。

 

コナン「状況としては不自然すぎる…!」

 

バディア「うむ、そうだな」

 

真宵「ではそれを解決するために現場を調査するんじゃよ!」

 

呟くコナンへと頷くバディアの後に真宵が指を上に付き出して言う

 

コナン「いや、そうするよりもまずはアリバイを確かめないと」

 

伊御「後、警備員の望月さんが1つ気になる事を言ってたね」

 

そんな真宵へとコナンはそう返し、伊御のに服部もそやなと頷く。

 

服部「あの他の証拠と食い違う証言やろ?確か……朝七時に見回った時には森山社長の遺体は水槽のどこにもなかった…そう望月さんは言うとったな…」

 

コナン「ああ、その通りだ…。でも鑑識の柳下さんは遺体はその時間から水に浸かってたはずって言ってたな」

 

柳下の言った事を思い出しながらコナンは顎に手を当てて呟く。

 

バディア「ふむ、これも謎だな……」

 

京谷「そうなんだよな…」

 

服部「他の水槽に浸けられていたのか、望月さんの見間違いなのか…」

 

正邪「これに関しても情報を集めないとな」

 

そうだねと誰もが頷いた後に真宵があ、そうそう…と手をポンと叩いてからコナンに近寄る。

 

真宵「コナンくん、これを」

 

コナン「え?」

 

そう言って手渡されたのにコナンは戸惑う。

 

コナンが渡されたのはガイアメモリとロストドライバーであった。

 

伊御「真宵、それって…」

 

榊「まさかコナンのために作った…」

 

真宵「そう!彼専用のガイアメモリ、ストライカーメモリなんじゃよ」

 

コナン「マジかよ…」

 

驚くコナンの隣で服部はほぉ~と興味深く見る。

 

真宵「ちなみに変身する際は誰にも見られない様に注意じゃよ」

 

コナン「あ、ああ…」

 

伊御「秘密、増えちゃったね」

 

めんどくせぇな感じで渡されたのを見るコナンに伊御は苦笑する。

 

服部「そんじゃま、お互いに情報集めに行くとしますか、お前等はどうするんや?何人か俺と来るか?」

 

榊「そうだな…それぞれ分かれるか」

 

真宵「んじゃグッパで決めるんじゃよ」

 

そう言ってコナンと服部を除いてぐっぱする。

 

結果

 

コナン側:伊御、正邪、榊

 

服部側:バディア、京谷、真宵

 

服部「そんじゃ分かったら真実カードで」

 

真宵「情報を共有じゃね!」

 

伊御「ああ」

 

お互いにそう言ってから別れる。

 

少しして誰もいないのを見てから服部は真宵に話しかける。

 

服部「なあなあ」

 

真宵「ん?」

 

顔を向ける真宵に服部は聞こえない様にか小声で聞く。

 

服部「工藤には作ってるみたいやけど、俺にはないんか?」

 

真宵「勿論あるんじゃよ。紫さんに注文したのが」

 

バディア「注文だと?;」

 

何を頼んだのだ…と呆れるバディアに真宵は頭を掻く。

 

真宵「いやー、流石にロックシードまでは作れなくて…」

 

服部「ロックシード?なんやそれ?」

 

京谷「まあ変身アイテムの一種だ」

 

と言うかなんか本題を切り出される前に話してたのはそう言う事かよ…と自分がはちぽちに着いた時に来ていた紫と真宵が話していたのを思い出しながら呟く。

 

服部「ほぉ~どう言うのかは楽しみにしとるで」

 

真宵「もうすぐ来ると思うんじゃよ」

 

バディア「まさかこの事件の間に来たりして……」

 

京谷「おいおい、流石にそれは……」

 

ないんじゃねぇのと思ったがまさかこの時の会話が本当になるとは京谷も服部達も知らなかった。

 

 

 

 

10:15で服部達と別れたコナン達は珊瑚の夢の上部に来ていた。

 

気づいた高木が駆け寄る。

 

高木「おや、コナン君!また毛利さんのお手伝いかい?」

 

コナン「うん、そんなところ!」

 

笑顔で聞く高木にコナンは頷く。

 

伊御「何か新しく分かったことはありましたか?」

 

高木「そうだね…あったにはあったけど、わかった事のおかげでこの事件がますますわからなくなってしまったよ」

 

コナン「………?どういう事?」

 

そう聞く伊御のに笑顔から一転、困った顔でぼやいた高木のにコナンは質問する。

 

高木「柳下さんが割り出してくれた死亡推定時刻なんだけどその時間、四人の容疑者には全員アリバイがある…すでに全て裏付けも取れているんだ」

 

正邪「なにッ!?」

 

告げられた事に4人は驚いていると高木はアリバイを話を始める。

 

高木「玲香さんは水槽の掃除している所を他の飼育係や原田さんに見られてるし、矢口さんと原田さんは自分のデスクで仕事をしてたり、他の人と一緒に水族館の様子を見たり、お客さんを案内したりしていたんだよ」

 

伊御「小沢さんは?」

 

高木「秘書の小沢さんに至ってはそもそもこの島にいなかったんだ。対岸にある関連会社に仕事の打ち合わせで訪れてたみたいでね」

 

そっ、そっかーとコナンは納得しながら4人のアリバイ証言を真実カードに記録しておく。

 

そこに顔を顰めた佐藤が来る。

 

佐藤「頭が痛いわ…この情報、一体どう考えればいいのかしら…」

 

伊御「どうしたんですか?佐藤刑事」

 

ふうとため息を吐く佐藤に伊御は聞く。

 

榊「なんかまた新しいことが分かって事件がややこしくなってるのか?」

 

佐藤「ええ………柳下さんから社長の打撲痕について聞いたんだけど…」

 

伊御「凶器がわかったんですか?一体何で森山社長は殺されたんですか?」

 

そう聞く榊のに答えた佐藤のに伊御は聞くと首を横に振られる。

 

佐藤「いいえ、凶器は未だ、明らかになってないわ…」

 

コナン「………?だったら、一体何がわかったの?」

 

首を傾げるコナンや伊御達に佐藤は困った顔で答える。

 

佐藤「森山社長は、後頭部に向けて斜め上から降り下ろされた大きな鈍器で殺されていたの。社長の身長は187㎝…そんな大柄な人の頭を斜め上から殴るのはかなり背の高い人物にしか不可能だわ」

 

高木「それに当てはまりそうなのは原田さんだけですねえ」

 

正邪「だが原田さんは利き腕を怪我していて重いものは持てないんじゃねえか?」

 

答えた佐藤と高木のに正邪はそう聞くとそうなんだよね…と高木はなんとも言えない顔をして佐藤も顔を顰めて頷く。

 

佐藤「ええ、おまけに彼にはアリバイもある…って、こら高木君!会話に割り込んできちゃダメよ?」

 

高木「エヘヘ…すいませーん…」

 

注意する佐藤に苦笑しながら謝る高木にコナンは呆れる。

 

コナン「(ハハ…2人とも仲が良くて何よりだぜ…。でも確かに不思議だよな…一体どういう事なんだ?)」

 

その後に考えながら今聞いた話を真実カードにする。

 

周りを見ていた榊は別の岩場の上の物置に気づく。

 

榊「ん?なんだあれ?」

 

伊御「物置かな?」

 

コナン「調べてみる?」

 

佐藤「確かにあそこは調べてないわね…」

 

高木「彼らはともかくコナン君は、この岩場の合間をジャンプできるかな?」

 

同じ様に気づいて言う伊御とコナンのに高木はそう言う。

 

佐藤「確かにそうねえ…」

 

正邪「伊御がコナンを抱えてあっちにジャンプすれば良いんじゃね?」

 

高木「え?いけるのかい?160センチ近くの幅があるよ?」

 

子供を抱えて出来るのかと驚いて聞く高木に榊は笑う。

 

榊「あれぐらい平気平気」

 

正邪「こいつら、購買に行くとき普通に二階の窓から飛び降りて行ってるからな。あれぐらい平気だろ」

 

高木「ええ!?二階の窓から!?」

 

佐藤「凄いわね貴方達…」

 

高木に返した榊と正邪のに聞いた本人は驚き、佐藤は呆れ交じりに感嘆する。

 

いざ、向こうの岩場にと……行こうとした時……

 

ガシッ!

 

コナン「うわっ!」

 

伊御がコナンを抱き抱える前に誰かがコナンの襟首を掴んだ。

 

小五郎「こらっ、ボウズ!!ガキは引っ込んでろって言っただろうが…!」

 

伊御「すみません毛利さん。俺たちが助手として連れてきたんです」

 

正邪「コナンの奴、面白いところに気づくからな」

 

掴んだのは小五郎で怒鳴る小五郎に伊御は謝罪し、正邪がそう言う。

 

小五郎「そうかよ。とにかくあの物置は俺が調べるからお前等は別の場所を調べな」

 

伊御「分かりました」

 

榊「(物置は毛利さんに任せとくか)」

 

正邪「(そうだな)」

 

そう言う小五郎に伊御は素直に頷いた後に別の場所を探しに行く事にした。

 

少し歩き、バックヤードに来たコナン達は内装にほうとなる。

 

コナン「なんだかスゲー所に出ちまったな」

 

榊「確かにスゲーな此処…」

 

誰もがバックヤードを見ていた時だった。

 

???「あーっ!!名探偵君じゃない………!!」

 

後ろからのいきなりの声に伊御達は驚く中でコナンは別の意味で驚く。

 

コナン「ええっ…!?もしかしてこの声は…!!」

 

慌ててコナンが振り返ると元気溌剌を体現してる様な茶髪のショートカットの女性がいた。

 

榊「え、知り合いかコナン?」

 

???「どうもー!コナン君の知り合いの後藤でーす!」

 

そう聞く榊に女性は伊御達に元気よく挨拶する。

 

コナン「えっと、この人は後藤 秋江(ごとう あきえ)さん。とある事件で知り合った人なんだ」

 

後藤「まさかこんなところで名探偵君に再開できるなんてね!な~に、また毛利探偵にひっついてこんなところまで来たのかしら?」

 

知らない伊御達に対してそう紹介するコナンに後藤は嬉しそうに話しかける。

 

コナン「ハハハハ…まあそんなところだよ!」

 

伊御「はじめまして、今毛利さんの手伝いをしています音無伊御です」

 

そう答えたコナンの後に伊御が自己紹介し、榊と正邪も続く。

 

コナン「それにしてもなんで後藤さんは此処に?」

 

後藤「私、今は此処でアルバイトしているの!」

 

正邪「アルバイト?」

 

そう、その通り!と後藤は笑い…

 

後藤「…といっても魚や海獣の事は分からないから、写真を撮ってブログを作ったり四つ葉アクアリウムホームページの更新をしたりなそんなお仕事だけどね!」

 

その後に苦笑して付け加える。

 

コナン「そうなんだ。ねえねえ、ブログやホームページの更新って一体どんな事するの?」

 

榊「お、それは気になるな」

 

気になったので質問するコナンや榊に教えてしんぜようと後藤は自慢げに笑って説明する。

 

後藤「水族館の日常とか裏話を書いたりするのよ。昨日は玲香さんの水槽掃除の話を書いたわ!水族館の水槽掃除なんて、みんな、なかなか知らないでしょ?」

 

伊御「確かに……」

 

確かに水槽掃除を知る事はあんまりないのでへぇ~となる。

 

そんなメンバーの反応にそうよね!と後藤は満足そうに頷いて続ける。

 

後藤「だからなのかしら、けっこう記事の評判良かったのよ!」

 

コナン「確かに、ボクも知りたいかも…」

 

正邪「どんな感じだったんだ?」

 

そう聞く2人に後藤は芝居かかった口調で説明を開始する。

 

後藤「うふふ、最初は大きい水槽の掃除がどんな風かについて教えてしんぜよう…まず、魚を他の水槽に映してから水を抜くのね…それから漂白剤を水槽にまんべんなくかけてその後はデッキブラシで擦るとね…苔とか水垢が、ビックリするほど簡単に落ちるのよ!」

 

榊「漂白剤を使うのか」

 

ほへぇ~と感嘆する榊の後にコナンが質問する。

 

コナン「でも強いお薬を使ったらお魚の健康によくないんじゃない?」

 

伊御「そう言えばそうだね」

 

その質問によくぞ気づきましたと後藤は笑顔を浮かべる。

 

後藤「さすが名探偵君ね!その通り漂白剤が残っていると魚の健康に悪い影響が出るの。だから玲香さんは岩場や床の色々な所に中和剤を撒いていたんだけど中和剤って凄くぬるぬるするのよ…!」

 

正邪「ぬるぬる?」

 

説明に正邪は首を傾げる。

 

後藤「そう!水槽の奥、岩場の影の目立たない所に水道栓があるんだけど中和剤を流す時は滑らない様に注意しないといけないんですって!」

 

成程…とコナンは納得しながらもしかしたらこれも手掛かりになるかもしれないと後藤から聞いたのを真実カードにする。

 

説明しおえた後藤はところでさ…と言って真剣な顔つきになる。

 

後藤「この四つ葉アクアリウムで何かあったの?さっき矢口さんが慌てた様子で『しばらくバックヤードから出るな!』…とだけ言って去っていたんだけど…」

 

コナン「あ、えっと……」

 

正邪「(どうする気だコナン)」

 

榊「(教えるかそれともごまかすのか…)」

 

後藤「教えてよ、名探偵君…キミが此処に来ているのも何か事件を解決するためなんでしょう…?」

 

そう強く聞く後藤にコナンは戸惑う。

 

事件が発生し、それぞれ別れて事件解決の為に情報を集める事になった伊御達。

 

その裏で迫る悪意にはどう立ち向かうのか…




光彦「次回!頑張る探偵K達!」

歩美「次のお話は」

元太「俺達少年探偵団のターンだぜ!」
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