こっちあっち…いや逆だ?!×名探偵コナン~新マリオネット行進曲~   作:Dr.クロ

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捜査を続ける一行、そんな中、玲香の秘密が明らかに…


DETECTIVE.Ⅸ~1つの記憶と儚い恋愛~

11時丁度にて、バディアは可南子と共に社長の自室にいた。

 

施錠されていなかったのですんなりと入れたのだ。

 

バディア「(すんなり入れたな。警察が一人や二人居てもおかしくないのに)」

 

可南子「…………っ!!!」

 

呆れ顔でちゃんとしたらどうだと思った隣で可南子が突然頭を抑えて膝を付く。

 

バディア「可南子、どうした!?」

 

慌てて声をかけるバディアのに返事をせず可南子は頭を抑えながら呻く。

 

可南子「い、今の記憶は一体……」

 

バディア「何か思い出したのか?」

 

戸惑った様子の可南子にバディアは問う。

 

膝を付いた態勢のまま可南子が語ったのは自分がこの場所で生前の森山と何かの話で言い争っている時の光景が過ったそうだ。

 

一言一句聞いてバディアは考える。

 

バディア「(どうやら森山社長は生前まで可南子とあることで揉めていたようだな。ただ、どんな内容で揉めていたかは分からない状態だな)」

 

可南子「私が森山社長に付きまとっていたと言うのは本当だったの……?」

 

そんな可南子の呟きにバディアはフォローしといた方が良いなと考える。

 

バディア「それほど重要なことだったのではないか?建築家のお主がそれほどまでに社長と揉める感じであったのならそうだと我は思うぞ。それに関する事がきっとここにあるかもしれんから探して見たらどうだ」

 

可南子「…………そうね。そうしましょう。社長に送られていたプリントに関するのもあるかも」

 

そう言いながら可南子は机の上に置かれたパソコンを見る。

 

もしかしたらとバディアと共にパソコンを起動させてみるとパスワードがかかっておらず、すぐさまデスクトップに入る。

 

バディア「(パスワードをかけてないとは社長にしては不用心だな)」

 

可南子「(『例の件』と言う言葉からして、あのプリントを送り付けて来た人物はおそらく何度か社長にコンタクトを取っていた可能性が高いわね……)メールソフトに何かあるかしら……」

 

呆れるバディアに見られながら可南子はパソコンを操作してメールソフトを立ち上げてあったメールを見て行く。

 

バディア「む?これは……」

 

その中で気になる件名に止まる。

 

《件名:組織への裏切りは許さない》

 

これは何かあると本文へ目を向ける。

 

《本文:協力を拒み、警察に向かうというなら、お前に災いが降りかかるだろう…。

最終手段はこちらも使いたくない。命を大事に思うなら、賢明な判断を》

 

可南子「何これ……」

 

出て来た内容のに可南子は声を漏らす。

 

バディア「次のは…」

 

《件名:組織を抜けたいのなら》

 

《本文:連中は本気だ…。本当に組織を抜けたいと思っているなら彼らに対抗できる、取引材料が必要だ。それを得たいと望むなら、このアドレスに連絡しろ。》

 

《件名:取引の件》

 

《本文:取引を望む旨、了解した。それでは明日、16時15分に、四葉アクアリウム大水槽の前で待つ。

貴方に通じている事は知られたくない。人払いはしておくように。余計な者がいたり、遅刻して来た場合、この話はなかった事にさせてもらう》

 

続けて見た2つの内容にそんな……と可南子は漏らす。

 

可南子「社長は何かの、非合法組織に加入していて……そこから抜け出したいと思っていたという事?その為に何かの取引を行おうともしていたみたいだけれど……これは真実カードにしていた方が良いわね」

 

そう呟きながら『社長への脅迫メール』と言う題名で真実カードにしている可南子の後ろでバディアは険しい顔でメールの中に書かれていた組織ので考えていた。

 

バディア「(社長が抜けたいと思っていた組織……これがもし革命の花だとしたら…)」

 

もしもバディアの考えてる通りならこの事件を起こしたのは革命の花のメンバーの可能性があると言う事だ。

 

その革命の花がやろうとしてる事を社長は知ってしまい、口封じの為に殺された。

 

バディア「(…だがまだ革命の花と言う証拠もないし確定はできぬな)」

 

とにかく、この事は後で話し合う事を視野に入れた方が良いなとバディアはそう考える。

 

 

 

 

戻って10:50分の珊瑚の夢上部にて、そこに服部と真宵、京谷は足を運んでいた。

 

柳下「ムム、これは……!」

 

服部「よう、鑑識のおっちゃん。なんか新しいのが分かったんか?」

 

何かを発見して唸る柳下に服部は聞く。

 

柳下「フム、服部君に友達か……そうだな、色々と面白いものが出て来たぞ……」

 

真宵「面白いもの?」

 

京谷「なんだよそれ?」

 

面白いものと言うのに3人は興味津々で聴く。

 

柳下「まず階段のある方の岩場……手前の岩場上部にほんの少しだけ、社長の血液がついていた事が判明した」

 

服部「なんやて?凶器から滴り落ちたとかやろか……」

 

告げられた事にそう呟いた服部にいや、違うなと柳下はそう返す。

 

柳下「言い方がマズかったか……?正確に言えば、社長の指の痕……血濡れた指紋が検出されたんだ」

 

服部「なんやて?」

 

真宵「血の指紋!?」

 

京谷「あれ?けどおかしくね?」

 

出てきた言葉に真宵が驚く中で京谷のに服部は頷く。

 

服部「せや、奥の岩場なら分からんでもないが、なんで、手前の岩場に指紋があるんや!?他に血痕は検出されたんか?」

 

真宵「どうなんじゃよ柳下さん?」

 

柳下「いや…手前の岩場にあった血痕はそれだけだったな…」

 

確認する服部と真宵に柳下は否定してそう返す。

 

そうですか……と京谷は呟きながら先ほどの話を『血濡れた指紋』として真実カードにする。

 

真宵「じゃけどなんで…?」

 

柳下「それと……森山社長が殺害されたのは擬岩の塗装がはがれている物置がある方の岩場の……奥の岩場のてっぺんで間違いない。洗い流してはあるが、かなり広範囲に血液反応がみられたぞ」

 

服部「ほぉ…なるほどな」

 

続けて報告する柳下のに服部は呟く。

 

柳下「あとは……そうだな、折角だから意見を聞いておこうか。俺には解せない状況証拠がもうひとつ出てきたんだ…ちょっとこちらに来てくれないか?」

 

服部「お、おう…なんや、一体…」

 

呼ばれたので3人は向かうとそこには青白く光る血痕があった

 

柳下「これなんだが…西の名探偵、アンタはこれをどう見る?」

 

服部「これは……血しぶき……滴下痕(てきかこん)やな。飛び散り具合を見れば、どれだけ高い所から血液が滴り落ちたか分かるちゅう」

 

聞かれたので服部は思い出しながら答える。

 

柳下「ほぉ、流石によく知ってるな。その通りだよ…。そしてこの滴下痕を見た限り…血は上方20センチくらいの位置から垂れ落ちているんだ。そして、それ以上の距離から落ちた滴下痕はない…」

 

服部「なんやて?どういう事だ…?」

 

京谷「20センチの位置って言うとこれぐらいの高さだよな…?」

 

感心してからそう言った柳下のに少し驚く服部の後に京谷が右手を大きく広げて見せてそう聞く。

 

柳下「大体そうだな。要するに、森下社長は屈んだりしゃがんだり、といった低い体勢から鈍器で一撃されて死亡した、という事だ」

 

京谷「屈んだりした姿勢で…?」

 

真宵「とりあえずカードにしておくんじゃよ」

 

告げられた事に京谷が唸る中で真宵は滴下痕を真実カードにしておく。

 

柳下「身長が高い人物が犯人だという目暮警部の仮説は外れてしまったな」

 

服部「そうかもな……でもこの証拠から犯人を絞る事も出来るで」

 

京谷「え、そうなのか?」

 

出てきた言葉に京谷は目を丸くする。

 

服部「よぉ考えてみ?こんな不安定な場所で、無防備に屈んで、後頭部を見せるなんて信頼しとる相手にしかできへんやろ?」

 

真宵「あー確かに……じゃけどこの社長さんじゃとそれも難しそうと思うのじゃが…」

 

だからこそやと真宵のに服部はそう返す。

 

服部「血下痕はそんな社長が気を許しとる相手が犯人やと物語っとるんや」

 

京谷「あーなるほどなぁ…」

 

柳下「ほぉ、西の名探偵もなかなか切れるじゃないか…。以前、眠りの小五郎の推理を見たことがあるが、それに負けずとも劣らんな…」

 

聞いて感心した柳下は思い出してかしみじみとそう返す。

 

服部「………ハハ、さよか……おおきにな、オッサン」

 

真宵「(ものすっごく不機嫌になったんじゃよ;)」

 

京谷「(そりゃあコナンが推理してるとはいえ、普段抜けてる毛利さんと一緒にされるのが嫌なんだな)」

 

半目で不機嫌に返す服部に2人はあーとなる。

 

真宵「えっと、確か柳下さんに調べてほしいことがあったんじゃよね」

 

服部「お、おお。そうやった。オッサンにちょいと調べてほしい事があるんやけど…」

 

話を振られて我に返った服部は柳下に頼み込む。

 

柳下「何だ、言ってみろ…」

 

内容によるがねと言動に含んでる柳下に服部は言う。

 

服部「……誰が容疑者にしろ、社長さんみたいながっちりした男の遺体を持ち歩くのはかなり難しいと思うんや……」

 

真宵「確かに男性でも難しそうじゃねぇ……」

 

そう言った服部のに真宵は森下の見た目を思い出しながら同意する。

 

服部「この水族館の中に運べるような道具があるって話も聞かんし……」

 

柳下「確かに、そうだな…」

 

それでと話しの続きを促す柳下に服部は続ける。

 

服部「でも、午後5時10分に玲香さんとバイトの姉ちゃんが珊瑚の夢に戻ってきた時…社長の遺体は此処にはなかった。死亡推定時刻が昼の2時ならその理由は――」

 

柳下「犯人がどこかに遺体を隠したからだ、としか考えられないな…」

 

そうや……と柳下のに服部は同意する。

 

服部「で、犯人は一体どこに遺体を隠したのかがカギになってくるわけや。だからオッサン、水槽への出入り口とこの場所に血痕があるかどうか、見てみてくれへんか?」

 

そう言って上部にあった物置を指さす。

 

柳下「物置の中か、分かった。検査しておこう」

 

真宵「頼むんじゃよ!」

 

任されたと返した柳下のを聞きながら次の場所へと向かう。

 

 

 

 

11時5分、つみき達は水族館カフェに来て今まで集めた情報を纏める所であった。

 

和葉「えっと、今までの調査でわかった動機をまとめてみるな…?」

 

咲「小沢さんは元彼女を森山社長に取られちゃって、その元彼女は社長さんに振られて自殺しちゃった…」

 

切り出した和葉に咲が1つ目のをあげる。

 

つみき「……原田さんは森山社長との間に金銭トラブル……」

 

和葉「矢口さんは会社を辞めて独立しようとしたが社長に邪魔されてしまった…」

 

蘭「後は玲香さんに動機があるかどうかだけど…」

 

各々に関わりのある者達の動機になる事をあげた後に蘭が呟くと望月が近づいて来る。

 

望月「ああ、キミ達……ちょっと探偵さん達に伝えて欲しい事があるんだけどいいかな?」

 

蘭「はい、なんでしょう?」

 

話しかける望月に蘭が代表で聴く。

 

望月「さっきふと思い出したんだけどさ……昨日の昼から、水槽上部に向かう階段にね『清掃作業中。滑ります。入らないで!』って札がかけられていたんだ。勿論それをかけていたのは玲香さんだし……作業終わりにはそれを抱えてバックヤードに戻って行ってたんだけど…」

 

その証言につみきと咲は考える。

 

つみき「(…昨日の昼から水槽掃除をしていたのは真実カードで知ってはいるけど…)」

 

咲「(そうなると玲香さんが札をかけた時には何もなかったって事なのかしら?)」

 

望月「なあ、この情報は何かの役に立ったりするのかな?」

 

そんなメンバーへと望月は確認する。

 

蘭「わたし達は探偵じゃないからわかりませんけど……」

 

和葉「ちゃんと探偵本人には伝えるさかい、安心してや!」

 

望月「本当か?ありがとな!!」

 

笑顔で言う和葉に望月は礼を述べる。

 

咲「にしてもそこまで見てるなんてなかなかないと思うんだけど…もしかして望月さん。玲香さんの事、気になったりする感じかしら?」

 

蘭「さ、咲ちゃん!」

 

和葉「実はうちも気になったんや」

 

和葉ちゃんまで!と興味津々な2人に蘭は怒ると望月は苦笑する。

 

望月「あー……まあいいよ……確かにオレは玲香さんの事、可愛いなと思ってる……でも彼女、彼氏が居るだろ?」

 

つみき「…彼氏?」

 

うんと望月は落ち込み気味に言う。

 

望月「誰と付き合ってるのかまでは知らないけど、指輪を大事そうにネックレスにしているし…無意識だろうけど、よく触っているからさ」

 

その言葉に4人は顔を見合わせる。

 

咲「…ねえ、これって…」

 

和葉「原田さんの話と合わせると…玲香さんが付き合っている相手って、もしかして…」

 

蘭「うん、多分……森山社長だと思う。小沢さんの元彼女はわざわざ珊瑚の夢を自殺場所に選んだ、って言ってた……だから……」

 

困った顔で言う蘭もそれならば玲香の少し鬼気迫る感じがあったのにも納得してしまう所があった。

 

つみき「……そうだとすると玲香さんが森山社長を殺した犯人を気にしていた理由も納得いくわね」

 

望月「ええ……?で、でも、確かにそうかも…………たまに夜遅く、社長が水族館に来る時があったけど……その時は大抵、玲香さんも残業してたし…」

 

困った様につみきのに答えてからハァアと深い息を吐く。

 

望月「………社長と付き合ってたような人なら、勝ち目ねぇじゃん…ああもう、しょんぼりだよ……」

 

つみき「……えっと……ドンマイ;」

 

蘭「気を落とさないでください……」

 

肩を落とす望月につみきと蘭は励ます。

 

望月「ハハハ……二人とも、ありがとな」

 

蘭「……望月さん、今、玲香さんがどこに居るかわかりませんか?」

 

お礼を述べた後に蘭の質問に確か……と呟きながら思い出してエレベーターの方を見る。

 

望月「さっき、警察の事情聴取終えて、エレベーターに乗るところが見えたけど…」

 

咲「じゃあオフィスに行ったのかしら?」

 

そう呟いた咲のに違うと思うなと望月は否定する。

 

望月「もしかしたらヒルズの外かも……たまに臨海公園の方に行ってるのを見かけたし……」

 

蘭「(その時、声はかけなかったのかな……?って、なかなかかけれないよね……)ありがとうございます、望月さん……」

 

和葉「ほな外まで、探しに行ってみるわ!ホンマおおきにな!」

 

望月へとお礼を述べて蘭達は外に向かう。

 

 

 

 

クローバーヒルズ外

 

つみき「…居たわ。あそこ」

 

玲香「…………」

 

すると入り口近くで玲香が立っているのに気づく。

 

蘭「玲香さん……!!」

 

代表で蘭が声をかけると玲香は驚いた顔でな、何と聞く。

 

和葉「あのな、……森山社長とアンタの関係を、ちょっと、聞いてみたいんやけど……」

 

咲「もしかして二人って……」

 

恐る恐る質問する和葉と咲のに玲香は少し無言なってから……

 

玲香「………あーあ、ついにバレちゃったわね…」

 

つみき「!!」

 

蘭「………!(やっぱり………)」

 

困った様に笑うのに玲香は森山社長と付き合っていた事は当たっていたと判明する。

 

玲香「確かに私は、以前、森山社長と付き合っていたわ……」

 

つみき「……()()?今は違うの?」

 

出てきた言葉につみきは問う。

 

玲香「ええ……1か月前くらいかしら……仕事で忙しくなる、だから会えないと言われてそれっきり、連絡が来なくなったの……それと同じ頃にあの新鋭建築家……島崎可南子さんと話す姿を見かける事が多くなっていったわ……」

 

咲「えっ……じゃあもしかして森山社長の新しい恋人って……」

 

出てきた言葉に咲は驚いて呟く。

 

玲香「さあ、そこまでは知らないけど……」

 

つみき「……けど?」

 

少し言葉を切った玲香は空を見上げてからつみき達に視線を戻す。

 

玲香「…………私の前の恋人にも、連絡をぷっつり断ち切って別れていたからついに私もか、と思ったわ……」

 

蘭「倉元さん………」

 

寂しそうに呟く玲香に蘭は悲しそうに顔を歪める。

 

咲「(クールな表情しているけど心の中は寂しそうね…)

 

玲香「でも、3日前にこんなプリントが社内便で来たの……」

 

そう言って懐から玲香は紙を取り出し、つみき達は内容を見る。

 

『セレモニーが行われる今度の土曜日……水槽の掃除を理由に『珊瑚の夢』に一人で居てくれ。キミに話がある…誰にも邪魔されたくないから、配慮してほしい……』

 

和葉「………社内便って、オフィスにある箱に相手の部署と名前を書いておくとバイトの子らが封筒持って、各部署に送り届けてくれるってシステムやんな……?」

 

つみき「……メールは使わなかったの?」

 

封筒に押されていたのを見て思い出して呟く和葉の後につみきが聞く。

 

玲香「『メールは必ず、サーバーを経由する……覗き見られる可能性があるから、スキャンダラスなメールは出さない……』彼はそう言って、逢引きの約束には社内便を使うことが多かったの……」

 

そんなつみきの質問に対して玲香はそう返す、

 

つみき「…そのプリント、少し貸してもらえないかしら?」

 

玲香「ええ、大丈夫よ……ただ、警察は気になる事を言ってたの……」

 

和葉「えっ……?どんな事や?」

 

手渡しながらそう言った玲香に和葉は質問する。

 

玲香「確かにこれは、森山コーポレーショングループの使っているプリンターから印刷されたものらしいんだけど……この書類がピックアップされた時間……3日前の午前中には、社長は社内にいなかったみたいなの……」

 

蘭「そ、そんな……!」

 

つみき「……じゃあこのプリントは犯人によって偽造されたもの……?」

 

告げられた事に蘭達は驚き、つみきは自分の手の中にあるのを見て呟く。

 

玲香「ええ、多分ね……何が理由かはわからないけれど…私は犯人の思うがままに動いてしまったのかもしれないわ……」

 

蘭「………」

 

つみき「……そのことを真実カードにしてもいいかしら?」

 

自嘲する玲香に蘭はどう言えば良いか分からず、つみきは心苦しいがそう聞き、玲香は良いわと返したので『社内便での呼び出し』と言うタイトルで真実カードにする。

 

つみき「(……人の恋を犯罪に利用するなんて許せないわ……)」

 

作り上げた真実カードを睨む様に見ながらつみきはそう決意するのであった。




榊「次回『着々と集まる真実』だぜ」
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