東方紅目録   作:家鴨

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十三話 文々。新聞

「んー、これも違うなぁ……無いのかな…?」

 

私達はルークが元の幻想郷に戻れるようにそれが書いてある本を探している。

ただ、なかなか見つからず、そろそろ無いのかと思ってくる。

 

「おーい!こっちは全部見終わったけど無かった!茜ちゃん、フラン!そっちは?」

「私の方も今の所ないよ。アカネお姉様は?」

「んー、私の方もないかな……でも全部読み終わってないから……」

 

すると、数冊、フランが持って行く。

 

「私も手伝うよ!」

「ありがとう。私、本を読んだ事がなくて……」

「俺も手伝う。にしても本を読んだ事が無いって珍しいな?」

「う、うん…その…私の家は、珍しかったから…」

 

とても虐待を受けていたなんて言えずに珍しいと言って誤魔化す。

ルークは「なるほどな」と言って読むのを手伝ってくれた。

 

△▽△▽△▽△▽△▽

 

「……全然ないね…」

「そうだな…小悪魔に貰った本を全部読んだけど無かったな…」

「パチュリー!」

 

フランがそう呼ぶと、パチュリーさんがやってくる。

 

「どうしたの?フラン」

「外に物知りな人っている?」

「物知りな人?分からないわね」

「そっか…」

 

そう言う会話を聞いた後にルークが口を開く。

 

「なら、人里に行ってみるか?」

「ひとざと?」

「人がいっぱいいる所だ」

「人が……」

 

私は顔を伏せる。

人か…人……で、でもルークは優しい。

きっと…他にも優しい人はいるはず……

 

「その人里ってところには物知りな人がいるの?」

「まーな。少ないけどいるぞ」

 

その時だった。

扉が開く音がして、一人の女の子が入ってきた。

 

「号外でーす!!文々。新聞でーす!!」

 

すごい元気……

 

「あら、いつもは美鈴に渡して終わりなのに中に入ってきたのね」

「はい!ビックニュースなので皆さんに知って欲しくて!どうぞ!」

 

そしてパチュリーを始め、小悪魔さん、フラン、ルーク、私に渡す。

その時にルークと話していた。

なんでもうちの中でいいネタになってるとか。

 

「いやー!凄いですよ!別の幻想郷から来たなんて!今度是非、取材させてください!」

「……まぁ、いいか(別の幻想郷だし)」

「やった…!」

 

そして私に回ってくる。

 

「あ!初めましてですね!私は清く正しい射命丸 文です!」

「あ、えっと松村 茜です。よろしくお願いします」

 

そして配り終えると出ていった。

 

「……嵐みたいなやつだな…」

 

そして私達は新聞を見る。

そこには

 

謎の切れ目出現!

 

と書いてあった。

 

「切れ目?ルーク、切れ目って…」

「…間違いない。俺達が通ってきた切れ目だ」

 

そして文のところには『時間が?つと消え、また?び??かに?れる』と書いてあった。

読めないところがあったからルークに聞くと、『時間が経つと消え、また再び何処かに現れる』と読んで教えてくれた。




太琥様、本当にコラボありがとうございます!

それではまた次回!!(まだ続くよ!)
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