「んー、これも違うなぁ……無いのかな…?」
私達はルークが元の幻想郷に戻れるようにそれが書いてある本を探している。
ただ、なかなか見つからず、そろそろ無いのかと思ってくる。
「おーい!こっちは全部見終わったけど無かった!茜ちゃん、フラン!そっちは?」
「私の方も今の所ないよ。アカネお姉様は?」
「んー、私の方もないかな……でも全部読み終わってないから……」
すると、数冊、フランが持って行く。
「私も手伝うよ!」
「ありがとう。私、本を読んだ事がなくて……」
「俺も手伝う。にしても本を読んだ事が無いって珍しいな?」
「う、うん…その…私の家は、珍しかったから…」
とても虐待を受けていたなんて言えずに珍しいと言って誤魔化す。
ルークは「なるほどな」と言って読むのを手伝ってくれた。
△▽△▽△▽△▽△▽
「……全然ないね…」
「そうだな…小悪魔に貰った本を全部読んだけど無かったな…」
「パチュリー!」
フランがそう呼ぶと、パチュリーさんがやってくる。
「どうしたの?フラン」
「外に物知りな人っている?」
「物知りな人?分からないわね」
「そっか…」
そう言う会話を聞いた後にルークが口を開く。
「なら、人里に行ってみるか?」
「ひとざと?」
「人がいっぱいいる所だ」
「人が……」
私は顔を伏せる。
人か…人……で、でもルークは優しい。
きっと…他にも優しい人はいるはず……
「その人里ってところには物知りな人がいるの?」
「まーな。少ないけどいるぞ」
その時だった。
扉が開く音がして、一人の女の子が入ってきた。
「号外でーす!!文々。新聞でーす!!」
すごい元気……
「あら、いつもは美鈴に渡して終わりなのに中に入ってきたのね」
「はい!ビックニュースなので皆さんに知って欲しくて!どうぞ!」
そしてパチュリーを始め、小悪魔さん、フラン、ルーク、私に渡す。
その時にルークと話していた。
なんでもうちの中でいいネタになってるとか。
「いやー!凄いですよ!別の幻想郷から来たなんて!今度是非、取材させてください!」
「……まぁ、いいか(別の幻想郷だし)」
「やった…!」
そして私に回ってくる。
「あ!初めましてですね!私は清く正しい射命丸 文です!」
「あ、えっと松村 茜です。よろしくお願いします」
そして配り終えると出ていった。
「……嵐みたいなやつだな…」
そして私達は新聞を見る。
そこには
謎の切れ目出現!
と書いてあった。
「切れ目?ルーク、切れ目って…」
「…間違いない。俺達が通ってきた切れ目だ」
そして文のところには『時間が?つと消え、また?び??かに?れる』と書いてあった。
読めないところがあったからルークに聞くと、『時間が経つと消え、また再び何処かに現れる』と読んで教えてくれた。
太琥様、本当にコラボありがとうございます!
それではまた次回!!(まだ続くよ!)