スター☆トゥインクルプリキュア 〜星々達の煌めき〜   作:シロX

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今回の話からスピード展開です。

では、本編をどうぞ!


第7話 敗北と望むもの

『――流星、正直ウザいんだよ』

 

『――何でそうなるんだよ』

 

『――いつも俺に頼ってばかりでイラつく。たまには自分で考えろよ』

 

『――怒らないでよ。僕たち友達だろ?』

 

『――あんなの口だけだ。お前の事など最初から友達なんて思ってない』

 

『――そんな…何で!?』

 

『――勝手に友達と信じていたのはお前だけだ。お前みたいな力も無く他力本願な奴誰も友達と思っちゃいないぜ』

 

 

『――友達って言ってたじゃないか。どうして…』

『――もういい…どうせ力があっても嫌と感じられば裏切られ、捨てられる。人なんか信用しない。頼りにしちゃいけないんだ』

 

『――人間なんて……大嫌いだ!!』

 

 

「っ!夢か…」

 

まだ日も出ていない時間、流星は夢で数年前の出来事を見てしまい飛び起きた。

 

「嫌なことを思い出してしまったな」

 

流星はそのまま起き上がり、ロケットの外に出た。

 

「同じ過ちは繰り返さない。絶対に信じるものか。あいつらの事も」

「強くなる。そして、僕の存在価値を知らしめてやる!でないと僕は…」

 

数分後、流星はロケットに戻りまた眠りにつくのであった。

 

 

//////

 

日が昇りひかるたちが集まりだし、ひかるがサザンクロスを見たいが為に宇宙に行きたいと言い始めた。

 

「ララ、流星はあれからどうしてる?」

 

「部屋から一歩も出ていないルン」

 

「ちょっと言い過ぎたかも…」

 

「えれな気にするなでプルンス。あの事はしょうがないでプルンス」

 

「流星君にも声かけてみるよ!」

 

ひかるは流星の部屋の前に来た

 

「サザンクロス見るついでに、プリンセススターカラーペンも集めるけど流星君はどう?」

 

「ついでって何ルン」

 

だが、返事は返ってこず

 

「流星君、とりあえず宇宙に行きますから出発する時には気をつけてください」

 

それでも返ってこず

 

「どうしようもないルン」

 

4人は流星を気にしつつ出発するのであった。

 

 

 

//////

 

「プリンセスの力未だ手に入れられず…プリキュアに取られるとは…」

 

言い放つガルオウガ

 

「感じる。あのお方を…」

 

禍々しいオーラを放つ水晶から突然、カッパード、テンジョウ、アイワーンに襲い力を与えた。

 

「パワーがみなぎる!」

 

「あのお方のご意思か…皆で行け!」

 

ガルオウガはワームホールを作りカッパードたちを送り出す。

 

「では、わたくしも行くとしますか」

 

ハデスも続き出撃する

 

 

//////

 

ロケットは、プリンセススターカラーペンがあると思われるクマリン星についた。

そこで、その星に住んでいる「クム」って言う人が案内してくれるが

 

「ちょっと待つルン。流星に言わないと」

 

「あっ!そうだね、わたしが――」

 

「それでしたら、わたくしが行きます」

 

ひかるの代わりにまどかが流星を呼びかける事に

 

「流星君、これからわたくしたちはペンを探します。一緒にどうですか?」

 

やはり返事は無い

 

「では、気が向いたら来て下さい。待っていますので」

 

まどかはその言葉を残してみんなの所に向かった。

 

「どうだった?」

 

「やはりダメです…」

 

「こうなったら無理矢理来させるでプルンス!」

 

「無理矢理はダメだよ!」

 

「ひかるの言う通りルン!…仕方ないからわたしたちだけで探すルン」

 

そう言ってひかるたちはペンを探しに出かけた。

 

「行ったか…」

 

その様子を流星はロケットの中から見る

 

『流星様、何故皆様と行かなかったのですか?」

 

AIは流星に尋ねた

 

「珍しいなAIが質問なんて。…簡単に言えば離れてれば見えてくるのもあるって事だよ」

 

『わかりません』

 

「いいさ、それより少し話そ。暇なんだよね」

 

 

//////

 

どれくらい時間が経っただろう。ずっとAIと話し込んでいた。

 

ピロリン♪

 

『ララ様から通信です。緊急事態の様です』

 

「緊急事態とは?」

 

『ノットレイダーに負け、ロケットで逃げるとの事です』

 

(そうゆう事か。それなら…)

「僕が出る。急いでくれ」

 

 

ロケットがみんなの元へ着いた

 

『ララ様お待たせしました』

 

すぐさま、プルンスがひかるたちを回収しロケットに滑り込んだ

 

「みんな乗ったでプルンス!」

 

『では、後はお任せします…流星様』

 

「あぁ」

 

流星はロケットに外に出ようとする

 

「流星君!?待って下さい!!」

 

「何処に行くルン!」

 

「倒す。それだけの事だ」

 

「いくら流星でも。相手は今までよりパワーが上がっているんだよ!」

 

「流石の心意気です。そして待っていましたよ白いプリキュア」

 

ハデスが流星たちの前に現れる

 

「誰だ?」

 

「わたくしはハデスと申します。それより良いのですか?お友達が心配していますけど?」

 

「関係ない。みんなが負けた以上僕が守らなければいけないから」

 

「嘘ですね。貴方はそんな事を微塵も思ってないですね」

 

「「「「!?」」」」

 

「何を根拠に――」

 

「この機械です。これは大まかに相手の心が分かるのです。その結果、貴方がお友達の事を信用してないと言うのが手に取るように分かります」

 

「っ!?」

 

その言葉に流星が反応する

 

「それって本当ですか!?」

 

「はい、本当です。流星様は皆様の事を最初から信頼していない…ですよね?流星様」

 

「黙れ。カラーチャージ」

 

アースに変身し戦いを仕掛けようとする

 

「AI!そろそろ出発しろ!」

 

ロケットが出発する直前

 

「わたくしも――」

 

「来るな!!」

 

「っ!?」

 

「邪魔なんだよ…」

 

ロケットが飛び立ち、その場に残ったのはアースにハデス、カッパードたち4人であった

 

「良かったのですか?」

 

「言ったろ?倒すって」

 

「ハデス様後は頼みました」

 

バケニャーンたちはひかるたちの後を追い始める

 

「待て!」

 

「貴方の相手はわたくしではないのですか?」

 

「くっ!はぁぁ!!」

 

「いきますよ!」

 

 

 

「な…何だと…!?」

 

あれから、戦いとは程遠いぐらいアースは一方的に叩き潰された

 

「落ち込まないで下さい。貴方は十分強いです。けど、相手が悪かっただけです」

 

「な、舐めるなぁ!!」

 

アースは怒りのままにビッグバンスタイルに変身した

 

「ふんっ!であ!」

 

「いくら力が強くても当たらなければ意味が無いですよ」

 

「当たりやがれっ!」

 

アースは拳を振るうが全てかわされる

 

「だったら、コイツならどうだ!ビッグバン・スラッシュ!!」

 

ハデスは避ける素ぶりを見せず直撃した

 

「ハァ…ハァ…」

 

「流石のわたくしも、ちゃんと防御しなければ危なかったですね」

 

ダメージは受けたもののハデスはまだ余裕をみせ立っていた

 

「嘘…だろ…」

(実力の差が違い過ぎる…)

 

「少しお話をしましょう」

 

「っ!?何だと!!」

 

あまりの事にアースはさらに怒りを増す

 

「怒らないで下さい。貴方にとってとても有意義なお話です」

 

ハデスは当初の目的を話し始めた

 

「わたくしたちは貴方を仲間にしようと思っています」

 

「僕を仲間に?」

 

「そうです。こちらに来れば望むもの全て手に入ります」

 

「信用ならない」

 

「でしょうね、ですが心配ありません。言ったでしょう、望むもの全て手に入りますと」

 

「全て…」

 

「貴方は今まで人を信用して来ませんでした。けれど、わたくしたちは違います。絶対に裏切りません」

 

「裏切る事はしなくても捨てる事はある」

 

「その心配もありません。マスターにより貴方が望む力を与えます」

「力も信頼も全てここにあるのです!貴方は頑張りました。その溜まりに溜まった心の闇を解き放ってはいかがでしょうか?」

 

その言葉に少し考え迷った結果

 

「……そうかもな。その方が楽かも知れない…」

 

「歓迎します!!では、共に行きましょう!」

 

 

 

 

アースはその言葉に乗りハデスと闇の中へ消えていった。自分が求めるものを手に入れるために




次回からは少し時間が経った後の話になります。大体、ララが学校に行き出したぐらいまで進みます。

ここまでの拝読ありがとうございます!
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