スター☆トゥインクルプリキュア 〜星々達の煌めき〜 作:シロX
当たり前の様に宇宙に行くプリキュア一行
「地球暑すぎ~」
「それ何?」
「かき氷機だよユニ~」
「何でロケットに?」
「家の冷蔵庫が壊れているから、分けてもらおうかと」
「ロケットの冷蔵庫も調子が悪いルン」
それを聞いてひかるはぐったりする
「かき氷フワ?」
「ちべたくて美味しいの!」
「一度食べてみたいでプルンス~」
「うちも毎日弟と妹たちに作ってるよ」
「本当!?えれなさんの家に行けば食べられるの!?」
「ただし、その日やる夏休みの宿題を終わらせた後でね」
「8月の終わりまで食べれないじゃん…」
いつもと変わりない話をしている中
「……」
「まどか暗い顔をして大丈夫か?」
「えっ、そんなことないです」
「まどかさんも宿題で憂鬱なの?」
「いえ、もう半分は終わりました」
「夏休み2日目で!?」
「何か心配事ルン?」
「ピアノの練習を…しなきゃって」
今度の悩みはピアノの事らしい
「あの…ユニ」
「うん?」
「マオの歌を歌う時に、何か気を付けている事とかありますか?」
「何故、あんなにも観客を引き付けられるのですか?」
「…」
「ユニ?」
「ごめんなさい。わたくし余計な事を聞いてしまったみたいですね」
「別に」
ピロリン♪
まどかのペンダントからみずがめ座の反応がした
「反応はあの星からです」
「なんか雪だるまみたいだね」
その星に降り立つと、雪と氷だけの星だった
「お前ら、そのロケットに乗って来たのか?」
そこへ1人の雪だるまが話しかけてきた
「キラやば~☆雪だるまが喋った!?」
「オレの名前は『ユキオ』だ。雪だるまじゃない」
「この星の方ですか?」
「ああ」
どうやらこの星の住人で「ユキオ」と言うらしい
「この『アイスノー星』じゃ、ちょいと知られたイケメンさ。クールだろ?」
「「「「「「……」」」」」」
「反応薄いな。あっ、鼻がダメか?」
鼻を取り外して色々な物を取り替えしていた
「そろそろ誰か反応して上げなさい」
「そう言われても」
「そしてこれが…とっておきのイケメン鼻さ!」
ユキオが付けた鼻はプリンセススターカラーペンだった
「その鼻…じゃなくて、そのペンを譲って貰えないでプルンス?」
「うん?駄目」
「早っ!」
「迷いの無い返事だ」
「お願いします!何でもするから!」
ひかるが土下座して頼み込む
「う~ん……あっ!イルマ~」
ユキオがある女の子の元へ駆け寄る
「昨日さぁ、転んだら鼻が折れちゃってさぁ!こんな風に」
ユキオは鼻に人参付けそれを折り食べた
「プププッ!」
「ちょっとひかる」
「だって面白いんだもん!」
「そう…」
イルマと言う女の子は何も反応せず飛んで行ってしまった
「素敵な子ですね」
「この辺りの村一番の美人さ」
「ちょっと冷たい感じでプルンス」
「何言ってんだ!イルマの笑顔は最高なんだぞ!」
「へぇ!どんな笑顔なの?」
「知らない!見たことないもん!」
「おいおい…」
イルマは一度も笑った事が無いらしい
「この星は何も無くつまらない星。だから笑ってくれないんだよ」
「そんなことないじゃん」
「はっ?氷だぞ?雪だぞ?何か面白い所があるか?」
ひかるはかき氷を作り始めた
「氷を食べるのか!?」
「「「「いただきま~す!」」」」
「甘いルン!」
「絶品でプルンス!」
「う~ん…上手い!」
ユキオも気に入ってくれた
「ユニは食べないのか?」
「わたしは…」
「隙あり!」
流星はユニのかき氷にシロップ全部かけてやった
「な、何するニャン!?」
「シロップ全かけは普通だろ?」
「だからってこの色は…」
ユニのかき氷は紫色になっていた
「味見するルン!」
パクッ!
「な、何とも言えない味ルン…」
「流石に僕でも1杯がいいかな」
「だったら何でやるの!?食べるから交換するニャン!」
それから氷の上を滑ったり雪合戦をして楽しんだ
場所を移動し氷柱がある所へ行き
コーン♪カーン♪
「すげぇ…氷で音を…」
キーン♪カーン♪
「イルマも一緒に笑ってくれるかな…」
「うん!きっと笑ってくれるよ!」
「イルマが笑ってくれたら、お礼にこれ譲るよ!」
ユキオはイルマを誘いに走って行った
「じれったいわね。笑わなかったらどうするのよ」
「うっ…」
「そんな悲観的になるなよ。大丈夫な筈だよ」
「どうしたの?こんな所に連れて来て」
「氷柱の音楽会さ!」
「音楽会?」
「まどかさんお願い!」
ひかるはまどかにスプーンを渡し変わり音を奏でるつもりだ
「分かりました」
~♪
氷柱を使って音楽を奏でる。だが、まどかはどこか恐い顔をして作業の様にしているため笑顔にするどころか、皆心配そうにまどかを見届ける
「なあユニ、お願いがあるんだけど」
「何?」
演奏が終わるがイルマの表情は変わらず
(笑顔を見せてくれない…わたくしに何が足りないの?)
「好きよ 嫌いよ どっちが本音♪」
「謎が 謎呼ぶ Comic Mystery Girl♪」
ユニが「コズミック☆ミステリー☆ガール」を歌い、まどかもそれに気づき合わせる
そこからは、ひかとララが手拍子をしプルンスとフワも盛り上げて、みんなもまどか自身も楽しくなっていく
(わたくしに足りなかったのは…楽しむ心)
ユキオもテンションが上がるが勢いで転ぶ
「鼻!へへへ…」
その様子を見てイルマは顔を隠して外へ走り出る
「イルマ~!」
ユキオも後を追いかけ流星たちも外へ出る
「出たわねお邪魔虫め!…あれは」
「きっとユキオを傷つけた、嫌われた。わたしが笑ったせいで…」
「丁度いい」
外にはテンジョウも居て落ち込んでいるイルマを目にした
「駒ちゃんたち!」
「「「ノットレイ~」」」
「煽れ団扇よ!ふくれろ歪んだイマジネーション!」
イルマがノットリガーにされ肩に二つ砲台がセットされている
「踏み潰しておしまい!」
「うわあっ!」
「ユキオ!…みんないくよ!」
「毎度歌うよ~」
「「「「「「スターカラーペンダント!カラーチャージ!」」」」」」
「宇宙(そら)に輝くキラキラ星!キュアスター!」
「天にあまねくミルキーウェイ!キュアミルキー!」
「宇宙を照らす!灼熱のきらめき!キュアソレイユ!」
「夜空に輝く!神秘の月あかり!キュアセレーネ!」
「銀河に光る!虹色のスペクトル!キュアコスモ!」
「全てを包み込む母なる惑星!キュアアース!」
「「「「「「スター☆トゥインクルプリキュア!」」」」」」
「ノットレイ!」
肩の砲台から巨大な雪玉を連発してきた
「開幕雪合戦か!こっちも負けねぇ!」
アースも対抗する為巨大な雪玉を作り始める
「いつもいつも、変身早々に変な事してないで戦って〜!うぎ〜っ!」
「スター引っ張らないで!雪玉は丸さが命なんだから!」
「「「ノットレイ!」」」
「しし座ミルキー・ショック!」
「てんびん座ソレイユ・シュート!」
ミルキーとソレイユで向かって来るノットレイたちを薙ぎ払ってく
「イルマー!目を覚ましくれよ!」
「ノットレイ!」
「うわあぁぁ!」
攻撃の目がユキオに変わり雪玉が襲う
「「ユキオ!」」
「スター急いで作るぞ!」
「もー!なんでわたしまで手伝わされているの~!?」
「イルマ…オレは君の笑顔が見たいんだ…」
「笑顔?ペンを渡せばわたしがいくらでも見せてやるわよ!」
その時、ユキオの鼻に刺しているみずがめ座のスターカラーペンが光った
「これがあればイルマは元に戻るのか?」
「ええ、必ず元に戻してみせます!」
「頼む!」
「任せて下さい!」
「プリキュア!みずがめ座セレーネ・アロー!」
みずがめ座の力で両肩の砲台を破壊した
「コスモ!」
「うん!」
「そう簡単に終わらない!踏み潰すのよ!」
「そいつはどうかな?」
ノットリガーの上には巨大な雪玉を構えていた
「僕とスターで自力で持ち上げるのは大変だったから、ブラックスタイルになってここまで移動させたぜ!」
「ちゃんと当ててよね!」
「くらえ必殺──」
「氷・大雪玉!」
重力に従って勢い良く雪玉をぶつけ倒した
「レインボーパフューム!行くニャン♡」
「プリンセススターカラーペン!みずがめ座!クルクルチャージ!」
「プリキュア!レインボースプラッシュ!」
コスモの技で浄化した
「みずがめ座フワ!」
「イルマ大丈夫?」
「フッ…ユキオ可愛い!」
イルマは笑い始めた
「嬉しいよ笑ってくれて!」
「アハハハ…」
思ってよりメチャメチャ笑う…
「わたしね、笑い出すと止まらなくなるの…だから…」
「わざと笑わない様にしてたの?」
「だって、ユキオに嫌われたくなくて…」
その後もイルマの笑いが止まることはなかった
「ユニありがとう」
「お礼なら流星に言うのね」
「えっ?」
「わたしは流星に頼まれて助けただけ」
「でも、本当にありがとう!流星君も」
ロケットの帰りにて
「帰ったらピアノの練習を早速始めます」
「あ~あ…夏休みの宿題もやらなきゃ」
「ひかる、宿題もまずは自分が楽しむ事ですよ」
また一つまどかは殻を破った
「…」を使い過ぎ問題
ここまでの拝読ありがとうございます!