スター☆トゥインクルプリキュア 〜星々達の煌めき〜   作:シロX

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震えるぞハート!燃え尽きるほどヒート!刻むぞ血液のビート!

言いたかっただけです。ではスタート!


第33話 熱いハートと限界突破

道中トラブルがあったがプルルン星の中心までやって来た

住人は皆、魚介類の姿が殆ど見られる

 

「美味しそう」

 

「その本能抑えろよ」

 

「どんな宇宙船でも直せる職人さんは何処にいらっしゃるのですか?」

 

「こっちヤン」

 

ヤンヤンに連れられ辿り着いた先は見た目ひょうたんの形をした建物に着いた

 

「フレアさんは元々プラズマ星人で、めっちゃ熱いヤンか!」

 

「フレアさ~ん!こんにちは~!」

 

ひかるが先行して入ろうと建物に一歩踏み込むと

 

「う?アチチチ!!…何なの~!?」

 

「うわぁ、上手に焼けました!…ってか?」

 

床が物凄い熱を持ちひかるの靴が少し焼けてしまった。そしてその中から

 

「一体何の用じゃけぇ」

 

体は羽釜で顔はメラメラと火で燃えてる人が出てきた。その人こそフレアさんらしい

 

事情を説明し、まずロケットを見てもらう事に

 

「「「カニ!カニ!カニ!」」」

 

「カニがロケットを運んでる…」

 

「ニャン!美味しそう…」

 

「だからダメだよ」

 

「カニって焼いても美味しいよ」

 

「後で作りなさい」

 

「2人とも…」

 

見てもらうと修理には特大の炎がいるらしく、弟子のタツノコの「タツ」が裏でその準備に取り掛かる

 

「これは何でプルンス?」

 

「風を送って親方の炎をメラメラさせるタツ」

 

ふいごと言う足で床の板を押して風を送る仕組みになっている。なんか、ジ○リ映画で見たことある光景だ

 

「おう嬢ちゃんたち!ロケットを直したいっちゅうならハートを見せぃ!」

 

「ハートを見せるって?」

 

「…!波紋の呼吸か!?」

 

「それはまた違うハートだと思います」

 

フレアさんこと親方に役割分担で流星、ひかる、ララ、ユニは燃料係。えれな、まどかはふいご担当と分けられた

 

「頑張ろう!みんな!」

 

「「「おー!」」」

 

「…てか、役割的に風を送るのは僕なんじゃ…」

 

「始めるタツ!」

 

「ファイヤーじゃけぇ!」

 

親方の合図で作業を始めるが

 

「イカ!」

 

「タコ!」

 

「もうちょっと他の掛け声は無かったの?」

 

「流星も扇いでニャン」

 

燃料組はステーキを焼いて、それを親方に食べさせる形

 

ふいご組はというと

 

「イマイチ燃えないじゃけぇ」

 

「え~?」

 

「もっと速く踏んでみましょう!」

 

スピードを上げるもそれをずっと維持出来る訳無く疲れ果てて足を止めてしまった

 

「フン、情けないの~……お前らのハートはそんなもんか~!」

 

「「!?」」

 

その時、運悪く雨が降って来て慌てて雨宿りをするのだが2人だけその場にへたり込んでいた

 

「2人とも風邪引くぞ」

 

「流星こそ…」

 

「流星君も速く雨宿りを…」

 

(こりゃあ重症だな)

 

2人の心配しつつも建物に避難する

 

止むまで建物の中で休憩をするが先程の事を気にしてえれなとまどかは落ち込んでいる

 

「そんなに落ち込むなよ。次は僕も頑張るから!」

 

「釜土の火は弱めといた。取り敢えず中で休め」

 

中で休んでいるとユニが疑問に思ってたことを口にする

 

「プラズマ星といえば熱い火の星でしょ?そのプラズマ星人のあなたがどうしてここに?」

 

「フッ…どうしてかのう。よく分からんじゃけぇ。ただのう、とにかく見てみたかったんじゃ」

 

簡潔に説明してくれた。親方は、故郷のプラズマ星でプルルン星の事を知り「行ってみたい」の気持ちだけで身内からの反対を押し切って旅だったらしい。自分のハートにを信じて

 

「おっと、ワシとした事が喋り過ぎた。すっかり弱火になっちまったじゃけぇ。おい、中でサンゴインステーキを焼くじゃけぇ」

 

えれなとまどかを残し、ひかるたちは親方に付いて行く。流星はというと物陰に隠れ2人の様子を見る

 

話してる内容は詳しくは聞こえなかったが、お互いが普段相手の事をどう見えているかの話なのは理解した。自分では気付かなかったり当たり前だった事の言い合いで。そして自然と笑顔になっていた

 

「…どうやら僕の出番はないみたいだな。……ここであの有名台詞言うか!だがこれ以上の流用は危険だ。けれど言いたい…」

 

1人で謎の葛藤をする流星。そして外からは覚えのある声が聞こえた

 

「水も滴るいい男!カッパード!参上!」

 

「カッパード!」

 

「水の星!最高だ!」

 

「まるで水を得た魚だな」

 

「今日はすこぶる調子がいい!」

 

「みんな!」

 

「いくよ!」

 

「ええ!」

 

「元気に歌いますか!」

 

「「「「「「スターカラーペンダント!カラーチャージ!」」」」」」

 

「宇宙(そら)に輝くキラキラ星!キュアスター!」

「天にあまねくミルキーウェイ!キュアミルキー!」

「宇宙を照らす!灼熱のきらめき!キュアソレイユ!」

「夜空に輝く!神秘の月あかり!キュアセレーネ!」

「銀河に光る!虹色のスペクトル!キュアコスモ!」

「全てを包み込む母なる惑星!キュアアース!」

 

「「「「「「スター☆トゥインクルプリキュア!」」」」」」

 

今回は珍しくアースはビッグバンスタイルからのスタート。最近使用頻度が少ないための配慮なのだろう

 

「まだロケットは修理出来ていないようだな」

 

「お前一体なんじゃけぇ!」

 

そこへ親方たちも騒ぎに気付き中から出てきた

 

「なるほど、プラズマ星人にロケットを修理させようという訳か。ならばその炎消してやろう!」

 

「カッパード・ストライク!」

 

雨のせいか、いつもよりパワーが上がっている。親方に当たり顔の炎が小さくなってしまった

 

「「親方!」」

 

「あの河童完全に仕留めにきてる」

 

「そうはさせない!」

 

ソレイユとセレーネが庇う様に前に出る

 

「親方の熱い炎は!」

 

「わたくしたちが守ってみせます!」

 

「お前たち…」

 

「面白い。行け!ペンを奪うのだ!」

 

「「「「ノットレイ~!」」」」

 

カッパードの背後からノットレイの大群がアースに向かって来る

 

「やあ!」

 

「ルン!」

 

「はっ!」

 

「あらよっと!」

 

「「「「ノットレイ~」」」」

 

「その程度!水を得たカッパードは無敵!」

 

縦横無尽に技を放ち建物を破壊していく

 

「今日は気分がいい。思う存分遊んでやろう!」

 

「はあぁぁ!」

 

「はぁ!」

 

ソレイユとセレーネの同時攻撃を仕掛けるもいとも簡単に防がれた

 

「フッ無駄だ!」

 

カッパードの放った技が流れでヤンヤンにに襲い掛かる

 

「危ないでプルンス!」

 

「プルンス!」

 

ヤンヤンを突き飛ばし、代わりにプルンスが流れ玉に当たりそのまま地に伏せた

 

アースたちはノットレイたちに囲まれ苦戦していた

 

「これじゃキリがないよ!」

 

「ミルキー、コスモにペンを!コスモは隙をついていつものお願い!」

 

「隙ってどうするつもり?」

 

「新技を試す」

 

「新技ルン?」

 

アースは右拳にエネルギーを集中させる

 

「スラッシュ系統の技が広範囲なら、この技は一点集中の超攻撃型!」

 

「プリキュア!ビッグバン・スマッシュ!」

 

拳を思いっ切り地面に叩きつけ、その衝撃でノットレイたちがが空中に放り出される。スマッシュは放つのでは無く直接ぶつける為威力はスラッシュより格段に上

 

「今だ!」

 

「レインボーパフューム!行くニャン♡」

 

「プリンセススターカラーペン!しし座!クルクルチャージ!」

 

「プリキュア!レインボースプラッシュ!」

 

「「「「ノットレイ~!」」」」

 

ノットレイは全て一掃した残りは

 

「カッパード・ストライク!」

 

「「くぅ…うぅ…」」

 

特大のカッパード・ストライクを受け止めるがそれがやっと

 

「諦めるんだな。これがお前たちの限界なのだよ!」

 

「諦めない!」

 

「わたくしたちは諦めません!」

 

「限界は…限界は…超える為にあるんだ!」

 

「熱いハートがある限りわたくしたちに限界などありません!」

 

「「はぁぁ!」」

 

ソレイユとセレーネのパワーが急激に上がり跳ね返す

 

「おとめ座ソレイユ・シュート!」

 

「いて座セレーネ・アロー!」

 

二つのプリンセスの力が合わさりカッパードを吹き飛ばした

 

「くっ…今日はここまでとしておこう」

 

 

 

 

 

////////

 

「雨止んだじゃけぇ」

 

「「親方!」」

 

「なんじゃけぇ?」

 

「もう一度やらせて下さい!」

 

「ロケットを直してサマーン星に行きたいんです!」

 

親方は2人の目を見て

 

「タツ!始めるじゃけぇ!」

 

仕切り直しでロケットを直す為に更に気合いを入れる

 

えれなとまどかの息も合っていき頑張って必要量の火力が出来た

 

「てか、燃え過ぎ…」

 

こうしてロケットは無事に修理が出来た

 

「親方!」

 

「「「「「「ありがとうございました!」」」」」」

 

「うむ!熱いハートを忘れるなじゃけぇ」

 

「「はい!」」

 

ロケット裏ではプルンス、フワでヤンヤンと話していた

 

「助けてくれてありがとうヤン」

 

チュッ

 

ヤンヤンからのキスでその場でプルンスが溶けた

 

遠くからその様子を流星が

 

「あんなにデレデレしちゃって」

 

「流星君もあれ位の反応が合った方がわたくしは嬉しいですけどね」

 

別れを済ませ、ロケットが旅立ち流星たちは惑星サマーンに出発するのであった

 

 

 

 

 

////////

 

ゾディアークの基地

 

「これだけ集めれば充分ですかね」

 

かなりの荷物を抱えてハデスは一息つく。

 

そこへ

 

「へぇ〜、こんな所で何してるの?」

 

「…貴方は誰ですか?」

 

見た目は流星たちと変わらない小さな少年。後ろに長い黒髪を結び右目が隠れていて、布切れ一枚の状態

 

「やだなぁ〜、忘れちゃったの?しょうがないか…こんな姿だもんね」

 

その少年は少し力を入れハデスに自分が誰なのかを分からした

 

「この力…まさか!貴方様は!」

 

「そう!気づいた?僕は君が慕ってる『ゾディアーク』だよ!」

 

「これは飛んだ御無礼を失礼しました」

 

ハデスは膝を付き頭を下げ謝罪する

 

「気にしないで。まだ、完全に復活した訳では無いからこんな姿を見せてる僕も悪い。ところで……最近プリキュア に苦戦してるようだね」

 

「誠に申し訳ありません…」

 

「あちらも力を付けている。さて、どうしたいいか…」

 

「ゾディアーク様!実はお願いを聞いてもよろしいでしょうか?」

 

「君からお願いだなんて珍しいね。いいよ言ってみて」

 

ハデスは了解を得て先程持っていた荷物を見せる

 

「これは『ムゲン石』と言いまして、一度きりですが時空をも超える力を秘めている石で御座います」

 

「それから?」

 

「この石でわたくしの後任の部下を作って頂きたいのです」

 

「理由を聞いても?」

 

「この先、プリキュア との戦いは激しくなります。万が一、わたくしが倒れたりしたらマスターを守る者が居なくなります。ですので…」

 

「なるほど、その石を核に新たな部下を僕に作れと」

 

「……」

 

ゾディアークは少し考え

 

「…分かった。確かに戦力の増強は増やして損は無い」

 

「ありがとうございます!そして最後にこれを」

 

いくつかある石の中で4つ取り出した

 

「この4つは特に純度の高いエネルギーを蓄えています。これをマスターに。力を高めるのに役立つかと思います」

 

「そうか。有り難く使わしてもらうよ」

 

ゾディアークはその4つの石を握り力を吸収した

 

「かなりの力が入ったな。入ったついでだ!」

 

ゾディアークはハデスに今まで以上の力を分け与えてくれた

 

「この力は!」

 

「その力でプリキュア を倒すのだ!」

 

「はっ!マスターの悲願の為にもこの命を懸けます」

 

「頑張ってくれ。僕の悲願である『宇宙平和』の為に…ね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして、不完全だが復活した事により今より劇的に戦いは加速する

 

「誠に申し訳難いのですが……サイズの合った鎧を貸しましょうか?」

 

「あ〜ごめんごめん!」




内容がアレなので今更ながら「原作沿い」のタグを追加しました。使い方合ってるよね?

次回は強引にオリストを挟みます
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