スター☆トゥインクルプリキュア 〜星々達の煌めき〜   作:シロX

57 / 107
主人公のガチギレって面白いよね〜

しかも普段は濃厚な人程怒ったら

では、スタートです


第35話 俺と悪魔と変わりゆく者達

自分を知れって?とんでもない、自分を知ったら俺はきっと逃げ出すよ。

 

by ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昔ある所に、小さな小学1年生の少年がいました。

 

その少年は、困った人を放っては置けず、人の悲しみを自分の事の様に泣く心優しい少年だった。

 

少年はとにかく友達を大切にし楽しく穏やかに過ごしていた。

 

だけどある日事件は起きた

 

大切な友達を他クラスの奴から馬鹿にされそして──

 

 

気がつけば少年の手は血まみれだった

 

相手の顔は涙に鼻水、血でぐちゃぐちゃになってた状態。全治2ヶ月

 

少年は悟った、これは自分がやったのだと

 

少年は思った、この湧き上がるそれを封印しようと

 

そして少年は気づいた。自分は道を外そうと思えばいつでもそれが可能だという事に

 

『──俺……じゃない。僕だね』

 

少年は自分を偽った。二度と踏み間違えない為にも

 

月日が流れ、少年は青年へと成長した。

 

成長途中でもそれを抑えた

 

相手に裏切られようが何されようが

 

その青年は今どうしてるでしょうか

 

自身で押し殺したそれはいつ解き放たれるのか?

 

もし、その青年が長年封印したそれをを解放したら

 

誰も……手が付けられない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

////////

 

「この()──『星空流星』が!」

 

「『俺』ってアース?」

 

「スター、悪いがドミニの種を頼む」

 

「う、うん!」

 

スターがアースの口調に疑問を持つ

 

「おい、生きてるんだろ?立てよ」

 

「中々やりますね。今までとは桁違いの強さです」

 

「何言ってる。お前が弱いだけだろ?」

 

「ですが、まだまだですね」

 

ホワイトホールの力で回し蹴りが遠くにいたアースに襲いかかる

 

 

「弱くて、遅くて、脆い」

 

不意をついた攻撃でさえも動じる事無くハデスを見抜く

 

「何て面白いのでしょう!ここまで興奮するのは久し振りです!」

 

「ベラベラとうるせぇ。黙ってろ。出ないとその腕…捥ぐぞ?」

 

「黙るなんて勿体無い!それに、それで脅したつもりで──」

 

アースが一歩踏み出した瞬間

 

「これ…は?」

 

ハデスの腕を文字通り捥り取った

 

「もう一度言う、黙れ。3度目は…無い」

 

「とうとう堕ちるところまで来ましたね」

 

「……」

 

「アース…」

 

「セレーネ…か」

 

心配をしたセレーネが声を掛ける

 

「はっ!」

 

取れた筈の腕が暴れアースを殴り、そのままハデスにくっ付く

 

「わたくしの体は闇で出来ています。この程度問題無いです」

 

「まるでトカゲだな。だが、それがどうした?跡形も無く消せばそれで終わりだ」

 

「出来るならどうぞ」

 

「なら、遠慮なく」

 

 

 

 

圧倒的だった

 

 

「がっ!」

 

 

「ごほっ!」

 

 

「があぁ!」

 

 

アースは迷い無くハデスの腕や足など潰したり、吹き飛ばす

 

「フフ」

 

「やめて…」

 

「ハハは!」

 

「お願いだから…」

 

「もっと悲痛な叫びを聞かせろよ!!」

 

「お願いだからやめて下さい!!」

 

セレーネの声は届かず、白い悪魔は狂ったかの様に踊り笑い続ける

 

「ごはっ…あ…な…」

 

「さっきまでの威勢はどうした?」

 

「な…なるほど…これが星空流星の……本当の…実力」

 

「手は抜かない。逃げられでもしたら面倒になりそうだからな」

 

「貴方はもう後戻りは出来ません…それでも」

 

「何が『後戻り』だ。そんなものは俺に存在しない」

 

「大切な人を泣かせても…ですか?」

 

その言葉に後ろを振り返ると、セレーネは目に涙を溜めていた

 

「どうした、セレーネ?」

 

「流星様、貴方はもう……プリキュア という枠を超えた…ただの化け物ですよ…」

 

「俺が…化け物だと?」

 

アースは手に力を溜め、アース・スラッシュの構えを取った

 

「上等だ。大切な人を守れるなら…化け物にでもなってやる」

 

「イカれてますね…」

 

「イカれてるさ…とっくの昔から」

 

手を振り下ろす時、ハデスが目の前から消えた

 

「何だ?」

 

「悪いけど、ハデスにはまだ頑張ってもらう」

 

顔を見上げると、ハデスを担いだ鎧少年が居た。アースたちと見た目は同じぐらいの少年

 

「お前誰だ?」

 

「僕は『ゾディアーク』。君たちの敵だよ」

 

「お前がか……今はどうでもいい。そいつを寄越せ」

 

「駄目だよ。一旦引かせてもらうね」

 

ゾディアークはそのまま何処かへ消えて行った

 

「まぁいい…僅かな命を堪能するがいい」

 

 

「よんでるフワ!」

 

フワが何か感じ取り、スターパレスへ移動する事となった

 

 

「俺たちを呼んだのは…おうし座のプリンセスか」

 

「突然呼び立ててしまいすみません。ですが、伝えなくてはならない事が」

 

「プリンセスから呼ばれるなんてキラやば〜☆」

 

「…星空流星さん、貴方の心は酷く壊れかけています」

 

「冗談。俺の心は大丈夫です」

 

その言葉を聞いてもおうし座のプリンセスは安心出来なかった

 

「貴方はこれまでの戦いで傷ついてます。本来、別れるはずの無い人格をも無理矢理追い出したりと、無茶が続き今に至るのです」

 

「俺は別に…」

 

「そうですか…では約束して下さい。無茶はしないと、でないと本当に取り返しのつかない事態になります」

 

「…分かりました。ちゃんと抑える様に精進します」

 

そう告げてリンネ星に戻って来た

 

 

 

 

 

////////

 

「ジルさん、ドミニの種は俺が植えてもいいですか?」

 

「村の中なら何処にでも」

 

流星は1人土を掘り種をまいた

 

(ドミニ、最後まで輝いていたよ)

 

種を植えた後、他の人の種を植えリンネ星を旅立った

 

 

 

「流星君大丈夫ですか?」

 

「大丈夫だ!ちゃんとスイッチを切り替えて、いつもの()だよ」

 

「でしたら──」

 

まどかは流星の胸に顔を埋め

 

「約束して下さい。わたくしも、大切な人を失いたくないですから」

 

「…ああ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人間は決して自分から逃れられないのだということを忘れないようにしよう。

 

by ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ




プリキュア 要素がドンドン無くなっていく…

ここまでの拝読ありがとうございます!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。