スター☆トゥインクルプリキュア 〜星々達の煌めき〜   作:シロX

62 / 107
部屋の片付けをしたいで御座る

では、本編をどうぞ〜


第39話 フワと成長と12星座

遂に僕たちは、全てのプリンセススターカラーペンを手に入れ拍手喝采の気分なのだが

 

『──フワを育てるってこう言う事だったの!?』

 

『──フワ!』

 

未だにフワの変化に驚きを隠さずにいた

 

『──ですがまだです。フワの力は完全ではありません』

『──フワまだ成長の途中で『途中って!?』

 

『──ま…ま…ま…まさか〜!』

 

『──う〜ん…」

 

完全に成長した姿をアースとスターは思い浮かべてみると

 

『──あのふわふわのフワがー!!』

 

『──リセットもしくは特殊アイテムで戻せたりは?』

 

『──さ、流石に無理です』

 

『──くっ…!レベルの上げすぎか。……やはりBボタン連打は必須事項だったな!』

 

『──あの〜もしもし?』

 

アースは地面を叩きスターは頭を抱えていた。プリンセスもこのやりとりに些かお困りの様子

 

『──ともかく、フワを成長させなければなりません』

 

『──星の輝きも戻らず、宇宙の平和も訪れません』

 

 

 

 

 

「とまぁ、そんな感じでした!」

 

「流星誰に言ってるの?」

 

スターパレスから帰り、今はトッパーたちと先程までの事を話していた

 

「成長って言われてもなぁ〜」

 

「悠長な事言ってられんでアル!」

 

「ガルオウガも出てきたし、まだハデスとの勝負も付いていない」

 

「ふむ…こちらからノットレイダーに攻め込めれば…」

 

一番手っ取り早い事を提案するが現実はそう甘くはなかった

 

「ガルオウガのワープでしかノットレイダーがいる星には行けないわ」

 

「では、場所も分からぬか?」

 

「言えるのは、ブラックホールが近い宇宙の片隅とだけ」

 

「でも確か、流星の持ってるブラックホールペンって…」

 

「宇宙ってのは広いんだよ。外に出ればブラックホールなんていくらでもあるよ。ですよね、星奈先生!」

 

「うむ!よく勉強していますね流星さんや!」

 

2人で謎の握手をしてドヤ顔をしていた

 

「それより成長ってどうするでプルンス?」

 

「そうですね…」

 

「成長って言ったらやっぱりアレだよね?」

 

「ここは任せろ!」

 

「流星君から提案なんて意外」

 

「ではまず……レベリングしつつアイテムに装備を整えてだな」

 

「「「「「え?」」」」」

 

「その星で倒しやすいモンスターでもあさり最低でもレベルを10位ずつ上げてから他の星に移り、そのレベルに合ったモンスターでも相手にすれば良い。倒したモンスターからドロップ品を入手すれば、それを装備又は売却すればいつかの日に役立つだろう。その繰り返しをすればある程度は行けるだろ。後は最終進化が何レベかが問題だ。一般的なラスボスはその周辺に湧き出る雑魚キャラのレベルを基準とし、10〜20の差って所だな。スキルの組み合わせもその時に考えなくちゃな……。最後に忘れたらいけないのが──」

 

ご覧の様に1人ペチャクチャと喋り誰も寄せ付けないでいた

 

「早口で何言ってるか分かんないルン!!」

 

「それにゲームをベースに喋ってるよね!?」

 

「RPGって最高だよな!!」

 

「「「「「完全に話の方向性が逸れてる……」」」」」

 

ひかるたちは成長に当てはまると言えば「ご飯!」との事なので、プリンセススターカラーペンを使ってフワに色んな物を食べさせていた

 

「少しは冷やすといいわ」

 

全くお話にならない流星は、ユニにつまみ出され川の水に足を伸ばしてゆっくりしていた

 

「ユニはどんな姿になると思う?」

 

「凄い姿になるんじゃない?」

 

「僕の予想ではね」

 

今度はスターパレスで考えてた姿とは違う姿を想像する

 

「ベースはヒューマノイド系でね」

 

「はぁ…」

 

やれやれと思いつつ折角だから聞く事に

 

「背中に翼があって」

 

「はいはい」

 

「頭には光輪の輪とツノが2本に増えて」

 

「ふ〜ん……んん?!」

 

またも話がズレていくことにユニは嫌な予感を感じていた

 

「身長2メートルの筋肉ムキムキで片手に槍を構えてこう言い放つの!」

 

「ちょっと落ち着きなさい」

 

「『全ての宇宙と我が民はフワが守る……フワ!』みたいな!!」

 

「だから…ちょっと……」

 

「そして決め台詞は『ヒューマギアは全て破壊するフワーー!!』これに限るね!」

 

「もう勝手に言ってなさい……」

 

彼に付ける薬は無いのかと思わず考えてしまったユニさんである

 

「ねえ、流星君のペンも貸して〜」

 

「それはいいけど」

 

「どう?」

 

ペンを貸し出すついでにフワの様子も見ると

 

「ゲプッ」

 

「本当にこれでいいニャン?」

 

成長したのは体では無くお腹の方だった

 

「じゃ、みんなで遊ぶフワ〜!」

 

「えっ!?フワ〜!」

 

フワはその場から飛び立ち森の中へ飛んで行った

 

「待つでプルンス!」

 

「え?あれって…」

 

フワを追いかける中ひかるは空にワームホールがに気が付いた

 

「フワ!ビックリしたフワ」

 

縦横無尽に飛び回るフワが誰かにぶつかり、顔を見上げるとぶつかった人物はガルオウガだった。

流星たちも追い付くも既にフワはガルオウガの手の中に

 

「プリキュア…」

 

「ガルオウガ!フワを──」

 

「フワを寄越せ!」

 

そのまま連れて行くのかと思いきや何故かこちらに返してくれた

 

「フワ!」

 

「何?フワだと?全く姿形が違う……謀ったな!」

 

「「「「いやいやいや」」」」

 

「そうゆう訳では」

 

「ハッハッ!バカめ!引っ掛かりやがったな!!」

 

「「「「騙してない!騙してない!」」」」

 

「フン…まぁいい。お前達を倒して奪い取る!」

 

「みんな行くよ!」

 

お互い気を取り直して改めて向かい合う

 

 

 

「「「「「「スターカラーペンダント!カラーチャージ!」」」」」」

 

 

「宇宙(そら)に輝くキラキラ星!キュアスター!」

 

「天にあまねくミルキーウェイ!キュアミルキー!」

 

「宇宙を照らす!灼熱のきらめき!キュアソレイユ!」

 

「夜空に輝く!神秘の月あかり!キュアセレーネ!」

 

「銀河に光る!虹色のスペクトル!キュアコスモ!」

 

「全てを包み込む母なる惑星!キュアアース!」

 

 

「「「「「「スター☆トゥインクルプリキュア!」」」」」」

 

 

 

変身と同時に全員が飛び出すが

 

「っ!」

 

前回同様に腕輪の力で一瞬にして背後に周られ全員纏めて吹き飛ばされた

 

「プリキュア!」

 

「何事でアルか!?」

 

「やはり最初から全力で行かないと無理があるか」

 

「渡せ!ソイツを!」

 

「渡さない!」

 

すぐさま、プライムスタイルに変身したアースとスターが復帰し奇襲を掛ける

 

「ブラック・スラッシュ!」

 

「おうし座スター・パンチ!」

 

それでもガルオウガは容易にかわし、瞬間移動でアースとスターの間に接近していた

 

「奴を守ることばかりに意識を集中しているから隙が出来る!」

 

空中での回し蹴りで一気に2人を蹴り飛ばした

 

「違うよ!守るものが多ければ…大きければ!」

 

間髪入れずソレイユが踵落としで攻め込む

 

「それだけ!強い力になるんだ!」

 

「知った風な口を!」

 

「うわぁ!」

 

ガードからの脚を掴みそのまま投げ飛ばされる。けれどセレーネの矢がガルオウガを狙う

 

「フワを守りたい思いは誰にも負けません!」

 

今度はセレーネに狙いを定め瞬間移動で背後を取った

 

「自分を捨てる覚悟の無い者が!」

 

「セレーネ後ろだ!避けろ!!」

 

「何を守る!」

 

アースの声で後ろに振り返り防御するも、その豪腕は構わず上から叩き込みセレーネをダウンさせた

 

「守るものが多ければ強くなる?お前達は何も知らない!力無き者は何も救えぬ!」

「圧倒的な力の前では…全ては無力!わたしは星を、仲間を失った…」

 

その言葉にコスモは、自分のレインボー星の事もあり同情めいた感情に囚われてる隙を突かれ目の前まで接近を許す

 

「お前なら分かるな!この憤り!」

 

「きゃああ!」

 

「コスモ!」

 

「うぅ…」

 

「お前もそうだな」

 

今度はアースの目の前に現れた

 

「リンネ星での出来事どう感じた?何も出来ずに仲間が倒れる姿を見てどう思った?」

 

「……するな…」

 

「…」

 

「その話を!するなァァァ!!」

 

至近距離での渾身の一撃

 

「弱いからこそ救えない」

 

「っ!?」

 

技を出してないとは言え、プライムスタイルのアースの一撃をもらってもビクともせず立っていた

 

「それがお前たちの力だ」

 

両手でアースを叩き伏せ更には蹴り飛ばされた

 

「わたしは失った星の近くで居続けた。やがて星をも追われ、居場所を失った者達が集う地となり、我らの元にダークネスト様が現れた」

 

 

『──闇に追われし者達よ…我に従え!さすれば…力をあたえん』

 

 

「わたしは全てを捧げ力を得た。お前達は甘い!!」

「守るべきものが大きければ力が出るだと?たまたま拾ったソイツの為に力が?笑わせるな…お前達のその思いは只の可愛がり、ソイツを子供扱いしてるだけ!」

 

「自分の力が上だと思っているが故の発想!」

 

ミルキーへと瞬間移動すると同時に拳で遠くへ弾き飛ばした

 

「ミルキー!」

 

ミルキーの身を案じてスターが向かうのを、ガルオウガが捕まえ天高く放り投げる

 

「はっ!」

 

空中では受け身が取れないスターを、ガルオウガは両手で思いっ切り地面に向かって叩きつけた

 

「驕るな…プリキュア…!」

 

「「スター!!」」

 

「伝説の力を得て何でも守れると思ったか?」

 

「くっ……」

 

「思い知れ!」

 

ガルオウガの攻撃にスターが目を瞑り耐える様に力を入れる。だが、その攻撃を受け止めスターを守る者がいた

 

「何が…思い知れよ!」

 

「コスモ!」

 

「自分が星を守らなかったからって、ダークネストの力に頼って奪っていいはずがない!」

 

「ぬっ!?」

 

コスモは自分よりデカいガルオウガをガードの状態から跳ね除け後退させた

 

「フン!怪盗のお前に言われるとはな」

 

「痛い所を突くニャン!でも…もうたくさんなの。奪い取られるのは…失うのは!」

 

コスモの反撃で一撃からのサマーソルト、紙一重で避けられるも後退し入れ違いに電撃が走る

 

「自分が上だなんて思った事無いルン!ただ…守りたいって思っただけルン!」

 

「出会ったのがさ、ぬいぐるみだと思ったらさ…プリンセスの希望だったってだけだよ!」

 

「クッ…」

 

二度目のソレイユの踵落とし、またも受け止めて瞬間移動で逃げるも

 

「驕りなんてありません」

 

ガルオウガが逃げた背後にはセレーネが待ち受けていた

 

「ただ必死に…フワの事を思っていただけです!」

 

セレーネも掌でガルオウガを後退させる程の力で突き飛ばした

 

「確かにプリキュアになって…何でも出来るってちょっぴり思ってた!」

 

「セーイ!」

 

そしてスターとガルオウガの拳がぶつかり合う

 

「何も知らなかったから…」

 

「だから何だ!宇宙を知って強くなったとでも言うか!」

 

力の競り合いはやはりガルオウガが優勢。力で押されるもスターは体勢を整える

 

「違う!分かったんだ…宇宙って広いんだなぁって」

「色んな人たちがいて、色んな考えがあって、まだ…よく分からないし…あなたの事もめちゃくちゃ怖い…」

 

「でも、フワを守りたい!あの気持ちだけは変わらない!…ってか変えられない!」

 

「フワ…!」

 

その言葉を聞いたフワは何かを感じとった様子

 

「はぁぁ!」

 

「ぬぉぉ!」

 

「だから!」

 

ガルオウガの拳を避け懐に潜り込み

 

「ウッ!」

 

「わたしは…フワを守るー!!」

 

「ぐわっ!」

 

飛び出した勢いも乗せガルオウガにカウンターを決める

 

「みんな…!」

 

「御託はもういい!!」

 

ガルオウガは両手を空に掲げ力を溜め始め禍々しいオーラのエネルギー玉を投げる

 

「まとめて消し飛ばしてくれる!!」

 

スターたち5人に危機迫る時、フワがみんなを守る様に前に出た

 

「フワ!」

 

「守るフワ!フワも…プリキュアを守るフワ!」

 

「「フワを!」」

 

「「守る!」」

 

「みんなを!」

 

「「「「「フワを守る!!」」」」

 

「フ〜〜ワーーーー!!」

 

いつも守られてばかりのフワが初めて前に出て、みんなを守ると言うまでに成長していた。お互いが守りたい。そんな一心の思いが伝わったのか、5人のブローチから小さな光が飛び出し一つになるとあのペンが出現した

 

「あっ!あのペン!」

 

「スターパレスで見た!あの時の!」

 

 

「みんなの思い!重ねるフワ〜!」

 

「シャイニートゥインクルペン!」

 

「声を重ねるフワ!」

 

「キラキラ〜!」

 

「トゥインクル!」

 

「キラキラ〜!」

 

「トゥインクル!」

 

「「「「「イマジネーションの輝き!なりたい自分に!」」」」」

 

「星の力輝くフワ〜!」

 

「思いを重ねて!」

 

「「「「「プリキュア!スタートゥインクル・イマジネーション!」」」」」

 

 

新たなペン「シャイニートゥインクルペン」によって変化しスターたちはトゥインクルスタイルに変わり、フワを中心とし12星座の力がこもった虹色の星が放たれ、エネルギー玉を貫通してガルオウガに直撃する

 

「ぐわぁぁぁ!!」

 

遠くまで飛ばされて更にはさっきの一撃で腕輪をも破壊した。ガルオウガも倒し一件落着と見えたのだが、破壊された腕輪から黒いオーラが飛び出し形を整えていく

 

「ダークネスト様…」

 

「ダーク…ネスト…」

 

『とうとう…器が完成したか』

 

「器だと?」

 

『だが…器だけでは…』

 

ダークネストはフワの事をジッと見つめガルオウガを引き連れて姿を消した

 

 

 

 

 

////////

 

「ひかる!」

 

「フワ!ありがとう!」

 

「みんな…ありがとうフワ!」

 

ひと安心したところで、ひかるの持つシャイニートゥインクルペンが光りスターパレスへと移動した

 

「スタープリンセス!?」

 

「プリキュアありがとう。貴方達の思いがフワに力を与えたのです」

 

「じゃあ、これで惑星レインボーは!」

 

「……」

 

その問いに歯切りの悪く焦らされユニは文句を言う

 

「何?その沈黙!まだ何かあるわけ!?」

 

「ズケズケと言うなぁ…」

 

「そこがまたユニらしいですけど」

 

おうし座のプリンセスが少々戸惑いつつも話す

 

「まだ完成ではありません」

 

「最後の希望を真の形にする為には集めなくてはなりません」

 

「またかよ!?」

 

「集めるって?」

 

「トゥインクルイマジネーション」

 

「トゥインクルイマジネーション?」

 

「それが、フワを大いなる力へと導きます」

 

「大いなる力…ルン?」

 

「何処にあるって言うの?」

 

「それは貴方方自身が探し当てるしかありません」

 

衝撃の告白。今まではペンダントのお陰でペンを探して来れたが、次に探すトゥインクルイマジネーションは手掛かり無しの状態から探す事態

 

「見つければいいんだね!トゥインクルイマジネーション」

 

「「ひかる!」」

 

「分かった任せて!」

 

「全く…」

 

「その自信は一体何処から湧いてくるのか知りたいよ」

 

地球に帰ろうとするところ、流星はおうし座のプリンセスから引き止められた

 

「何ですか?」

 

「あれから大丈夫ですか?」

 

「う〜ん…多分大丈夫です!」

 

「それは良かったです。皆さんと共にお願いします」

 

「みんなと…か…。頑張ります!」

 

 

 

 

/////

 

地球に帰りトッパーたちにトゥインクルイマジネーションの事を話すと、なんと探索に協力してくれるとのこと

 

「星空連合に入らなくていいの?」

 

「フワと君達に連合の立ち入る隙は無いでアル」

 

「やったー!!働かなくて済んだ!!」

 

「そんなに嫌だったルン?」

 

トッパーたちも今後の為に地球近くの支部に留まってくれる

 

「何かあれば私に言ってくれでアル」

 

「じゃあみんな!トゥインクルイマジネーションを探そう!」

 

「「「「「お〜!(フワ〜!)」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の目的も決まり更に勢いをつけて励んで行くのだった




今回もオリ主は大した活躍もせずに終わったのであった!

いつも読んで下さってる皆様方なら分かると思います。次回からの展開は

ここまでの拝読ありがとうございました!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。