スター☆トゥインクルプリキュア 〜星々達の煌めき〜   作:シロX

71 / 107
11月も終盤に近づいて来ました。あっという間ですね

本編をどうぞ〜


第44話 分かり合うと花

「キラやば〜っ!宇宙からのお客さん!?」

 

『星空連合はプリキュア の住む地球がどんな星か、詳しく知りたがってる』

 

「それで、わたくしたちに地球を案内して欲しいと?」

 

『そう。これから視察員のサボロー氏が、そっちへ向かうそうだ』

 

ロケットの中で、モニター越しに話してるのはアブラハム。星空連合からのお願いを伝言する為にわざわざ連絡してくれた

 

「トゥインクルイマジネーションを探すのに忙しいんだけど」

 

『だが客人をきちんともてなさないと、地球はいつまで経っても辺境の星扱いだぞ』

 

「辺境でものんびりと暮らせたら僕は満足です」

 

「え〜、わたしは地球の事をもっと知ってもらいたいよ!」

 

「だったら地球の事なら任せるルン!」

 

「あなたも異星人ニャン」

 

「地球人も異星人も関係無いでプルンス!」

 

「地球を気に入ってもらえる様に、みんなでおもてなしをしよう!」

 

「あたしも張り切っちゃうよ!ママが通訳の仕事してるからさ、いつも色んな国の人を案内してるんだ!」

 

「よ〜し!みんなでサボローさんをおもてなしするぞ!」

 

「「「「おー!!」」」」

 

みんなで気合いを入れて、まだ見ぬサボローにおもてなしをする為に準備に取り掛かった

 

 

 

 

「キラやば〜楽しみ〜!」

 

歓迎地球へようこそ!と書かれたプレートと持ち張り切るひかる

 

「…っていうか、日本語で書いても伝わらないんじゃ…」

 

「う〜…」

 

「別に良いでしょ。例え字が読めなくても、その気持ちが伝われば良いと思うよ。言葉が全てじゃないよ」

 

「だ、だよね!」

 

「サボローさんとはどんな方なのでしょう?」

 

まどかが話題を変えどんな人なのか思い浮かべる

 

「星空連合には色々な星の異星人が居るでプルンスからな〜」

 

「早くお友達になりたいな〜!」

 

そんな気持ちで待つのだが一向に現れず、みんな待ちぼうけていた

 

「遅いね」

 

「とっくに到着時間は過ぎてるルン」

 

「何かあったんじゃない?」

 

心配をしてるとAIから連絡がきた

 

『ララ様、上空に飛行物体を確認』

 

全員が上を見上げると確かに何かが近付いていた

 

「あっ、宇宙船だ!」

 

「「「「お〜い!」」」」

 

手を振って位置を教えるも直前になって、大きく急カーブし別の場所に落ちて行った

 

「気付かなかったのか?」

 

「待ってよ!サボローさん!」

 

落ちた場所に急いで行ってみると見た事も無い宇宙船があった

そして、蕾の様に開いて中からメキシコの民族衣装風の人が出てきた

 

「サボローさん地球へようこそ!初めまして、わたし星奈ひかる!」

 

ひかるが自己紹介をし手を出して握手を求めたが、サボローは何故かうねうねと体を揺らしていた

 

「どうしたのかな?」

 

「様子がおかしいルン」

 

更にサボローは体を大きく動かすのだが、身に付けていた衣服がズレ落ちその姿を現した

 

「サボテン?」

 

「きっと植物の進化した星の出身ルン」

 

サボローを見てえれなは少し疑問に思った

 

「でも、ペンダントがあるのにどうして言葉が分からないのかな?」

 

「ここは宇宙のあらゆる言葉を知り尽くす、プルンスの出番でプルンスな〜」

 

プルンスが通訳を試みるも失敗に終わり、更に体にある棘が刺さるという事故にまで遭う

 

「言葉も喋れないみたいだし、コミニケーションを取るのは難かしそうね」

 

悩んでると、今度は手足を使って何か伝えようとしていた

 

「ジェスチャーみたいだな」

 

「え〜と…分かった!」

 

閃いたひかるの答えは

 

「『僕と一緒にフラメンコダンスを踊ろう!』」

 

一緒になって踊りだすも思わぬ返しにサボローも困っていた

 

「違う様ですね」

 

「もしかして『水』って言ってるんじゃないかな?」

 

「えれな分かるでプルンス?」

 

「何となくだけどね…。あたしはえれな。水、案内するよ」

 

そして、いつもの湖に案内し着くなり、足を水に浸からせ水を飲んだ

 

「足から水を飲んでるルン?」

 

「そっか、喉が渇いてたんだ!」

 

えれなもサボローの隣に座り、一緒に足を水に浸からせる

 

「サボロー気持ちいい?」

 

サボローは両手を使って喜んでいた

 

「やっぱり植物に必要なのは、たっぷりのお日様と水分だよね」

 

水分補給も終え案内する為に歩きだす。

歩いてると、サボローが地面に生えてる花を見つけ一礼した

 

「お花好きなんだ」

 

サボローは手でハートを作る

 

「そっかあたしも好き!」

 

えれなも手でハートを作り返す

 

それからは天文台に行ったり、町の方へ行ったりとえれなを中心として案内してあげた

 

「えれなさんのお陰ですっかり楽しんでくれてるみたい」

 

「どんな人でも笑顔に出来るのが、えれなの天才ですね」

 

「あの異星人、本当に星空連合の視察員?」

 

「ルン?」

 

「遊んでばっかりで、地球を視察してる様には見えないけど…」

 

「視察員って言ってもあんな感じだろ?」

 

1人、ユニはサボローの事を視察員かどうか怪しんでいた

 

「そうだ!うちのお店においでよ!綺麗なお花がいっぱいあるんだ!」

 

えれなの家でもある花屋のSONRISAに着いた

 

「パパただいま!」

 

「オラ!セニョリータ達!」

 

「「「「オラ!」」」」

 

いつも通りのハグ。初対面のユニも一緒にハグ

 

「こっちはサボロー。お花が大好きなんだ」

 

「オラ!サボロー。SONRISAへようこそ!」

 

「パパストップ!」

 

「サボローさんはハグ禁止だよ」

 

怪我をさせる前になんとかハグを止めて誤魔化した

 

サボローは店に飾ってある花を見ていた

 

「その花気に入った?」

 

えれなは花を一輪取りサボローに差し出した

 

「はい」

 

サボローはその一輪の花を見つめていたが、何故か顔を険しくしてその場を去った

 

「あっ…サボロー!」

 

サボローは、そのまま自分の乗って来た宇宙船の中に引き篭もってしまった

 

「急にどうしちゃったのかな?」

 

「訳が分からないでプルンス」

 

「もしかして…怒らせちゃったのかも…」

 

「どうしてルン?」

 

「植物型の異星人だから、地球人が花を売ってるのを見てショックだったのね」

 

「サボロー…」

 

待っていても拉致が開かないので、今日はみんな解散する事にした

 

その夜では、えれなはサボローについて考えてた

 

「はぁ〜…」

 

「珍しいわね、えれなが溜め息なんて」

 

丁度悩んでる時に、えれなのお母さんが帰って来た

 

「ねぇママ、分かり合うって難しいね」

 

えれなは独り言の様に話す

 

「ママは凄いよ。通訳のお仕事で、どんな国の人でも笑顔に出来るんだから」

 

「えれな、いくら英語やスペイン語が上手に話せてもね、分かり合えない事だってあるのよ」

 

「そうなの?」

 

えれなはその言葉に不思議を思った

 

「分かり合うのは簡単な事じゃないわ。だからこそ、相手の事をもっと良く知らないとね。笑顔も大事だけどもっと大事なのは、理解しようとすること」

 

「理解…」

 

 

 

 

 

////////

 

次の日、みんなララに呼ばれロケットに集合した

 

「大変ルン!」

 

「どうやらあのサボローは別人だったみたい」

 

流星とララから重大な発言だった。詳しい事はモニターで通信してるアブラハムが説明する事に

 

『視察員のサボロー氏は地球の視察をサボり、今バカンスの真っ最中だとか』

 

「「「「えぇ〜!?」」」」

 

「本物もサボってる訳ね」

 

「これなら、トッパーさんたちが来てくれた方が早い気が…」

 

『…ってな訳で視察は中止だ』

 

その報告をして通信が切れた

 

「じゃあ、あっちのサボローは?」

 

『たまたま、地球に立ち寄った異星人の様です』

 

「お騒がせでプルンスな〜」

 

「みんなちょっと待って!」

 

えれなが声をあげる

 

「まだ何も解決してないよ。サボローは友達になりたかっただけなんだ。だけど、このままじゃ…分かり合えないまま行っちゃう」

 

えれなの中でやり切れてない部分がありそれは

 

「サボローに謝りたい!」

 

「えれなさん!」

 

「ひかる…」

 

「行こう!サボローに会いに!」

 

「…うん!」

 

全員でサボローが居る宇宙船に向かう

 

向かう途中で、ノットリガーなったサボロのを発見した

 

「さぁ、やっておしまい!」

 

「ノ〜ットレイ!」

 

その近くにノットリガーにした人物のテンジョウも居た

 

「みんな!」

 

「「「「うん!(おう!)」」」」

 

「サボロー今助ける!」

 

 

 

 

「「「「「「スターカラーペンダント!カラーチャージ!」」」」」」

 

 

「宇宙(そら)に輝くキラキラ星!キュアスター!」

 

「天にあまねくミルキーウェイ!キュアミルキー!」

 

「宇宙を照らす!灼熱のきらめき!キュアソレイユ!」

 

「夜空に輝く!神秘の月あかり!キュアセレーネ!」

 

「銀河に光る!虹色のスペクトル!キュアコスモ!」

 

「全てを包み込む母なる惑星!キュアアース!」

 

 

「「「「「「スター☆トゥインクルプリキュア!」」」」」」

 

 

 

「おうし座スター・パンチ!」

「ふたご座ミルキー・ショック!」

「やぎ座セレーネ・アロー!」

「ブラック・スラッシュ!」

 

「ノットレ〜イ!」

 

「うわっ!」

 

「うぅっ!」

 

「うぐっ!」

 

ノットリガーから生えてる棘がミサイルとなり技を破るだけではなく、貫いてアースたちに襲い掛かった

 

「サボローやめよう。あなたと戦いたくない!」

 

「笑わせるわね。そんな言葉がコイツに届くとでも?違う星の者同士分かり合える訳ないのさ!」

 

「ノットレイ!」

 

「うわぁー!」

 

「「「「ソレイユ!」」」」

 

倒れてる所にすかさず、ノットリガーのミサイルがソレイユに追撃する

 

「確かに言葉は届かないかも知れない…。分かり合えない相手もいるかも知れない…」

 

それでもソレイユは立ち上がる

 

「けど!分からないからって何もしないなんて、そんなの…そんなのあたしは嫌だ!」

 

「フン!だからお前達は甘いのよ!」

 

放たれるミサイル5つがソレイユに向かうが、それをアースたちが弾き飛ばす

 

「ソレイユ!おもてなしは、まだ終わっていません」

 

「ルン!サボローに」

 

「地球の事、もっと好きになってほしい!」

 

「そして仲良くもなりたい!」

 

「その邪魔はさせないニャン!」

 

「無駄だよ!」

 

「ノットレイ〜!」

 

「「「「きゃあ!」」」」

 

「がっ!」

 

ソレイユを庇って前に出るも薙ぎ払われてしまう

 

「さぁ!止めよ!」

 

「ノット〜レイ〜!」

 

ノットリガーがソレイユを踏み潰しに来た

 

「サボローあたしは…あたしは…!あなたと友達になりたいんだー!」

 

「ノット…」

 

ノットリガーの足が止まった。よく見ると、ソレイユはハートと形を作っていた。

それが届いたのか、ノットリガーは呆然と立ち尽くしてしまう

 

「そんな!?」

 

「みんな!」

 

「「「「うん!」」」」

 

 

「みんなの思い!重ねるフワ〜!」

 

「シャイニートゥインクルペン!」

 

「声を重ねるフワ!」

 

「キラキラ〜!」

 

「トゥインクル!」

 

「キラキラ〜!」

 

「トゥインクル!」

 

「「「「「イマジネーションの輝き!なりたい自分に!」」」」」

 

「星の力輝くフワ〜!」

 

「思いを重ねて!」

 

「「「「「プリキュア!スタートゥインクル・イマジネーション!」」」」」

 

 

 

 

 

////////

 

「サボローあたしの星では、大切な人に心を込めて花を贈るんだ」

「でもごめん。サボローの気持ちを考えてなかった。あたし、サボローに笑顔になってほしかったんだ。本当にごめん…」

 

えれなに涙が零れる

 

「…!」

 

サボローは衣類を脱ぎ始めた。その場に居る全員が意図を理解出来なかったが、それはすぐに分かった

 

サボローが両手を大きく広げたら、体全体を覆う程の花が咲き誇り、頭の上にも大輪の花が咲く

 

「サボロー」

 

そして体にある花を一輪えれなに渡した

 

「ありがとう!」

 

サボローも笑顔になり、これからの事を身振り手振りで伝える

 

「うんそっか。友達、いっぱい出会えるといいね」

 

サボローは宇宙船に乗り、最後まで手を振って別れて宇宙へ旅立って行った

 

「「「「「「バイバーイ!」」」」」」

 

「チャオ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「結局、本名は何だったろうな?」

 

「細かい事は気にしちゃ駄目でプルンス」




その15で出しましたアンケートについてなんですけど、アレを参考に話の内容を作っていきます。勿論、投票が少なかった意見もお供え程度にやっていきます。

と言っても、書きたいネタが8つ位溜まってるのでそれを早く処理しなきゃ…
「アンケとった意味は?」などと考えないで下さい。あくまで参考です

大分グダリましたが、ここまでの拝読ありがとうございました
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。