スター☆トゥインクルプリキュア 〜星々達の煌めき〜   作:シロX

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普通の日常。そしてここ最近の休話がマンネリ化して来た

休話をどうぞ〜


休話 その18 今時、床屋って言うの珍しくない?

「ん〜、最近髪が伸びてきたな」

 

目のところまで伸びてる髪を弄りながら1人呟く

 

「AI、丁度良い長さを計算して」

 

『暫くお待ち下さい』

 

それから暫くはAIと一緒に髪を切り整えてく

 

「問題は後ろ髪だな。どうしようか…」

 

『ララ様に切ってもらえばよろしいと思います』

 

「ララか…確かに他人に頼らないと無理だな」

 

と、いうわけでみんなに協力を仰ぐ事にした

 

「そんな訳で髪を切ってくれ」

 

「紙?」

 

「神?」

 

「髪?」

 

「古典的な間違いだね」

 

ひかる、まどか、えれなの順で『かみ』に関する単語を言う

 

「と、とにかく切ってくれ!鬱陶しくてしょうがない!」

 

「確かに男の子にしては伸びてますね」

 

流星の後ろ髪は首筋まで伸びきってる

 

「そこまで伸びてたら結べるんじゃない?」

 

そう言って、えれなはクシとゴムを持ってきて流星の髪を結び始める

 

「出来たよ」

 

「結んだところで悪いけどやっぱり切りたい」

 

「そう?」

 

「わたしも髪型変えたい!えれなさんお願い出来ますか?」

 

「OK!」

 

いつもはツインテールの髪型を変え、ポニーテールにしてみた

 

「えれな、わたくしも良いですか!」

 

まどかも三つ編みに髪を整える

 

「あのー!僕の髪はどうなりましたか!?」

 

「ごめんごめん!先ずは外に出て」

 

外に出て新聞を敷き、体にもタオルなど着て椅子にも座わり待機する

 

「じゃあ切るよ!」

 

えれながハサミを持って準備をするが

 

「ちょっと待つルン!」

 

「どうしたの?」

 

「えれな1人が切るルン?」

 

「え?そうだけど」

 

ララは溜め息をつき

 

「わたしも切りたいルン!」

 

「あ、ずるいよ!わたしも切りたいよ!」

 

「どっちでも良いから切ってくれ」

 

「「はーい!」」

 

意気揚々でひかるとララの2人はえれなからハサミを受け取る

 

「交代して切るのも時間掛かるから」

 

「ルン!一緒に切るルン!」

 

「!?」

 

チョキンと軽快な音を立てながら2人は髪を切っていく

 

「ちょちょちょ!?」

 

「ララ切り過ぎだよ!」

 

「ひかるだって切り過ぎルン!」

 

「何で同時に切ってんの!?せめて交代して切ってよ!?」

 

「動いたら危ないルン!」

 

2人に頭を強引に固定されて片手で作業し始める

 

「えれな、まどか!2人を何とかして!」

 

「わ、分かりました!」

 

えれなたちも後ろに付くと

 

「ひかる、1cm程長いよ。ここまで切って」

 

「あっ!えれな、それは切り過ぎですよ!ララ3cm程切って下さい!」

 

「3cmって一体何処まで切るつもりなの!?」

 

ひかるはえれなが付き、ララはまどかが付くと、いつの間にか4人がかりで流星の髪を切る事になってる

 

(やばい…何か後ろがスースーして来た)

 

危機感を感じ始めた辺りでユニが前を通りかかった

 

「ユ、ユニ!僕の後ろどうなってるか見て!」

 

「一体どうし……」

 

後ろを覗くと急に黙りになった

 

「どんな感じ?」

 

「……」

 

「何故黙る!?何か喋ってよ!!」

 

ユニは黙って流星の肩に手を置いて

 

ダッ!

 

「あっ!ユニ!」

 

そのまま走って行ってしまった

 

「ユニーーー!!」

 

笑いを堪えるのに必死で、後ろから聞こえる声など無視してロケットに入って行った

 

「流星君…」

 

「な、何?」

 

「一応出来たルン…」

 

「一応って何?…見せて」

 

その言葉に4人揃って目を逸らした

 

「見せて」

 

「やめた方がよろしいかと…」

 

「見せて」

 

「「「「……」」」」

 

えれなとまどかは恐る恐る鏡を照らし合わせて頭を映すと

 

「床屋に行って来るよ…」

 

流星は泣きながら重い足取りで町の方へ向かって行った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから暫くは誰とも会話を拒んだ流星だった




全く関係ないですけど、ルビが上手く振れない

ここまでの拝読ありがとうございました
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