スター☆トゥインクルプリキュア 〜星々達の煌めき〜 作:シロX
本編どうぞ〜
「トゥインクルイマジネーション見つかって良かったね〜!」
団欒と話してると、ひかるが持つシャイニートゥインクルペンが小さく光ってた
「スタープリンセスが呼んでるフワ!」
「プリンセスが!?」
シャイニートゥインクルペンをトゥインクルブックに挿して、スターパレスへワープする
「キュアコスモ、貴方が目覚めた力こそトゥインクルイマジネーション」
「ですが、その輝きは一つではありません」
「トゥインクルイマジネーションは貴方達6人、一人一人が見つけるもの」
「わたしたちが?」
「全員揃った時大いなる力となるのです」
「貴方達6人それぞれが新たな宇宙を知り、己のイマジネーションの輝きを探して下さい」
「キラやば〜っ☆よし探そう!それぞれのトゥインクルイマジネーション!」
「「「うん!(ルン!)」」」
やっと、プリンセスから手掛かりになるヒントを得て励む
プリキュア の活動もだけど、学生としての生活も疎かにしてはいけない
「日曜日の学校対抗英語スピーチコンテストですが、その出場者が決定しました!」
「オッホン!わたし校長より発表しよう」
3年生の教室にタイミング良く校長先生が入ってきた
「栄えある我が校代表は天宮えれなさん!」
これには全員が満場一致
「えれな頑張って下さい!」
「任せてよ!」
それから次の日
ノットレイダーの方でも何やら作戦を立て、学校が見える所で待機していた
「どうするつもりだ?」
「カッパード、貴方の真似をさせてもらうわ。変身前のプリキュア に近づけば、フワを奪うのもわけないでしょ?」
テンジョウは首にある物を着ける
「それは…へんしんじゅ!」
「待ってなさいプリキュア 」
学校の方では全校生徒が体育館に集まっていた
「全校集会始まらないね」
「何かあったのでしょうか?」
「ふわぁ〜」
「眠そうですね」
「夜更かししたからな」
始まるのを待っていると、見覚えの無い先生がステージの上に上がった
「特別講師を頼まれたジョー・テングです。宜しくね、可愛い駒ちゃん達」
「駒ちゃん?」
「ルン?」
「ソーリー、私の母国語では生徒達の事を駒ちゃんって呼ぶのよ」
これには他の教員の先生方も困り果てていた
「ええと、先生のご出身の国は…」
「国?なんてちっぽけなのかしら。こんな小さな世界に縛られてちゃ駄目。世界はもっと広いの。そう宇宙!宇宙に目を向けなさい!宇宙こそ全て!」
「キラやば〜っ☆」
「オヨ〜!」
新しい先生に全校生徒歓声を上げる
「あの先生、何処かでお会いした様な…」
「確かに気にはなるけど…ふわぁ〜」
そんな2人をよそに、えれなは憧れや尊敬の様なキラキラした目を向けていた
集会が終わり、英語の時間に早速ジョー先生が流星たちのクラスを担当する事になった
「White girs as sisters and brothers」
キーンコーンカーンコーン♪
チャイムが鳴り授業が終わる
ジョー先生ことテンジョウは流星たち3人を観察している
(変身前なら隙だらけ。必ずフワを奪ってみせる)
「先生!」
「な、何!?」
考え事してた最中にえれなが話しかける
「全校集会のスピーチ素敵でした!あたし天宮えれなです」
「知ってるわ」
(プリキュア の方から近づいて来てくれるとは)
「宜しくお願いします」
「…そうだ!あなた、学校の中を案内してくれないかしら?」
「喜んで!」
えれなはジョー先生を引き連れて案内する
「コンテストの件で指導して欲しいと校長先生に頼まれてるの」
「そうだったんですね。実は少し悩んでたんです。中々考えが纏まらなくて。あたし、家族の事を書こうと思うんです」
えれなはスピーチコンテストについて話す
「うちは父がメキシコ人で母は日本人、弟や妹も沢山居るんです!」
ジョー先生は黙ってそれを聞いていた
「先生の生まれた国はどんな所ですか?」
「…!」
不意に聞かれた質問に嫌な事を思い出す
「先生?どうかしたんですか?」
「何でもないわ」
「えれなさ〜ん!」
そこへ、ひかるが流星たちを引き連れてお昼を誘う
「じゃ、また放課後で」
「はい」
(狙うなら今ね)
5人はベンチで座ってお昼をする
「喉渇いたフワ〜!」
(…!)
気付かれずにこっそり後をつけていたテンジョウ。そしてフワの存在も確認する
木陰でフワはトゥインクルブックから出したミルクを飲む。それを好機と思い、ちょっとずつフワに近づく途中
「天宮先輩!」
「コンテスト頑張って下さい!」
「絶対応援に行きます!」
生徒がえれなに群がりえれなは笑顔で返す
「チッ…」
けれどテンジョウは、そんな笑顔を振り撒くえれなを見てシワを寄せた
「先生?」
流石に近づき過ぎたか、集団が消えてテンジョウの姿に気付いた
「ハァ〜イ」
「先生も一緒にお昼いかがですか?」
「食べよう食べよう!」
「みんなで食べれば美味しいルン!」
気付かれた事にも焦るがそれよりも重大な事に気づく
(マズい、へんしんじゅの効力が!)
「結構」
時間切れの為、慌てて人目のつかない屋根の上に避難した
「あと少しってところで!」
高みから、特にえれなに目を向ける
「気に入らないわね…あの笑顔!」
その後は再度へんしんじゅで化けて放課後、えれなのスピーチ原稿を読んでいた
「これが貴方のスピーチ原稿?」
「はい。『笑顔でいればどんなに人とも繋がれる』そんなテーマで書いてみたんです」
「笑顔ね…フッ…アッハハハ!全く貴方はお子ちゃまね」
ジョー先生は笑い飛ばす
「世の中の事がな〜んにも分かってないんだから」
「世の中の事?」
「貴方には無いわけ?周りの人が嫌いになったり、笑顔を信じられなくなったりした事」
「そんな事…!」
否定しようとしたえれなだが思い出す出来事があった
「小学生の頃悩んだ事がありました。何で自分だけが他のみんなと違うんだろって…」
「そう、それこそが真実。その時の辛い気持ちを書くのよ」
そして一気に言葉を畳み掛ける
「心に嘘をついては駄目。曝け出すのよ苦しい思いを、怒りを、悲しみを!そうすれば人の心を映すスピーチが出来る」
えれなはそれを聞いてどうするか考えていた
(キュアソレイユ、その憎たらしい笑顔を消し去ってやるわ)
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コンテスト当日
「続いては観星中学代表天宮えれなさんです。タイトルは『Smile connects people with each other』
ステージに出て来たえれなは少し様子がおかしかった
「緊張してるルン?」
「えれなさんファイト〜!」
「…日本の学校に通い、みなさんと同じ日本人として暮らしています。けれど小学生の頃…自分だけが他のみんなと違うという事を、気にして笑顔を失った事がありました」
今のえれなからには想像出来ない話だった
「どうして自分だけが違うんだろ?どうしてみんなと一緒じゃないんだろう?もう、誰とも分かり合えない気がして心に壁を作ってしまったのです」
全員が驚く顔をしている中、ジョー先生だけは密かに喜んでいた
(その調子よ。さぁ、もっと曝け出しなさい!貴方の心の歪みを!)
「でも…そんな時家族を見ていて気付きました!うちの家族は父と母がハグし合ったり、歌って踊ったりこんなにユニークな家族は何処にも居ません」
「だけど…いいえ、だからこそ世界にひとつだけのわたしの宝物です!」
(…!)
「翌日、学校へ行って気付きました。人と違うのはわたしだけじゃないって。背が高い子、足が速い子、話が面白い子、本が好きな子、みんな違う。一人一人違う。それぞれ、素敵な個性があってその人を輝かせているんです」
「それから、わたしはどんな人とも笑顔で接する事が出来る様になりました。そして、わたしが笑顔でいるとみんなにも笑顔の輪が広がっていったのです。笑顔には人と人を繋げる凄い力があります。わたしはこれからも、沢山の人と出会い交流を深めていきたいです」
そんな心に響くスピーチは拍手で終わった
「えれなさんキラやば〜っ!」
「凄いルン!」
「心にくる良いスピーチだな」
「素敵です。えれな!」
だが、思いもしなかった方向へ進んだ事に腹を立て、ジョー先生はステージの上に上がった
「全く、貴方って子は本当に何も分かってないんだから」
「えっ…?」
えれなも様子がおかしい事に気付き始めた
「笑顔が人と人を繋げるですって?ふざけないで!そんなのまやかしよ!」
「人は結局上辺だけ…この宇宙には上か下しかないのよ。笑顔なんかなんの価値も無い。能天気な貴方達に理解出来ないでしょうね」
そう言って体育館を出て行く
「待って下さい!先生!」
学校の裏までえれなは追いかけた
「どうしてあんな事言ったんですか?」
「どうやら時間切れのようね」
へんしんじゅの効力が切れてテンジョウは元の姿に戻った
「「「「テンジョウ!」」」」
後を追いかけた流星たちとユニも合流した
「へんしんじゅを使って学校に潜り込むとは考えたわね」
「そんな…騙してたの?」
「アッハッハ!騙される貴方がお人好しなのよ!出て来なさい駒ちゃん達!」
「「「ノットレイ!」」」
「ノットレ〜イ!」
ノットレイだけでは無くノットリガーまで現れた
「校長先生!?」
「それで姿が見えなかったルン」
「あの巨体でどうやって隠れてたの?」
「みんな!」
「「「「「スターカラーペンダント!カラーチャージ!」」」」」
「スターゲイザーペン!」
「宇宙(そら)に輝くキラキラ星!キュアスター!」
「天にあまねくミルキーウェイ!キュアミルキー!」
「宇宙を照らす!灼熱のきらめき!キュアソレイユ!」
「夜空に輝く!神秘の月あかり!キュアセレーネ!」
「銀河に光る!虹色のスペクトル!キュアコスモ!」
「全てを包み込む母なる惑星!キュアアース!」
「「「「「「スター☆トゥインクルプリキュア!」」」」」」
「「「「ノットレイ!!」」」」
「「「「ハアァァ!」」」」
ノットレイたちはアースたちが引き受け、ソレイユはノットリガーの相手をする
「ノットレイ〜!」
「ハァァ!」
ノットリガーが持つ指示棒をジャンプで避け、そのまま後ろに回り込む
『絶対に優勝…優勝!』
「ノットレイ!」
「うわあぁ!!」
校長先生の歪んだイマジネーションが思ったより強く、ソレイユが攻撃する前に弾き飛ばす
「笑顔なんかで人と人は繋がれない。お前の笑顔になんか何の価値も無いのよ!」
「…!」
「やっておしまい!」
指示棒を振り下ろす時、横からコスモの蹴りが攻撃を阻んだ
「笑顔笑顔って何そんなにムキになっちゃってるの?」
「…!うるさい!」
止められたとはいえコスモはまだ空中、それをノットリガーが横払いし木に叩きつけた
「コスモ!」
「いて座アース・アロー!」
「ノットレイ!」
「クソッ!」
アースが遠くから援護するも指示棒がそれをはたき落とした
「キュアソレイユ、お前の笑顔を見てるとイライラするのよ!」
「ノット〜レイ!」
力を込めて渾身の一撃を振り下ろすが、ソレイユは受け止め踏ん張る
「テンジョウ、あたしあなたには感謝する」
「はぁ!?」
「だって、あのスピーチが出来たのはあなたのアドバイスのお陰だから!」
あの時の言葉をソレイユは逆にアドバイスと受け取り感謝する
「黙りなさい!」
「笑顔に価値はあるよ。笑顔には人と人を繋げる凄い力があるんだぁぁ!!」
ソレイユは両腕に抱え直してノットリガーを投げ飛ばした
「みんな今でプルンス!」
「みんなの思い!重ねるフワ〜!」
「シャイニートゥインクルペン!」
「声を重ねるフワ!」
「キラキラ〜!」
「トゥインクル!」
「キラキラ〜!」
「トゥインクル!」
「「「「「イマジネーションの輝き!なりたい自分に!」」」」」
「星の力輝くフワ〜!」
「思いを重ねて!」
「「「「「プリキュア!スタートゥインクル・イマジネーション!」」」」」
「覚えていなさい!」
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「昨日の英語のスピーチコンテスト、優勝は我が校代表天宮えれなさんでした!」
全校生徒拍手で讃える
「えれなさんおめでとう!」
「おめでとうルン!」
「良かったな!」
「えれな、やりましたね!」
流星たちも喜ぶ
「みなさんありがとうございます。指導して下さったジョー・テング先生にも心から感謝します」
「そのジョー・テング先生ですが、突然姿を消してしまいましてね…」
「…」
えれなはテンジョウの事を少し気にかけていた
場面は代わり
「局長!これを…」
「どうした?…!何処でこれを!」
「観星中の近所の住人からの情報提供です」
「やはり…何かある」
まどかの父、香久矢冬貴はララたちが映る映像を見てしまう
そして本格的にララたちの存在を探り始めた
容赦無くスターゲイザーペンを乱用しまくる
通常の変身は最近してないな…
あと、オリ主が喋る隙が無いので書いてる作者もつまんなく思ってます…
拝読してる方々に色々と感謝しかありません