スター☆トゥインクルプリキュア 〜星々達の煌めき〜 作:シロX
関係無いが、ビルドドライバーとその他を今更ながら集め始めた自分
本編どうぞです!
「えぇ!?留学するの辞めたの!?」
「辞めた訳では無いんです。ただ、色々と考え直してみようと思って」
ロケットに集まるなりに、まどかは留学の件について話してくれた
「考え直しすルン?」
「将来どんな自分になりたいのか、その為に今自分は何をしたいのか」
「留学はしたくないって事ニャン?」
「いえ、何が一番大事な事なのか…しっかりと自分の気持ちと向き合ってみようと思うんです」
一皮剥けた表情のまどか。それに対してえれなは浮かない顔をする
解散して、えれなとまどかの帰り道
「いい笑顔をしてるね。今のまどか」
「だとしたら、えれながわたくしの背中を押してくれたお陰です」
「自分の将来ときちんと向き合うって決めたのは、まどか自身でしょ?」
「えれなはどうするんですか?」
「えっ?」
「進路です」
「…地元の高校に進学かなぁ。弟や妹たちの面倒もあるし、卒業したらそのまま家の花屋を手伝うのも良いかなって」
「自分の進む道を、ちゃんと決めているんですね!」
「うん、まぁ…ね」
まどかの質問に受け答えをするも、どこか歯切れの悪い返答をするのであった
「ただいま〜」
家に帰ってみると、予定より早く帰って来たえれなの母のかえでが料理を作っていた
「ママのご飯〜♪」
「「「ママご飯〜♪」」」
「ひっさっしぶり〜♪」
「「「ぶり〜♪」」」
声に出して歌う程に妹たちは喜んでいた
「ちょっと、あたしの作るご飯に何かご不満でも?」
「「「「「ありませ〜ん!」」」」」
「ま、あたしも嬉しいけどね!」
えれなも含め家族全員がテンションが上がる
「宅配便だよ〜」
そこへカルロスが小包みを持って来た。開けると中身はお菓子だった
「激うまじゃん!」
「「「「美味しい!」」」」
「晩ご飯前だから程々にね」
お菓子の他にも、一通の手紙も入っていた。かえで宛の手紙だ
「先週仕事でお会いした方からだわ!」
「通訳の?」
「うん、とっても良い人達」
スマホを操作して、その時の写真を見せる
「凄いねママの仕事って」
「えっ?」
「言葉の通じない人たちを結び付けて、こんな素敵な笑顔にしてるんだもん!」
「私はほんの少しお手伝いしてるだけよ」
えれなは褒めるも、それを謙遜の態度で改まる
話をしてるいると、スマホから着信音が鳴る
「はい天宮です。……えっ!?今からですか!?…はい、分かりました」
「仕事?」
「頼んでいた人が来られなくなったらしいの」
突然の仕事に妹たちの元気も無くなっていく
「本当ごめんね」
宥めようとするも泣きそうな表情に変わっていく。それを見たえれなは
「行ってママ!後はあたしに任せて」
「ありがと!…あっそうだ。えれな、明日の三者面談3時半だったわね?」
「うん」
「OK!じゃ、宜しくね」
明日の予定を確認してえれなは色々と任されて見送った
次の日
面談は順調。学力も問題無く進学は地元以外も受けれそうだった。だけど、高校に行くも将来何をするかによって行く場所も変わる。それについて、先生は「何かしたい事はあるか?」の質問に対してえれなは
「…今のところ特に…」
何か言いたげな感じだったが、それを押し殺した。その事にかえでは、何かを感じ取った
面談も終わり門の前
「えれな…何か迷ってるんじゃないの?」
「…ううん、そんな事ないよ」
言葉詰まったが平静を保って話を切り上げる
学校を出ると一台の車、えれなの家の車が目の前で止まる
「どうしたの?」
「配達の途中だよ〜!」
「「だよ〜!」」
わざわざ面談の帰りに合わせて迎えに来てくれたらしい。バッチリ決めて来たと言う、えれなの元に1人声をかける
「えれなさ〜ん!」
「ひかる、ララ、流星!」
3人は天宮家の人たちとハイタッチして挨拶を交わす
「丁度良かった!ドーナッツ一緒に食べようよ!」
「そんなに沢山どうしの?」
3人は中身全てがドーナッツの大きな袋を抱えていた
「今日はスペシャルサービスデーだったルン!」
「なんと!いつもの半額の更に半額のお値段!キラやば〜っ☆でしょ!」
「ズバリ!75%OFF!!」
「えれなさん行こう!まどかさんも来てるんだよ〜!」
「ううん、あたしは帰るね」
いつもなら一言返事で誘いを受けるのだが、今回は断った
「用事があるのか?」
流星がそう聞くと
「折角だから行ってらっしゃい」
「え?でもママ、このあと仕事って…」
「今日は早く帰れるから家のことは大丈夫。えれな、貴方は貴方の好きな様にすれば良いのよ」
断るえれなをかえでが行って来るように背中押す
「本当にいいのですか?誘ってなんですが、やっぱり帰った方が…」
「ううん、いいのよ気を使わなくて。えれなを宜しくね」
「でしたら、お言葉に甘えてえれなをお借りします」
流星は軽く頭を下げ、かえでは車に乗って駅まで移動した
「あたしの好きなように…」
結局えれなも、ああ言われた手前流星たちとロケットに行く事になった
「ああ…このスタードーナッツの美味しさ…たまらんでプルンス!星空界にもっともっと広めたいでプルンス!」
ロケットでドーナッツを広げてる。プルンスもいつもの感想を溢しながらドーナッツをほうばる
「ドーナッツを食べない星の人たちもいるんじゃないの?」
ユニのその言葉にプルンスが反応し食いつく
「スタードーナッツの美味しさは全宇宙的でプルンス!必ず通じるでプルンス!プルンスが伝えてみせるでプルン…ぶぐっ!」
「プルンスプルンスうるさいニャン!」
「フッ…」
最近はユニとプルンスの絡みが増えて面白がっているのか、流星が思わず笑みを溢した
「ねぇ、プルンスって色々な星の言葉話せるんだよね?」
「ルン!」
えれなはプルンスについて少し興味を持った
「まぁそれ程でも…あるでプルンス!」
「ドヤ顔ニャン」
「大した事ではないが、通訳として星空連合評議会に出ていた事もあるでプルンスよ!」
「超ドヤ顔ニャン」
顔を大きくして自分の出来る事を自慢する
「でもペンダントがあるし今は必要ないかな」
「フフッ!」
「凄いなぁ」
「?」
えれなのたわいも無い言葉にまどかは疑問を持ってしまう。そしてそれを遮るように、ひかるとフワの唸り声が聞こえる
「どうしたルン?」
ひかるはドーナッツ、フワはスターカラーペンを前にしてどれを食べるかで迷っていた
「ひかるたちの悩みって何か幸せルン」
「…良し決めた!決めたよわたし!」
「その答えは如何にでプルンス」
「全部食べる!」
「フワも両方食べるフワ!」
悩んだ末に全部食べるという結論に至り、両手に持ち幸せそうに食べるひかるとフワ
時間も流れて夕方
「夕方になると寒いね」
「えれな、何かあったんですか?」
えれなとまどかの2人だけ。まどかは今までの様子を心配して話しかける
「今日三者面談でしたし…ひょっとして進路の事ですか?」
「…別に何も」
顔を逸らして何も無いと答える
「この前、えれなはわたくしに笑顔が輝いてると言ってくれました。あの言葉に、わたくしは救われたんです。『困った時は頼って』と流星君も言ってました」
「まどか…」
「今度はわたくしの番です」
前回、悩んでいた自分に対して助けてくれた。今度は自分がそれを助けてあげる番だと言う
落ち着いた話す為に近くにあるベンチに腰を掛ける
「分からないっていうのが正直な気持ち。自分はどうしたいのか、家の事や店の手伝い、プリキュア、どれも大好き」
「えれなは、みんな卒なく出来ています」
「それは、まどかも同じじゃない?」
「わたくしたち、実はとても似てるんじゃないかって思うんです」
家や周りの人との関係が自分と似てると話す
「色々出来る様で、何か引っ掛かると前に進めなくなる」
「…!」
「本当はとても不器用なのかも知れませんね、わたくしたち」
「不器用か…」
またしても浮かない顔をする。まどかはその表情に気付く。実際まどかはよく人の表情などを見ている
「何か迷っているんですね」
「プリキュアになってさ」
「プリキュア?」
「色々あったよね」
思い返す今での出来事
「色んな星に行ったり、全然価値感の違う人たちと出会ったり…そうゆうの素敵だなって、この経験無駄にしたく無いなって。でも、どうしたらいいのか…」
「ちゃんとヒントはあるじゃないですか」
「ヒント?」
「自分の経験して来た事を無駄にしたく無い、それはひょっとしたらえれなが、もっともっと新しい経験を求めているんじゃないでしょうか?」
「そうなのかな?」
未だに分からないえれなにまどかは
「笑顔」
そう呟く
「わたくしは見たいです。えれなが、選んだ道で輝いてる笑顔を」
素直な気持ちを言葉にして伝える
「ごめんなさい、何のアドバイスにもなって無いですよね」
「ううん、ありがとう」
「悩み事はきっと回り道じゃありません」
「うん」
少しは励まされたえれなに表情も緩くなってきた
「ひかるだって、さっき散々悩んだ末に素晴らしい笑顔を見せてましたよ」
「ドーナッツでね!」
「「フフッ!」」
2人が笑いながら話してると同じ時間、別の場所では仕事から帰宅の途中のかえでの姿が見える
「結構遅くなっちゃった。皆んなお腹空かせているわよね」
歩いてる途中、母親とその子供2人の姿を目にする
「はぁ…」
微笑ましく見ると同時に溜め息も溢す
「聞こえた聞こえた。いい溜め息じゃない」
「な、何!?」
少し離れた場所からテンジョウと遭遇し
「駒ちゃん達!」
かえでに襲い掛かるノットレイに悲鳴を上げる
「…!ママ!」
偶々、近くを帰っていたえれながその声を聞いて走って行く
「煽れ団扇よ!ふくれろ!歪んだイマジネーション!」
ノットリガーにされたかえで。そしてそれを発見したえれな
「まさか…ママ!!」
「あ〜ら現れたね。これアンタの母親?」
「何で…どうしてママが!?」
ノットリガーにされた理由も分からず焦る
『はぁ…えれな、毎日わたしや家族の為に笑顔で頑張って…』
「ママ…」
ノットリガーに取り込まれてるかえでから、胸に秘めていた本心を喋る
『でも、あの笑顔は…えれなの…本当の笑顔じゃない』
「…!?」
『心からの笑顔を見せてくれない!はぁ…』
「そんな…あたしは、いつだってみんなの笑顔の為にあたしも笑顔で!」
そこにテンジョウが追い討ちをかける
「だ〜か〜ら〜お前のその笑顔笑顔ってところが、母親を苦しめていたんじゃないの?」
「…!?」
「歪みが無ければ膨らます事も出来ない。これが本心って事よ」
精神的にもダメージを受け呆然とするえれなの所へ
「えれなさん!」
流星たちが駆け付ける
「行くよ!」
「「「うん!」」」
ひかるの掛け声で全員がペンとペンダントを構えるが
「えれな大丈夫か?」
流星の言葉にハッとするえれな
「無理する事は無い。僕たちで相手をするが──」
「だ、大丈夫!」
流星の言葉を遮って、不安を振り払うかの様にえれなは変身する
「「「「「「スターカラーペンダント!カラーチャージ!」」」」」」
「宇宙(そら)に輝くキラキラ星!キュアスター!」
「天にあまねくミルキーウェイ!キュアミルキー!」
「宇宙を照らす!灼熱のきらめき!キュアソレイユ!」
「夜空に輝く!神秘の月あかり!キュアセレーネ!」
「銀河に光る!虹色のスペクトル!キュアコスモ!」
「全てを包み込む母なる惑星!キュアアース!」
「「「「「「スター☆トゥインクルプリキュア!」」」」」」
「駒ちゃん達!」
「「「ノットレイ!」」」
大群のノットレイが向かって来るも、迎え撃つ様にアースたちも飛び上がる
「やぁ!」
「ルン!」
「ハァッ!」
「ハァ!」
「オラァ!」
スターはパンチでなぎ倒し、ミルキーは電撃、コスモはねこだましで怯ませてその隙にセレーナが撃ち抜く、アースはみんなが倒し切れなかったノットレイを一掃する
ソレイユは
「アンタもお行き!」
「ノットレーイ!」
ノットリガーが肩に装着してる装置で強力な風を巻き起こす
「ぐっ…ママ!」
「剥がれたね仮面が」
「仮面?」
「そう。笑顔なんて所詮上辺だけの仮面なのさ」
「うわぁ!」
風に煽られ耐え切れずに木に激突する
「言っただろう。笑顔なんて…人と人が繋がるなんて有り得ない事」
(人と人が繋がるなんて有り得ない…なのか…)
テンジョウの言葉にアースも密かに考えてた
「フン!」
間髪入れずにテンジョウが合図を出すと
「「「ノットレイ!」」」
茂みからノットレイが飛び出す
「ソレイユ!」
「危ない!」
その窮地にスターとコスモが蹴散らす
「そんなくだらない物を守る為?アッハッハ!それこそお笑い草よ」
今度は両肩から放たれる二つの弾がソレイユに向けて発射される
「危ないルン!」
「うわぁぁ!!」
テンジョウの言葉に気を取られて避ける事も出来ずに直撃をもらう
「「「「ソレイユ!」」」」
「大変でプルンス!」
「ソレイユ!」
「フン!笑顔の意味なんて分かって無い癖に」
「うぅ…」
「そんな事ありません!」
全員がソレイユを庇う様に前に出る
「辛い時、苦しい時にこそ!笑顔になる事で癒され、救われる、前を見る事が出来る!ソレイユがそれを教えてくれたんです!」
テンジョウの言葉をセレーネが反論をする
「セレーネ…」
「アッハッハ!それが上辺だって言ってんのよ!現にお前の笑顔は、母親を苦しめてたんじゃないの?」
『えれな…』
痛いところを突かれる。悔しくて何も言い返せずにソレイユは土を握る
「ソレイユ。わたくしたちは信じてます。あなたが守ろうとしてきたものを」
揺さ振りを掛けようとするも、セレーネがソレイユの心を支える
「あたしは……笑顔を守る。みんなの笑顔を…守るんだ!だから…だから負けない!負けるわけにはいかないんだー!!」
自分自信を奮い立たせ立ち上がった
「お黙り!」
「ハァァ!」
「てんびん座ソレイユ・シュート!」
「ノット…」
ソレイユ・シュートがノットレイの体制を崩した。それを見たスターは一気に勝負を終わらせる
「今だよ!」
「みんなの思い!重ねるフワ〜!」
「シャイニートゥインクルペン!」
「声を重ねるフワ!」
「キラキラ〜!」
「トゥインクル!」
「キラキラ〜!」
「トゥインクル!」
「「「「「イマジネーションの輝き!なりたい自分に!」」」」」
「星の力輝くフワ〜!」
「思いを重ねて!」
「「「「「プリキュア!スタートゥインクル・イマジネーション!」」」」」
ノットリガーの浄化ぎ終わり元の姿に戻った
「わたしは認めないよ!」
テンジョウは撤退して行った
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「…わたし何をしていたのかしら?…え!?こんな時間!?」
気絶から目覚めたかえでは急いで家と帰って行った。
その様子をえれなは木陰に隠れて見ていた
「えれなさん…」
「大丈夫だよ…チャオ」
大丈夫と言いつつも、コチラに顔を合わせずに挨拶だけして行ってしまった。
その後ろ姿に、ただただまどかは心配そうに見つめるのであった
家の前に着くえれな。家族の声が聞こえる中、えれなは無理矢理笑顔を作り家と入るのであった
この調子だと目標に到達出来ないいいい!!
またも空気でした…
ここまでの拝読ありがとうございました