スター☆トゥインクルプリキュア 〜星々達の煌めき〜 作:シロX
本編スタートです!
「平和だね〜」
「そうでプルンスな〜」
とても晴々とした休日。流星とプルンスは、ロケットの上で日向ぼっこしていた
「こんな日に食べるスタードーナッツは最高でプルンス」
「お〜い!流星君〜!プルンス〜!」
下からひかるが呼んでいた
「降りるか」
2人はロケットの上から降りて中に入る
「何かあったの?」
「食べよ!」
テーブルの上には大量のお菓子の山が積み重なっていた
「…どうしたんだよこれ」
「買って来たルン!」
「じゃなくて!」
「安かったから大人買いしちゃった」
ひかる、ララにえれなが付いていたとはいえ、思わぬ買い出しになっていた
「夕飯の時間少しズラすか…」
夕方、晩ごはんを作る流星にララは話しかける
「流星〜」
「ん?何?」
「流星〜」
「だから何?」
「呼んでみただけルン」
「全く…」
流星は少し呆れながらもほくそ笑む
「流星」
「ご飯は…あと10分で出来る」
「やったルン!…って違うルン!」
流星は手を止めてララの話を聞く体勢に入る
「流星のトゥインクルイマジネーションを探すルン!」
「は?」
////////
「流星のトゥインクルイマジネーションを見つけるルン!」
「「「おー!」」」
「自分で探せないの?」
「ララが勝手に言い出したんだ」
そんな2人を横目にひかる、えれな、まどかの3人は話していた
「やはり流星君に足りないものは『愛』だと思います!」
「そうゆうのはいいから(です)」
まどかなりに真面目に答えたつもりが、2人に辛辣な返しをされて落ち込む
「話し合っても意味無いでしょ。自分で見つけてこそ何だから」
ユニが割り込んで入る
「案外簡単に見つかったり」
「気楽なもんでプルンスな」
「そんな事言ったら駄目ですよ。きちんと流星君を見つけてあげますから!」
「仰ってる意味が分かりません」
「行くルン!」
ララは流星の手を引き町まで歩いてく
「思ったけどさ」
「?」
「今までのパターンからすると、探して見つかる様な物とは思えないんですけど…」
その言葉に3人はハッ!となる
「揃いも揃って何やってんだか…」
「みなさん、流星君を思っての事ですよ」
「それは分かってるけどな…」
「流星、もしかして迷惑だったルン…?」
ノリ気じゃない流星を見て、ララの表情は明らかに落ち込んでる
「別にそうゆう訳じゃ…」
「流星って時々ネガティブな考えをするでプルンス」
「悪い癖なんだよ…」
「…流星はどう思ってるルン?」
「えっ?」
意味を理解出来てなく、流星は変な言葉で返事する
「流星の言う通り、今までの感じだと自分と向き合って初めてトゥインクルイマジネーションが見つけれてるルン。その事ルン」
「自分と向き合うか…」
「流星はどんな自分になりたいルン?」
これまでの事を改めて考える
(そう言えば、自分の事に対して余り執着心が無かったな。元の世界では、ただ単に家族と暮らせれば良かったし、観星町に来てもフワやみんなを守る事だけに戦って来たもんな)
唸りを上げながらとにかく考え込む
(そもそも僕がしたい事、なりたい将来とかそんな事は無いな。今が良ければ全て良しの人生だからな…)
「流星?」
「僕の『なりたい自分』って何だろう…?」
「目標とかはどうルン?」
「…プリキュアとしての役目を終えた僕はどうなるんだろう…」
急に自分の将来が心配になって来た流星は、思い詰めた顔をしていく
「…流星こっちに来るルン」
「あ、あぁ…」
ララは流星を連れて2人っきりになる
「前に…夏の時にパジャマパーティーで話したの覚えてるルン?」
「確かあの時は…みんなが家族話してるのに、僕だけ何故か将来を語らせようとしていたな」
「あの時流星は何を言おうとしたルン?」
「…そんな大層な事ではないよ」
「それなら話してほしいルン」
いつもと違って今日は積極的なララに対してたじろぐ
「人の役に立ちたい…」
「ルン?」
「それが僕の夢であり、ララが聞きたかった事だよ」
「やっぱり流星は凄いルン」
「どこが?信じて進むしかない夢だけど、かなり無謀な夢なんだよ」
「みんなの為に一生懸命に頑張る流星は凄いルン!それだけじゃないルン。楽しい毎日を守る為に頑張ってるルン!」
褒めて褒めて褒めまくる
「ララ」
「ルン!」
「…何か欲しいのか?」
何か裏があると思い疑い始める
「な、何でそうなるルン!?」
「余りにも褒めてくるから、欲しい物目当てかと思って…」
「〜っ!もう知らないルン!先にみんなの所に帰るルン!」
ぷんすこと怒りララは速歩きでみんな所へ向かう
「ララ冗談だってば〜」
「酷いルン!流星のば〜かば〜かルン!」
「子供か!?」
「大人ルン!」
後ろから謝る声を聞きながらも
「…心配して損したルン」
ララは小さく呟き安堵した
ひかるたちの元へ帰ると、そこで流星最後の試練が待ち受けていた
2話分に分けたお届けします
ここまでの拝読ありがとうございました