スター☆トゥインクルプリキュア 〜星々達の煌めき〜 作:シロX
では久々の休話をどうぞ〜
「何で分かってくれないんですか!」
「まどかだって!」
「「ぐぬぬ…」」
「2人とも落ち着くでプルンス」
「「フンッ!」」
流星とまどかは何やら喧嘩をしていた
「この2人、本当に面倒ニャン…」
「あはは…」
(何故、流星君とまどかさんが喧嘩をしてるのはと言うと、今から30分前の出来事が原因です)
流星が、久し振りにみんなで昼食を食べたいと言い始めた
「まどか、それを切ってくれ」
「はい」
流星とまどかが2人で調理をしていた。
そんな様子を見てえれなが、「まるで夫婦だね」と言った。思えばそれが事の発端だった
「夫婦ですか。それでしたら、流星君は素晴らしい旦那さんですね!」
「何言ってるんだよ。まどかだって美しい奥さんだよ」
「いえいえ、流星君こそ」
「いやいや、まどかこそ」
「またイチャつき始めたでプルンス…」
いつも通りのやり取り……の筈だった
「流星君は日本で一番カッコいいです!」
「まどかだって世界一可愛いよ!」
「違います。流星君の方が宇宙一キラやばです」
「何言ってんの?まどかの方が銀河一の女の子だよ」
相手が言えばこちらも言う。相手を褒めてる筈なのにお互いがムキになり、だんだんと声のトーンが低くなっていき2人の空気も悪くなって来る
「わたくしの方が流星君を愛してます!!」
「いいや違うね!僕の方がまどかを想う気持ちの方が上だね!」
「それは嬉しいです。ですがわたくしも負けません」
「はぁ?僕も負けないけど?」
「えれなさん…」
「うん…なんて言うか…」
そして
「まどかなんて嫌いだ!」
「わたくしも嫌いです!」
「そうやってすぐに嫌いって言う。所詮、まどかが僕に対する愛はその程度だったという事」
「流星君が先に言いましたよね!?」
次から次へと変わる出来事にひかるたちは呆れていた
「さっきまでお互いの事を褒めていたのに…」
「茶番ルン」
「茶番で済めばいいんだけど…」
(という、出来事があり今の状況に至ります)
流星とまどか、対面に座って目も合わせずに無言で食べ始める
(((き、気まずい…)))
「あなたたちいつまで続けるの?」
その言葉に反応して、2人からの鋭い視線がユニに集めた
「あ、いや……続けてどうぞニャン…」
あまりの圧にただ黙るしかなかった
(ユニ、萎れちゃった)
(それでも頑張ったルン)
(偉いよユニ)
3人は心の中でユニを慰めるのであった
「まどか醤油を取って」
「…分かりました」
だけど、手に取るだけで渡そうとはしなかった
「頂戴」
「はい」
「…何で意地悪するの?」
「え?意地悪ですか?おかしいですね、わたくしは『取って』としか聞いておりませんでしたので、手に取っただけですが?」
「…」
「それにあれ位で意地悪扱いですか。流星君も、所詮はわたくしに対する愛はその程度だったと言う訳ですよ」
((((それはちょっと違う様な…))))
何も言い返せぬまま無言になる
「では、わたくしも。飲み物を取って下さいますか?」
流星は手に取って渡そうとする時、何か閃いた
「ついでだし注いであげるよ」
そしてお茶を注ぐが
「す、ストップです!!流星君!!」
コップギリギリまで入れて今にも溢れそうな程までになった
「これじゃ飲めないですよ!?」
「別に普通のお茶だよ。いっぱい入れたらまた注ぐ手間が省けるでしょ?それに僕が愛を込めたお茶が飲めないの?やっぱりその程度なのね…クス」
流星が煽り返す
「〜っ!分かりました!飲みますよ!」
溢さないように上品に飲み尽くした
「ふぅ…飲みましたよ!これで満足です…って見て下さい!」
頑張って飲んだ姿を流星は目もくれずに黙々と箸を動かしていた
「あんな辛そうに飲むまどかの姿…とてもじゃないけど見てられなかった」
まどかが机を叩き、勢い良く立ち上がる
「いい加減にして下さい!何故そのような態度を取るのですか!」
「それさっき僕も言ったよ!てゆうか、まどかが僕の愛を素直に認めたらいい話じゃないか!!」
「それは出来ません!それだけは絶対に譲れません!わたくしの愛の大きさの方が凄いですから!!」
おでことおでこを引っ付けて睨み合う2人
「だったら勝負だ!どっちの愛が大きいかの勝負!」
「良いでしょう。その勝負受けて立ちます!」
「「審判は──」」
2人はひかるたちを目にした
「えっ!?わたしたちも!?」
「巻き込まれたルン…」
こうして2人だけの一騎討ちの勝負が始まる
「と、言う訳で『自分の方が好き好き♡愛の大きさ対決』を開始しま〜す!」
元気良くひかるが喋り、改めて自己紹介をする
「進行役はわたし!星奈ひかるが届けるよ〜!」
「ひかるもノリ気だね」
「最初の勝負内容は〜」
ひかるは、何処からともなく取り出した箱に手を突っ込んで紙を1枚取り出した
「『ドキッ!私を見つめて♡』だよ〜!」
「内容は…」
お互い見つめ続けて先に目を逸らした方が負けのゲーム
「単純ね」
「見せてやる僕の熱い眼差しを!」
「わたくしも負けません!」
「なんか趣旨変わってない?」
「ゲームスタート!」
ひかるの合図により2人はお互いに見つめ合う
そして早くも10分が過ぎた
「フッフフ〜ン♪」
「何ですか?その余裕は…」
「やっぱり真面目だな、まどかは」
「…!??!!」
流星はまどかに近づきキスする
「うひゃっ!」
「あ、相変わらず急だルン」
いつもより長く、体を抱き寄せて、舌を入れる
「りゅ…りゅうへぃ……くぅん♡」
「まだ、続ける?」
「こう…ハァ…降参……しましゅぅ〜…」
「っしゃあ!勝ち取ったった!!」
「おっと!まどかさんが先に降参宣言しました!」
「ず…ズルいです……よ…ンっ!」
未だに体の火照りが治まらずに、顔を赤くして色気を漂わせている
「え〜と、次の勝負は……!」
「これニャン」
「『君の事なら何でも知ってるぞ☆』で〜す!」
内容としては、好きな相手なら何でも知ってる筈!それを言い合って、先に言えなくなった方が負け
「と、言う事です!」
「この勝負…わたくしの勝ちですね」
「いくぞ!」
勝負開始
「先行はわたくしです。そして……流星君、あなたのターンなどありません!」
まどかは大きく息を吸い
「まず始めは、流星君は朝起きたら体を起こしてそこから右足からベッドを降り、左足から一歩踏み出します。着替えなどは、朝食を済ました後に済ませます。基本的に朝食の調理は流星君がして、ついでにララを起こしに行きます。それからそれから──」
あれから開始して1時間が経過。それでもまどかは喋り続ける
「で、あるからして──」
「何と言っても──」
「流星君は──」
「な…長いよまどかさん…」
「…オヨッ!ね、寝てないルン!」
あまりの話の長さに全員がダウンしかけ。
流星はと言うと
「うえ〜ん!」
「「「「な、泣いてる!?」」」」
「ま…まどかがそんなに僕の事を見ていてくれてたなんて、思ってもみなかったよ〜」
「では降参と言う事で?」
「悔しいが認めるしかない…」
現状では1勝1敗。次が最後の勝負
「最後は…あっ」
「どうしたのですか?」
「ひかる?」
何かに気付いたひかる。恐る恐るこちらを見て
「最後の勝負を用意してなかった」
「ならこの勝負は」
「おわずけですね」
一応勝負は終わったが、2人は少しソワソワしていた
「わたくし改めて思いました。流星君の事を好きだと」
「僕もだよ」
「流星君!」
「まどか!」
2人は思いっ切りハグをして、お互いの愛を確認し合う
「何なの?この茶番は!?」
「いつも通りでプルンス〜」
「仲良しフワ!」
いつの間にか、仲直りしておりいつも通りイチャイチャし始めて喧嘩は幕を閉じた
「流星君♡」
「ま〜どか♡」
今年はこれで書き納めです。
1日にすぐ投稿をします故、暫しお待ちを
ここまでの拝読ありがとうございました!
では、よいお年を〜